動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年09月30日

小社会

高知新聞


「吾輩は猫である」の主人公となった、夏目漱石宅の飼い猫が病死したのは1908(明治41)年9月。漱石は墓標に「猫の墓」と「この下に稲妻起る宵あらん」の句を記し、寺田寅彦ら親しい弟子に死亡通知を書き送っている。

 伊豆に滞在していた高浜虚子は、松根東洋城から「センセイノネコガシニタルヨサムカナ」という電報を受け取った。返電は「ワガハイノカイミヨウモナキススキカナ」。俳人同士のやりとりには哀惜の情も漂う。

 夏目家にふらっと迷い込み、名前さえ付けてもらえなかった猫。かわいがられたとは言い難いが、主人らに冥福を祈ってもらえる、幸せな最期ではあっただろう。それに比べると、収容施設で命を絶たれる多くの猫や犬たちは…。

 国内で殺処分される犬猫は年間に10万匹をはるかに超える。殺処分を将来的にゼロにするため、環境省が6月に行動計画を発表したのに続き、超党派の国会議員が動物愛護議員連盟の10月設立に向けて活動している。

 人口当たりの猫の殺処分数で全国最多が長く続いた本県でも、大幅な削減を目指す県動物愛護計画の改定など取り組みが進む。本年度から猫の不妊手術費の助成も始まったが、こうした行政の取り組みだけでは限界があるだろう。

 問われるのは飼い主のモラル。漱石のように「猫かわいがり」には程遠くても、最期まで面倒を見ることができるのか。飼い始める前に熟慮と覚悟を。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:08 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なぜ猫は人間に獲物をプレゼントするのか

マイナビニュース


可愛い飼い猫の「ニャー」という声に、振り向いてビックリ。猫が思わぬ「獲物」を持ち帰ってきた、なんて経験はありませんか?なぜか自信満々で、獲物を見せてくれる猫ですが……飼い主としてはご遠慮申し上げたいことも。猫の行動に隠された秘密に迫ります。

■愛情の証

まずよく耳にするのが、「猫が獲物を持ち帰るのは、飼い主への愛情の証」だという説です。猫はもともと、狩りをする生き物です。獲物をしとめるのは、もちろん自身の生存のため。その本能は、人に飼われ餌をもらうようになった今でも変わりません。つまり猫が獲物を持ち帰るのは、飼い主にも分け与えるためだと考えられます。普段自分のことを可愛がってくれる飼い主への、猫からの最大の愛情表現なのかもしれません。

■褒めて欲しい

獲物を持ち帰る猫の中には、非常に自慢げな顔をしている猫もいます。こんな猫は、飼い主がちゃんと成果を見てくれるまで、満足しないことも多いもの。これは、「ちゃんと狩りができたよ」と報告しているためだという説もあります。

思わぬ獲物を目にすると、「なんでこんなものを……」と思ってしまう飼い主さんも多いことでしょう。そうした気持ちをこらえ、ちゃんと褒めてあげることで、より良い関係を築けることでしょう。

■人間は狩りをしない?

最後に紹介するのは、上二つとは少々風向きの異なる説です。猫にとって狩りをすることは、ごく当たり前のこと。しかし飼い猫にとってもっとも身近な存在である人間(飼い主)は、それをしようとしません。猫にとって、これは全く理解できないこと。「そうか。コイツは狩りの仕方を知らないんだな」と思っている可能性があります。特に子育て中の母猫には、子猫に狩りを教える習性が備わっています。

もしも猫が半殺しにした獲物を生きたまま持ち帰ってくるのであれば、「狩りができないどうしようもない子」に、「狩りとは、こうして行うのよ」と教えてくれている可能性が高いと言えます。

狩りを得意とする猫からは、人間は少々頼りない存在のよう。もしかしたら、自分が取ってきた獲物を見せることで「お前も頑張れよ」と励ましてくれているのかもしれません。それを「猫からの愛情」と捉え、「すごいね〜」と褒めているだけだと……猫にあきれられる可能性も、高いと言えそうです。

猫が獲物を持ち帰る理由はいかがでしたか?自分の家の猫がどのタイプにあてはまるのか、持ち帰ってきたときの様子をくまなくチェックして判断してみてくださいね。


タグ:生態
posted by しっぽ@にゅうす at 07:56 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛犬家、愛猫家が一番気にかけるのは…ともに病気が1位

スポーツニッポン新聞社


ペットのことで一番心配なのは病気――。通信教育事業などを展開する「ヒューマンアカデミー」の行ったアンケートで、愛犬家、愛猫家の関心が浮き彫りになった。

 「ヒューマン―」は全国の犬飼育者150人、猫飼育者150人を対象に、犬・猫に関する比較調査を実施。今までにかかった医療費の最大金額は犬、猫ともに「1万円以上」の回答が7割を超え、その原因は犬が予防接種、猫は去勢・避妊が1位となった。

 犬飼育者、猫飼育者ともに一番大きな心配の種は病気(犬=68%、猫=66%)。その一方でペットの健康についてのケアを「日常的にしている」と回答したのは犬が32%で、猫が23・3%。最大医療費は犬猫差が出なかったが、ケアに対する意識で多少差が出る結果となった。

 同社は猫の健康管理、体の仕組みや病気など知識や技術を身に着ける「愛猫健康講座」を展開している。


タグ:病気 健康
posted by しっぽ@にゅうす at 07:50 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ドッキリ】再生回数が約9000万回! 犬とクモが融合した「怪奇クモ犬」が登場する動画が本気で怖い!!

ロケットニュース24

世の中には数々のドッキリ動画が出回っているが、中でも人気が出るのは「意外性」のあるものだ。その理由はもし動画と同じようなことが自分の身に起きてしまったら……と想像して閲覧するユーザーが多いからだろう。

ということで今回は、非日常的すぎる一本のドッキリ動画「Mutant Giant Spider Dog (SA Wardega)」をご紹介したい。驚異の再生回数を数えている動画の中には、はたしてどんな光景があったのだろうか。

・怪奇クモ犬
恐る恐る動画を再生してみると、そこには「怪奇クモ男」ならぬ「怪奇クモ犬」が恐怖のどん底へ突き落とす光景がある。まず襲撃したのは買い物をして帰ってきた男性だ。

・ビビりあがる男性
ドアを開けるとそこにいたのは「怪奇クモ犬」。遭遇した男性は反射的に後ろへジャンプ! 買い物袋を放り出すほどビビってしまう。しかし、これはわからなくもない。実際に目の当たりにすると、おそらく誰でもこうなるはずである……。

・次々と生まれる恐怖
その後も秀逸な仕掛けもあって、次々と恐怖が生まれるこの動画。明るい場所だとかわいいのだろうが、暗闇の中で恐怖のクモお化けとなったワンちゃんが猛威を振るう。自分が遭遇すると腰を抜かしてしまうと思われる光景の連続となっているぞ。

特にエレベーターでのシーンは必見。よく見るとじゃれているだけなのだが、エレベーターが開いた瞬間にワンちゃんが頭を下げることで、完全にクモが人間を襲っているようにしか見えない。直面した女性たちはかなりの恐怖だったに違いない。


タグ:動画 面白
posted by しっぽ@にゅうす at 07:48 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月29日

犬猫守る新たな力 エコー装置導入・石巻

Yahoo!ニュース


石巻市の動物愛護団体「アニマルクラブ石巻」が野良猫の避妊・去勢(不妊)手術などのために運営する動物病院「不妊予防センター」に、新たな検査機器が導入された。資金は、愛猫家として知られる世界的ピアニストのフジコ・ヘミングさんから贈られた寄付を充てた。アニマルクラブは「治療の幅が広がる」と感謝している。
 フジコさんは長年、動物愛護を目的にチャリティーコンサートを開催。東日本大震災後は被災地で活動する動物愛護団体の支援を続けている。
 ことしも5月に山形市でコンサートを開き、以前から支援しているアニマルクラブに収益金200万円を寄付。アニマルクラブは内臓の検査に用いる最新のエコー診断装置を購入した。
 阿部智子代表は「今まで血液検査など限られた診断しかできなかったが、エコー診断装置は高価で手が届かなかった。フジコさんのおかげで、さらに多くの動物たちを診療できる」と喜ぶ。
 アニマルクラブは飼い主のいない犬や猫の里親探しなどに取り組んできた。阿部代表は「かわいそうな動物を助けるには、不妊手術やワクチン接種といった医療が必要」と痛感したという。
 不妊予防センターは2008年、フジコさんから100万円の寄付を受けてプレハブの施設を建て、保健所の許可も得て開設。仙台市の獣医師らの協力で、週2回医療活動をしている。
 フジコさんはアニマルクラブに寄せたメッセージで「動物たちはいつも人間に紙くずのように扱われている。動物たちの小さな命を愛せる人たちに、彼らの苦しみや命を少しでも救ってあげてほしい」と訴えている。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:18 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「笑顔を届ける介助犬になって」 

読売新聞


人に慣れさせるため、宮崎市老松1の宮崎ペットワールド専門学校に預けられていた介助犬候補犬のラブラドールレトリバー「リバティ」(雌、2歳5か月)が返還されることになり28日、同校で返還式が開かれた。

 介助犬は、手足などに障害を持つ人のため、物を拾ったり、電話などを持ってきたりすることのできる犬。同校はパピーレイザーと呼ばれる飼育ボランティアとして2年2か月にわたり飼育してきた。

 式には学生ら約30人が参加。しつけ訓練などで関わった2年蔵元沙由来さん(19)は「いつも元気をくれたリバティらしく、周りの人に笑顔を届けられる介助犬になってほしい」と話していた。

 リバティは九州補助犬協会(福岡県糸島市)に返還され、2年間の訓練の後、厚生労働省の試験に合格すれば介助犬として認定される。同協会によると、介助犬は現在、全国で72頭、九州では福岡、宮崎で各1頭が活躍している。


タグ:介助犬
posted by しっぽ@にゅうす at 07:16 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【タイ】路上の犬は絶対に触らないほうがいい=狂犬病にご注意

Global News Asia


2014年9月28日、バンコクの路上で可愛らしいブルドッグが寝そべっていたを見かけた。が、こんなとき、うかつに体を撫でたりするのは避けたほうがいい。日本と違い、タイにはいまだ狂犬病が残っているからである。

 筆者はこれまでにタイで3回、犬に噛まれたことがある。そのうち最初の2回はジーンズの上から噛まれ、まったく傷にはなっていなかったので、まあ、大丈夫だろうとワクチンの接種は受けなかった。

 最後の1回はホームレス風の男が連れている犬からだった。可愛かったのでその体を撫でていると、突然ガブリときた。筆者は咄嗟に手を引っ込めたのだが、指先に針の先で引っかいたような小さな傷ができていた。

 まあ、これくらいは大丈夫だろうと思ったのだが、念のために飼い主のホームレス風の男に「この犬は狂犬病のワクチンを接種してるよね?」と確認した。男は「ああ、もちろん」と答え、犬の体を叩いてわざと怒らせてから自分の腕を犬の口元にもっていく。犬はガブリと噛み付き、その牙を男の腕に食い込ませる。男は筆者のほうを向いて「な。ぜんぜん大丈夫だろ?」と笑った。筆者はそれを見てホッと安心した。

 しかし、翌日、知人にその話をすると、「それはまずいよ、ワクチンを打たないと。死ぬよ」と顔面蒼白で言ってくる。それで筆者は仕方なく、バンコク都内の病院にワクチンの接種に行くことにしたのだが、この料金が予想以上に高かった。5回に分けて打たなければならないのだが、トータルで5000バーツ(約1万5000円)以上したような気がする。

 タイでは路上で可愛い犬を見つけても、触れたりせず、遠くから眺める程度にしておいたほうがいいのである。


タグ:海外 狂犬病
posted by しっぽ@にゅうす at 07:15 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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