動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年04月19日

網走保健所、猫の殺処分ゼロ 昨年度、犬に続き 情報発信で新しい飼い主

北海道新聞


【網走】網走保健所が2013年度に殺処分した猫が、記録の残る02年度以降初めてゼロとなった。保護した猫に関する情報発信や、飼い主との話し合いの強化などが功を奏し、12年度には犬の殺処分ゼロも達成している。担当者は「多くの人の協力のおかげ。今後も続けたい」と意気込んでいる。

 同保健所の管轄は、網走市と、大空、小清水、清里、斜里の4町。「飼い主に捨てられた」「迷子になった」―などさまざまな事情の犬猫を収容。保護4日目以降、飼い主が見つからなければ殺処分の対象となる。10年度は犬5匹、猫54匹、11年度は犬5匹、猫12匹を殺処分した。

 しかし11年度以降、人間の都合で死ぬ命を少しでも減らそうと、保護した犬猫の写真を掲載するホームページの開設や、スーパーや動物病院へのポスター掲示など情報発信を強化。元の飼い主や新たな引き取り手が見つかるケースが増え、12年度の殺処分は犬0匹で、猫は飼い主の希望で安楽死させた高齢の1匹だけ。13年度は猫0匹で、犬も同様の安楽死が1匹だった。

 同保健所には、引っ越しや高齢者施設への入所を理由に、ペットの引き取りを依頼する電話が年間50件以上あるが、職員は殺処分の可能性を依頼者に説明。ペット可の物件探しや譲渡先の探し方を提案すると、思い直す依頼者が増えた。10年度は犬29匹、猫67匹を引き取ったが、13年度は犬10匹、猫11匹と大幅に減少。殺処分ゼロに大きく貢献している。

 引き取り数の減少により、譲渡先が見つからない犬猫を長期間保護できるようになった。現在同保健所に収容している捨て猫1匹も、片目が不自由でもらい手がなかなか見つからず、80日間以上保護していたが、札幌圏の住民が新たな飼い主になることが決まった。

 同保健所は「殺処分ゼロへの動きがより広まってほしい」としている。(米田真梨子)


タグ:殺処分
posted by しっぽ@にゅうす at 06:00 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

環境省 平成26年度動物愛護週間ポスターのデザイン画を募集

WPN


環境省、およびに動物愛護週間中央行事実行委員会は現在、平成26年度動物愛護週間ポスターのデザイン絵画を募集中だ。

 毎年9月20日から26日までの「動物愛護週間」の普及と、国民の動物愛護管理に関する意識の高揚を目的に開催されるこのコンテストでは、毎年違うテーマに沿った作品を募集する。

 動物の遺棄や虐待、不適切な飼い方による鳴き声や悪臭の発生など、一部の無責任な飼い主による目にあまる問題に焦点を当てた今年は、「宣誓!無責任飼い主0宣言!!」がメインテーマ。動物の命をあずかる責任と社会に対する責任について、普及啓発を行うために使用する作品を募集する。

 最優秀作品(環境大臣賞)1点には、賞状と記念品(図書カード5万円程度)が贈られるほか、平成26年度動物愛護週間ポスターに採用され、全自治体や関係省庁、報道機関などに配布される。

 募集作品は、四つ切り画用紙(542mm×382mm)を縦長で使用することという条件以外、画材や彩色は自由だが、対象となる動物はほ乳類、鳥類、爬虫類に限られる。そのほか、細かい注意事項は同省の関連報道発表資料を参照してほしい。

 募集締切は5月30日(金)で、6月上旬に審査が行われたのち、7月中旬に同省ホームページなどで結果が公表される。また、受賞者は9月中旬に開催予定の「動物愛護フェスティバル」で表彰される。


posted by しっぽ@にゅうす at 05:00 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物はもう“家具”ではありません フランス、民法改正に向け前進

WPN


“ペットは家族”という考えも定着した感がありつつ、未だ民法上では飼い主の「動産」扱いとなる日本のペットたち。一方、同じく法律上でペットを「物」と規定するフランスで、その考えを大きく覆す画期的な決定がなされたという。

 16日付の英「テレグラフ」は、今週火曜に開かれた仏国民議会の法律委員会において、現行の民法では家具などと同じく、飼い主の「所有物」とされるペットの規定を「感覚ある生き物」と改定することが決まったと伝えている。

 きっかけとなったのは、長年法改正に向け活動を展開してきた動物愛護団体「30 Millions d’Amis(“3000万の友だち”の意)」が提出した嘆願書だった。およそ68万人もの署名が集まったそうで、なかには著名な哲学者や元大臣なども名を連ねているという。

 同団体のレア・ユタン代表は「犬や猫を自力で歩き回る“家具”として扱うなんて、あまりにナンセンス」とコメントしており、同団体はこの決定を「最初の大きな一歩」と評価しているようだ。

 フランスの法律においては、「自然保護に関する法律」や「農事法典」で、すでに動物を「感覚ある存在」と規定しているのだが、民法ではナポレオンの時代から200年以上“家具扱い”のままで現在に至っているとか。

 今後正式に民法改正となるには、国民議会および元老院本会議において改正案が可決される必要があるが、法改正が実現すれば、動物虐待事件の立件がしやすくなるなど、動物をめぐる状況改善につながるのではと期待されている。


タグ:海外
posted by しっぽ@にゅうす at 03:00 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

家族の笑顔こそ最高の薬

産経ニュース


「プラセボ(偽薬)効果」という言葉があります。医学の分野では頻繁に使われ、実際には有効成分が入っていない薬にも関わらず、本人の思い込みによって効果を発揮する不思議な現象を言います。動物医療においても、このプラセボ効果と似た現象が起きることがあります。

 ペットに大きな病気が発覚したとき、誰もが不安や悲しみを覚えます。しかし、あくまで経験則ですが、明るく前向きなポジティブな気持ちで治療に望む家族ほどペットの病気が治りやすくなる傾向にあると感じます。

 獣医師は常に最悪のケースを想定し、それを家族に伝える義務があります。そのため、家族が強い不安を覚えるのは当然のことです。ところが、飼い主の不安や緊張は犬の健康状態に影響するという説もあり、家族の気持ちは治療のうえで重要な要素の一つであるといえます。

 考えてみれば当たり前のことです。試合の前にコーチが悲しい顔をしていたら、選手が良い結果を残せるとは思えません。病気に対して最悪の想定をするのは家族の仕事ではなく、獣医師の仕事です。家族の仕事は、いつものように笑顔が絶えない楽しい家庭であり続けることです。プラセボ効果といえるかどうか分かりませんが、「家族の笑顔」こそ、どんな病気も治してくれる夢の特効薬なのです。

 とはいえ、不治の病もあり、ずっとポジティブな気持ちで居続けるのは簡単ではありません。そんなときは、せめてペットの前だけでも明るく笑顔にあふれる家族でいましょう。そのことこそがペットの幸せにつながるのではないでしょうか。(アニコム損保 獣医師 小川篤志)


タグ:
posted by しっぽ@にゅうす at 02:08 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする