動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年07月08日

獣医師が教える猫の熱中症対策

マイナビニュース


7月に入り暑い日が続いています。暑い日の猫は体を伸ばして熱を逃がしています。最大まで伸びた猫をみると「うちの猫こんなに長かったんだ!」と驚かされたりしますよね。

猫にとっても夏の暑さは嫌なものです。食欲が減ったり、元気がなくなってしまう猫もいます。そこで今回は、猫の熱中症対策について考えていきましょう。

猫も熱中症になるの?

猫も、人間と同じように熱中症になります。猫はもともと砂漠に住んでいた生き物なので、暑さには比較的強いといわれています。しかし、だからといって熱中症にならないわけではありません。特に、完全室内飼いの猫には注意が必要です。外猫は自分で涼しいところに移動できますが、室内の猫は、閉め切った部屋にとじこめられた場合、室内全体の気温が上昇し逃げ場がなくなるからです。猫の熱中症は発見が遅れることが多く、命に関わる危険な疾患です。

どんな猫が熱中症になりやすい?

熱中症になりやすい猫種というものがあります。

・つぶれた鼻が特徴の猫種:鼻腔が狭いと、熱の発散がしづらいためです。猫は肉球や鼻からしか汗をかかないので、主に呼吸で熱を発散しています。ペルシャ、ヒマラヤン、エキゾチックショートヘア等の鼻の穴が小さい猫種が、熱中症になりやすいです。

・体が大きい猫種や肥満猫:体が大きい動物の方が熱を蓄積しやすいからです。メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャットなど。その他の猫種でも肥満猫には注意が必要です。

・高齢猫、幼猫:体温調節能力が弱いからです。

危険なシチュエーション〜留守番中〜

■密室
留守番中に注意したいのは、猫が密室に閉じ込められることです。猫の熱中症の殆どがこの状態で発生しています。家を出るときに、猫が狭い部屋やトイレに閉じ込められていないか確認して下さい。

また、幼猫時から室内で飼われている猫は、高いところから降りられない猫もいます(逆に上ることはできます)。屋根裏や高い位置の収納なども、猫が入れないように閉めておきましょう。

その他、猫が自分で扉を閉めて閉じ込められないようにも注意しましょう。なお、ドアストッパーは簡単に猫パンチで外れるものでは意味がありませんので、しっかりしたつくりのものを使用してください。

■水分
脱水の状態になると、さほど暑くない環境でも熱中症になりやすくなります。水飲み場は一カ所だけでなく、複数箇所に設置しましょう。水の入った容器をひっくり返すくせがある猫は特に注意が必要です。

室内での熱中症対策

窓を閉め切ると風通しが悪くなり、日中は想像以上に室温が上がります。防犯上の理由から、留守番中は窓を開けて換気できないという場合は冷房を入れましょう。28℃前後が、猫にとって最も過ごし易い温度といわれていますので、冷房の温度設定は28〜29℃で十分です。

また、猫用のクールマットなども用意すると快適です。しかし、これらのグッズ単体では十分な熱中症対策とはいえません。上記の注意事項のプラスアルファのグッズとして使いましょう。

危険なシチュエーション〜移動中〜

■車移動
人間の幼児の場合でも問題になっていますが、車中に猫を残して車外に出る行為は非常に危険です。お金をおろそうと車を出たら、思いのほかATMが混んでいるなど、短時間の予定に時間がかかることもあります。

また、幼児の車内放置事故は、夏の曇りの日やそこまで暑くない日に多く起りやすいといわれています。「曇りだから大丈夫」「このぐらいの温度なら大丈夫という」という考え方は危険です。猫の場合も同じで、決して車中に猫を残して外には出ないようにしましょう。

■キャリーケースでの移動
キャリーケースの中に猫を入れると、猫が興奮して暑くなりやすいです。ケースの中が狭いと熱がこもるので、猫の体よりも一回り大きいキャリーケースを使うか、保冷剤(凍らせたペットボトルをタオルでまいたものなどでもOK)を一緒に入れると良いです。

また、カートタイプのキャリー(車輪がついているもの)は地面が近く、アスファルトの熱が伝わるので温度が高くなりやすいです。夏場の使用には注意しましょう。

その他、長時間の移動の場合は、猫が脱水状態になりやすいということも覚えておく必要があります。移動中でも、口元に水をつけて舐めさせることで水分補給することができます。

熱中症のサイン

猫の場合、症状だけで熱中症だと診断する事はできません。これらのサインが見られたら、まずはかかりつけの動物病院に相談して下さい。

■軽度
・触ると熱い気がする
・涼しい場所を探してウロウロする
・過剰にグルーミングをして熱を逃がそうとする
・ぐったりして反応が遅い

■重度
・触ると明らかに熱い
・ぐったりして動かない
・犬のようなパンティング(舌をだしてハァハァする呼吸)をする
・肉球が汗ばんでいる
・心拍が早い、呼吸が速い
・よだれがでている
・嘔吐をする
・よろける、歩き方がおかしい

体温測定

もし自宅で体温が測れるのであれば、熱中症の診断の助けになります。猫の平熱は人間よりも高く、37.5〜39.2℃(99.5〜102.5°F)です。猫によって平熱に差があるので、日頃から測っておくことをおすすめします。

