動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年05月16日

動物の自転車レース、子トラに乗る観光客 中国動物園に批判殺到

AFPBBNEWS
【5月13日 AFP】中国・上海(Shanghai)にある上海野生動物園(Shanghai Wild Animal Park)で前週、クマとサルが自転車に乗ってレースをする曲芸ショーの最中にクマがサルに襲いかかる事故の動画がインターネット上に投稿され、動物の扱いをめぐり施設には大きな批判が集まっている。

 6日にソーシャルサイトに投稿された1分半ほどの動画には、2匹が自転車から落ちた後、クマがサルにかみつき、飼育員が木の棒でクマをたたいて2匹を引き離す様子が捉えられていた。動物保護団体は「動物の習性に全く反したパフォーマンスをやらせている」「動物たちは話せないため、恐怖も痛みも訴えられず、不本意だという意思表示もできない」と批判のコメントを寄せた。

 しかし動物園側はAFPの取材に対し、問題の事故が5日に発生したことは認めたものの、けがもなく、2匹とも既にショーに復帰していると説明。「2匹は5年以上も組んでやっており、こんな事故は今回が初めてだ──自転車乗りパフォーマンスはサルとクマの習性に合っている。サルは木登りや人まねが得意だし、野生のクマはスタミナ自慢だ。ショーは、動物たちの健康をエクササイズによって維持しようという当動物園の取り組みだ」などと主張した。

■「子トラにまたがる観光客」

 中国では最近、絶滅が危惧されるアムールトラを育てている中国の動物園で、縄で縛られた子トラに観光客がまたがる画像がインターネット上に出回り、人々の激しい怒りを買っている。

 国営環球時報(Global Times)によると、中国東北部の吉林(Jilin)省にあるアムールトラ園で撮影された写真には、木製の机に縛りつけられた子トラに来園者たちがまたがって喜ぶ様子が写っていた。また、東部・浙江(Zhejiang)省にある別の動物園でも、ベンチに縛りつけられたトラにまたがった男性が、トラの背中の上で飛び跳ねたり、頭を叩いたりする動画がインターネットに投稿された。

 環球時報によると吉林省のトラ園は、虐待だと非難を受けた子トラは同園で飼育しているトラではなく、来園者向け動物ショーのために契約していた動物曲芸団のトラだと弁明。批判を受けて契約を解消し、団長から罰金5000元(約8万3000円)を徴収したと主張しているという。

■動物虐待に罰則なし、「人間がけだもの化している」との声も

 中国版ツイッターと呼ばれるソーシャルサイト「新浪微博(Sina Weibo)」には、「人間は徐々にけだものへと『進化』しているようだ」「人類の狂気は新たな段階に突入した」など怒りの声があふれている。

 中国には動物虐待を罰する法律がなく、動物園で来園者や飼育員が動物を虐待しても罰せられることはない。絶滅危惧種が狩猟用に飼われている例もあり、世界各地で密猟された野生動物の主要密輸先は中国だと言われている。(c)AFP



posted by しっぽ@にゅうす at 14:20 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水田に犬4匹の死骸 一部かじられた痕も 千葉・栄町

FNN
千葉・栄町の水田で13日、犬4匹の死骸が発見された。いずれも腐敗が進んでいて、一部かじられた痕もあったという。
13日、栄町にある水田で「犬4匹が死んでいる」と役場に通報があり、警察などが調べたところ、水田に2匹、あぜ道に2匹、腐敗した状態で捨てられているのが見つかったという。
警察によると、犬はミニチュアダックスフントやシーズーといった小型犬とみられ一部、かじられたような痕があったという。
近所の人は「新聞がかけられ、カラスが死骸をつついていた」と話した。
近隣の住民によると、2012年の同じ時期には、現場周辺でミニチュアダックスフントなど数匹が捨てられていたということで、警察は関連を調べている。



タグ:動物虐待
posted by しっぽ@にゅうす at 14:17 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なぜ三毛猫のほとんどがメスなのか?

ニコニコニュース
487196l.jpg「招き猫」のモチーフとしても有名な日本猫といえば「三毛猫」。白、茶、黒の3色の体が特徴ですが、そのほとんどがメス猫で、オス猫の生まれる確率は極めて低いといわれています。そこで今回は、三毛猫のオスの謎に迫ってみましょう。

■なぜ三毛猫のほとんどがメスなのか

三毛猫にメスが多い理由には、ネコの毛色を決定している遺伝子と染色体が関係しています。毛色の組み合わせは父猫と母猫によって決まりますが、たとえ三毛猫の生まれる条件を満たしたとしても遺伝子の影響によって、オスが生まれる可能性はほぼゼロになると考えられています。

■三毛猫のオスはどれくらい珍しいか

「染色体異常」、「モザイク」、「遺伝子乗り換え」が起こると三毛猫のオスが生まれるといわれています。

「染色体異常」は、X染色体の数が通常より多くなるクラインフェルター症候群により発生するケースです。身体が弱かったり不妊になりやすかったりといった症状が出やすくなります。

人間の場合は500人に1人の割合と言われていますが、猫の場合は3万匹に1匹ほどです。(ローラ・グールド「三毛猫の遺伝学」より)。

一方「モザイク」は、突然変異により一つの個体の中で遺伝的に異なる細胞が混在するケースです。特に昆虫に多く、メス、オス両方の特徴を持っています。また、「遺伝子乗り換え」はO遺伝子がY染色体に乗り移った状態で、この2パターンによって生まれてくるオスの三毛猫は生殖能力があるとされていますが、今まで世界でも3例しか確認されていません(2013年現在)。

■三毛猫のオスはどこにいる?

新聞などでは三毛猫のオスが誕生すると取り上げられることが多いので、探してみると見つかるかもしれません。ペットショップなどで売られているケースは極めてまれで、販売されていたとしてもかなりの高額になります。

三毛猫は福を招くと言い伝えられていますから、もし出会えれば幸運を運んでくれるかもしれませんね。



タグ:生態 三毛
posted by しっぽ@にゅうす at 14:14 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

かみつき犬、つなぐ努力した…初公判で飼い主

YOMIURIONLINE
 放し飼いにしていた柴犬しばいぬ(体長約60センチ、体重約9キロ)が通行人にかみつき、重傷を負わせたなどとして、重過失傷害罪などに問われた横浜市戸塚区、無職代田久雄被告(71)の初公判が13日、横浜地裁(毛利晴光裁判官)であった。

 代田被告は「犬をつなぐ努力はしていた」と起訴事実を否認した。

 検察側の冒頭陳述によると、代田被告は2009年から犬を飼い始めたが、11年頃から、放し飼いにされた犬が自宅付近の路上や公園で目撃されるようになり、同年6月と12年11月、周辺住民がかみつかれる被害に遭ったと指摘した。被告人質問で、代田被告は「自宅の雨戸を開けたら犬が勝手に飛び出した。逃げ出したことは何度もあるが、つなぐ努力はしていた」と主張した。

 起訴状によると、代田被告は1月18日、自宅敷地内で犬を放し飼いにしたため、自宅前を散歩していた女性の両足に犬がかみつき、全治6週間のけがを負わせたなどとされる。

(2013年5月14日12時19分 読売新聞)


タグ:咬傷事故
posted by しっぽ@にゅうす at 14:10 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

避難所へのペット持ち込み 4人に1人が反対

マイナビニュース
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復興庁の発表によると、2013年4月4日時点でも、東日本大震災によって自宅から避難している人が309,057人、そのうち125人は、仮の住居等にも入居できず、親族や知人宅等にも入居していません。震災から2年以上経過した今でも、公民館や学校などに開設されている避難所で日々を過ごしている方が、まだそれだけの数いるということ。なぜ2年以上経っても避難所を出られないのか?と疑問もあります。しかし自治体等が用意する仮設住宅に移ると近所に住む人たちと離れてしまうため、独り身の方の中には、孤独死につながりかねないという恐れもあり、移ってからの支援体制に課題も残っています。

これまでも、避難所への持ち込みを拒否され、ペットとの車中生活を余儀なくされる被災者の方がいたり、原発事故によって警戒区域内になったエリアでは、犬や猫などを残して避難したことで、餌不足で死なせてしまうケースもありました。環境省ではこういった事態を受け、ペットを家族の一員と捉え、「一緒に避難することが被災者の心の安定にもつながる」と判断し、避難所、仮設住宅での受け入れを自治体に要請。

しかし、ここで難しいのが、仮設住宅等では避難者の孤立が問題になるのとは反対に、避難所では大勢の人がひとつの大きな部屋で過ごすため、プライバシーの保持が課題として残ることです。ペットが苦手な方もいることでしょう。そこで聞いてみました。「『避難所でペットOK』要請の方針をどう思う?」結果は以下の通りです。

妥当:67.4%
妥当ではない:26.7%
その他/わからない:5.9%

(Yahoo!ニュース 意識調査調べ、対象は4万178人 ※2013年5月14日16時50分現在)

約4人に1人の方が「妥当ではない」と回答しました。コメントでは

「最近はアレルギーも多い。屋外犬などは衛生面のクリアも現実的には難しいでしょう」
「散歩中に糞尿の始末もしない、リードをキチンと着けない、注意すれば逆切れ…こんな飼い主が多いから迷惑なんです」
「赤ちゃんが泣くのは仕方ない。でも、『犬も家族だから鳴くのは仕方ない』とは思えない」
「貴重な水や食糧を動物に与えるのはおかしいです」
「家畜の牛を大量に連れてきて『家族が飢えている、食べ物を!!』とか言ったらどうするんだろう??」

というように、「臭い」や「鳴き声」「食料不足」で他の避難者に迷惑がかかるという意見や、

「『ペットは家族である』と立法してから動くべきだと思う。当然、住民税も課税してね」
「爬虫類は?魚や鳥は?法案出した人そこまで考えて言ったのでしょうか?」

といった、法整備や「ペット」の範囲の定義が曖昧なことから「妥当ではない」と考える意見も目立ちました。

そんな中、多数派を占めた賛成派のコメントでは

「ペットは家族です!生きる権利がある。ルールには従わないといけないとは思うけど、当然です」
「衛生面に十分注意を払うこと。また、動物の嫌いな人がいることを忘れないこと」
「避難している家族も癒されると思う。ただでさえ不安なのに、ペットの事まで心配をさせるのはかわいそう」

と、当然のことと考えながらも、他の人に迷惑をかけないように気をつけるべきだという意見が目立ちました。

記者の友人で、阪神淡路大震災で被災した経験を持つ人に聞いてみたところ、彼がいた避難所には、残してきたペットの様子を見るために避難所から自宅へ通う人もいたそうです。本来は癒しを求めてペットを飼う人が多いはず。そんなペットが心配の種になってしまうことのないようにしたいものです。


(文/瞬刊!リサーチNEWS編集部・山田山男)
Photo by kiarar



posted by しっぽ@にゅうす at 14:07 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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