動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年05月08日

千歳保健所 猫の引き取り最多記録

苫小牧民報
 千歳保健所に持ち込まれた猫の引き取り数が2012年度、統計開始の08年度以降で最多を記録した。生後3カ月未満の子猫に限っては、一昨年度比のほぼ2倍と大幅増。気候が暖かくなる5月以降、本格的に猫の繁殖期を迎えるため、同保健所では「動物飼育に対するモラルを個人単位でもう一度、徹底してほしい」と注意喚起している。

 同保健所に引き取られる猫は、例年100〜150匹で推移。昨年度は、統計開始以降初の200匹を超えた。09年度以降、これまで低く推移していた子猫の引き取り数が成猫を上回り、昨年度は計237匹中、200匹が子猫だった。

 子猫急増の要因として挙げられるのが、野良化した成猫への「餌やり」。野良猫に餌を提供することで、繁殖機会が増加。成猫が子猫を産み、成長後また子猫を産むといったサイクルが生まれてしまっているという。昨年度は7、8月の2カ月間で77匹の子猫が持ち込まれた。

 増加が著しい地域としては、市中心部と東部方面が挙げられる。「公園や民家の庭などで定期的に餌を与えている報告も多い」と担当職員。

 近年の動物愛護運動の活発化から、保健所から第三者への犬・猫の譲渡数も増加。殺処分数は年々減少傾向にあるものの「野良猫が増えることで、周辺環境への影響や地域トラブルを招く要因になりかねない」とし、「同情からの野良猫への『餌やり』はやめていただきたい」と呼び掛ける。



タグ:子猫 保健所
posted by しっぽ@にゅうす at 09:24 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物病院への満足度 獣医師の“人となり”で変化

ペット大好き
 ペットに関するアンケートサイト「ペット総研」は30日、ペットオーナーを対象に行った「動物病院を選ぶ基準」に関する調査結果を発表した。

 ペットオーナー1479名を対象としたこの調査によると、「現在、利用しているかかりつけの動物病院を選んだ一番の決め手」に関する問いでは、「信頼できる獣医師がいる」が44.4%と圧倒的に多く、次いで「家の近所にある」(24.5%)、「病気や治療の説明が丁寧」(11.9%)と続いた。

 また、「現在、利用しているかかりつけの動物病院に満足していますか?」では、「満足」「大変満足」を合わせると、80%のオーナーがおおむねかかりつけ医に満足していると回答。その高い満足度の背景には、獣医師の“人となり”が大きく関係しているようだ。

 満足度の理由を問う自由回答で、満足度が高いオーナーからは、「説明が丁寧で親身になってくれる」「自分のペットのようにかわいがってくれる」など、“医師と患者”の垣根を越えた親密な関係を築いていることがうかがえるコメントが多かった一方、不満をあげるオーナーの場合は「態度が偉そう」「飼い主側の気持ちに立っていない」など、満足度の高いオーナーとは真逆のコメントが目立った。

 ペット総研はこの結果について、「大切なペットの命と健康を預ける獣医師だけに、技術面はもちろん、人としても信頼できる相手であってほしいというのが、ペットオーナーのホンネなのでは」と分析している。



posted by しっぽ@にゅうす at 09:20 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シバイヌ警察犬引退へ不器用なので…災害救助に専念

スポニチ
6月下旬で警察嘱託犬を
引退するシバイヌの二葉と
訓練士の久戸瀬邦子さん
G20130507005756460_thum.jpg 全国唯一のシバイヌの警察嘱託犬として岡山県警で活躍中の二葉(雌、7歳)が、6月下旬の任期終了で引退することになった。並行して活動していた災害救助犬の仕事に専念する。

 二葉はもともと、土砂崩れ現場などで救助活動に当たる災害救助犬として活動していた。2011年に岡山県警の審査会に合格。1年任期の嘱託犬となり、現在2期目。救助犬の仕事と並行して、行方不明者の捜索などに従事している。県警のイベントにも登場し、写真集も発売される人気者だ。

 訓練士の久戸瀬邦子さん(43)によると、警察犬が所持品のにおいを手掛かりに特定の人物を捜すのに対し、災害救助犬は不特定多数の人を捜すのが任務で、訓練内容に違いがある。そのため「不器用でまっすぐな二葉の性格」(久戸瀬さん)を考慮し、救助犬の仕事に一本化することを決めた。

 現在、二葉は東日本大震災後に岡山県で発足した災害救助犬のチームに所属している。久戸瀬さんは「警察嘱託犬として現場に出た経験は二葉にとってプラスになった。これからは救助犬として人々の役に立ってほしい」と話した。

 岡山県警鑑識課によると、全国で登録されている警察嘱託犬は3月現在、約1200匹で、シェパードなど大型犬が主流。同課は「二葉にはまだまだ続けてほしかったが、今後の活躍に期待している」とエールを送っている。



タグ:警察犬
posted by しっぽ@にゅうす at 09:17 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オランウータン:「鎖から自由に!」 ペット飼育に抗議

毎日JP
 インドネシアの首都ジャカルタで7日、民間団体「オランウータン保護センター」(COP)のメンバーが、ペットとして違法に飼育されているオランウータンの保護を求める抗議活動をした。

 東南アジアのカリマンタン(ボルネオ)島とスマトラ島にだけ生息するオランウータンは大規模開発などの影響で生息地が激減。個体数は100年前と比べて約1割にまで減少したとされ、絶滅が危惧されている。

 インドネシアでは個人の飼育は法律で禁じられているが、ペットや見せ物とするための違法飼育が後を絶たず、成長して力が強くなると鎖などで拘束する事案が問題になっている。

 COPは今年4月、インドネシアのスマトラ島アチェ州で拘束状態にあるオランウータン6頭を発見。うち1頭は栄養失調で瀕死(ひんし)の状態という。COPの広報担当者は「発見できたオランウータンは氷山の一角。州政府は保護対策を強化すべきだ」と訴えた。



タグ:絶滅危機
posted by しっぽ@にゅうす at 09:10 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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