動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年02月07日

迷い犬:浦安市が団体と協力解消、「殺処分ゼロ」に影響か

毎日新聞

捨てられた犬や迷い犬を一時保護している千葉県浦安市。動物愛護センターで殺処分することなく、市内の動物愛護団体の協力を得て市の犬舎で飼育したり、里親を探すなど「行政による殺処分ゼロ」の施策を2005年から続けてきたが、市は2日で、この取り組みを支えてきた団体との協力関係を解消する方針を決めた。「信頼関係がなくなった」というのが理由だが、殺処分ゼロの取り組みに影響しないか、懸念の声もある。【山縣章子】

 市の取り組みをサポートしてきたのは、動物愛護団体「NPO法人UC動物を守る会」(阿部良一代表)。00年、保護された犬が殺処分されないようボランティアで犬の世話を始めた。だが、市庁舎の中庭で多い時には12頭を保護していたことから、臭いや鳴き声が一部で問題になった。

 そのため、市は05年、市有地の倉庫(34平方メートル)を一時的に保護する「犬舎」に転用。市は光熱費などを負担し、守る会が世話や散歩などを担当する「覚書」を交わした。会費などを原資に、狂犬病の予防接種や病気の治療もしてきた。餌はドッグフードだけで月平均300キロ必要なため、市が08年途中から一部を補助していた。

 だが、例年10頭以上の新規の迷い犬があり、飼い主や里親を探しても、犬舎での保護数はなかなか減らず、保護期間も長期化。現在、目の見えなくなった秋田犬や病気の雑種など22頭がいる。

 市と会によると、昨年以降、犬の世話のボランティアの養成や保護数、里親探しなどを巡って両者が対立。市幹部は「犬舎の管理運営に負担感を訴えていたので、いろいろ提案した。具体的な話し合いに応じてもらえず、信頼関係が損なわれたため、協力して運営していくのは難しいと判断した。会のこれまでの協力には感謝している」と明かす。

 これに対し、阿部代表は「365日無休で会員たちが(世話などに)取り組んできた。犬のためにならないことには応じられない。退去しろと一方的に言われても犬を置いていけない。今までの取り組みはなんだったのか」と嘆く。

市は8日までに会の備品を撤去するよう求めている。犬舎管理は別の団体に委託する方向で準備しており、「殺処分ゼロの取り組みは続ける方針だ」(幹部)という。だが、これまでの市負担は年間平均120万円程度で、委託によって新たな公費負担が生じる可能性もある。市議の一部には「厳しい財政の下、さらなる委託費が支出できるのか」と疑問視する声もある。

 動物愛護行政に詳しい関係者は「市が施設を提供し、民間団体が管理する浦安のやり方は先進的だったし、可能性を感じていた。残念でならない」と影響を懸念している。



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犬猫の殺処分減へ 牧原政務官らが知事と意見交換

埼玉新聞

全国の犬猫の殺処分を減らすことを目指す「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を進める牧原秀樹環境大臣政務官(衆院比例北関東)と中川俊直衆院議員が5日、上田清司知事と意見交換をした。

 県は犬猫殺処分数を2006年度の9118匹から12年度は3444匹に減らし、16年度までに千匹未満、その後ゼロを目指すと表明。国よりも先に、殺処分をなくす取り組みを実施している。今回はこうした埼玉の取り組みを視察しようと牧原政務官らが来県した。

 牧原政務官は「国で本当に犬猫の殺処分ゼロにするためのプランの情報を集めたい」と強調。知事に県内のモデル自治体で行っている、野良猫に不妊去勢手術を施し繁殖を食い止め、一代限りのネコを地域で育てる「地域ネコ活動」などについて質問していた。知事は、殺処分に向けた行政の役割を「行政の信用性を生かし、活動をあっせんしていくこと」と話した。



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犬を飼うと人生が充実する13の理由 「精神的トラウマを抱えた人も救われる」「癌を検知できる犬がいる」など

Rocketnews24

ペットといっても色んな種類があると思うが、やはり犬ほど人間に忠実でなついてくれる動物は他にいないのではないだろうか。どんなに疲れて落ち込んでいようが、シッポを振りながら嬉しそうに飛びついてくる飼い犬を見たら気持ちが上がってしまう。そんなワンちゃんたちを飼うと、人生が充実する13の理由が選出されたので紹介したい。

1. 飼い主に食べてはいけないものを教えてくれる犬

食物アレルギーの中でも、特にピーナッツアレルギーは致死的な反応を起こす人が多く、そんな人のためにピーナッツを含んだ食品を教えるよう訓練された犬がいる。アレルギー検知犬のおかげで、ピーナッツアレルギー体質の人でも安心して外食ができるようになり、生活範囲が広がったと感謝されているのである。

2. 犬のおかげで人間同士の絆が深まる

米タフツ大学が、18歳〜26歳の若者500人を対象にアンケート調査を行ったところ、飼い犬に深い愛着を感じている人は、人間関係でも地域社会においても強いつながりを感じていることが分かった。また、10代でペットを飼っていた人は、思いやりがあり自信家が多いことも判明している。

3. 癌(がん)を検知できる犬がいる

特別な訓練を受けたラブラドール・レトリーバーのマリーンは、大腸癌にかかっている人を見分けることができるのである。マリーンは人間の息を嗅ぐだけで、91パーセントの確率で大腸癌を検知し、排便を嗅いだ場合は、何と97パーセントの確率で癌を発見できるのだそうだ。

4. 犬の散歩で自分もエクササイズできる

犬を飼っていると散歩させないといけないので、必然的に運動量が増える。ある調査で、犬の飼い主は週に平均300分歩き、犬を飼っていない人は168分しか歩かないとの結果が出ている。

5. ワンちゃんを見ているだけで幸せになれる

幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌量は、犬と触れ合ったり見つめるだけで著しく増加することが知られている。犬の目を長く見つめれば見つめるほどオキシトシンの量は増え、癒され気分が上がるのである。

6. 犬の顔は赤ちゃんを連想させ母性がかき立てられる

ある動物学者によると、犬の「広い額、大きな目、小さい鼻、やわらかい耳」は人間の赤ちゃんを連想させ、人間の本能である “母性や父性” をかき立てるのだそうだ。

7. 犬がストレス解消に貢献

米バッファロー大学が行った実験で、人間がストレスを感じる状況でも、その場に犬がいるとストレスレベルが大きく減少することが証明された。また、定期的に犬を散歩させる老齢者の心拍数は安定傾向にあり、犬はストレス解消に一役買っているのである。

8. 精神的トラウマを抱えた人も救われる

アメリカでは、心的外傷後ストレス障害を抱えた戦争帰還兵と犬を触れ合わせ、精神的トラウマから回復を図る支援プログラムが効果を上げている。犬は精神的トラウマからも救ってくれるのである。

9. 犬と暮らす赤ちゃんはアトピー性皮膚炎になりにくい

犬アレルギーの子供が生後1年間犬と暮らすと、4歳になるまでにアトピー性皮膚炎を発症するリスクが減少するのだそうだ。しかし逆に猫アレルギーの子供が、生後1年間猫と暮らすと、アトピー性皮膚炎を発症するリスクが13倍高まるのだという。

10. ペットを飼っていると孤独を感じない

ある調査で、一人暮らしでペットを飼っていない60歳以上の老齢者は、飼っている人に比べて欝(うつ)にかかる人が4倍も多いことが判明している。また、ペットを飼っている老齢者は、病院で検診を受ける回数も少ないとの結果が出ている。

11. 犬を飼っていると社交性が高まる

犬を散歩させていると、「かわいいワンちゃんね!」と話かけられたり、人と交流する機会が増える。これがきっかけで恋愛に発展する人もいるようで、飼い犬がキューピッド役を務めることもあるのだ。

12. 飼い犬といると人間的魅力がアップして見える

イギリスで700人を対象に行われたアンケート調査で、“犬を飼っている人はより魅力的に見える” と6割の人が回答していることが分かった。だが犬の種類にもよるようで、男性はチワワを飼っている女性に「バカで尻軽」との印象を受け、女性はブルドッグを飼っている男性を、「一晩限りの相手」と見なすことが多いのだという。

13. 犬のおかげで人生のシンプルな喜びを楽しめる

電話よりもメールやチャット、会議などもビデオ通話で行われる現代、人間同士のつながりが希薄になっている。そんななかでも犬を飼っていると、犬とじゃれあって遊んだり抱きしめたり、シンプルな “絆” の喜びを味わうことができるのである。

犬は口ごたえもしなければ裏切ることもない。「人間の永遠の友達」である犬と一緒なら、さらに充実して楽しい人生が送れるのではないだろうか。

参照元:Huffington Post(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.



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犬の散歩時のリード「引っ張り」問題 解決法を専門家が解説

マイナビニュース

公園などで犬の散歩に訪れる人たちをみていると、思い思いの方角へ行こうとする犬を、リードでグイッと引っ張る光景を見かける。ところが、逆に犬にリードで引っ張られる場合も少なくない。主宰するCan! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく犬のしつけを指導する西川文二氏が、犬によるリードの「引っ張り」問題解消法について解説する。

 * * *
 犬に対するお悩みで、必ず出てきますな、この散歩時の引っ張り。

 引っ張ったらダメ! ってリードをグイっと引く。鎖の首輪なんかをつけて、ガツンと首にショックを与えたりする飼い主もいる。

 何故引っ張るのか? 古〜い考えだと、群れの行き先はリーダーが決める、すなわち、犬が引っ張るのは、犬がリーダーになってるから。だから飼い主の方が強いんだぞ、って伝えるために首を締め上げる必要がある、っていう。

 でもですね、この理由付けと解決策は、うまく行かない。なぜなら、理由付けが間違ってるから。

 では、犬が引っ張る、真の理由は何か。もちろん謎解きの手がかりは、動物の学習パターンにある。動物がその行動の頻度を高め習慣化してくのは、その行動を起こした結果、いいことが起きてるから。

 すなわち、引っ張った結果いいことが起きてる。首を絞められようが、ガツンとやられようが、結果的に行きたいところに行けてる。それが、引っ張ってる真の理由。

 であれば、引っ張ったら止まればいい。引っ張ると行きたいところには行けない、引っ張らないと行きたいところに行ける。さぁ、どっちを選ぶ? ってな感じで対処する。

 もっとも、はなから散歩全体でこの対応をしようもんなら、何時間かかっても、散歩から戻れない。

 まずは、例えば公園好きなら入り口5メートル手前からやってみる。初日はその5メートルを進むのに、10分かかるかも知れない。でも、やがて常にリードをたるませて進めるようになる。そうなったら、入り口までの距離を延ばす。さらに、他の場所でも試してく。たったこれだけで、数か月後には、引っ張らない犬ができあがる。

 あら? なんか疑ってません? コレ、非両立行動分化強化っちゅう理論に裏付けられた、ちゃんとした対処法なんだってばぁ……。

※週刊ポスト2014年2月14日号



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保護一辺倒から転換を 野生動物と共存へ岐阜大でセミナー

岐阜新聞

◆教員ら頭数管理の必要性理解

 「野生動物と人との共存を目指した教育を考える」をテーマにしたセミナーが、岐阜市柳戸の岐阜大で開かれた。大学や高校の教員、学生らが野生動物について保護一辺倒ではなく、増え過ぎて生態系を脅かす場合の頭数管理の必要性などについて理解を深めた。

 県と同大野生動物管理学研究センターが開き、約90人が参加した。海津市の日新中学校の中田雅章教頭は市内に勤める小中学校教員を対象に行った意識調査結果を発表。

 農林業に被害を及ぼすイノシシやシカ、サルの生息環境について、森林伐採の進行ですみかが減少していると、とらえている人が72%で最多だったとし、「県内で森林伐採が進んだ事実はない。外国と混同されている」と問題提起。「教師が現状を知れば指導内容も変わる」と述べ、鳥獣行政担当者に学校現場との連携や情報提供を求めた。

 岐阜大応用生物科学部の鈴木正嗣教授、野生動物調査に携わった郡上高校の藤木俊之教諭や生徒、岐阜大の角田裕志同センター客員准教授も講演。会場からは「森林の土砂崩壊を防ぐため、植生を食い荒らすシカの捕獲は必要だ」との意見も出された。



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