動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年07月16日

花火を怖がる犬のために飼い主ができること

ライフハッカー


ワンコは花火を怖がるもの。飼い主が夏のイベントを楽しみつつ、愛犬の気持ちにも配慮してあげることは可能でしょうか? 米ライフハッカーでは複数の専門家にアドバイスを聞いてきました。

恐怖はむき出しの形で


エモリー大学の神経科学者で『How Dogs Love Us(イヌは人間をどう愛するか)』という著書もあるGregory Berns氏は近年、イヌを麻酔や拘束なしでfMRI(機能的磁気共鳴画像)装置にかけて、イヌと人間との複雑な関係を解明しようとしています。イヌにとって花火がつらい理由を、Berns氏に想像してもらいました。


想像ですが、そういう時の(イヌの)反応は、ヒトの心的外傷後ストレス障害(PTSD)のようなもので、治療はすごく難しいはずです。ヒトの場合はまだ、ある種の認知行動療法によって、勝手に始まってしまう不安反応をメンタルの力で克服できる可能性がありますが、それは大変な作業です。まして、イヌはそこまで高度な認知制御ができません。自分の不安に向き合って、合理的に説明する能力がないので、強い恐怖をむき出しの形で感じてしまうのでしょう。


「イヌのこうした反応について、神経生物学的な説明ができれば良いのですが、この研究でMRIにかけているイヌたちにわざとパニックを起こさせるつもりはありません」とBerns氏は言い添えています。


「花火が怖い」も騒音恐怖症の一種


獣医で動物遺伝学の研究者でもあるJessica Perry Hekman氏(ブログはこちら)は、動物のストレス反応に強い関心を持っています。イヌが大きな物音を恐れる背景について、精神医学の観点から説明してくれました。自身の愛犬も騒音恐怖症なのだそうで、独自の見方を示しています。


イヌの騒音恐怖症については、まだよくわかっていません。花火恐怖症に比べると雷鳴恐怖症のほうが深刻なので(雷鳴のほうが頻度が高いですからね)、研究も進んでいます。

わかっている限りでは、騒音恐怖症は分離不安と併発するケースが多いようなので、背景に何らかの不安障害があると予想されます。またボーダーコリーなどの一部の犬種に騒音恐怖症が起きやすいこともわかっています。犬種に偏りがあるということは、(恐怖症は)遺伝性があり、ある程度は生まれつきなのだと考えられます。でも、騒音恐怖症の有無が単一の遺伝子によって決まるとは思いません。さまざまな性格的特徴の組み合わせにより、一部の個体でこの問題が出やすくなると考えるほうが自然ではないでしょうか。

発症する前に完全にシャットアウトする方法は聞いたことがありません。でも、騒音恐怖症は1歳頃に始まって、急速に悪化するケースが多いようです。だから、お宅の愛犬が今年初めて花火を怖がったのなら、来年もそうなるだろうし、症状は悪化するだろうと覚悟しておきましょう。「来年まで様子を見てみよう」と楽観視するのではなく、覚悟を決めて対策を取りましょう。


では、愛犬が毎年の花火大会を少しでもラクに迎えられるようにするために、積極的に取れる対策とはどんなものでしょうか。もちろん、花火を避けるのも一法ですが、それ以外の方法は? イヌの専門家のJulie Hecht氏はブログの中で、当たり前の解決法が見過ごされていると指摘しています。


大きな物音を怖がるイヌの飼い主の大多数は、動物行動学者や獣医といった専門家の助けを借りられるとは知らなかったと答えています。ですから、そうした助けを求めようとしていないのです。


抱っこの代替策


ほかにも対策はあります。飼い主さんの口コミでは、「Thundershirt」や「Anxiety Wrap」などの商品に効果があったとの声があります。いずれも、抱っこと同じような圧迫を持続的に与えられる洋服で、「ぎゅっとされている感」で恐怖を和らげられるという発想に基づいて設計されているのだとか。少なくとも理論的にはありうることだとHecht氏は説明しています。


多くの動物にとって(私たちヒトにとっても)圧迫刺激に鎮静効果があることは、研究で指摘されています。ただし、考えなくてはいけない要素があと2つあります。

ひとつめは「望み通りの効果を得るにはどの程度の圧迫をかければ良いのか」、もうひとつは「圧迫は一定のほうが良いのか、慣れないように変化をつけたほうが良いのか」です。

例えば(自身の神経発作を抑えるために圧迫刺激を利用している動物学者の)テンプル・グランディン氏の場合、一定の圧迫刺激では15分もすると慣れてしまうので、刺激の強さを変化させる必要があるそうです。


とはいえ、効果を裏づけるデータばかりではありません。イヌにAnxiety Wrapを着せた場合の実験では、「震える」「ウロウロする」などの症状は治まっています。一方、「呼吸が浅くなる」「排泄の粗相」「注目を引きたがる」「無駄吠え」「食事をしない」「ヨダレ」「隠れる」などの問題は改善されませんでした。もしかすると、こうした服には不安感を減ずる効果はなく、イヌの動きを抑制しているだけなのかもしれません。とはいえ、自由に動けなくても震えは起きそうなのに、それも治まっているところには可能性を感じます。

これらの商品を試してみるなら、花火の当日より前に着せて、慣らしておくと良いでしょう。服に良いイメージを持たせておきたいですね。下手をすると、服と花火を関連づけて覚えてしまい、服そのものにも不安を感じるようになりかねません。効き目には個体差がありますが、Hecht氏は「試す価値は間違いなくあると言える」と書いていますよ。


フェロモンが有効な場合も


さらに別の対処法を、前述のHekman氏が提言しています。


イヌ向け鎮静フェロモン「DAP」も、一部のイヌには有効です。室内にスプレーするほか、一定時間おきにDAPを放出する首輪も市販されています。これはイヌのメスが授乳期に分泌しているホルモンを模して合成されたもので、イヌに安心感を与えるとされています。イヌが不安を感じるさまざまな場面で広く使われており、効果には個体差があります。


逆に、愛犬がまだ小さいうちなら、花火の音を聞かせて慣れさせるという方法を検討しても良いでしょう。動物福祉コンサルタントで、シェルターにいるイヌの福祉向上について大学院で研究しているMia Cobb氏は、ブログにこう書いています。


興味深いことに、(ある)研究では、イヌの生まれ月と、大きな物音を怖がるかどうかには相関関係があると指摘されています(つまり、幼いうちに花火の音を聞く機会があったと考えられる個体は、あまり怯えた反応を示さないと報告されているのです)。


もろもろ考え合わせると、イヌの不安感を緩和するために開発された商品はいくつかありますが、その効果には個体差があるのが現状のようです。中には、本来の目的であるイヌの鎮静効果はほとんど認められず、飼い主の不安を取り除く役にしか立たないものもありそうです。


獣医に相談する


騒音恐怖症と診断されている個体には、少なくとももうひとつの選択肢があります。薬物による精神科的治療です。またまたHekman氏のコメント。


花火恐怖症なのがすでにわかっているイヌの場合は、花火の始まる直前に抗不安薬を使用するのが良い方法です。よく使われるのが「アルプラゾラム」で、不安の鎮静効果が数時間持続します。頓服として服用できるので、必要な時だけ飲めば、毎日飲まなくても大丈夫です。

これらの薬剤を使う場合には、特に不安を引き起こすもののない状況で前もって使用し、副作用がないか確認しておくことが重要です(これを書いていて思い出しました。我が家の愛犬も雷鳴恐怖症なので、今日アルプラゾラムを使ってみるつもりだったのです。問題がなければ、次の嵐の日に投与できるので、一晩中眠りを邪魔されることもなくなります)。

薬物治療を試してみたい人は、かかりつけの獣医に相談して処方箋を書いてもらいましょう。


基本の対策


「うちの子は花火に対してよくあるストレスを感じてはいるけれど、診断がつくほどの騒音恐怖症じゃないわ」という人は、以下の対策で愛犬を守ってあげましょう。


ワンコはお留守番。花火大会に連れて行くのは賢明ではありません。
花火の最中に一緒に家にいるのなら、静かに落ち着かせてあげましょう。研究によれば、イヌを落ち着かせようとした結果、恐怖による反応がかえって増幅してしまうことはないそうです(ただし、飼い主の側が不安になってしまってはいけません)。
ドアや窓をしっかり閉めておく。中には、不安のあまり逃げ出してしまうペットもいるそうですから。
迷子札やマイクロチップの情報が最新のものになっているかを確認。万が一、家の敷地から逃げ出してしまった場合でも、無事に再会できる可能性を高くしておきましょう。
お仕置きはダメ。イヌによっては、穴を掘ったり引っ掻いたりしてストレスに対処しようとする場合があります。こうした行動は、お仕置きで治るものではありません。Julie Hecht氏は「こうした行動は感情による反応の一部です。原因となっている感情の状態を変えてやれば、結果としての行動も変わるはず」と書いています。

Jason G. Goldman(原文/訳:江藤千夏/ガリレオ)


タグ:花火
posted by しっぽ@にゅうす at 10:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「平成26年度動物愛護週間ポスター」デザイン絵画 決定 

WPN


 環境省、およびに動物愛護週間中央行事実行委員会は11日、「平成26年度動物愛護週間ポスター」デザイン絵画コンクールの結果を発表した。

 このコンクールは、動物愛護管理法で定められている「動物愛護週間」(9月20日〜26日)の普及と、国民の動物愛護管理に関する意識の高揚を目的として、毎年この時期に行われている。

 「宣誓!無責任飼い主0宣言!!」をメインテーマに募集を行った今回のコンクールには、4月10日から5月30日までの応募期間に241点の作品が寄せられた。

 そのなかから見事グランプリに選ばれたのは、鹿児島県在住の高吉逞花(てぃな)さんの作品。「ずっと ずっと さいごまで いっしょにくらそうね。」というキャッチコピーとともに、女の子と愛犬が楽しそうに散歩をしている様子を描いた作品だ。

 高吉さんは受賞について、「わたしみたいに、みんなもいぬやねこたちと、なかよくたのしくずっとずっといっしょにくらしてもらいたくてかきました」とコメントしている。高吉さんの作品は、今年の動物愛護週間ポスターとして使用されるほか、9月23日に行われる動物愛護週間中央行事で表彰される。

 グランプリ作品をはじめ、全受賞作品は、同省 報道発表資料で見ることができる。

[関連URL]
環境省 関連報道発表資料



posted by しっぽ@にゅうす at 09:58 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ペットの猫が死んだので会社休みました」なんてアリなの?

ガジェット通信


ペットは家族の一員。「もしも死んでしまったら」と想像しただけで涙ぐんでしまう人もいるのではないでしょうか。でも、動物が好きではない人や、他人のペット愛をまったく理解できない人がいることも事実です。

Q&AサイトのYahoo!知恵袋には、こんな相談が寄せられていました。ある日、質問者さんの職場で後輩女性が「下痢と嘔吐がひどい」と欠勤しました。翌日出社してきたものの、顔色が悪く元気のない様子。心配する質問者さんに、後輩はこう明かしたそうです。

「実は、体調が悪かったんじゃないんです。猫が死んで……」

「適当に生きている人」という批判も

仕事が忙しい中、ペットのことで仕事を休んだ後輩。しかも嘘の理由を言って、事情を知らない他の同僚に気をつかわせているのを見て、質問者さんは呆れてしまいました。

ペットが死んだからといって、会社を休むのはアリなのかと首を傾げる質問者さんに、回答者からは「仕事を休むのは当然」との声が多く寄せられました。oishii_yumeさんは過去2回、ペットが死んで会社を休んだ経験があります。

「自分は休みます。というか、仕事できません。翌日、みんなは『大丈夫?』と声をかけてくれましたよ」

それでも質問者さんは納得がいきません。彼女が急に休んだために、周囲に多大な迷惑がかかったというのです。時間指定で顧客の自宅を訪問する予定だったのに「連絡がなかったために代わりの社員がお叱りを受けた」ほか、

「後輩は翌日も仕事にならなかったので、上司が早く帰宅を促した。そのために私(質問者さん)が21時までの残業を強いられた」

という影響もあったようです。これには同情と、後輩の姿勢を疑う声があがりました。

「局アナの最終選考に残ったのに、ペットの不幸を理由に最終面接を辞退する人は絶対いないでしょ! 結局『アリ』は適当に生きている人の答えってこと」(Kenrousojpさん)

「本当のこと」を明かしたのはNGなのか

しかし局アナの最終選考であっても、ペットの死で面接を辞退する人が「絶対いない」と言えるでしょうか。それに今回は会社をたった1日だけ休む話なので、引き継ぎ上の問題はあったとしても比べる例としてあまりよくない気がします。

「彼女(後輩)のダメなところは、『具合が悪い』ことで休暇を取ったのなら、最後までその嘘をつき通さなければならなかったのに、あなたに本当のことを話してしまったこと」(conparu_aznigさん)

と責める人もいましたが、その一方で、後輩が質問者さんに本当のことを明かしたことを歓迎すべきではないか、と意見する人もいます。

「質問者様には本当のことを話したということは、信頼されているのでしょう。落ち着いたら食事でも誘って話されたらいいと思いますよ」(otkormtbさん)

これには質問者さんも、自分だけに真実を言われ、どうしたら良いか分からず相談を投稿したけれど、「『信頼しているからこそ、あなたに言ったのでは?』との言葉に励まされました」とモヤモヤが晴れたようすです。

ちなみにネット通販で有名なアマゾンジャパンでは、自身や家族に加えて、ペットの予防接種や病気、介護などの理由で休暇を申請・取得することができるそうです。ペット用品を取り扱う他のメーカーでも、同様の制度があるとか。ペットを愛する人たちにとっては、うらやましいですね。(ライター:Makiko.N)


タグ:生活
posted by しっぽ@にゅうす at 09:54 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬のサーフィン大会 自慢の波乗りを披露

TBSNEWS


アメリカ・カリフォルニア州で、かわいいサーファーたちが自慢の波乗りを披露しました。

 14日、アメリカ・カリフォルニア州で開かれたのは犬のサーフィン大会です。今年で9回目を迎えるこのイベントには、大型犬から小型犬まで50匹以上のワンちゃんが参加し、波乗りの腕を競いました。中には、かわいい衣装を着たワンちゃんや、プロサーファーから教わったという強者も参加しました。

 大型犬部門で優勝したのは、ハンゾー君。人間顔負けの波乗りを披露し、去年に続いて見事優勝を勝ち取りました。

 「ハンゾーが心からサーフィンを楽しんでいるのが伝わったから、皆も楽しめたと思います」(飼い主)

 優勝したハンゾー君には、250ドル分のギフト券が贈られたということです。(15日01:53)


タグ:海外
posted by しっぽ@にゅうす at 09:52 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする