動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年07月09日

犬の熱中症、ご用心…室内でも発症

読売新聞

暑さ対策 グッズ色々

 暑さが本格化するこの時期、犬を飼っている家庭は熱中症への注意が必要だ。

 室内犬でも、適切な温度管理や給水が行き届かないとリスクは高まる。暑さ対策に使えるグッズも販売されており、うまく活用しながら夏を乗り切りたい。

 犬は全身が毛で覆われている上、四足歩行で地面に近いため、アスファルトからの放射熱を受けやすい。また、汗腺がないので汗で体温を調節できず、呼吸によってしか体にたまった熱を冷ますことができない。これらの理由から、熱中症にかかりやすいとされる。

 ペット保険大手のアニコム損害保険(東京・新宿)が昨年度に行った調査によると、熱中症で犬を通院させた契約者のうち、67%は室内で飼っていたという。特に7〜8月は発生件数が6月の3倍と急激に増えた。

 同社の獣医師小川篤志さんは「人間と違い、ペットは重症になるまで熱中症と気づきにくい。特に家の中だと気を抜いてしまいがち。エアコンを入れ忘れたり、誤って暖房を入れたりして症状を引き起こすケースもある」と注意を促す。

 熱中症を防ぐには、エアコンや扇風機で室温を管理し、水分補給を怠らないことが基本。また、毛の長い犬は、夏向けの「サマーカット」で暑さの負担軽減が期待できる。トリミングは専門店のほか、大型のホームセンターなどでも行っている。

危険度チェッカー ひんやりマット

 暑さ対策グッズを活用するのもいい。

 ペットライン(岐阜県多治見市)が5月に発売した「愛犬の熱中症チェッカー」は、温度と湿度から熱中症の警戒度を測定し、ランプとブザーで飼い主に知らせる。獣医学の専門家が開発を監修した。犬の散歩や車内に乗せる際などに、リードに取り付けて使える。

 ペット用品のオリジナルブランド「ペッツワン」を展開するカインズ(埼玉県本庄市)は、速乾性のあるメッシュ地のクッションに、ひんやりするジェルマットやアルミ製のプレートを組み合わせたマットを販売している。また、同社の中小型犬に着せる「着るクールプラス」は、繊維に特殊加工を施してあり、赤外線を反射して服と毛皮の間の温度上昇を抑える。

 このほか、ペットショップなどでは、フィルターで飲み水を濾過ろかする循環式給水器(ジェックス)や、噴水のように水が湧き出すものなど様々な給水器が売られている。

外出中、見守りサービスも

 NTTドコモは3月から犬向けの新サービス「ペットフィット」を始めた。専用端末を首輪などに装着すれば、飼い主がスマートフォンで様子や居場所を確認でき、周辺温度が上昇するとアラームを送る機能が付いている。留守中でも愛犬の様子を把握できそうだ。

 熱中症になりやすい日を事前に知らせて予防につなげようと、アニコム損保は「犬の熱中症週間予報」の配信を4月から始めた。ホームページ上で毎週金曜日、〈1〉厳重警戒〈2〉警戒〈3〉注意〈4〉やや注意――の4段階で表示する。9月頃まで続ける予定といい、参考にしてみるといいだろう。(武田泰介)

2014年07月08日 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun


タグ:健康
posted by しっぽ@にゅうす at 08:38 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「犬も生きていると実感できた」 保健所通じ接し方教室開催

47NEWS


合志市の合志小で7日、子どもたちが犬との正しい接し方などを学ぶ教室があった。県が犬のかみつき事故の防止などにつなげようと、保健所を通じて希望のあった県内の小学校などを対象に開いており、この日は1、2年生約100人が参加した。

 県動物管理センターで飼育中の2歳の雑種犬が職員とともに来校。子どもたちは専用の器具を使って犬の心臓の音を聞くと、鼓動の速さにびっくりした様子。2年生の池田皇雅君は「犬も生きているということが実感できた」と話していた。

 その後、犬の着ぐるみ姿の職員たちが「自分のこぶしのにおいをかがせてあいさつする」などと接し方をアドバイス。飼い主のいない犬が近づいてきた時には目を合わせず、じっとしておくよう強調していた。

タグ:保健所 教室
posted by しっぽ@にゅうす at 08:36 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットともっと一緒にいるために、私たちができることは何でしょう。

