動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年05月25日

初夏にかけ活性化するネコノミ 犬や人もご用心

日本経済新聞


初夏にかかる頃から、動物病院には皮膚病の来院が増えてくる。犬でも猫でも背中からお尻の周りにかけて、強いかゆみと脱毛があれば、獣医師はノミ感染によるアレルギーを疑う。気温の上昇とともにノミも活性化してくるのだ。

■雄より大きい雌 「ノミの夫婦」の語源に

 ネコノミの体長は雄成虫で1.2〜1.8ミリ、雌成虫で1.6〜2.0ミリ。雄が小さいのが「ノミの夫婦」の語源だ。成虫は宿主の皮膚から吸血し、雌は1日に10個以上卵を産み、幼虫は成虫のフンなどを食べ、サナギを経て羽化し成虫となる。バッタなどと違い、チョウやガのように完全変態をとる。

 ノミというと、体長の100倍にも及ぶとされるジャンプ力に目がいくが、成虫を正面から見るとかなり扁平(へんぺい)で、動物の体毛の中をすり抜けていくのに適した形態をしている。卵は最適の環境では3週ほどで成虫になり、寒くなればサナギで冬を越すこともある。室内が暖かくなった現在では、年間を通して繁殖が可能ともなっている。猫に寄生するのでネコノミだが、犬に付いているノミを調べても、ほとんどがネコノミである。

 蚤虱(のみしらみ)馬の尿(ばり)する枕もと(松尾芭蕉「奥の細道」)

 出羽の国(山形県)の国境に近い尿前(しとまえ)の関で芭蕉がくわれたのはヒトノミだったろうが、寄生虫学者の間では、現在の日本においてイヌノミやヒトノミは絶滅危惧種である。

人に寄生して繁殖することはないが、これからの季節で(猫のいる環境で)人の膝から下にかゆみや発疹があれば、ネコノミ刺傷によるアレルギーを疑ってもよいだろう。卵や幼虫、サナギは濃厚感染ならば体毛の中に成虫と一緒に確認することもある。またカーペットや畳の縁などが繁殖地となっていることもある。

■ひと跳び20〜30センチ 幸運ならジャンプは1度だけ?

 ノミの跳躍力は平均ひと跳び20〜30センチに及ぶが、「幸福なノミは生涯1
度しか跳ばない」という説がある。成虫は寄生する生物が近くに来るまで待機し、動物の気配を二酸化炭素や体温で察知すると狙いをつけてジャンプする。運よく1回で体毛内に入り込めたら、その後は一生跳ねる必要がないというのがノミの生態学なのである。

 ノミの幼虫は体長2ミリくらいの小さいウジ虫みたいだが、脱皮を繰り返した幼虫が頭をもたげると、ひと昔前は「ケムンパス(=赤塚不二夫作『もーれつア太郎』の名脇役)に似た虫が猫に付いている」という飼い主の訴えを受けたこともある。このごろの若手獣医師はニャロメやウナギイヌも知らないので、話題になることはまずない。

(帝京科学大学教授・獣医師 桜井富士朗)


タグ:健康 ノミ
posted by しっぽ@にゅうす at 06:41 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飼い主が犬の捻挫を疑うときは「ほぼ捻挫ではない」と獣医師

NEWSポストセブン


ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーなど大型犬に多い「股関節形成不全」や「前十字靱帯断裂」。痛みで歩けなくなると、犬はどんどん弱まり、ほかの病気を発症することもある。
 最近の獣医師の中には、歩行困難の犬が「歩けるようになる」だけでなく「華麗に走れるようになる」ことを目指して治療を行なっている医師もいる。整形外科を専門とする獣医師たちが、自らを除いて「整形外科分野で優秀と思われる」獣医師を選んだ結果、「犬の名医」たちの名が浮かび上がってきた。そうした医師が紹介されている『犬の名医さん100人データブック』(小学館)というムックも刊行されている。
「飼い主さんが『犬の歩き方がおかしいけれど、捻挫かな』と思った時は、ほぼ捻挫ではありません。悪い状態を放置しておくと、最後は人工関節手術しかないという事態になることも」
 こう警鐘を鳴らすのは、同書にも登場する神奈川県鎌倉市の『小川犬猫病院』の小川純也院長だ。小川氏はこう続ける。
「早い段階で発見した方が、治療の選択肢も多い。私は整形外科医として『犬が歩けるようになればいい』ではなく『犬が華麗に走れるようになればいい』と考え、治療に取り組んでいます。そのために、ほぼ毎年海外に赴き、最新情報を収集するとともに訓練を受け、世界の最前線で行なわれているハイレベルな治療法を持ち帰るようにしています」
 大阪府門真市の『ファーブル動物医療センター』の山口力整形外科院長は、犬の負担軽減を強く意識している。
「関節の疾患はレントゲンだけでは確定診断が難しいのですが、関節に入れる内視鏡の一種である関節鏡を使えば、確定診断ができ、さらにそのまま治療に移行できます。関節鏡による治療は、皮膚を大きく切るのではなく、小さな穴を開けての治療ですので、犬の肉体的な負担を減らことができます。少しでも痛みや合併症を減らし、機能障害を最小限にとどめることが大事だと思います」
 同様に関節鏡を使った負担の少ない治療を実践している『やまぐちペットクリニック東京動物整形外科病院』の山口伸也院長は、治療に加えて、感染症対策にも力を入れている。
「整形外科、神経外科は感染との闘いです。骨が感染を起こすと、血液が供給されないため、なかなか治りません。特に人工関節の手術では絶対的に無菌の状態が必要で、当院ではクリーンルーム用エアコンおよび陽圧換気システムを導入しています。これは手術室内の気圧を高くしておくことにより、室内から室外への空気の流れをつくり、外気が手術室に入ってこないようにするものです」
 同病院では、こうした感染防止のために国際的な研究団体で衛生についても学んでいるという。


タグ:獣医師
posted by しっぽ@にゅうす at 06:38 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の適切な散歩時間 大型犬は長く、小型犬は短くは間違い

NEWSポストセブン


犬の散歩は飼い主ではなく犬の健康のため。だから、適正な時間と距離はどのくらいなのかと気にする人にとって、飼育本に書かれている目安は重要だ。Can! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく犬のしつけを指導する西川文二氏が、適正な犬の散歩時間について解説する。
 * * *
 いやぁ、風薫る良き季節になりましたな。犬との散歩も楽しさひとしお、ってな感じでは?
 そういえば犬の散歩って、大型犬は1日ウン時間必要、小型犬はウン十分で充分、なんて飼育本なんかには書かれてる。目的別に改良されてきた犬、その種類の違いで語るならわかるけど、サイズの違いで、ってのは意味がわからん。
 カラダの大きい個体の方が、運動をたくさんしないといけない。納得しちゃいそうだけど、ちょっと変。カラダの大きい人の方が小さい人より、たくさん運動しなくちゃいけない、ってことはない。
 自らのカラダが負荷となる運動は、大きなカラダを動かすのにその分エネルギーを必要とするわけでしてね。必ずしもカラダが大きいからといって、その分たくさんしないといけない、とはならん。
 健康のためには1日1万歩歩くといいんですけどね、そこの猫ひろしさんはえ〜とちっちゃいから1日5千歩でいいですよ、ああ、そっちの大きなチェ・ホンマンさんは……う〜ん1日2万歩ね、ってなことにはならない。
 それと散歩ってのは運動のためにだけするわけじゃあない。脳に刺激を与える、ってな重要な意味もある。これまたカラダのサイズにゃ関係ない。
 そもそも人間につきあっての散歩なんて、犬にとって必要十分な運動になってるのか? なんてったってマイペースでなら、何時間でも歩き続けられるらしいですからね、奴らは。
 まっ、かように犬に必要な散歩量なんて、よくわかっちゃあない。ならば飼い主の健康にいいって量でいいじゃん、ってな発想もあり。
 グレートデンを従えた猫さんも、チワワに率いられてるチェさんも、健康のために1日1万歩を目指す。
 千里の道も1歩から、万歩の道はワン歩から。さぁ、この良き季節から始めましょ!
※週刊ポスト2014年5月30日号



タグ:散歩
posted by しっぽ@にゅうす at 06:35 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペット霊園許可制へ、佐伯市が条例案

読売新聞


佐伯市は23日、ペット霊園の建設を市による許可制とする条例案を市議会定例会に提出すると発表した。ペット霊園を規制する条例は県内では初めてで、8月1日の施行を目指す。

 市によると、ペット霊園設置には法規制がない。条例により、霊園で火葬する際の煙などを巡る近隣住民とのトラブル防止を図る。

 条例案によると、業者は市との事前協議を経て、住民に対する説明会を開いた後、市に設置許可を申請する。市は、住宅地から250メートル以上(火葬施設がない場合は100メートル以上)離れているなどの設置基準を設け、問題がない場合に許可する。必要に応じて立ち入り検査を実施。移動火葬車も規制対象に含める。


タグ:ペット霊園
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2014年05月24日

ダックスフントに多い「椎間板ヘルニア」の犬の名医5人紹介

NEWSポストセブン


ダックスフントに多い「椎間板ヘルニア」。放っておくと、犬が歩けなくなったり、自分で「排尿排便」ができなくなったりすることもある深刻な病気だ。かつては難しいとされた犬の椎間板ヘルニア手術だが、現在は、大学病院でなくとも、整形外科を標榜して治療する獣医師たちが現われ、成果をあげている。
 整形外科を専門とする獣医師たちが、自らを除いて「整形外科分野で優秀と思われる」獣医師を選んだ結果、「犬の名医」たちの名が浮かび上がってきた。
 現在発売中の『犬の名医さん100人データブック』(小学館)でも紹介された、大阪府寝屋川市の『おさむら動物病院』の長村徹院長もそのひとり。長村氏は、椎間板ヘルニアについて、こんなアドバイスをする。
「椎間板ヘルニアは治療が遅れると犬が一生車いす生活になる場合がありますので、早期治療が重要です。重症になると1時間でも早く手術することが望ましいので、私は夜中でも休みの日でも対応しています。また、手術後の管理やリハビリも重要で、当院では3週間入院してもらうこともあります」
 早期治療の重要性を訴えるのは『名古屋動物医療センター』の陰山敏昭病院長も同じで、「急に腰が抜けて歩けなくなる重度の椎間板ヘルニアに関しては、発症してから48時間以内に手術を終わらせることが重要で、私は夜中でも手術します」と語る。
 神奈川県川崎市の『日本動物高度医療センター』の松永悟院長によれば、「椎間板ヘルニアは、最初は単なる脚の震えだと思っても、放置しておくと、急激に悪化し、時には命に関わることもある」ことから、とにかく少しでも異常が見られたら早めに獣医師に相談することを勧める。
 一方、具体的な治療に関して、埼玉県三郷市の『とがさき動物病院』の諸角元二院長は「最小のダメージで最大の効果」を目指しており、「手術時間を短くしたり、手術時の周りの筋肉を痛ませないなど、できるだけ犬の負担を減らす手術を心がけている」という。
 同様に奈良県奈良市の『中山獣医科病院』の中山正成院長は、「約15分」というスピードで椎間板ヘルニア手術を行なうことにより、手術における全身麻酔の時間リスクまで軽減しているという。


タグ:健康
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ペットの「眠り」について

産経ニュース


犬や猫と暮らしていると、「寝ている時間が長いな」と感じることはないでしょうか。特に、猫は「寝子」が語源だといわれているほどで、一日のうち14〜20時間、子猫や老猫ではそれ以上を寝て過ごすのも普通です。犬でも個体差はありますが、一日の半分以上を睡眠時間が占め、子犬や老犬では18〜20時間は寝ています。

 一般的に動物の睡眠と食生活には関係があり、肉食動物は睡眠が長く、草食動物は短いといわれます。犬や猫はもともと狩りをしていたので、動く必要のないときはできるだけエネルギーを温存する習性があるのです。

 さて、ヒトは睡眠中にレム睡眠とノンレム睡眠を約90分の周期で繰り返しているとされています。レム睡眠は細かい眼球運動を伴う浅い眠りのことですが、この間に夢を見ているというのが通説です。逆に、ノンレム睡眠は深い眠りで脳を休めています。犬や猫でもこのサイクルはあるようですが、もっと短い周期で繰り返されているといわれています。また、熟睡は短く、約8割が浅い睡眠なので、飼い主の動きやちょっとした物音ですぐに目を覚まします。これは野生の名残なのでしょう、周囲の異常にすぐ反応できるよう浅い眠りが主なのです。

 寝ている間に手足や鼻がピクリと動いたり、飛び起きて鳴いたりすることがありますが、そのようなときには彼らも夢を見ているといわれています。夢を「見る」とはよく言ったものでヒトは主に視覚から情報を得るので夢も大部分は「見る」に関係しています。嗅覚が発達した動物たちは、おいしい匂いをかぐ夢をよく見ているのかもしれません。(アニコム獣医師 金子真未)


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近所の野良犬を助けたい! わずか9歳で動物保護シェルターを作った少年が話題

ロケットニュース24


9歳と言えば、日本でいえば小学校3年生か4年生。今そんな子供が信じられないような仕事をしたと、海外で話題になっている。なんとその子は、通りにいる野良犬や野良猫など動物のための、保護シェルターを作ったのだ。

と言っても、何もその子の家庭が、簡単にシェルターを作れるほどお金持ちだったとか、親に無理を言ってお金を出してもらったわけではない。彼自身の優しさが、その道を切り開いたのである。

・夢は動物の保護シェルターを作る事
フィリピン在住のケン君は、大の動物好き。近所の野良猫や野良犬の世話をするのが好きで、長い間エサをあげたりして過ごしているという。そんな彼の夢は、動物の保護シェルターを作ること。と言っても、そのためにはシェルターの制作費用や、動物のエサ代をはじめ予算がかかる。現実的には中々難しい。

だが、その夢は思わぬ形で実現されたのだ。きっかけは彼の父親が、ケン君が3匹の野良犬にエサを上げている写真をネット上にアップしたこと。すると、その行動が多くの人を感動させ、寄付を申し出る人が現れたのである。

・手作り感溢れるシェルター
こうして彼は、犬のために十分なドッグフードを買えるようになったことに加え、病気の犬を治療させられるようになった。それに何より、自分の家のガレージに念願のシェルターを作ることができたのだ。

そのシェルターは、「ハッピー・アニマル・クラブ」と名付けられ、今までストリートにいた野良犬たちは、自分たちの小屋を手に入れることに。しばらくすると、動物達は体重が増えた上に傷も癒え、見違える姿になっているようだ。ケン君によると、「人間を恐れなくなった」という。

ちなみに、彼は犬をシェルターで買い続けるのではなく、引き取り手を募っていく方針とのこと。ただ優しい心を持っているだけではなく、なんてしっかりした9歳なんだ!

参照元:HuffingtonPost、happyanimalclub(英語)
執筆:和才雄一郎

▼ストリートの野良犬を世話するケン君。この頃の犬は、お世辞にも健康状態が良さそうとは言えない

以下からご覧ください。
http://rocketnews24.com/2014/05/23/444411/


タグ:海外
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