動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2013年05月26日

あの鐘を鳴らすのは…犬

中國新聞
Tn20130525012601.jpg 府中市目崎町の会社役員橘高勝則さん(58)の愛犬マッシュが、散歩途中に近くの安楽寺で鐘を突いている。境内で放されると、鐘に向かってダッシュ。高さ約30センチの位置にある綱に食らいつく。全身を揺さぶって、ゴーン。近くの神社では天井から下がった鈴を同様に鳴らすこともある。毎夕の日課が近所で評判になっている。

 マッシュは6歳の雄。散歩の際に寺近くのお堂の鈴を鳴らして拝むのが習慣だった橘高さんをまねしてか、5年ほど前、突然綱をくわえて鈴を鳴らしたのが始まりという。体が大きくなると、寺の鐘の綱にも飛び付けるようになった。

 橘高さんは「止めなければ何回でもやる」とほほ笑む。見守る安楽寺の蛎田(かきた)大悟住職(32)は「力まかせでない美しい音。信心深い」と感心している。


【写真説明】橘高さん(左)と蛎田住職に見守られながら鐘を突くマッシュ



タグ:生活 面白
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猫カフェ閉店惜しむ声

YOMIURIONLINE
店内で猫との別れを惜しむ岩崎さん
(24日、宇都宮市中戸祭町の「フェリス」で)
20130524-472097-1-N.jpg県内唯一の猫カフェ「フェリス」(宇都宮市中戸祭町)が25日閉店する。捨て猫を引き取って客と触れ合わせ、新しい飼い主との出会いの場を提供してきた。利用客からは「猫と遊べる場所がなくなって寂しい」と惜しむ声が寄せられている。

 店は2009年、県内で初の猫カフェとしてオープンした。10〜20匹の猫と触れ合うことができ、パスタやデザートのほか、夜にはお酒も楽しめると人気だった。しかし、店の運営会社社長でシェフでもある岩崎くるみさん(28)が体調を崩し、治療に専念するため閉店を決めた。

 岩崎さんは05年、前橋市で猫を保護するボランティア団体を設立。捨て猫を引き取ったり、飼い主をネットで募集したりする活動を始めたが、すぐに人手と資金が足りなくなった。そこで思いついたのが猫カフェ。猫の保護と飼い主との出会いの場を兼ねられ、利益は保護活動費に充てるアイデアだった。

 「捨て猫を保護している猫カフェがある」という噂は口コミやネットで広がった。客が捨て猫を持ち込み、別の客が引き取りを申し出る流れが生まれた。これまでに仲介した猫は約150匹。病気がある猫や、虐待を受けたためか人嫌いな猫もいたが、引き取り手は次々に現れた。岩崎さんは「新しい飼い主のもとでかわいがられていると聞くたび、やりがいを感じた」と振り返り、「あっという間の4年間。少しだけど、捨て猫たちのために貢献できたかなと思う」と優しい笑顔を見せた。

 24日は、閉店を聞きつけた常連客らでにぎわった。宇都宮市若草、会社員田中里美さん(21)は「おしゃれな雰囲気で、たくさんの猫と遊べるので大好きなお店だった。なくなるのは寂しい」と猫をなでながら名残惜しんだ。

 店は店内にいる13匹のうち4匹の引き取り手を探している。希望者は、保護管理手数料(1匹あたり3万5000円)と、猫を飼える環境にあるかどうかの審査が必要。問い合わせは、NPO法人日本キャットライフサポート協会(028・622・1050)へ。



タグ:カフェ
posted by しっぽ@にゅうす at 11:39 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネズミ駆除剤をペットが誤って食べる、8匹が中毒死―中国四川省

新華通信社
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【新華網】 四川省成都市新都区のある住宅地で5月22日、管理員が投与したネズミ駆除剤をペット数匹が食べ、中毒死した。中毒死したペットは8匹に上ると言われている。

(翻訳 金慧/編集翻訳 小菅友香子)



タグ:海外
posted by しっぽ@にゅうす at 11:34 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬との触れ合い、認知症患者のリハビリに効果

日本経済新聞
 犬を治療やリハビリに介在させる「ドッグセラピー」に、認知症患者のリハビリへの意欲を高め、日常生活の動作全体を向上させる効果があるとの研究結果を、社会福祉法人義風会(岡山市)が25日までにまとめた。

 義風会は2002年からドッグセラピーに取り組んでおり、生長豊健理事長は「ドッグセラピーの効果がデータで実証されたのは初めて」と話している。

 研究では、平均年齢87歳の認知症の男女を10人ずつの2つのグループに分け、車いすからベッドへの移動と歩行のリハビリを4カ月続けた。

 「言葉が分からず、犬に関心を示す」グループにはドッグセラピーを実施し、リハビリの効果や意欲を測定する世界的な基準を使って調べた結果、ベッドへの移動と歩行の点数は4カ月後に約1.5倍に向上した。食事や着替えなど他の日常動作でも改善が見られた。

 ドッグセラピーをしなかった「言葉が理解できて、リハビリ可能」なグループでも、移動と歩行は向上したが、他の日常動作では改善が見られなかった。

 リハビリをする意欲が高まったのはドッグセラピーをしたグループだけで、点数が約3倍になった。

 生長理事長は「意思疎通ができなくても、犬と触れ合うと患者はリハビリへの意欲が高まる。犬に会う日には進んで食事をしたり、服を着替えたりするなど日常生活全体で自発的な行動が増えた」と説明している。〔共同〕



タグ:セラピー
posted by しっぽ@にゅうす at 11:26 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドキュメンタリー映画「動物たちの大震災」 宍戸大裕監督に聞く

中日新聞

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【被災地に残されたペットや家畜を撮影した宍戸大裕監督=都内で】

 東日本大震災の被災地に残されたペットや家畜を救おうとする人々を追ったドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が来月、公開される。劇場公開作品を初めて撮った宍戸大裕監督(31)に思いを聞いた。(砂本紅年)


 −撮影のきっかけは。


 震災後、東京から宮城県名取市の実家に戻り、地元で被災者の映像を撮ろうと思った。ペットブームの影に迫った映画「犬と猫と人間と」を撮った飯田基晴さんから「石巻市の動物保護団体の代表と連絡がつかない。訪ねてみて」と頼まれた。そこで、残されたペットの対応に奔走する人たちを知った。


 −原発事故もあった。


 震災から一カ月後、原発の二十キロ圏内に残されたペットの元に通い、餌をやっている名取市の主婦岡田久子さんに同行した。鎖につながれたまま餓死していた犬にショックを受けた。


 −立ち入り禁止となってからも、岡田さんらは通った。


 立ち入り禁止の区域を設けるのは当然だが、ペットを救うことを理由には立ち入り許可を得ることはできず、怒りを覚えた。救える命があり、救いたいと思っている人がいるのに…。さまざまな団体、個人が今もボランティアで活動している。


 −ペットが残された理由は。


 「すぐに帰れると思い、置いてきた」「避難先で飼えない」などが多い。映画にも出てくる福島県浪江町の女性の場合、犬を置いたまま避難。十日後に戻ると、水も餌もなくなり、犬がうなっていた。不安だっただろう。残された飼い犬は、待ち続けて死んでしまうか、逃げ惑うか−。


 −震災後の喪失感を埋めようと、ペットを購入する人が増えたという話もあった。


 ペットを飼って笑顔が戻ったという家族もあったが、その後捨てられたペットも出てきている。仮設住宅では飼えたが、移住先のアパートはペット禁止で、結果的に手放さざるを得ないという人も今後増えるだろう。一方、ペットを震災で失った人の心のケアはほとんどされていない。いろんな飼い主に話を聞いたが、家族を亡くした人に気兼ねして、避難所では泣けなかったという人や、捜しているペットのことを聞けないという人は多い。


 −家畜である牛にもカメラを向けた。


 当初は撮るつもりはなかったが、飢え渇いた牛たちを見た時の衝撃がすごかった。仲間だろう牛の死体の隣で、生き残っている牛がふん尿につかって、猛烈な腐臭の中で自分の死を待っている。人を見ると「餌をくれ」とでも言うように大きな瞳を向け、泣いているようだった。


 −殺される運命の家畜の保護活動は共感を得にくかった。


 取り残され、消えてしまいそうな命があれば、「救いたい、餌や水をあげたい」と思うのは自然なこと。今も、岡田さんらは被ばくした約三百五十頭の牛の世話をしている。被災地の動物たちの命は、まだ救えるんです。


<上映予定> 東京・渋谷のユーロスペースで6月1日から公開。その後、栃木、神奈川両県の他、名古屋市でも予定されている。詳しくは東風=電03(5919)1542=または映画の公式HPで。


   ◇


<ししど・だいすけ> 一九八二年、仙台市生まれ。早稲田大在学中に映像サークルに参加、映像制作を学ぶ。学生時代の作品に、高尾山(東京)の環境問題を扱った『高尾山二十四年目の記憶』。福祉関係のNPO勤務を経て、現在は映像制作者として活動。



タグ:映画
posted by しっぽ@にゅうす at 11:23 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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