動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年06月30日

【飼い猫が急病!】いざという時に慌てないための応急処置マニュアル

アメーバニュース


ある日、飼い猫の目が腫れていた。右目の周囲が赤くなっているのがひと目で分かるほど痛々しく、できるならば代わってあげたいと心から感じたのを覚えている。

 ここ数年、老齢夫婦や単身世帯の増加などを背景として、ペットの飼育頭数も年々増加傾向にあるようだ。しかし、いっしょに暮らす家族だからこそ気にかけてあげたいのは、やはり健康についての問題である。ペットフードや救急医療などの充実に伴い、ペットの世界にも高齢化の波が押し寄せている。かつてより人間といっしょに過ごす時間が増えてきた中で、たがいに会話のできない関係だからこそ、気にかけてあげたいというのが飼い主の親心だろう。

 その中で、筆者が猫を飼っているのもあり、飼い主のみなさんにぜひとも手にとって頂きたい1冊の書籍がある。白金高輪動物病院・中央アニマルクリニック総院長の佐藤貴紀さんが書いた『猫の急病対応マニュアル』(鉄人社)である。猫の顔やお腹、尿などの分類別にみられる異変や症状の原因、応急処置の方法をまとめたものだ。

そこで、猫の飼い主にとって役立つであろう症例や応急処置の方法を、本書の内容にもとづきいくつか紹介していく。

●目が腫れてしまった!
 まず、冒頭であげた筆者の体験談から取り上げていく。筆者の飼い猫に時折みられるのが、目が腫れる症状だ。本書によれば、腫れているのが「結膜(まぶたの裏を覆う薄い膜)」なのか、それとも「眼球」か「まぶた」をチェックするのが先決だとされている。眼球やまぶたなどの目に見える部分であれば比較的症状が分かりやすいが、結膜の場合、目をこする仕草が頻繁にみられるケースもある。

 よって、目の周りに充血がみられる場合にはガーゼで数秒間優しく抑えて止血してあげたり、目をかくことでばい菌などが入らないよう、厚紙などで作ったエリザベスカラー(患部をなめたりしないようにするためのえり巻き状の器具)を苦しくならない程度に首へ巻きつけてあげるなどの処置が必要となる。

●毛玉を吐いた!
 また、猫を飼っていると毛玉を吐く場面にもよく出くわすが、毎日続くなど、あまりにも目立つ場合にはやはり気にかけてあげなければならない。本書によれば、前触れもなく飲み込んだものをそのまま突然吐き出す場合と、胃の中に入ったものを「ウッ、ウッ」とえずきながら吐く場合では原因が異なるようだ。そして、吐いているのをみかけたときはまず、吐くものが気管に詰まらないよう頭を下に向けてあげて、それから半日程度は食事や水を与えず様子を見守る。もしその後も異変が続くようなら、早急に病院へ連れて行ってあげるのが効果的とされている。

 本書には様々な症例や処置のしかたが綴られているが、あくまでも参考として、いち早く専門家のいる病院へ連れて行ってあげるのが最善である。ペットは言葉を発することができないからこそ、わずかな変化にも、飼い主である人間がいち早く気がついてあげてほしい。


タグ:応急処置
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犬との触れ合い学ぶ 伊東富戸小で愛護教室

Yahooニュース


県動物保護協会熱海支部は25日、伊東市立富戸小で動物愛護教室を開いた。3〜6年生92人が、犬との触れ合いを通して命の大切さを学んだ。市、県熱海保健所、伊東動物愛護病院、動物ボランティアが協力した。毎年、熱海市と伊東市の小学校で開いている。

 はじめに、犬の生態や習性を学習。犬と人間の心音を聞き比べたり、レントゲン写真を見たりして知識を深めた。その後、犬との接し方について▽飼い主と犬にあいさつして触れていいか確かめる▽リードがついていないときは触らない−などと注意事項を確認し、コリーやトイ・プードル、マルチーズなど9匹の犬と触れ合った。

 児童たちは犬を連れているボランティアに「触ってもいいですか」「抱っこしてもいいですか」と質問して優しく犬をなでた。田畑宝花さん(6年)は「教わったことを守って触った。ふわふわでかわいかった」と笑顔で話した。
タグ:愛護教室
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可哀想でも……いらぬお世話の誤認保護

BLOGOS


先日、ツイッターのタイムラインに可愛い仔タヌキの写真が流れてきました。その愛くるしさに心安らいだのもつかの間、写真を撮影した人の発言を遡ってみると、住宅地で1頭でいた仔タヌキを「保護」したとのことで、一気に暗澹たる気分になりました。本人は純粋に善意で「保護」したつもりなのでしょうが、これは「誤認保護」の恐れが濃厚です。

春の出産期を過ぎた現在、野生鳥獣は子育てのハイシーズンにあたります。このシーズンに相次ぐのが、人間による幼獣の「誤認保護」です。まだ幼い鳥獣が一匹でいるのを見かた人が、親とはぐれたと思い込み「保護」してしまうケースが跡を絶たず、京都市動物園では2013年の5〜6月だけで、5頭のニホンジカの幼獣が持ち込まれたそうです。では、何故これらの「保護」は「誤認保護」と呼ばれるのでしょうか。それは動物の子育ての習性にあります。

シカやカモシカ、ウサギ等の動物は、母親が食事に出かけている間、幼獣を草陰に隠していく習性があり、この間幼獣は草陰で母親の帰りを待っています。母親はちゃんと隠した場所を記憶していますので、いずれ幼獣の元に戻ってきます。ところが、幼獣が1頭でいる所を人間に見られた場合、人間が親とはぐれた幼獣だと誤認してしまい、そのまま幼獣を「保護」してしまう事があります。こうなってしまうと、親子は二度と会う事は叶いません。これらの「誤認保護」を、人間による「誘拐」と厳しく批判する専門家もいます。

一度人の手に慣れてしまった幼獣は二度と親と会えないばかりか、自然に返ることも出来ずに動物園に引き取られ、その飼育費用は動物園・行政が負担する事になります。本人は良かれと思って「保護」したとしても、動物にとっても、他人にとっても、ただの迷惑以外の何物でもない行為になります。

また、最近の野生鳥獣は都市化が進んでおり、人間の生活圏に近い所で子育てを行っているのも多くいて、住宅地の側溝等を移動や子育ての場としています。住宅地で仔タヌキ等の幼獣を見かけたとしても、可哀想だからと「保護」せず、そのまま立ち去るのがその動物のためです。

本来、行政の許可無く野生鳥獣を捕獲することは、法令により固く禁じられています(狩猟除く)。目的が野生動物の保護であっても、許可を得ずに保護飼養を続けた場合、鳥獣保護法違反に問われる可能性があります。それにも関わらず、ネット上では許可を取らずに野生鳥獣を飼養していると思しき人を散見しますが、これは違法行為ですので真似してはいけません。

以上を踏まえた上でも、それでも保護が必要と思われる場合は、各都道府県の野生鳥獣保護窓口(担当課は都道府県により異なります)に連絡を取り、対応を仰いでから行動して下さい。「地獄への道は善意で舗装されている」の格言のように、貴方の善意が動物の親子を引き裂いているのかもしれないのですから。



posted by しっぽ@にゅうす at 09:53 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トホホ、どうしてこうなるの……可哀想だけど笑っちゃう動物たちの「やっちまった」画像集

Pouch


至極当たり前のことですが、失敗しない人間など、この世にはいません。それは、動物たちもまた、同じこと。

本日ご紹介するのは、海外サイト「BuzzFeed」が厳選した、動物たちの「やっちまった」画像集。

うまくやろうとしているにしろそうでないにしろ、その残念な姿に笑いがこみあげてきてしまうこと必至。可哀想な状況であることは百も承知だけれど、見ていてどうしてもニヤニヤしちゃうんですよ、コレが。


以下からご覧ください。

http://youpouch.com/2014/06/29/207463/
タグ:面白 海外
posted by しっぽ@にゅうす at 09:47 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月29日

ネコに危険な植物たち

産経ニュース


観葉植物の緑は人の心を落ち着かせます。また、色とりどりの花は気持ちを華やかにするなど植物は人の生活と深く関わっています。

 部屋の中できれいに生けられた花の隣に猫が座り、花の匂いをかいだり、葉をかじってみたりと、リラックスした猫の姿はとても心温まるものです。

 でも、実はこれはとても危険な光景です。猫に有害な植物は700種類以上にも及ぶといわれています。

 特に注意が必要とされているのは、キンポウゲ科=キンポウゲ、クリスマスローズなど▽ツツジ科=ツツジ、シャクナゲなど▽トウダイグサ科=ポインセチアなど▽ナス科=ホオズキなど▽バラ科▽ユリ科−の植物です。

 そのほかにも猫には毒性が高い植物が数多くあります。遊んでいて誤って口にしてしまう場合もあるため、猫の居住空間には植物を置くのは避けた方がいいでしょう。

 植物によって猫に毒性のある成分が含まれている部分は異なるため、葉や花を口にしたら、必ず症状が出るわけではありません。しかし、植物を食べた後、嘔吐(おうと)や下痢、かぶれ、ひきつけなどが見られたら、すぐに動物病院を受診してください。その際は、できるだけ食べてしまった植物の種類を獣医師に伝えるようにしてください。

 同様に、食べ物にも人には無害でも犬や猫には中毒を引き起こすものがあります。

 おいしくて体に良いものは動物種により異なります。人との違いを知ることが共に暮らす初めの一歩といえるでしょう。(アニコム獣医師 大内麻美)
タグ:健康
posted by しっぽ@にゅうす at 08:13 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

また、お手柄犬!クマ退治で飼い主救った

スポーツ報知


またシバ犬がお手柄だ! 金沢市で28日朝、夫婦で犬の散歩をしていた田中孝季さん(63)がクマに襲われ、頭と尻をかまれた。一緒にいた雌の黒シバ犬が飛びかかり、クマを追っ払った。田中さんは病院に搬送され金沢市たが、命に別条はない。飼い主を救った犬の名前は「ショコラ」ちゃん。妻の富美子さん(59)は「ショコラがいなかったらどうなっていたか…。助けてもらったなあと思います」と話している。今月21日には秋田県でも、クマに襲われた5歳男児をシバ犬が救っていた。

 石川県警金沢東署や関係者の話によると、田中さん夫妻は28日午前、金沢市御所町の自宅からショコラの散歩に出発。約500メートル離れた「御所ひがし公園」近くの山道に入った午前9時10分頃、木登りをする2頭の子グマを発見した。

 珍しい光景に驚いていると、親グマとみられる体長約1・7メートルの成獣が田中さんの背後から突然襲いかかった。田中さんは頭と尻をかまれて倒され、クマに乗りかかられるような格好になった。

 その時、傍らにいた体長約50センチのショコラが親グマに突進。頭上から飛びかかると、懸命にほえてクマを威嚇した。その勢いに驚いたのか、親グマは子グマと共に逃げていったという。

 富美子さんが近所の住宅に駆け込んで119番。田中さんは病院に搬送されたが、切り傷を負った程度で命に別条はなかった。富美子さんは「ショコラが飛びかかっていなければ、いつクマが退いてくれていたか分かりません」と振り返った。

 ショコラは普段はおとなしく、ほえることもないという。「野生の本能を働かせてくれたんでしょうか。今日はエサを奮発してあげないといけませんね」。生後すぐの頃に知人から譲り受け、現在9〜10歳。「とてもフレンドリーで番犬にはならない犬だと思っていましたが、助けてもらいました」

 金沢東署や地元猟友会などは逃げた3頭のクマの行方を追っているが、捕獲には至っていない。現場から北に数百メートルの地点でクマのものとみられる足跡が発見された。

 現場付近は山沿いながら一軒家が立ち並ぶ住宅街で、保育園や小学校もある。約2キロ西側には、プロ野球・巨人などで活躍した松井秀喜さんやサッカー日本代表の本田圭佑の母校・星稜高がある。県警はパトカーによる巡回で周囲に警戒を呼び掛け、計1400枚のチラシを配布した。

 石川県の資料によると、金沢市内では昨年52件、今年に入ってからも22件のツキノワグマの目撃情報が寄せられている。今月20、22日にも110番通報があった。


タグ:クマ お手柄
posted by しっぽ@にゅうす at 08:12 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の介護施設 ペットにも高齢化の時代が

財経新聞


今月、千葉県にある大型ショッピングモール内に「イオンペット」がオープンすると発表されたが、注目を集めた理由は、それが犬用の介護サービス施設だということにある。イオンペットはこれまで、ドッグフードなどの関連商品販売や、トリミング、ペットホテル、しつけ教室、動物病院、などのサービスを展開していたが、ここに犬の介護という新しい事業を加えていくことになった。

 イオンペットの介護施設では、1匹当たり約1.5平方メートルのスペースを用意し、20匹ほどの受け入れを準備している。連携する動物病院には獣医が24時間常駐し、医療行為が必要なときにはいつでも対応できるようにしている。運動施設も用意され、それぞれの犬の健康状態に合わせて、ケアワーカーが体を動かすことを手伝ったり、食事の介助などを行う。料金は犬の体重によって決められ、1匹あたり、1か月でおよそ10万円程度を予定している。

 犬の平均寿命は近年、飛躍的に延びたとされている。一昔前までは、狂犬病や、蚊を媒介としたフィラリアが犬の命を奪ってきた。しかし、ワクチンの普及や、治療技術の向上で、長生きするペットが増加しているのだ。医療技術の発達は、人のみならず、犬の寿命をも延ばすのに役立っているようだ。それに伴って、犬の高齢化問題も浮かび上がってきた。認知症による夜間の遠吠えが問題となったり、歩行困難になった犬の排せつ処理など、時間も体力も必要となる介護に、飼い主の方が先に参ってしまったという事例もある。そんな飼い主のニーズに応じて、老犬ホームと呼ばれる犬専門の介護施設や、年老いた犬の食事や排せつを手伝う動物介護士など、サービスは年々充実していっているようだ。

 昨年施行された、改正動物愛護管理法は、ペットの世話を最期まできちんと行うことを飼い主の責務として規定した。仮にペットの病気や高齢化に伴う介護が必要になったことを理由に、飼い主が保健所に引き取りを求めても、保健所はこれを拒否できる。こうした法改正の動きも、ペット介護サービスが行われるようになった理由のひとつなのかもしれない。(編集担当:久保田雄城)


タグ:介護 高齢
posted by しっぽ@にゅうす at 08:09 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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