電通報


ペットと一緒に生活しているペットオーナーは、具体的にどのような行動を共にしているか、皆さんは想像することができるでしょうか?
一緒に散歩をする、家の中で遊ぶ、ご飯をあげながらしつけをするなど、イメージとしてはこのようなものかと思います。しかし、Think Pet Projectで今年の1月に犬のオーナーに対して実施した調査によって、近年のペットとペットオーナーは想像以上に多くの生活行動を共にしていることが分かりました。
共に行っている室内行動に関して聞いたところ、最も印象的だったのは、「夜、愛犬と一緒に寝る」という問いに対して、「行う」と回答した方が約7割に上ったことでした。
この行動自体は目新しいものではありませんが、約7割という数値の高さがペットとの関係性の深化を象徴しているように感じられます。

「朝、愛犬に起こしてもらう」という問いに対しても約4割が行うと回答しており、人間の一日の基本行動の中にペットの存在が確実に大きくなっていることが想像できます。

他に、「愛犬に手作りご飯を作る」に対しても行うとの回答が約3割存在し、「愛犬をマッサージする」という質問に対しても約7割が行うと回答しました。これまでペットという存在に対してはあまり関係がないと考えられていた行動が、ペットとひも付き始めていることが分かる結果となっています。また、「できるだけ愛犬と一緒に外出したい」という質問に対しても、男女ともに約7割のオーナーが当てはまると回答しており、日常生活のさまざまな場面をペットと過ごしたいと感じているオーナーの気持ちが読み取れます。
近年、ドッグランやドッグカフェを中心に、ペットと共に行くことを目的とした場所は着実に増えており、自動車のディーラーでもペットを連れて入れる場所ができたり、ペットと一緒に行ける住宅展示場ができたりと、さまざまな取り組みも生まれてきつつあります。
しかし、まだまだペットと一緒に行ける場所は少なく、ペットと一緒に過ごせる場所を求めるオーナーは多く存在しているのが実情です。
ペットへの支出にまつわる意識調査でも、興味深い結果が出ています。
生活必需品(ペットフード、トイレシート、医療費など)への支出を除き、ペットに対し現在ペットオーナーがかけている費用は年額で平均8万838円でしたが、更に「昨年の(ペット関連支出)総額に対する意識」について調査したところ、ネガティブな結果はあまり見られず「出費したと思うが、もっと出費してもよかった」28.0%、「出費は少なかったと思うが、良いお金の使い方だった」42.7%というように、前向きな回答が見られました。


具体的な金額への言及は行っていないものの、同様の調査で「可能な限り出費したい」と思っているオーナーは66.3%存在しており、更なる商品やサービスが求められていると分かります。消費をする意識は存在していても、結局その消費対象となる商品やサービスがまだ存在していないということは、裏を返せばペット関連サービスにおける可能性の幅の広さであると感じています。
ペットの頭数は現在横ばいですが、1都3県のみで見ると過去5年間(2007年〜2012年)で約12万頭増えているのが厚生労働省調査から分かります。単身者世帯や高齢者の増加といった背景とも相まって、パートナーとしてのペットの需要は依然として強いものであるといえますが、先にも書いた通り、ペットと行ける「場所」も、ペットとの生活に関係する「商品」や「サービス」も、ペットオーナーのニーズを満たし切れてはおらず、ここから整備をしていく状況といえるのではないでしょうか。
現在、ペットの共生を考える上で“人にとっても、ペットにとっても”という目線は非常に重要視され始めています。「動物行動学」が欧州から日本に入ってきたことも影響しており、この学問では従来のように“人間の生活に入ってきたペットを、人間の生活の在り方に合わせてしつけていく”という考え方ではなく、共生を行うためにペットをもっと尊重し、理解するというスタンスを持つことが大事とされています。
人間の行動に意図や理由があるように、ペットの行動にも等しく意図や理由が存在しています。背景を理解した上で、「ペットともっと一緒にいたい」というオーナーの気持ちをかなえるインフラを各企業がつくっていくことができれば、私たちの理想とするペットとの共生社会の実現へ向けて一歩前進できるのではないか、とチームでは考えています。


タグ:生活
posted by しっぽ@にゅうす at 08:34 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物愛護主義者と研究世界との激しい戦いに終止符? コンピューターの力で、動物実験は減らせるか

産経ニュース


まだ動物実験の代わりにはなれない。しかし、コンピューターによるシミュレーションは、研究において着実に普及している。そして、すでに現在でも、モルモットの多くを実験に使わずともすむようになっている。

動物愛護主義者による動物実験施設への襲撃や、研究者に対するネットでの中傷や脅迫とそれに対する科学者たちの反論、グループ「Pro-test」のデモ活動。これらは近年の、動物愛護主義者のグループと研究の世界との、動物実験をめぐる激しい戦いのいち側面だ。

科学者によれば、実験は、新薬や新しい治療法を見つけだし、それによって何百万人もの命を救うために必要な「根本的な」手続きだ。

しかし動物愛護主義者の立場からすれば、これらの作業は無駄であり、命を奪うことでしかない。彼らは「生体解剖」(彼らはこう呼ぶのを好む)を、倫理的な面から受け入れ難いと断じているし、科学的には時代遅れのものと考えている(先日も「研究用ラットの悲しい現実」という記事が、読者からの大きな反響を集めた)。

動物利用の代わりとなる選択肢は、実際のところ、存在する。すでに多くの研究分野で利用されていて、欧州委員会の最近のレポートによると、2008年から2011年の間に、ヨーロッパだけでも約50万匹の動物の命を救うことを可能にした。

こうした新たな技術のなかでも最新のもののひとつが、いわゆる「シリコン内実験」(in silico:コンピュータの半導体にシリコンが使われていることから転じて、実際に対象物を取り扱わず計算で結果を予測する手法を指す)、つまり化学物質のふるまいやその物質がもちうる毒性を、統計的に予測することのできるソフトウェアを使用することだ。

シリコン内実験とは
「かつては、ある化学物質が人間にとって毒性があるかを発見するための唯一の方法は、動物実験を行うことでした」と、マリオ・ネグリ薬学研究所の環境化学毒性学研究室の室長、エミリオ・ベンフェナーティはわたしたちに語った。「対して、現在はさまざまな代替選択肢が存在します。例えば、細胞や、細菌のような下等生物を使用した『試験管内実験』(in vitro)やヴァーチャルな手法、いわゆるシリコン内実験です。これらは、いまやどんどん普及しています」

では、動物愛護主義者たちの主張が正しいのか? 必ずしも、そうとは言えない。手法は確かに存在していてすでに利用されているが、多くの研究分野においては、まだ完全に動物利用の代わりとなるわけではない。

「わたしたちの動物実験施設で毎年利用される動物は、数十年前の12万匹以上から、1万5,000匹以下になりました」と、先日この研究所で開催され、シリコン内実験の分野における新情報をテーマとしたQSAR 2014(Quantitative Structure-Activity Relationship:定量的構造活性相関)の会議において、マリオ・ネグリ研究所の所長、シルヴィオ・ガラッティーニは語った。

「しかし現在のところ、新しい治療法を研究する際に、(限界はあるにせよ)動物実験によって得られる効果・安全性についての解答と同等の結果を得られるような代替手法は存在しないのです」

というのも、コンピューターによるシミュレーションには、あらゆる分野に導入されようとしている技術的解決法と同じく、メリットとともにデメリットがある。

シミュレーションは、統計的手法を通じて機能する。遺伝毒性のプロファイル、化学構造、他の物質との既知の相互作用のような、分析すべき物質について入手できる情報を利用して、その効果と毒性を特定するのだ。

したがって、その有効性は、利用できるデータの質次第で大きく揺らぐこととなる。

代替手段への光明

予測の信頼性をいかに担保するかという観点において、追究は継続中だ。「わたしたちがマリオ・ネグリ研究所で開発したVegaのような最新のプログラムは、自己検証のプロセスまでも実行できるようになり始めています」と、ベンフェナーティは強調する。「つまり、過去の分析と、同様の分子に関して利用できる情報に基づいて、自分たちの予測がどれくらい信頼できるかについて量的な指標を提供できるのです」

昨今ではシリコン内実験は、さまざまな研究所において広く普及しつつある。しかし法的な観点からすれば、規則の質は、その成果物が利用される環境によって大きく異なっている。

例えば化粧品産業では、EUにおける指令は動物利用を禁じている。したがって、シリコン内実験もしくは試験管内のデータが、新製品を市場へ投入する認可を得るために重要な役割を担っている。これに対して、他の化学分野では、こうしたデータは受け入れられてはいるものの、規制機関はその決定を下すのに、動物実験に由来するデータも得るよう求めるのが一般的だ。

製薬分野において、動物実験は世界中でまだ「義務」となっている。「コンピューターを用いた手法が抱える最大の問題は、薬となる物質の長期的な性質に関することです。つまり、こうした手法は、対象が成長するなかで生じうる毒性、生殖の問題、発がん性のような影響を予測するために利用するのは困難なのです」

ベンフェナーティは続ける。

「道は拓かれつつあります。これらの新しい検証技術を動物実験と組み合わせて利用することで、研究に必要な動物の数を著しく減少させています」

タグ:動物実験
posted by しっぽ@にゅうす at 08:32 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする