動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年06月09日

ペットの「介護施設」高まる需要 飼い主も高齢化で

神戸新聞


生活環境や医療の改善によってペットの寿命が延びる一方、飼い主が高齢や病気のため世話することができなくなるケースが増えている。こうした中で飼い主に代わり、老いた犬猫を最期まで介護するサービスに取り組む施設に問い合わせが相次いでいる。

 昨年9月に施行された改正動物愛護管理法では、飼い主が最期まで世話をする責任が明記され、自治体は受け取りを拒否できるようになった。介護施設の運営者は「行き場をなくしたペットを受け入れる場所が必要」と厳しい表情で話す。

 兵庫県内は、全国で最も多い6施設が登録されている。1995年から活動する加東市の「翔犬社(しょうけんしゃ)」には犬30頭、猫60匹前後が暮らす。大半が10歳を超える高齢の犬猫だ。目が見えない、病気がある、認知症などの影響で一晩中鳴き通す…。それぞれが体に問題を抱える。

 「飼い主もペットも、急速に高齢化が進んでいると感じる」と上月初代代表。〈長期入院する〉〈飼い主の父が亡くなった〉といった、依頼のメールが日々寄せられる。「できれば最期まで世話を」と返信するが、引き受ける数は年間約160匹を有料で引き受ける。定年後に飼い始め、10年余りたって飼い主もペットも年を取り、引き取りを求めるケースが目立つ。基本的に新しい飼い主を探すが、5歳を超えると、見つけるのは難しくなるという。

 日本獣医学会などの統計では、1980年に2・6歳だった飼い犬の平均寿命が2009年には15・1歳になった。飼育数は約1100万頭で、うち半数以上が高齢期とされる7歳以上という。

 長崎市のペットホテル「老犬ホーム アリスの家」には、高齢の5頭が生活する。寝たきりになった中大型犬用のバリアフリーの個室5室は常に満杯だ。05年ごろ、高齢になった飼い主から犬を預かったのをきっかけに、これまで20頭ほどを介護し、みとってきた。

 「最期まで飼い主と一緒に過ごすことが理想だが、人も犬も高齢化すれば事情が変わる」とセンター長の海士元弘さん(52)。

 環境省によると、ペットホテルなどによるサービスのほか、昨年4月1日時点で10都道県、計20施設が犬猫の引き取り、飼い主を探したり、介護などをしたりする施設として登録されている。担当者は「同様の施設の需要はさらに高まる」と予測している。


タグ:高齢化 介護
posted by しっぽ@にゅうす at 07:45 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高知市桂浜の土佐闘犬の一般公開中止 観客減、動物愛護も配慮

高知新聞


高知市の桂浜で長く行われてきた土佐闘犬が、今春から一般客に公開されなくなっている。観光客の減少に加え、動物愛護ムードの高まりで闘犬に対する視線が厳しくなる中、経営者が「土佐犬の魅力と文化を残したい」とイメージチェンジに踏み切った。闘犬の開催は事前予約がある団体客に限り、施設名も4月から「土佐闘犬センター」を「とさいぬパーク」とし、子犬との触れ合いを軸に据えている。
 土佐闘犬の歴史は古く、旧闘犬センターの年表には、戦国時代末期から猟犬を闘わせたのが始まり、とある。四国犬と洋犬の交配を重ねた現在の犬種は、高知県の天然記念物に指定されている。


タグ:闘犬
posted by しっぽ@にゅうす at 07:44 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「猫好きは犬好きより賢い」との研究結果は本当か

The Huffington Post Japan


無駄に煽らぬよう、細心の注意を払っております。

猫派犬派の比較はよく海外でも話題になりますが、今回は、学者による調査結果で「猫好きは犬好きより賢い」という発表がなされた、とのニュースです。

ネタ元の記事冒頭の概要では「犬好きは活動的で社交的、そして、ルールに従う傾向がある。一方猫好きは、内向的で心が広く、繊細で、犬好きに比べてルールに囚われない傾向がある」そして、"まるで猫派犬派の対立を煽るように"「猫好きのほうが知性が高い」となっています。確か、性格の比較だったのに、とってつけたように「Intelligence」って出てきてますから、これはツッコミどころに違いないと解釈する向きも理解できます。主旨よりもツッコミどころに目が行ってしまうのは、試合本編よりもラッシャー木村のマイクパフォーマンスのほうにばかり目が行く的な現象と言えましょうか。さてそれはさておき、実際のところどうなのでしょうか。

記事のソースとなったのは、Carroll UniversityのDenise Guastello准教授による、こちらの発表。600人の学生を対象に、自分は猫好きか、犬好きかを答えてもらい、「猫好き」「犬好き」の性格の違いを調べたものです。5月中旬に行われた、科学的心理学会での年次会議で報告されました。

Dr. Guastelloの言によれば、「犬好きが外交的・活動的との結果が出るのは、犬の散歩で外に出て、歩いたり、出会う人と話したりしたいタイプだから、と考えると理に適っている。もしあなたが内向的で繊細であれば、恐らく、(外出する人より)自宅に居る時間が長く、読書量も多いだろう。猫は、散歩で外に連れ出す必要もない(ので猫好きの性格は、前述の結果が出たのだろう)」とのこと。

livescienceの記事には、どうやらDr. Guastelloへの取材を行ったらしく、もう少し調査の詳細が載っていまして、

600人の学生に対し、自分は「犬好き(Dog lover)」か「猫好き(Cat lover)」かを質問

学生は、性格を評価するために、たくさんの質問に回答した

被験者全体の約60%が「犬好き」と回答。「猫好き」と回答したのは、被験者全体の約11%。残りの約29%は「どちらも好き」「どちらも好きではない」と回答

飼っているペットの資質で、何がもっとも魅力的かを質問

犬を飼っている学生は、飼い犬との「companionship(交流・交遊)」が最も魅力的だと感じている。一方、猫飼い主の学生は、飼い猫の「affection(愛情)」に魅力を感じている

Dr. Guastelloは、この研究で、それぞれの愛好家が、猫をまたは犬を選ぶ理由が識別できれば、ペットセラピーでの良いマッチング作りに役立つと語る

また、今回の研究では、対象が大学生に限定されたため、他の世代ではどうなのかは不明だが、2010年に行われた(発表された?)研究では、愛犬家がより外交的に、かつ良心的(ルールを守る)な傾向がある、との、同様の所見が見られた


これに対し、examiner.comで数日後に公開された記事では、「内向的・内省的な人は、外向的・活動的な人よりも賢いとの結果が出ちゃうのは、前者が読書家で考えるのに時間を費やすからで、パパッと考えたり活動したりすることを好む後者との違いに過ぎない。さまざまな知性の評価軸のすべてにおいて同じ差があるわけではない」という主旨の指摘もなされています。
猫が好きだからそうなるのか、猫と暮らすとそうなるのか、という点は、この研究だけでは定かではありませんが、今後もこの問題は引き続きウォッチして参る所存です。個人的な所感としては、猫=インドア、犬=アウトドア、という見慣れた対比に「猫との関わり=ラジオのように『他のことをしながら』が適している」「犬との関わり=テレビのように『首っ引き』が適している」との視点も加えていいのではないかと思っております。それが、ネットとの親和性が高いと言われる一因なのかなと。

猫ジャーナルとしては、以前から変わらずに「犬もネコ目だから、何はともあれみんな仲良く」説で押し切って参ります。


タグ:研究
posted by しっぽ@にゅうす at 07:43 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする