動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年01月19日

ペットのボランティア活動

コミドクター2013.1月18日
(不思議な事件ではありますが、活動が行き詰ってでないことを祈ります) 
 ペットロスという言葉は、定着した感じがあるのですが、まだご存じない方もいらっしゃいます。
中には「たかが犬でしょ?」という人がいたりして、
どうしてそんなに動物に感情移入するのか理解できないという方もいらっしゃいます。

 でも昨日私がお会いした友人は、特別な鳥屋さんの「ささみ」を愛犬のために購入して
保冷器に入れて持っていらっしゃいました。人間が食べるものと全く同じ高級ささみで、
「私も1本ちょうだいって言いたいぐらいオイシイ」とのこと。
そのささみでないとペットが食べないそうです。家に赤ちゃんがいるようなものです、
とおっしゃっていました。子育てが終わり定年退職したご夫婦がペットを子どものように
育てているような情熱で飼っていると感じました。
その前にいた1匹は長い介護の末に亡くなったそうで、
「充分心の準備が出来てから逝ってくれたので良かった」とおっしゃる。

 ペットを通したコミュニケーションは発展しますから、友人知人は増える。
散歩にも行くし、ペットを飼うことが好きであれば、健康生活の手段であることは間違いありません。

 例外もあるでしょうが、ペットを愛する人は不思議なぐらいその介護にも情熱をそそぎます。
愚痴も言いません。一生懸命飼い主が尽くしているのです。
人間と違ってペットは口をきかないことは大きな違いだとは思いますが、
一心に自分を頼ってくるし、文句も言わない。そうした愛おしさがたまらないとおっしゃいます。
家で飼っている限り、勝手に戸をあけて徘徊はしませんし、散歩の時はリードでつながっている・・・。
人間はこうはいきません。

 逆に、犬や猫を簡単に捨ててしまう人もいます。

 被災地で、置き去りペットの飼い主探しというボランティア活動が盛んだったこともありました。
あれから間もなく2年が過ぎようとしています。どうなったかなと思っていたら、
名古屋で家族が殺害された事件のあとに自殺をしたとされる女性が、
ペットのボランティア活動もしていたと読みました。
なかなか資金が足りず、自分の蓄えで資金繰りをしていたという情報もあります。
事件の真相はまだ解明されてませんから、何もハッキリとした事は分かりませんが、
様々な状況の中、ペットのボランティア活動も行き詰っていたのではないかと想像しております。

 ペットの飼い主探しに限らず、ボランティア活動の主旨に一貫性を持ち、
組織的に継続していくには経済的基盤をどこに置くかが難しい。
人手は足りなくなるのに、やらなければならない事は増え、そして資金不足になっていくという現象は、
どのボランティア活動もかかえる課題です。
何かいい事をしたいという意欲だけでは続いていかないものです。

 動物が置き去りにされているのを見ていられないほど優しい気持ちを持っていた彼女が、なぜ事件?
と不思議な気持ちにもなりますが、そこはこれから背景が明らかになるのを待つしかないでしょう。



posted by しっぽ@にゅうす at 00:02 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月18日

犬の第2次性徴は6か月頃〜 人間にとっての20歳は1歳過ぎ〜

newspostセブン2013.01.17

西川文二氏は、1957年生まれ。主宰するCan! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく
犬のしつけを指導している。その西川氏が、犬の“成人“について解説する。

 * * *
 全国的に成人式を迎える今日この頃。日本では20歳からが一応大人ってことだけど、
犬ってのは、果たしていつから大人なのか?

 コレ結構難題。性的な成熟度、肉体の発達、行動の落ち着き具合など、視点によって変わる。

 まず、性的な成熟度。メスが最初の発情を迎えるのは、だいたい6〜8か月齢頃。
オスがマーキングを始めるのもこの時期。子どもは産める。ただ、まだまだ、大人とはいいがたい。
このあたりはいわゆる第2次性徴期なわけで、人間でいえば中学生。

 肉体の発達具合から見るとどうか。犬の成長が止まるのは、個体差はあるけど、
おおよそ1歳過ぎから2歳前あたり。人間でいえば、10代後半〜20代半ばってところ。
犬にとって、日本での成人にあたるのはまさにこのあたりですな。

 もっとも、成人にあたる年齢っていっても、人間も犬も、
行動的には落ち着いた大人の立ち振る舞いには、まだまだほど遠い。

 落ち着き具合から見るとどうなのっていうと、
多くの飼い主が犬の落ち着きを実感するのは、3歳ぐらい。
これ、人間の年齢でいうと、20歳代後半。そろそろ所帯でも持って身を固めようか、って年齢。
ま、うなずけますわな。

 えっ、「なんか、はっきりしないな」って? そんなもんですよ、大人の定義なんてもんは。

 そもそも日本、20歳で成人たって、考えてみれば、単なる法律上の区切り。
これからは、税金とか収める義務が生じるもんね。
それと犯罪はちゃんと罰しちゃうもんね、
そのかわりお酒とパチンコ・競馬とかは許してあげるかんね、って、
なんか管理する側の都合っていえなくもない。

※週刊ポスト2013年1月25日号



タグ:生態
posted by しっぽ@にゅうす at 10:04 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国 食用として運ばれていた約600匹の猫 事故のお陰で救われる

The Voice of Russia2013.01.17

中国南部の湖南省で自動車事故が発生し、およそ600匹の猫が、食材になる運命から逃れた。
AFP通信が伝えたところによると、猫を木製の檻に入れて積んでいたトラックが事故に遭い、
現場にかけつけた動物愛護活動家たちによって、およそ600匹の猫が救出された。

 活動家らによると、トラックの運転手は、猫たちの状態には全く無関心で、
およそ100匹の猫が輸送中に死亡していたという。
活動家の1人はAFP通信からのインタビューで、猫は食用だったのではないかと語った。

 活動家たちは、1万元(1600ドル)で猫を買い取ることで運転手と合意した。

 中国では2011年にも、食材として売るための犬およそ500匹を運んでいたトラックが、
動物愛護家たちによって保護されている。

AFP通信



タグ:食用 海外
posted by しっぽ@にゅうす at 10:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国 犬に狂犬病のワクチン投与開始 殺さないよう呼びかけ

The Voice of Russia2013.01.18

世界動物保護協会(WSPA)は中国動物疫病管理センター(CADC)との間で合意を締結し、
現在殺されて続けている中国国内の犬について、ワクチン投与を開始することを発表した。
WSPAのサイトに寄れば、狂犬病の疑いがもたれた瞬間に中国では犬が殺されているという。
しかしウィルスは北部および西部に広がり続けており、健康な犬にとっても脅威となっている。
今回の合意の枠内で、WSPAは中国における狂犬病対策として
ワクチン投与が有効なものなのかを調査する。
これはすでに犬が殺され始めている地域から行われ、
中国政府にたいして全国における大量ワクチン投与の必要性を訴える。
約50万匹の犬を救うことができると見られている。




posted by しっぽ@にゅうす at 09:56 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月17日

不幸な猫を減らせ 30匹に無料で不妊去勢手術

タウンニュース2013年1月17日号

港南区獣医師会と港南キャッツアイ連絡協議会は特定の飼い主がいない猫30匹を対象に、
無料で不妊去勢手術を実施している。

 これは横浜市内で1年間に多くの野良猫が安楽死処分されている現状を受け、
両団体が野良猫の数を抑制しようと続けているもの。
具体的には、自宅で飼ってはいないが、定期的に餌やりをしているなど、
日常的に面倒を見ている猫を想定している。

 この手術は同獣医師会に所属している18病院(表)で受けることが可能で、
申し込みは先着順で1月21日(月)から5月末まで受け付ける。
ただし、ケースによっては有料となる場合もあるので、詳細は事前に各病院へ問い合わせを。

 同獣医師会の会長で、連絡協議会の代表も務める港南動物病院の太田雄一郎獣医師は
「1匹でも多くの猫に手術し、不幸な野良猫を減らしていければ」と話し、
「野良猫の事なので区民の方の力が必要。ぜひ、ご協力をお願いしたい」と協力を呼びかけている。



posted by しっぽ@にゅうす at 09:24 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

人と動物のふれあい・共生を扱った「第25回日本動物児童文学賞」作品募集中

petwellニュース2013年1月15日

公益社団法人日本獣医師会は、2013年1月1日(火)から4月20日(土)まで、
第25回日本動物児童文学賞の応募作品を募集している。

日本動物児童文学賞は、動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年10月1日法律第105号)の
目的及び基本原則等の趣旨に則り、次代を担う子供達が正しい動物福祉・愛護の考え方を
身に付けることができるよう、動物の福祉・愛護に関するより良い文学作品を広く募集し、
入賞作品を日本動物児童文学賞として表彰・公表するとともに、
とくに優れた作品を普及させることにより、児童の健全な育成と豊かな人間性を養うことを
目的として実施される。

募集するのは、満6歳以上12歳までの学齢児童を読者対象とした、動物の虐待防止、
動物の適正飼養、人と動物のふれあい、人と動物との共生及び動物福祉・愛護等を扱った
未発表の作品で、締切は2013年4月20日(土) (当日消印有効)。詳細は下記ページで確認を。

公益社団法人日本獣医師会
第25回日本動物児童文学賞作品募集要領
http://nichiju.lin.gr.jp/aigo/bungaku04.html



タグ:人と動物
posted by しっぽ@にゅうす at 23:06 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットに埋め込むマイクロチップとは

毎日新聞 2013年01月15日 東京朝刊

◇迷った時の身元証明に
◇小さなカプセル状、作業は数秒 殺処分減少に期待
 
ペットが迷子になったり、災害時にはぐれた時に飼い主を特定しやすくするため、
犬や猫の体に埋め込むマイクロチップ。
日本では97年に実用化されて以降、環境省や日本獣医師会が普及を呼びかけてきた。
現在ではチップを埋め込んだ状態でペットを販売する業者も増えている。

 ペット販売業者「ペッツファースト」(東京都大田区)の管理センターには、
ブリーダーの元から犬や猫が運ばれてくる。
神尾隆昌獣医師(28)は健康チェックやワクチン接種をし、チップを次々と埋め込んでいく。
神尾さんは「埋め込みは一瞬で終わります」と話す。

 チップは長さ約12ミリ、直径約2ミリの細長いカプセル状。
アレルギー反応などを起こさないよう特殊ガラスで覆っている。
専用の挿入機で犬や猫の首の後ろの皮膚の下に埋め込むが、作業は数秒で終わり、
動物が暴れたり痛がったりする様子はなかった。

 同社は06年3月、販売するすべての犬や猫にチップを埋め込む「全頭装着」を始めた。
11年5月からは、ペット関連イベントで来場したペットにチップを無償で埋め込む活動なども始め、
これまでに約10万匹の犬や猫にチップを埋め込んだという。

 広報担当の立岩直子さんは
「販売業者として、捨てられて殺処分されるペットを作ってはいけない。
チップが広まればペットを大事にしてくれる飼い主が増え、
捨てられたり殺処分されたりする動物が減るのではないか」と話す。

    *

 チップは内部のIC(集積回路)に15桁の固有の番号が割り振られている。
飼い主は、ペットの名前▽性別▽種類▽毛色▽飼い主の名前や住所、連絡先(電話やメール)を、
日本獣医師会などで組織する「動物ID普及推進会議(AIPO)」に登録する必要がある。
迷子になったり捨てられたりした動物が保護された時に、
チップが埋め込まれていれば専用の読み取り機で飼い主情報を簡単に知ることができる。

 埋め込みは獣医療行為にあたるので、獣医師しかできない。
動物病院での費用は、本体の価格や施術料を合わせて5000〜6000円ほど。
これとは別にAIPOへの登録料1000円が必要だ。
AIPOへの登録件数は06年が約6万件、09年が約32万件、12年末時点で約70万件と、
右肩上がりで伸びている。

 ただ、ペットフード協会によると、国内で飼育されている犬・猫は約2154万匹(11年度)いる。
普及率は5%にも満たないとみられている。



posted by しっぽ@にゅうす at 20:57 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。