動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年04月23日

ペットの溺愛がもたらす人獣共通感染症にご用心

ナショジオ トピックス


近年ではイヌ、ネコにはない野性味が魅力的に映るのだろうか、かつては一般家庭で飼育対象になることのなかった野生動物が、エキゾチック・アニマルと呼ばれて飼われるようになっている。正規の輸入ルートであれば感染症の侵入を水際で食い止める検疫が実施されているだろうが、中には生息地で密猟された後、正規の輸入手続きを経ずに日本に持ち込まれたものもあり、人獣共通感染症のリスクは増しているようだ。

長らく発生していない狂犬病だが……

 ペットと人間がともに感染する人獣共通感染症といって、まず代表例として思い浮かぶのは狂犬病だろう。狂犬病ウイルスの感染により、中枢神経が侵され、沈うつ、興奮、麻痺といった症状があらわれ、ひどい場合は死に至ることもある。

 狂犬病という名前の影響で、イヌからしか感染しないと思われるかもしれないが、すべてのほ乳類が感染する可能性がある。日本では1950年に狂犬病予防法が制定され、予防接種が徹底されたため、1956年に人とイヌで、1957年にネコで発生して以来確認されていない。しかし、世界に目を向けてみると狂犬病は増加傾向にあり、毎年3万5000〜5万人(WHO調べ)が亡くなっている。

 それだけに感染した動物が海外から持ち込まれるのを水際で食い止めることが求められる。かつてはイヌだけに限られていた検疫が、2000年からネコ、キツネ、スカンク、アライグマにも適用されているが、密輸された動物は検疫の網にかかってこない。

 例えば、南米ではコウモリを介して狂犬病が拡がっているため、2003年に輸入が禁止されているものの、今なお一部のペットショップで売られている。その多くは日本国内で繁殖された安全な個体だろうが、密輸されたものがないとは言い切れず注意が必要だ。

ネズミ類は無症状でも人間は発症

 狂犬病については長らく日本での感染例は確認されてはいないが、エキゾチック・アニマルからの感染だと確認されているものがある。レプトスピラ症だ。

 レプトスピラ症はレプトスピラ菌の感染によって発症する病気で、自然宿主であるネズミ類(げっ歯類)に感染して症状をあらわすことはない。ところが、人間に感染すると風邪のような発熱のほか、黄疸、出血、腎障害といった症状を発症する。1970年代前半までは日本でも年間50人程度が亡くなるほど身近な感染症だったが、菌を媒介するネズミの駆除が進み、環境衛生が向上したため、狂犬病のように撲滅こそされていないものの、その発生数は激減した。

 しかし、エキゾチック・アニマルがペットとして飼われるようになって、レプトスピラ症のリスクは高まっていると言われている。2005年にはペット輸入販売業者の従業員に、ペット用に輸入されたアメリカモモンガからレプトスピラ菌が感染。発熱やだるさを感じ、急性腎不全、肝機能障害といったレピトスピラ症特有の症状があらわれた。

 現在、げっ歯類の輸入に際しては届け出制が導入されており、感染症の安全性を証明する輸出国政府が発行した衛生証明書の提出が義務付けられている。もし、げっ歯類を飼う場合には、安全性が確かめられたものかどうかをペットショップで確認していただきたい。

イヌやネコだってリスクがないわけではない

 このようにエキゾチック・アニマルが飼われるようになって、人獣共通感染症のリスクは高まっているわけだが、古くから飼われているイヌやネコだってリスクがないわけではない。その代表例と言えるのがQ熱とトキソプラズマだ。

 人間が発症すると発熱、倦怠感、リンパ節の腫れなどの症状があらわれるQ熱は、昔からウシやヒツジといった家畜の感染症として知られていた。ただし、家畜に接したことのない人もQ熱にかかっていたため、イヌやネコを対象に調査を行ったところ10〜15%が過去に感染していたことが明らかになっている。Q熱の原因となるコクシエラ菌は動物の唾液、糞、尿に含まれるため、ペットとの過度なスキンシップや、糞尿を処理する際に感染するリスクがあるのだ。

 また、ネコの糞便を介して感染することがあるトキソプラズマは、健康な成人であれば症状があらわれることはほとんどないが、過去に感染したことがなく、免疫を持たない妊婦が感染すると胎児への影響が心配される。妊娠初期に胎盤を通じてトキソプラズマが胎児に移行すると流産してしまうことさえある。愛猫とのスキンシップは安らぎの時間を与えてくれるかもしれない。しかし、胎児へのリスクを考えると、妊娠を考えている女性はネコとの接触は控えてもらったほうがいいだろう。

 ペットを溺愛するがあまり、口移しでエサを与えたり、同じベッドで寝る飼い主がいるが、動物だけでなく人にも感染する人獣共通感染症のリスクを考えると、過度の接触は控えていただきたい。

(文・斉藤勝司)
posted by しっぽ@にゅうす at 06:41 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

放っておいちゃダメ!ぷ〜んと臭う動物臭に有効な「ペットの臭い対策」5つ

アメーバーニュース

ペットを飼っていらっしゃる方にとって、ペットの“臭い対策”は悩ましい問題ですよね。とくに気温が高い日や、雨の日などは「動物くさ〜い」となってしまうこともしばしば。家にお客さんが来る日などはさらに気になりますよね。

そこで今回は、愛玩動物飼養管理士である筆者が、臭いが気になるこれからの季節に知っておきたい“ペットの臭い対策”の5つのポイントをお伝えします。



■1:ペットシーツは少しの汚れでも取り替える

ペットシーツは悪臭の原因の1つです。少しのおしっこしかしていなくて「勿体ないかな?」くらいの量であっても、臭い対策のためには、こまめに取り替えることが大事です。

それとあわせて、ペットシーツのマットも、こまめに水拭きしてくださいね。



■2:ペットの足をこまめに拭く

犬の場合、シーツにおしっこした時に、少し足についてしまうことがあります。その足で部屋を歩き回ると、臭いのもとが広がってしまいます。気付いた時はすぐに、足を拭いてあげるようにしてくださいね。



■3:お風呂に入れる

おしっこが被毛についてしまったり、お散歩で汚れてしまったり。ペットの体は汚れやすいものです。常に清潔に保てるよう、お風呂に入れてあげてください。お風呂が極度に嫌いな子の場合は、固く絞ったタオルで体を水拭きしてあげてもよいですよ。



■4:ペットグッズもこまめに洗う

ペットの洋服はもちろんですが、ブランケットやおもちゃなどもこまめに洗浄するようにしてください。ブランケットは意外と臭いがついていますので、最低でも1週間に1回は洗ってあげたいですね。



■5:ご飯の食べ残しをそのままにしておかない

ペットのご飯の食べ残しも臭いの原因の1つです。気付いたら片付けるようにして、臭い対策を十分にしてください。



以上、ペットの臭い対策で有効な5つのポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか?

この他にも、最近ではペットの臭いを対策する消臭スプレーも種類が豊富ですので、これを活用するのも効果的です。

スプレーなどを使用する際には、必ずペット専用のものを使用しましょう。ペット専用のもの以外には、ペットによくない薬品が入っている可能性があるので危険です。

気温の上がるこれからの季節、ペットの臭い対策をしっかりと行って、ペットとの快適な生活を送っていきましょう!




タグ:臭い
posted by しっぽ@にゅうす at 06:38 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都会でジワジワ人気の「猫付き」マンションとは

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ペットはいまや人生のパートナーだ。動物が飼える集合住宅が増える一方、飼い主の高齢化などで手放さざるを得ないケースも出ていて、その多くは引き取り手がいない。そんななか、猫を飼う“権利”が付いた賃貸物件が首都圏で広がっているという。互いが幸せに暮らす現場を訪ねた。

 会社員の森下恵子さん(51)が、雌猫のルナ(推定2歳)と一緒に暮らすようになって、ちょうど1年。自宅は都内でも人気の目黒区エリアに立つ賃貸マンションで、間取りは1DK(約36平方メートル)だ。

「築20年ですが、住み心地はいいですよ。駅から近いし、出窓があるので猫も気に入ってます」

 最近では、ペットを飼えるマンションは決して珍しくなくなった。だが、ここには、ちょっとユニークなシステムがある。その名もずばり、<猫付きマンション>。といっても借りた部屋に猫がついているわけではなく、猫を飼うための“権利”が部屋についているのだ。森下さんが説明する。

「ルナは正式な飼い猫でなくレンタル。猫を所有しているのは『東京キャットガーディアン』というNPO法人で、そこから猫を預かって同居しているんです」

 東京キャットガーディアンは2008年に東京の大塚、12年以降に西国分寺、蒲田の3カ所で猫カフェ形式の保護・譲渡施設をオープンした。同時に、猫たちを希望者に貸し出し、ペット可マンションで飼ってもらう事業を始めた。もちろんマンションオーナーの同意が必要になる。その後、このシステムを利用できる賃貸物件は徐々に増えており、今は目黒区、文京区、杉並区、神奈川県川崎市など20戸以上を数える。

 企画の発案者であるNPOの山本葉子代表に会うため大塚の施設を訪ねた。ビルを改築したシェルターに猫が70匹近く収容されていた。主に関東地区の保健所から引き取っているという。キジ、白、茶トラなどの雑種から、毛がフワフワの洋猫や、視力を失ったハンディのある猫も。ほとんどがもともとは飼い猫だったが、人間の都合で捨てられたという。

「猫付きマンションは、行き場を失った“成猫”(1歳以上)の救済策。里親が一人でも増えてくれないかと思っています」(山本さん)

 子猫は捨てられても、もらい手が見つかりやすいが、成猫が保健所に持ち込まれると、その多くが引き取り手もなく、殺処分される運命なのだという。猫のブログやマンガなどが流行する一方で、不幸な末路をたどる猫は後を絶たないのだ。


タグ:集合住宅
posted by しっぽ@にゅうす at 06:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本初 老犬の介護ホーム誕生

マイナビニュース


わんわんランドは、茨城県つくば市に日本初の大規模老犬介護ホーム「ひまわり」を5月12日にプレオープンする。

同施設は、老齢になり介護や介助が必要な犬や、自らの病気や高齢化などで飼い犬を手放さざるを得ない飼い主から愛犬を預かる老犬介護ホーム。同社は、開業20年で培った介護・介助のノウハウを活かし、軽度の身体的な衰えから寝たきりの犬、痴呆症状がある犬まで、一匹一匹に適したケアを行う。

また、人間の介護ホームと同様に終生介護を引き受ける。同一施設内には動物病院があるため、急な病気や万が一の怪我の際にもすぐに対応が可能。飼い主が安心して預けられるよう、犬の健康管理も日頃から細かく実施する。

同施設は、他の類似施設にはない多頭部屋を用意している。犬は元々群れを形成する動物で、高齢化に伴った痴呆症状なども多頭飼育環境下では病状の進行が遅くなるなどの研究結果も出ていることから取り入れた。もちろん、犬の状態や性格に合わせて個室を選択することもできる。

収容可能頭数は50頭。サービスの提供価格は、月額4万円から。なお、犬が施設内で亡くなったときには、グループ会社内で展開するペット霊園による永代供養や、年2回行われる慰霊祭なども実施する。


タグ:老犬ホーム
posted by しっぽ@にゅうす at 06:32 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヘビ・トカゲ無許可飼育、販売元への規制甘く

読売新聞


特定動物に指定されているヘビやトカゲ計25匹を無許可で飼育したとして、大阪府警が2月、大阪市阿倍野区の会社員の男(45)を動物愛護法違反容疑で書類送検した事件。


 府警の捜査では、岡山市内のペットショップが男に許可の有無を確認せずに販売したことがわかったが、同法に販売元を罰する規定がないために責任は追及されず、事件は終結した。全国では、無断で飼われた危険な動物が逃げ出す事例が相次いでおり、専門家は、販売元への規制の甘さが無許可飼育を助長していると指摘する。

 「大きなヘビが壁に……」。昨年10月10日、こんな通報を受けた阿倍野署員が同区内の木造アパートに駆けつけ、まだら模様のヘビが雨どい付近に張り付いているのを発見した。

 ヘビは、中南米原産の大型種「ボアコンストリクター」。聞き込みなどで、アパート2階に住む男が飼い主とわかり、署員らが自室を訪ねると、6畳間に積み重ねた衣装ケースや檻おりの中で、約60匹のヘビやトカゲが見つかった。

 このうち、飼育に許可が必要な特定動物は逃げ出したボアや「アメリカドクトカゲ」など25匹。男は許可が必要とは知りながらも、「仕事の疲れが癒やされる」と無断で飼い続けたという。

 その後の捜査で、多くの動物の購入先は、岡山市内のペットショップと判明。男性店主は、男が許可を得ているかどうか確認しないまま、販売を続けていたという。同法では、販売業者に購入者の許可の有無を確認するよう努力規定が設けられているが、罰則はない。店主は取材に対し、「普段は確認している。以前から取引がある人だったので、許可があると思いこんだだけ」と話した。

 国内の動物売買を巡っては、ワシントン条約などで保護される希少生物や、生態系への悪影響が懸念される特定外来生物については、原則的に販売が禁止されている。一方、それ以外の危険とされる動物は、各自治体で対策が施されてきたが、国が一元的に規制しようと、2006年に「特定動物」として改正動物愛護法で飼い主の義務などが定められた。そのため、販売側への急激な規制は検討されず、一昨年9月の改正で初めて、購入者の許可の確認義務やインターネットのみでの販売禁止などが盛り込まれた。環境省の担当者は「当面は改正の効果を見定めたい」とさらなる改正には慎重だ。

 同省によると、特定動物が捨てられたり、逃げ出したりした事例は1999年〜11年に計103件。12年7月には相模原市で毒ヘビ約20匹を無許可で飼育していた男性がかまれて重傷を負う事件も起きた。

 阿倍野区で見つかったヘビなどの引き取り先は決まっておらず、現在は一時的に近畿地方の水族館に預けられている。ワニガメなどの特定動物を引き取っているNPO「ワニガメ生態研究所」(岡山市北区)の荻野要代表(49)は「今の制度は、危険のある動物を無責任に売っても追及されることがなく、『売り逃げ』を助長している。行き先がなかなか見つからない動物もかわいそう。販売側の規制を強化すべきだ」と指摘する。(鷲尾有司)

 ◆特定動物 人の生命や財産などに害を及ぼす恐れのある動物。サメなど水中にしか生息しない動物や昆虫は除く。哺乳類や爬虫(はちゅう)類、鳥類の650種が指定されている。飼育するには、鍵のかかる籠など安全に管理できる環境整備が求められ、都道府県や政令市の確認、許可を受ける必要がある。2013年時点の許可は全国で約3万9000匹。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:30 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする