動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年05月11日

なぜか犬や猫に嫌われる人の共通点

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20130509-00029596-r25-001-1-thumb.jpg トイプードルやミニチュアダックスフントは比較的人懐っこい。逆に、柴犬などの和犬は人見知りが多いとのこと

なぜか犬や猫に嫌われる…そんな人はいないだろうか。動物に嫌われる=悪い人、みたいなイメージを与えかねないので、できればなついてもらいたいところ。さもないと「うちのワンちゃんがなつかない男性とは付き合えない」なんて最悪の事態が起こりかねない。

とはいえ、嫌われている側には、なにが原因なのかさっぱり…。白金高輪動物病院の佐藤貴紀院長に詳しい話を聞いた。

「もしかすると、犬や猫が嫌がる行動を取っているのかもしれません。例えば、大きな声で話しかける、動作が急だったり乱暴だったりするといった、動物にとって予想外の動きをする人には、怯えたり敵と見なしたりして寄っていかないことがあります」

他にも、目を合わせすぎたり、上から覆うように手をかざしたりすると、攻撃されていると感じて嫌がる犬や猫も多いのだとか。

「犬に関していえば、香りが原因の可能性も。ご存じの通り犬は嗅覚が鋭く、においで敵味方を判断することもあります。香水などをつけすぎていると、避けられることがあるでしょう。特に、柑橘系の香りなどは苦手のようです。その他、においに近いかもしれませんが、フェロモンの好き嫌いもあるようです。例えば、飼い主が女性の場合は、男性を苦手とする犬は少なくありません」

では逆に、野良犬や野良猫がなついてくるなどの「なぜか動物に好かれる」というパターンにも理由があるのだろうか? 

「なにも理由がなく動物に好かれるというのは、ちょっと考えづらいですね。考えられるとすると、1つ目は地域の人などに餌付けをされていて、人間=餌をくれる存在と思って近づいてくるケース。2つ目は、赤ちゃんのときから人に飼われていることで、警戒心が薄れて人懐っこくなっているケース。3つ目は飼い主と似たにおいがするケースです。さらに、犬の場合は犬を飼っている人にはなつきやすいというケースも。一昔前は、他の犬のにおいを嫌う犬が多かったのですが、赤ちゃんのときにペットショップなどで多頭暮らしの経験がある最近の犬は、他の犬のにおいに安心するところがあるようです」

そもそも、犬や猫が人間に対してどのように反応するかは、幼少期にどのような環境に育ったかが大きく、個体差があるとのこと。なぜか犬や猫に好まれるたり嫌われたりするのは、そのあたりに何かしらの理由がある事の方が多いようだ。あとは、動物に嫌がられない触り方をしてあげることも重要だとか。

「まずはしゃがんで目線を同じ位置にすること。目を見つめすぎず、最初は手のにおいを嗅がせるくらいでいいでしょう。においを嗅いでも逃げないようなら、あごの下をなでてあげ、気持ちよさそうにしているならそのまま背中などをさすってあげます。頭や足は嫌がるので、最初のうちは触らない方がいいですね」

肉球プニプニを味わいたくて足を触ろうとするアナタ、もしかすると、それが嫌われる原因かも…。動物に好かれないまでも、せめて嫌われないよう気をつけましょうね。
(コージー林田)



タグ:生態
posted by しっぽ@にゅうす at 10:13 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物愛護啓発 広島市が力

中國新聞
【広島市動物管理センターが触れ合いスペースを設ける予定のフロア】
Tn20130510003601-thumbnail2.jpg 広島市は、市民に動物愛護を伝える取り組みを強める。市動物管理センター(中区富士見町)で6月から、訓練士が犬のしつけ方を無料で指導する教室を定期的に開催。7月にはセンターが保護している犬や猫と触れ合えるスペースも設ける。飼育放棄で処分される動物を減らし、虐待を防ぐ狙いがある。

 しつけ教室はセンターの一室で開く。民間の訓練士が、むやみに鳴いたり、人をかんだりする癖を直す方法や、犬が散歩で強く綱を引っ張らないようにするこつなどを教える。6月の開講日や講習時間などは今後詰めるが、年4回開く予定という。

 犬、猫との触れ合いスペースはセンター2階に設ける。2メートル四方の囲いを2組置き、センターが保護した後にしつけをした犬や猫を放す。訪れた人が気に入れば、その場で引き取りの手続きを始める。

 センターは、動物に予防接種をするほか、飼育放棄された犬や猫を引き取ったり、野犬を捕獲したりしている。引き取りや捕獲は毎年300〜400匹に上る。飼い主が見つからない場合は殺処分され、その割合は多い年で半数近くになる。

 佐伯幸三所長は「人間の身勝手で不幸をたどる動物を減らしたい。そのためにもセンターが命の大切さや動物のいとおしさを伝える場になれば」と願っている。



タグ:動物愛護
posted by しっぽ@にゅうす at 10:09 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫がスリスリしてくる理由-「ここは僕の場所だ!」「大好き」などの意味が

マイナビニュース
01.jpg 猫が足元にスリスリしてくることって、よくありますよね。この行動、一体何のためにやっているのかと不思議に思う方も多いはず。猫がスリスリする行動には、こんな理由があるようです。

■「ここは僕の場所だ!」というマーキング

犬と同じように、猫にもなわばりを主張するマーキング行動というものがあります。初めて入る部屋で、部屋を一周するように壁に体をこすりつけて、回るような猫のしぐさを見たことはないでしょうか。猫は自分の落ち着ける場所、いわば自分のなわばりを確保するためにマーキングする動物なのです。

■猫のほほやあごには、においを出す分泌腺がある

猫がスリスリしているときに、どこのニオイをなすりつけているのかというと、猫のほほやあごにある、分泌腺から出てくるニオイをなすりつけているのだと考えられています。もしかすると自分の匂いをつけて安心するために、猫は体をスリスリしてくるのかもしれません。

■もうひとつの理由「アイ・ラブ・ユー!」

猫がすりすりしてくるとき、しっぽを立てていませんか? これは、親愛の情をあらわすときに見せるしぐさなのです。実はこのしぐさ、家猫独特の表現なのだとか。専門家によると、野良猫はおしっこをしてマーキングするときしかしっぽをピンと立てるしぐさを見せないのだそうです。これに対して家猫は、仲の良い猫と体をすり合わせるとき、飼い主に体をすりよせるときに、長時間しっぽをピンと立てます。つまり、親しい相手にだけ見せる、家猫ならではの「アイ・ラブ・ユー!」の表現なのです。

■遊んでほしい、御飯が欲しいときのおねだり

猫の御飯を用意していると、猫がスリスリしてくることって多いですよね。スリスリには「おねだり」の意味もあるのです。また、暇だから遊んでほしいというときにもスリスリしてくることがあります。

■帰宅したときの激しいスリスリ

仕事から帰宅したときが、一番猫のスリスリが激しいという人も多いと思います。外出先で人間がつけてきた、いろいろな匂いを自分の匂いに置きかえることで、猫が安心するからなのだとか。また、しっぽがピンと立っているなら、帰ってきてくれてうれしい、会えてうれしいという親愛の気持ちをあらわしています。



タグ:生態
posted by しっぽ@にゅうす at 10:02 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この数字なあに?:6倍 動物の絶滅危惧種が急増

毎日jp
 環境省は絶滅の危機にひんしている野生生物を掲載した「レッドリスト」の第4次分を今年2月に公表した。このうち、絶滅危惧種に指定された動物は1338種に上り、1次リスト(1991年)の224種に比べ、この20年で約6倍に増えた。

 絶滅危惧種は緊迫度別に1A、1B、2と3段階に分類される。最も厳しい1Aは、▽過去10年間に数が80%以上減少▽子どもをつくれる個体数が50未満▽10年間の絶滅の可能性50%以上−−などが条件。これまで3回見直され、今回ゲンゴロウ(2)やアカハネバッタ(1A)といった里山の水辺動物が危惧種入りした。レッドリストには、捕獲禁止などの法的規制はない。同省野生生物課の担当者は「多くの種が危機に直面していることを知ってほしい」と話す。

 田園空間に詳しい千賀裕太郎・東京農工大名誉教授は「水路のコンクリート化や水質の変化など複合的な要因が考えられる。経済性を考えた水田では、たくさんの生き物がすむ環境への配慮は難しい」と警鐘を鳴らす。【渡辺諒】



タグ:絶滅危惧種
posted by しっぽ@にゅうす at 09:51 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【あんしん!ペットライフ】(4)ライフスタイルに合わせた犬種選びを

産経ニュース
 今回は、これから犬を飼う方、飼いたいと思っている方々に向け、犬種の選び方です。犬たちほど、人とともに生活する中で多様な品種が生み出された動物は他にありません。大きさや外見、気質に至るまで実にさまざまで、それぞれの特徴にはその背景と理由があります。新しく犬を飼う方はぜひそれを理解し、ご自身のライフスタイルに合った犬を選んでいただきたいと思います。


 まず、第一に運動量です。例えば、コーギーやボーダーコリーは牧場で牛や羊を追う役割でした。現在でも十分な運動量が必要です。また、ゴールデンレトリーバーやラブラドルレトリバーは、狩をした獲物を回収する役割。口に何かをくわえて運ぶのが大好きですが、飼い主にとってはイタズラと映ることも。このように活動的な犬は一緒にスポーツや競技をしたい飼い主にはお勧めです。

 次に気質。シバイヌは忠誠心が強いですが、家族以外の見知らぬ人には警戒心が強く、古くから番犬として親しまれてきました。イギリス生まれのキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは甘えん坊で人なつっこい性格で、子供がいる家庭にも適しています。また、長い胴が人気のダックスフンドはおおらかで人間が大好き。アナグマ猟をしていた犬種なので土を掘る習性があります。部屋の絨毯(じゅうたん)などを掘られた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 ユーモラスな表情が人気のパグやフレンチブルドッグは鼻が短いので呼吸の異常が起こりやすく、また暑さにも弱いため、要注意です。.

 いずれの犬種も見た目の特徴だけではなく、その犬種の由来を知り、性質を事前に把握してください。家族構成やライフスタイルに合った犬を選ぶことで、犬と飼い主双方が楽しいドッグライフを送れるのではないでしょうか。(アニコム損保 獣医師 井上舞)



posted by しっぽ@にゅうす at 09:49 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットを飼うと心臓病にかかりにくくなる…かも? 米心臓協会発表

マイナビニュース
 ペットを飼うと、心臓病にかかるリスクが軽減するかもしれない、という研究結果が9日、アメリカで発表された。

 アメリカ心臓協会が発表したニュースリリースによると、同協会発行の学術誌「Circulation」最新号で、米ベイラー医科大学のグレン・N・レヴァイン教授が、ペット(とりわけ犬)を飼うことは、心臓病発症のリスクを抑えることに何かしらの影響を与える可能性があるとする論文を発表した。

 ペットが人の健康に与える影響についての世界中の研究データを収集・考察したというレヴァイン教授は、今回の発表の根拠について、たとえば5200名以上の成人を対象とした調査では、愛犬の散歩に行く関係で、犬オーナーは犬を飼っていない人に比べ、理想的な運動量をこなしている率が54%ほど高いというデータが得られていることをあげ、犬を飼うことが、健康的な生活の素地となる可能性を指摘する。

 そのほか、ペットと暮らすことにより血圧やコレステロール値が下げるといわれていることや、ペットとのふれあいがストレス軽減につながることなどをあげ、これらのデータを見るうえでは、ペットの存在が心臓病のリスク軽減につながる可能性は十分考えられると結論づけている。

 ただ、同時に「現段階ではまだ、ペットを飼うことが心臓病発症を抑える直接の要因とまでは言いきれない。健康体の人にたまたま動物好きが多いだけという話かもしれない」とし、心臓病のリスクを下げるためだけにペットを飼っても意味がないので、避けるべきとコメントしている。

 また、今回の調査では、すでに心臓病を患っている人に対してのペットの影響などは不明のため、今後さらに調査を進めて明らかにしていきたいとしている。



タグ:健康
posted by しっぽ@にゅうす at 09:45 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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