動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年05月10日

どんな犬も、自分の命より、飼い主の幸せを願っている

新刊JP
3542-0T.png 『ニューヨーク・タイムズ』の編集者、デーナ・ジェニングスは前立腺癌を患い手術を受けるが、癌は早期ではなかったことが判明。放射線治療とホルモン治療をおこないながらの自宅での闘病生活のあいだに、愛犬ビジューが彼にとっていかに大切な存在かに気づかされると同時に、人生や愛や癒しについて多くを教えられることになった。

 『小さな犬が教えてくれた人生と愛と癒しについての大きなレッスン』(デーナ・ジェニングス/著、橋本夕子/訳、彩雲出版/刊)は、それらをつづったブログをもとにまとめられたものである。

 ただし、「深刻な病に直面した飼い主と、それを支えた犬」というステレオタイプにあてはめて物語を期待すると、少々肩すかしを食うかもしれない。本書は、いわゆる患者を癒すセラピードッグの物語ではない。また『ハチ公物語』や『南極物語』のような一途な献身や自己犠牲、あるいは『名犬ラッシー』のような際立った賢さが感動を生むといった仕立てになっているわけでもない。

 ジェニングスの愛犬ビジューは12歳になるメスの老犬で、体力の衰えは隠せず、てんかんの持病を持つがゆえに彼女自身が毎日たくさんの薬を服用しなければならない身である。一日の大半を寝て過ごし、脚が弱ってきたせいで二階へ行くのも敬遠する日々。
 だがビジューが「スーパードッグ」ではなく、むしろ弱い存在であることが、著者に人生や命について考えさせ、多くの真実を教えることになった。盲導犬は目の不自由な人の目の代わりをするが、ビジューは人生を見つめる手助けをしてくれたのである。

 決して押しつけがましくなくて、さり気なく、しみじみと心に沁みる話が、随所にわたって紹介されている。動物映画などにありがちな「感動」を安売りしないところが、素直に読めて好感がもてるという評価もあるだろう。本当の感動とは、こういうものかもしれない。

 ビジューがごく普通の犬であり、「奇跡の犬」でないところは、実は本書の一番の魅力でもある。犬を飼っている人ならば、読んでいるうちに自然と自分の愛犬と重ね合わせて微笑むだろうし、かつて飼った経験のある人なら、その犬のことを思い出し、もう一度飼ってみたいと思うにちがいない。
 どの犬にも飼い主を幸せにしてくれる普遍的な価値があることに気づかせてくれる本といえるかもしれない。
 犬好きの読者には、元気の出る一冊である。
(新刊JP編集部)



タグ:書籍
posted by しっぽ@にゅうす at 09:33 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫が「爪とぎしたがらない壁紙」はどれ? 壁紙を並べて実験してみると

NKKANSPORTS.COM
43045main-283x182.jpg ペットとしてお馴染みの存在・猫。飼いやすい動物だけれど、最大の悩み(?)が爪とぎ。特に壁紙をボロボロにすると困っている人も多いはず。では、猫に爪とぎしやすい壁紙、反対に苦手な壁紙を選んでもらい、苦手な壁紙を貼ることで、人間も猫もハッピーに暮らせるのではないか。さっそく、我が家の猫たちで実験してみた。

壁紙の好き嫌いを猫に選んでもらう
 そもそも、猫の爪とぎには、(1)爪をといで表面をするどい状態にする、(2)マーキング、(3)ストレス解消、の3つの役割があるといわれている。そのため、無理にやめさせるのではなく、市販の爪とぎなどで、きちんと爪とぎできる環境を整えるのがよいそう。つまり、「ダメ」としかるのではなく、爪とぎしてほしくない場所にはあらかじめ対策を講じておけば、万事解決するというわけだ。

 今回、壁紙のセレクトでご協力いただいたのは壁紙屋本舗さん。壁紙にはその材質によって、紙製壁紙とフリース(不織布)壁紙、塩化ビニール製などがあるが、色、手触り、質感、デザインなど種類が異なるサンプルを20種ほどお送りいただいた。


続きはコチラからご覧ください。
http://housing.nikkansports.com/news/f-hs-tp0-20130507-2013050843045.html



タグ:生活
posted by しっぽ@にゅうす at 09:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

嘱託警察犬の技能競う 広島

中國新聞
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【競技大会で、逃走した犯人役の警察官を確保する嘱託警察犬】

 広島県警は9日、広島市西区の太田川放水路河川敷で、一般の人に飼育され、捜査に協力する嘱託警察犬の訓練競技大会を開いた。シェパードなど1〜10歳の52匹と、指導者16人が参加した。

 犯人の逃走ルートをたどる足跡追及▽布に残る犯人の体臭を嗅ぎ分ける臭気選別▽犯人を見つけ確保する警戒―の3種目。日頃の訓練の成果を披露し、正確性やスピードを競った。

 県警によると、昨年の嘱託犬の出動は、行方不明者の捜索や犯罪捜査など19件。ことしは4月末までに4件出動した。



タグ:警察犬
posted by しっぽ@にゅうす at 09:20 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

靴下のにおいを嗅いで猫の口が半開きになる理由

マイナビニュース
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脱ぎたての靴下のにおいを嗅いだ猫が、口を半開きにして、ぽかーんとしている姿を見たことありませんか?無理やりにおいを嗅がされたときもするようですが、自分からわざわざにおいを嗅ぎにいき、ぽかーんとしている子もいます。猫の不思議なこの行動、その理由を調べてみました。

口の中にある器官を使って猫はにおいを嗅いでいる

口を半開きにしている際、実は猫はにおいを嗅いでいるのです。猫の口の中にはヤコブソン器官というものがあり、そこでフェロモンや尿のにおいを嗅ぐことができるのです。

このヤコブソン器官は猫の上あごの部分にあり、上あごの歯茎部分にあいた小さな二つの穴からにおいを嗅ぐことで、どんな種類のにおいなのかを分析できるようになっています。

この器官は人間以外の哺乳類(一部のコウモリや、水の中に住む哺乳類を除く)には、ほとんどついている器官で、犬や馬、牛や羊や象などにもあります。馬がよく歯をむきだして、笑っているような顔を見せることがあります。猫が口を半開きにするのと同じで、ヤコブソン器官からにおいを嗅いでいるのです。この動物特有の行動のことを「フレーメン」と呼んでいます。

相手の猫が仲間かどうかを嗅ぎ分ける

オス猫は犬と同じように、おしっこをあちこちにかけてマーキングし、自分のなわばりを主張する習性があります。猫がフレーメン反応をするのは、このなわばりを嗅ぎ分けたり、おしっこのにおいが自分の仲間かどうかを嗅ぎ分けたりする必要があるからだとか。

岩手大学農学部の研究によると、オス猫の尿には大量のタンパク質が含まれており、さらには猫にしか見られないコーキシンという名前の独自なタンパク質が含まれているとのこと。

このタンパク質に反応しているのかどうかはまだわかっていませんが、猫はフレーメンすることで、そこからいろんな情報を嗅ぎ取っているということは言えるかもしれません。

脱ぎたての靴下のにおいを嗅ぐのは分析するため

人間の靴下のにおいを嗅いで猫がフレーメンするのは、「これはどんなにおいなのか」、「誰のにおいなのか」を嗅ぎ分けて分析するためにやっているのではないかということが考えられます。

あまりの臭さにぼうぜんとしているようにも見える、猫のかわいいフレーメン行動。理由はともあれ、立派な一人前の猫が行う、ごくごく本能的な行動なようです。決してあなたの靴下のにおいが臭すぎて「がく然」としている訳ではないので、どうぞ御安心を。



タグ:生態
posted by しっぽ@にゅうす at 09:16 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆LIXIL 「犬と暮らすセカンドライフに関する意識調査」 結果発表 

ペット大好き
 住まいと暮らしの総合住生活企業、株式会社LIXILは8日、5月13日の「愛犬の日」を前に実施した、「犬と暮らすセカンドライフに関する意識調査」の結果を公表した。

 関東および関西に住むシニア世代(58〜72歳)の既婚者727名を対象に実施したこの調査では、犬を飼い始めた理由や年齢、犬に関連した住宅リフォームなど、シニア層のペットライフの実態に迫った。

 その結果によると、大人になってから犬を飼い始めた時期について、「50代以降」の39.5%、「60代以降」の14.2%を合わせると、過半数が50歳を超えてから犬を迎えたことがわかった。男女別にみた場合、この傾向は男性のほうがより強いという。

 また、犬を飼い始めた理由では、「家族が欲しかったから」がもっとも多く43.3%で、ついで「癒されたいから」(32.2%)、「家族とのコミュニケーションがより円滑になると思ったから」(31.9%)が続いた。年代別に見ると、60代以降で飼い始めた人では、「健康管理に役立つから」などの意見もめだった。

 おもしろいところでは、「犬と配偶者、どっちと過ごす時間が大切?」という問いで、「妻と過ごす時間」と回答する男性が56.5%だったのに対し、「夫と過ごす時間」と答えた女性は31.1%と、大幅に下回る結果となった。特に関西ではその傾向が強いそうで、同様の問いの結果が男性61.6%に対し女性29.1%と、さらに差が広がったという。

 さらに、「愛犬のための住宅リフォームの意向」については、全体の36.9%が何らかのリフォームをしたい、もしくはしており、具体的には「滑りにくい床にしたい」「傷つきにくい床にしたい」が上位に続き、特に「床」に関するニーズが高いことがわかった。

 また、女性では「飛び出し事故を防ぐための門やフェンスをつくりたい」というニーズも高かったほか、「その他」の内訳で「サンルームをつくりたい(つくった)」という回答が複数見られたという。

 同社では、愛犬の足腰に負担の少ない床材や飛び出しを防止する門扉、ペット用水栓柱など、愛犬との暮らしをサポートするリフォームの提案を行っている。




タグ:意識調査
posted by しっぽ@にゅうす at 09:12 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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