動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年02月20日

我が家の犬のこと、もっと知りたくないですか?

Jcast

著者は無類の犬好きジャーナリスト。ラブラドールのミックス犬、ステラを飼っている。帰宅したときに玄関で出迎えてくれるステラは、目の中に入れても痛くない特別な存在。だからこそこの本の表紙を飾ることにもなったのだろう。そのステラへの愛情は犬全体へと昇華し、挙句は犬学にどっぷり首までつかることになった。

犬学とは何かといえば、犬にまつまわるさまざまな分野の総花的な学問。科学的な見地からの研究、殺処分など倫理問題、歴史など幅広い。たとえば遺伝子については、こんな話が出てくる。犬はトイ・プードルやチワワなどの小さな愛玩系から、セントバーナードなどの大型犬までいろいろいるけれども、黒人や白人などの人種間の遺伝子の違いよりも、犬種間の遺伝子の違いのほうが小さい。姿、かたちがあれほど違うのに、意外な事実である。

興味深い倫理問題もこの本には登場する。人気犬をつくるためにブリーダーが、手っ取り早い掛け合わせをする。鼻の低い犬に人気が出てくれば、鼻が低い犬ばかりを掛け合わせをする。パグは、その結果生まれた犬種だ。常にハーハーと鼻息が荒いのは、呼吸が苦しいからで、性急な掛け合わせの代償だ。

ブームの裏側の恐ろしい実態にも触れている。「デザイナードッグ」ブームは聞いたことがあるだろうか。新しいブランド犬を生み出すために次々に掛け合わせが行われた。ビーゴ(ビーグルとゴールデン・レトリーバー)、キャバプー(キャバリア・キングチャールズ・スパニエルとプードル)、フレングル(フレンチ・ブルドッグとビーグル)、マスタドール(イングリッシュ・マスティフとラブラドール・レトリーバー)、パグル(パグとビーグル)……聞いたことのない名前のオンパレード。こうした新しい犬種で人気が出てくれば、劣悪な環境下で、どんどん大量生産がおこなわれる。

ほかに犬の起源や彼らの天才的な能力などについても書かれている。とにかく犬について、あれもこれもと欲張った本。興味は尽きない。1冊手元に置いて、犬の世界にどっぷりつかってみてはいかが?



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「猫の体で一番かわいいのはどう考えてもお手手」【画像大量】

マイナビニュース

猫は実にかわいらしい生き物。目も耳も口も鼻もほっぺもお腹もしっぽも全部かわいいです。その中でも、たくさんのファンがついているのが猫のお手手。正確には前足ですね。フワフワの毛に覆われ、裏側にはプニプニの肉球がついている魅惑の前足…。今回はその秘密に迫ってみましょう。

肉球は、クッションの役割を担っている

足の裏についている肉球。これにはクッションの役割があります。猫が音を立てずに歩けるのは、実はこの肉球のおかげなのです。また、猫は高いところが大好き。そんな高いところからぴょんと飛び降りるときに、衝撃を和らげてくれるのも肉球の役目。このほかにも、歩くときの滑り止めの役割を果たしてくれたり、グルーミングに使ったりと、猫にとってはなくてはならないものなのです。

肉球の中には何が詰まっているのか

独特のプニプニ感を持つ肉球。「この中には何が詰まっているんだろう?」と気になったことがある方も多いのではないでしょうか。肉球は丈夫な外側の部分と、やわらかい中身で構成されています。外側は「角質層」と呼ばれるもので、非常に厚くなっています。この角質層の下には、弾性繊維という弾力性のある繊維があります。この繊維には脂肪が含まれており、あの独特のプニプニ感を作り出しているのです。

ちなみに、肉球の写真にラクガキをすると…こんなにかわいい状態になります。

猫の爪は出し入れ自由

猫の鋭い爪は、基本的に出し入れ自由です。爪が透明な猫の場合は、その中にある血管を見ることができます。

猫の爪は狩に必要不可欠なもの。そのため猫は、爪とぎをして常に古い爪をはがし、爪を新しい状態にしておこうとします。家の中に猫のはがれた古い爪が落ちているのを見たことがある飼い主さんも多いでしょう。

爪きりの前には前足をしっかり触っておこう

飼い主さんが自ら猫の爪を切る場合は、事前に猫の手を触って慣らしておきましょう。猫は前足を触られるのをとても嫌います。猫が嫌がらない程度に、普段から前足を触ったり握ったりして、触られることに慣れてもらう必要があります。いきなり爪きりをすると猫が怖がって暴れてしまうこともあるので、注意してあげましょう。

おまけ 大量の猫のお手手画像

コチラからご覧ください。
http://news.mynavi.jp/news/2014/02/19/021/

うだま
猫好きの独身アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
実写版の猫たちが見られる猫写真アーカイブ・「Number40 -ツンギレのうちの猫の日常」は毎朝7時30分に更新している。
また、ニコニコ静画にて4コマ漫画も連載中。


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アステカの犬だけの墓を発見、メキシコ

毎日新聞

メキシコの首都メキシコシティの考古学者チームが、古代アステカの首都テノチティトランの遺跡で12匹分の犬の骨を発見した。500年以上前に埋葬されたとみられ、物議を醸している。

 ただの犬のお墓なら、これほど注目を集めなかっただろう。しかし、メキシコ国立人類学歴史学研究所(INAH)が先週公開したレポートによると、建築物や人間の墓所との関わりがなく、まとまった数の遺骨だけが納められたケースは初めてだという。

 アステカの神話で象徴的な役割を担っている犬は、死後も飼い主に仕えると信じられている。死者の魂を護衛し、冥府の最下層であるミクトランへと誘うという。死後の世界と密接な関わりがあるショロトルという神も、絵画などでは犬の頭を持っている。

 テノチティトランの墓所に神話的象徴が託されていたのかはわかっていない。発掘チームは、犬の新たな位置付けをアステカ文明の中心地で探る手掛かりになると期待している。

◆ペットの墓

 テノチティトランはテスココ湖の島に建設されたメソアメリカ最大の都市だが、1521年にスペイン人によって征服され完全に破壊された。現在、湖は埋め立てによってほぼ消失しており、その上にはメキシコシティが広がっている。発掘チームは、首都北西部、アスカポツァルコのマンションの地下約1.3〜1.7メートルの地点で、2メートル四方の埋葬跡を発見。

 遺骨はほぼ全身の部位が残っており、保存状態も良好だった。犬以外の骨は無く、前例がない埋葬方式にチームは驚いたという。

 体高はどれも中型犬程度。年齢にはばらつきがあるが、歯もほとんど残っていた。チワワの祖先とみられるテチチにしては小柄で、成犬のメキシカン・ヘアレス・ドッグのように小臼歯が抜けているわけでもない。メキシコ原産の犬種ではなく、どこにでもいる雑種とみられている。

 近隣の発掘調査から「Aztec III」様式の陶器が出土しており、遺骨の年代は1350〜1520年ごろと推定されている。

◆犬を食べる習慣も

 古代アステカ文明の当時、アスカポツァルコはテスココ湖の西岸に面していた。同水域は現在は干上がっており、かつての湖底はビルや道路で埋め尽くされている。

 発掘チームの考えでは、住民のアステカ人は洪水の侵入を防ぐため、日常のゴミを湖の沿岸部に捨てて土嚢代わりに積み重ねていたという。現場からは、陶器や骨で作った針、黒曜石のナイフ、人や犬の骨で作った楽器、彫刻が施されたシカの骨のほか、食糧とみられる七面鳥や犬の骨も見つかっている。

 確かに当時の飼い犬は、アステカ人の胃袋に収まったケースが多かったという。考古学者チームは今後も発掘調査を進める計画だ。骨に疾患や奇形などの痕跡が見つかれば、1カ所にまとめて埋葬された原因も突き止められるかもしれない。

A. R. Williams, National Geographic News




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どうぶつ救援本部(正式名称 緊急災害時動物救援本部)「今後の救援事業の進め方」について

お知らせプレスリリース

 昨今、緊急災害時動物救援本部について、各種のマスコミ報道がされているところです。しかし、ごく一部の発言や事態のみが恣意的に切り取られて報道されているために、皆さま方に対して緊急災害時動物救援本部の意図や活動が適切な形で伝わらないことが危惧されます。 このようなことから、今般、あらためて緊急災害時動物救援本部の考え方などについて、ご説明・ご報告をさせて頂くことにしました。
  なお、今後の救援事業の進め方などについては、より具体的かつ詳細なものを3月に公表できるように、現地の関係機関と調整中であることを申し添えさせて頂きます。

1 緊急災害時動物救援本部の組織体制について
 昨年の8月、「緊急災害時動物救援本部評価委員会報告書(中間報告)」において指摘された諸課題に対応するために、本部長の交代などを含めて新しい組織体制を発足させました。
  現在、この新たな組織体制のもとで、緊急災害時動物救援本部のより一層の拡充を図るための取り組み方策を検討しているところです。

2 現在、緊急災害時動物救援本部が実施している事業について
 「緊急災害時動物救援本部評価委員会報告書(中間報告)」を踏まえて、「東日本大震災によって被災した飼い主及びペットに関する救援」と「将来に向けた緊急災害時動物救援本部の組織体制や事業内容の見直し」の2種類の事業を、併行して実施・検討しています。詳細については、逐次、ホームページ等において公表していく予定です。

3 緊急災害時動物救援本部において実施中または関係機関と調整中の救援活動について
 東日本大震災が発生してから約3年が経過しました。しかし、未だに福島県などにおいては支援が必要な状況が残されています。このような事態をできるだけ早期に解消するために、関係機関と協同しながら、次の事項に関する支援事業を実施中または実施を予定しているところです。

(1)仮設住宅等で暮らしている飼い主及びペットの救護
(2)全国各地のシェルター等に保護収容された東北3県のペットの救護
(3)福島県の三春シェルター等において保護収容された犬や猫の救護
(4)帰還困難区域等において迷子になっているペットの救護
(5)帰還困難区域等において繁殖した野生の犬や猫等の管理
(6)諸課題に対応するための拠点整備(三春シェルターを活用)

※義援金を使用した救護活動の対象動物について
 帰還困難区域等においては、人が関わらない環境下で野外繁殖した犬や猫(飼い主のもとからはぐれてしまったペットのことではありません)の保護管理が検討課題になっています。これらの犬や猫の保護管理については、関係行政機関や緊急災害時動物救援本部の構成団体である動物愛護団体が、各団体における固有の業務としての保護管理を必要に応じて実施または検討してきているところです。
 緊急災害時動物救援本部としての対応ですが、「被災したペットとその飼い主のための義援金にご協力ください」「被災したペットの飼い主に対する支援のための募集」という呼びかけで義援金を募集していたことを踏まえて、救護の対象とする動物の種類や範囲については慎重に取り扱わなければならないと考えています。
 しかし、このような制約がある中でも緊急災害時動物救援本部として実施できることをできる限り模索するために、人が関わらない環境下で野外繁殖した犬や猫の保護管理についてどのようなことができるのか、また、緊急災害時動物救援本部に代わって緊急災害時動物救援本部の構成団体がその固有業務としてできることはないのか等といったことについて検討を進めているところです。

4 義援金の使途について
 これまでに約7億円の義援金が寄せられました。そのうち、約5億円は現地での救護活動を支援するために支出しましたが、現時点で約2億円が残っています。今後の救護活動に対する支援の計画は前述したとおりですが、これらの事業の実施には多額の費用がかかるため、この約2億円(全額)はその経費に充てるための資金として準備しているものです。
 なお、現地の動物救護本部による活動が困難であった際に緊急避難的に措置した「緊急災害時動物救援本部が主体となって個別に全国の各愛護団体等に直接交付する」といった方式による救護活動の実施は、その効率性の確保や組織的・統一的な実施が困難になるおそれがあることから見合わせることとしています。
 今後は、「緊急災害時動物救援本部評価委員会報告書(中間報告)」を踏まえ、現地の動物救援本部や関係行政機関と調整をしながらより効率的・効果的と考えられる救援方法を検討し、緊急災害時動物救援本部及び関係団体が連携・協力しながら救援活動を行うことにしています。

5 その他
(1)投資信託について
 約7年前、緊急災害時動物救援本部は、阪神淡路大震災動物救援本部から寄贈された活動資金の一部(約3千万円)を投資信託に回しました。これは、当時の関係者に対してヒアリング調査を行ったところ、今後の救援活動に充てることができる資金を少しでも増やしたいという意図で実施したものであるとのことでした。
 しかし、現在の緊急災害時動物救援本部の新体制においては、今後は、寄せられた義援金を含めて、緊急災害時動物救援本部の資金を投資信託によって管理しないことを決定・確認しています。
なお、この投資信託による損失は、昨今の株価の上昇等に伴い、縮小または若干の利益が出るまでになっていますが、株価等の動向を見ながら、適切な時期に現金化するための準備を金融機関と行っているところです。

(2)緊急災害時動物救援本部の組織体制及び事業の拡充について
 「緊急災害時動物救援本部評価委員会報告書(中間報告)」の提言を踏まえ、次の事項についての検討を進めているところです。

@救護の理念や方法の確立に向けた調査研究の推進
A発災時の救護活動や平時からの普及啓発活動に専念できる体制の強化・拡充
B各都道府県における救護担当行政機関や関係獣医師・動物愛護団体との平時からの連携の強化
C首都直下型地震や南海トラフ巨大地震等への対応に関する適切な準備
D国が策定した「被災動物の救護対策ガイドライン」(環境省動物愛護管理室)との整合性のある救護のあり方の検討


<最後に>
 末文になりますが、今回の震災により、ご家族等をなくされた方々に対して哀悼の意を表しますとともに、被害を受けられた方々に対してお悔やみの言葉を申し上げます。
 また、かけがえのない伴侶であったペットを失われた方々に対しても、心からのお見舞いを申し上げさせて頂くとともに、被災した飼い主やペット等の救護活動に対して義援金を寄せて頂いた方々、献身的に保護活動を行われている方々に対しまして、あらためて感謝の言葉を述べさせて頂きます。



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都の“犬を飼うこと”本が話題、「犬を飼うってステキです―か?」。

ナリナリドットコム

東京都が15年以上前に発行した動物愛護読本「犬を飼うってステキです―か?」が話題を呼んでいる。この本は優しいタッチのイラストで、犬を飼うことの楽しさや素晴らしさ、かわいさを伝える一方で、必ず伴う困難、育てることは決して止められないという事実を丁寧に伝える内容だ。



過去に幾度もネットで話題となり、2005年の時点でmixiのコミュニティも開設、ブログのエントリーもいくつも見ることができるが、今回は2月10日前後から2ちゃんねるまとめサイトやNAVERまとめなどで改めて紹介されたことをきっかけに、TwitterやFacebookで話題になっているようだ。

ネットでは「泣いてしまった」「犬を飼おうと思う人は絶対読むべきだ」「凄い説得力だ…」「素晴らしい仕事だ」など、絶賛の声が続々。東京都福祉保健局のホームページでは、全49ページを4分割し、PDFで全文公開している(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/yomimono/dokuhon.html)ので、気になる人はぜひご一読を。



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