犬のしつけ方や健康の保ち方を学ぶイベントが20日、佐賀市の鍋島低床公園で開かれた。
愛犬家や家族連れ約500人が佐賀県内外から参加し、飼い主としてのモラルやマナーも育んだ。
会場では、優良家庭犬の認定試験GCT(グッドシチズンテスト)のデモがあり、
専門家が「人混みの歩き方」「食事中の待ち方」など15項目を実演した。
久留米から母親と2人で参加した福岡双葉さん(10)は愛犬をそばに座らせて耳を傾け、
「街中で興奮しないようにどうすればいいか、勉強できた」と話した。
佐賀市と市民団体ハーモニアスハートが「ワンワンフェスティバル」と銘打ち、主催した。
ハーモニアスハートの平野敏子さんは、
犬の飼育を安易に放棄して保健所に持ち込む人が絶えない現状を踏まえ、
「啓発イベントを通して、そうしたケースが減り、捨て犬防止にもつながれば」と話した。
2013年01月22日更新