この範囲内であっても、平熱が低い猫で、熱中症を疑う症状がでていれば熱中症の可能性があります。測定時に猫が抵抗することで、体温が若干高めにでることはありますが、40℃以上になるのは明らかに異常です。

もしも熱中症が疑われたら

熱中症が疑われたら、まずはすぐに動物病院に連絡して下さい。熱中症から回復できるかどうかは、「発症からどのくらい時間が経過したか」が大きく影響します。獣医師が熱中症の可能性が高いと判断した場合は、動物病院への移動中も冷却するよう指示があるでしょう。

また、意識が低下している場合は、嘔吐物の誤嚥(ごえん)にも注意しなくてはいけません。その他、移動にも細心の注意を払うことが必要です。

猫の熱中症は、対策をすれば防ぐことができる疾患です。猫の場合は、密室に閉じ込められ、帰宅したら猫がぐったりしていたというパターンが多いです。悲しい事故がおこらないよう、夏場は出かける前に猫の居場所をチェックしましょう。


タグ:健康 熱中症
posted by しっぽ@にゅうす at 09:50 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「家を荒らした」猫を川に沈めて「ネット中継」 イノシシ駆除と何が違うのか?

弁護士ドットコム


若い男性が猫をおりに入れて川に沈める。比較的浅い川だが、猫はいつ溺れ死んでもおかしくない。そんな状況を男性はスマートフォンで撮影し、ネット中継した。生中継を見ていたネットユーザーからは「まじでやめとけ」「通報するぞ」と強い非難を浴びていた。

報道によると、猫を沈めたのは、長野県小谷村のアルバイト男性(29)。6月29日昼過ぎに川に沈め、夕方に川に戻ってきた際には死んでいたという。警察は動物愛護管理法違反の疑いがあるとみて、任意で事情を聞いている。

男性は「猫がたびたび家に入ってきて台所や食卓を荒らして困っていた。殺すつもりで川に放置した」と話しているという。男性は被害に遭っていたことを訴えているが、今回のケースにはどんな法的問題あるのだろうか。ペット法学会事務局次長をつとめる渋谷寛弁護士に聞いた。

●猫を殺した場合は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金

「動物愛護管理法44条では『愛護動物をみだりに殺し、または傷つけた者は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金に処する』と定めています。

今回は、猫を川に沈めて殺すという悪質なケースですので、起訴される可能性があるでしょう」

さらに猫を殺しただけでなく、その様子をネットで中継していた。

「困っていることを訴えたかったのか、殺している様子を見せびらかしたいのか、その真意は分かりませんが、異常なことだと思います。

中継すること自体は、動物に直接の苦痛を与えることにはならないので、虐待というわけではないでしょうが、手法として好ましくないのは明らかです」

●愛護動物に猫が含まれ、イノシシが含まれない理由

この男性は、ユーザーからの非難のコメントに対し、「なんでイノシシとかシカを殺してるんだよ。なんで鳥獣駆除をしてんだよ。人間に悪さするから殺してるんでしょ。野良猫も同じだろ」と主張していた。

男性が言うように、人間に害悪を与えるような猫は、イノシシやシカと同じなのだろうか。

「動物愛護管理法44条では、保護の対象になる『愛護動物』として、『牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる』をあげています。このほか、人が所有しているほ乳類や鳥類、は虫類の動物も対象になります。

この男性はイノシシやシカを例に挙げていますが、これらは愛護動物の中には含まれません。猫については、人に飼われている場合だけでなく、野生であっても、愛護動物になります」

なぜ、猫とイノシシには違いがあるのだろうか。

「人との結びつきがより強い動物が愛護動物として指定されているからです」

●自治体に処分を依頼しても、引き取りを拒否される可能性

では、この男性のように、猫に家を荒らされるようなことになった場合は、どうすればいいのだろうか。

「非常に難しい問題です。飼い主がいる猫の場合は、飼い主に賠償を求めることもできますが、飼い主がいないのであれば、どうしようもありません。

保健所に持っていって、殺処分を依頼する手もありますが、殺処分に対する批判の高まりを受けて、2013年に施行された『改正動物愛護管理法』では、正当な理由がない場合は、自治体の判断で引き取りを拒否できるようになりました。

具体的にどういう場合に拒否できるのかは、まだ定まっていないのが現状です。

まずは家に入ってこないように対策を施すなど、なるべく被害を減らすようにするべきでしょう。困っているのは分かるんですが・・・」

なかなか悩ましい問題が背景にはあるようだ。

(弁護士ドットコム トピックス)


posted by しっぽ@にゅうす at 09:49 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬も施設介護の時代

WBSニュース

イオンモール幕張新都心内のペット専門店ペコスに犬の介護施設がオープンしました。病気や高齢などで介護が必要な犬を預かり、食事・運動の世話をします。医療の向上などで犬の寿命も10年前の倍になり、自宅で介護できない犬を預かってほしいという飼い主が増えているといいます。費用は小型犬で一か月10万円・大型犬で20万円です。(食費・消耗品費・カメラ使用代・治療費 含む)

以下から動画をご覧ください。

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_70117


タグ:介護
posted by しっぽ@にゅうす at 09:47 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする