動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2011年02月02日

パネルディスカッションには、養老孟司東京大学名誉教授も

第1回 「Life Sippo Project 2011 シンポジウム」 開催(2) [2011.2.1]
ワールドペットニュース - ‎2011年2月1日‎

朝日新聞社主催、共立製薬株式会社特別協賛の「Life Sippo Project 2011 シンポジウム 〜人とペットが幸せに暮らすために〜」が30日、都内で開催された。

 「すべての人とペットが幸せに暮らせる社会をめざしたい」をコンセプトに、朝日新聞社が主体となり、昨年末にスタートした「Life Sippo Project(ライフ・シッポ・プロジェクト)」。

 その活動の一環として行われた今回のシンポジウムでは、東京大学・養老孟司名誉教授らを講師に向かえ、基調講演やパネルディスカッションを行いながら、国内のペットにまつわる問題について広く話し合われた。

 『現代社会における「ペット」の意味とは?』をテーマに行われた養老教授の講演では、愛猫「まる」との暮らしや、動物愛好家としての今までの実体験を通じて教授が考える、ペットを求める心理の背景にあるものや、ペットの存在意義について語られた。

 「人がペットを求めるのは、自然と自分とのつながりが不足しているため」と切り出した教授は、あらゆるものがコントロール下にあり変化や違いに乏しい都会での生活は、人間の感覚を鈍らせ、自分と周囲との違いや環境の変化を感じる能力を奪うと解説(コンビニで例えるなら、どこでも同じような商品が売られている状態など)。

 そのうえで、言葉が通じないからこそよく観察することが求められ、その時々の状況に合わせ自分で考えて対応しなくてはならないペットとの暮らしは脳を覚醒させ、“違いを感じる感覚”を呼び覚ますことで、自分自身を見つめ直すきっかけをもくれると教授は語った。

 約40分間に渡る教授の講演後、環境省・動物愛護管理室長の西山理行氏が第二の基調講演『統計データと動物愛護管理法から見る日本のペットの現状』を実施。ペットの殺処分数やマイクロチップの普及率などのデータを交えながら、動物愛護法や関係省令などが網羅するペットに関わる法律の概要や、現在同省が行っている問題解決に向けての具体的な取り組みについて説明された。

 第二部のパネルディスカッションの模様は、引き続き明日お伝えする。
posted by しっぽ@にゅうす at 22:16 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする