動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年09月26日

ペットをめぐる問題をアートを通して考える『ペットショップにいくまえに展』

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私達の毎日の暮らしに寄り添ってくれる犬や猫といったペットたち。しかし、飼い主の事情で捨てられてしまったり、その捨てられたペットが生んだ子供など、残念ながら殺処分されてしまう犬や猫は合計で年間で16万頭余り(平成25年度)にものぼるという。

以前にコネタでも紹介した書籍『ありがとう! わさびちゃん』などのヒットもあり、不幸なペットを殺処分から救うためのさまざまな試みについて徐々に認知度が高まってきている昨今。石黒亜矢子さんやヒグチユウコさんら人気の画家やクラフト作家といったアーティストたちが集い、ペットをめぐる諸問題を多くの人に知ってもらおうと作品展示やチャリティグッズの販売を展開する『ペットショップにいくまえに展』が、9月25日より西荻窪のURESICAでスタートする。

この展覧会がスタートした経緯や見どころについて、会場のURESICA・カマタユリコさんにお話をうかがった。そもそものきっかけとなったのは、絵本作家・どいかやさんが2010年開催の個展用に、どいかやさん構想によるフリーペーパー『ペットショップにいくまえに』を制作したこと。

「かわいい絵で興味を惹きつつペットたちを取り巻く事実を知ってもらいたいという、どいかやさんの絵本作家ならではのアイデアでした。会期中には作家の渡辺眞子さんとどいかやさんで“犬猫トーク”と題し、殺処分やペットにまつわる問題をお話いただくイベントも開催しました。その展覧会をきっかけに、2011年からは『ペットショップにいくまえに』展として主旨に賛同してくれた作家のグループ展という形になったんです」

今年で4回目を迎える『ペットショップにいくまえに』展。
発起人のどいかやさんや、先述の『ペットショップにいくまえに』に触発されてフリーペーパー『ネコの種類のおはなし』を制作したという絵本作家のとりごえまりさんを中心に、毎年新たな作家たちが加わって、平面作品だけでなく陶器や木工、ガラス、段ボール彫刻など幅広いジャンルの作品を展示。

今年は京都のギャラリーnowakiとレティシア書房でも、9月28日まで連動展が開催されている。

実力派の作家が思い思いにペットをテーマにしたアート作品のほか、キュートなデザインのお菓子を出品するお店も含めて約20組が参加。ミニ絵本『ねこだっこしたら』、ポストカードなど、チャリティグッズの販売も行われる。

「今年のインパクトあるDMの絵を描いてくださった石黒亜矢子さんとは、展覧会にあわせて小冊子『てんまると家族絵日記1』を作りました。この売上げの一部は、動物保護活動のための寄付金にします。参加作家には、石黒さんとも親交のあるヒグチユウコさん、町田尚子さん、去年に新潟で行った展示に参加されたスドウピウさんや早川純子さん、西荻窪にご縁のある杉浦さやかさんほか、人気作家目白押しの豪華メンバーです。愛護団体を介して猫の里親になったという寅印菓子屋さんも、猫をテーマにしたお菓子を出品してくださいます」

ペット好き&アート好きにとってはかなり興味をそそられる今回の展示。会場のURESICAでは海外のセレクト雑貨やクリエイターたちのグッズなども扱っているので、ショッピングがてらのぞいてみるのもオススメだ。

「動物が好きな方もそうでもない方も、タイトルに『えっ?』と思われた方も、まずは展示作品を楽しみにいらしてください。そしてフリーペーパー『ペットショップにいくまえに』を、ぜひ読んでみてください。身の回りの動物のこと、ペットショップの動物たちはどこからきたのか、売れなければどこへ行くのか……などなど、人間社会を考えるきっかけにもなると嬉しいです」
(古知屋ジュン)

◆『ペットショップにいくまえに展2014』
会場:URESICA
日時:9月25日〜10月13日 12:00〜20:00(会期中の火曜は休み)
料金:無料
※10月5日14:00より獣医師・作家の南部和也さんらによるトークイベントあり(要予約)


posted by しっぽ@にゅうす at 09:12 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大きく変化したバンコクのペット事情

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私は根っからの犬好きで、25年程前に某社の駐在員としてバンコクに滞在したときは犬を飼いたいばかりに庭付きの一軒家に住んでいた。当時勤めていた会社は駐在員約50名、合弁会社への出向者約50名、都合約100名の邦人派遣社員を擁する大所帯だったが、治安上の理由から皆マンション暮らしで、一軒家に住んでいるのは社宅をあてがわれている現地法人の社長と我家だけだった。

 当時のことを思い出すと、タイでは犬はあらゆる生き物の中でなぜか最下等という、誠にありがたくない地位を貰っていた。そのため、犬をペットに飼う人などほとんどおらず、飼うとすれば番犬としてだった。そんな訳で、街で見かける犬といえばほとんどが野良犬だった。

 理解に苦しみ、悲しかったのは、普段は穏やかなタイ人が犬を見ると何もしていないのにいきなり蹴飛ばしたり叩いたりすることだった。犬に対する扱いは25年経った今でこそ多少は良くなったが、可哀そうな野良犬たちが相変わらずおどおど、びくびくして暮らしているのは残念なことである。

 さて、ところがである。この国の人々の国王に対する尊敬の念の強さは世界でも知られている通りであるが、10年ほど前から、国王陛下も実は犬好きで、積極的に野良犬を保護し、保護した犬を宮殿でご自分の傍において飼っておられることが世間でも知られるようになった。その影響で次第に近所の野良犬に餌をやったり、首輪を付けてあげたりして地域ぐるみで野良犬の面倒を見る人が少しずつ増え、今では珍しいことではなくなってきた。

そしてここ数年。社会全体が豊かになってきたことを受け、今バンコクは「ペットブーム」を迎えている。昔は犬猫病院を見付けるのも大変だったが、今では大きな動物専門病院、ドッグラン、ペット保育園、ペットホテル、ペット用品店といった具合にペットビジネス大盛況だ。

 安心して犬の散歩が出来るような環境インフラの整備にはまだまだ時間がかかるだろうが、ワンちゃんたちのタイ社会での地位が少しずつ上がってきたことは喜ばしいかぎりだ。

 現在、我家では日本からつれてきた柴犬2匹を飼い、毎朝近所のお決まりコースを30分程散歩しているが、顔馴染みとなった近所の人と簡単な会話を交わすことが楽しみになっている。

 先日は、日本では当たり前のビニール袋にペットボトルを持って「犬の糞片付け」をしていたら、おばさんから「日本人は偉いよね、ありがとう!」と声を掛けられた。ワールドカップでも同じことが世界の彼方此方で話題になったようだが、我家ではワンちゃんのお陰で少し嬉しい気持ちになった。(バンコク在住ビジネスマン)



タグ:海外
posted by しっぽ@にゅうす at 09:08 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物愛護団体と連携、家畜福祉基準を強化 ネスレ

鶏鳴新聞

2014.09.15発行
 世界最大の食品会社のネスレ(本社・スイス)は8月21日、「サプライチェーンにおける家畜福祉の向上を誓い、動物愛護団体のNGO『ワールド・アニマル・プロテクション(WAP)』と連携協定を締結した」と発表した。ネスレに原料を供給する畜産農家は、同社とWAPが今後進める家畜福祉についての要求事項の強化に対応する必要があるとしている。
 WAPは、50年以上前から活動している国際的な動物愛護団体。今年6月にWSPA(World Society for the Protection of Animals、世界動物保護協会)から名称変更した。
 ネスレは乳製品を中心に、動物由来原料の直接取引先が世界に約7300社あり、酪農家や養鶏農家を含む数十万の農家が、これらの各社にネスレ向けの畜産物を納入している。
 ネスレは川上の取引先に対し、「サプライヤーコード(納入規約)」のほか、環境や家畜の福祉、労働者の保護、透明性、生産工程について記載した「レスポンシブル・ソーシング(責任ある調達)プログラム」のガイドラインの了承や順守を要求しているが、WAPとネスレは協力して同文書の要求事項の強化を進めているとのこと。
 すでに7月には、今後のサプライヤーコードとガイドラインの原則を示す、サプライヤーコードの付属文書「ネスレの家畜福祉へのコミットメント」を発行。同文書では養鶏についても、早期に廃止すべき生産方法として「従来型のバタリーケージの使用や、(鶏本来の成長率ではなく鶏の健康や福祉に影響する)急速な肥育」を挙げており、これらが今後、取引要件にかかわる各文書に加わってくるとされる。
 新たな家畜福祉基準の第三者認証機関としては、SGS(本部・スイス)を任命し、すでに世界の数百農場で審査を進め、いくつかの審査ではWAPの代表者が同伴して抜き打ちで実施しているとのこと。違反が見つかった場合は、「サプライヤーと協力して改善に努めるが、仮に当該企業が改善できない、またはその意思を示さない場合は、ネスレへの供給を打ち切る」としている。
 ネスレが家畜福祉基準の強化に踏み切った背景には、ヴィーガン(完全菜食主義者)になることを勧める動物愛護団体のMFA(Mercy for Animals、動物への慈悲)の会員が昨年秋に、ネスレの契約農場の従業員になりすまして乳牛の虐待映像を隠し撮りし、米国のNBCなどの大手メディアが報じた経緯がある。MFAは今回のネスレの対応について、「大手食品メーカーがこれまで採用した中で最も包括的な指針だ。他の食品メーカーも後に続くよう望んでいる」とコメントしている。



タグ:福祉
posted by しっぽ@にゅうす at 09:05 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月25日

杉本彩さん、動物行政への思い語る「全国にアニマルポリスを」 大阪

産経ニュース


大阪市東淀川区の大阪経済大学で、動物福祉を考える映画上映会とトークセッションのイベントが開かれ、動物保護活動家としても知られる女優の杉本彩さんらが、動物虐待を取り締まる「アニマルポリス」の必要性を強調したほか、日本の動物行政の課題について思いを語った。

 同大の地域活性化支援センター設立10周年と動物愛護週間に合わせ、同大で動物福祉を学ぶ3年生8人が企画した。

 イベントでは、無責任な飼い方や飼育放棄が後を絶たない日本の現状を追った映画「犬と猫と人間と」を上映。学生のリーダー、今井康太さんは「一人でも多くの人に年間約16万頭の犬や猫が殺処分されている現状と、その原因について考えてほしい」と話した。

 その後のトークセッションでは杉本さんが、自身が中心となった“京都からアニマルポリスを!”の署名運動に7万2千人以上の署名が集まったことを披露し、「その機運を全国に」と訴えた。また、動物関連の訴訟を多く手がける細川敦史弁護士は「終生飼養が守られるよう、ペットを安易に飼えない仕組みづくりも課題」と指摘した。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:41 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ペットは家族 大切に」 川崎区で動物愛護フェア

東京新聞


動物愛護週間(二十〜二十六日)に合わせ、JR川崎駅東口の地下街アゼリアで二十三日、動物愛護フェアが開かれた。川崎市と市獣医師会の主催。動物愛護団体などが約二十のブースを設け、動物の飼い主が最期まで飼う「終生飼養(しゅうせいしよう)」などを呼び掛けた。
 二〇二〇年までに日本の犬猫の殺処分ゼロを目指す文化人らの集まり「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議」の動物愛護委員会のメンバーも参加。委員長を務める音楽評論家の湯川れい子さんは「犬や猫は昔から人間とともに文化をつくってきた家族。その命がどう扱われているかで心の豊かさが見えてくる」などと語った。
 市獣医師会によるペットの健康相談や被災時のペットの備えについての啓発、迷子札の作製体験のほか、聴導犬や盲導犬による実演もあり来場者の関心を集めた。
 アイメイト協会(東京)の担当者は「盲導犬が入店拒否される店もまだあるが、目の不自由な人にとっては体の一部。サポートしていただければ」と支援を呼び掛けた。 (上條憲也)


タグ:動物愛護
posted by しっぽ@にゅうす at 07:40 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「最期まで育てます」 ペット終生飼育を宣言

大阪日日新聞


動物愛護週間(20〜26日)に合わせ、ペットを最期まで責任を持って飼育することを誓うイベント「ペット終生飼育宣言デー」が23日、大阪市鶴見区の鶴見緑地公園で開かれ、宣言式や保護犬の譲渡会を行った。


愛犬を抱いて「終生飼育誓約書」にサインする飼い主=23日午後、大阪市鶴見区の鶴見緑地公園
 ペットが命を終えるまで飼い主が適切に買うことを明記した「改正動物愛護法」の周知や終生飼育意識を育もうと、社会貢献事業を企画する津柳徹一さん(34)が呼び掛けて開いた。

 宣言式では犬や猫、フクロウ、ミニブタなどさまざまな動物が飼い主とともにレッドカーペットに登場。「大事な大事な宝物」「これからもずっと暮らしていきたい」などと飼い主らがそれぞれの言葉で終生飼育を宣言し、自分とペットの名前を「終生飼育誓約書」に署名。ペットらも肉球などでサインした。

 ポメラニアンの雄、17歳のラッキーと式に参加した日々野敏彦さん(52)=高槻市=は「終生飼育宣言できることをうれしく思う。人間の事情がペットに影響する。大事にしてあげたい」とし、自身もシバイヌを飼っている津柳さんは「最期まで飼うこと、命の大切さを伝え、その人がまた伝えていってくれれば」と思いを語った。


タグ:終生飼育
posted by しっぽ@にゅうす at 07:39 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飼い主のストレス増?ペットは癒しに「ならない」との調査結果

IRORIO(イロリオ)


空前のペットブームと言われ、動物を飼いたいと思っている人も多いはず。しかし必ずしも「ペットを飼うと癒される」とは限らないらしい。

飼い主の2人に1人が寝不足に
英マットレスメーカーMemory Foam Warehouseが行った、1,000人の犬猫の飼い主を対象にした調査では、飼い主の2人に1人が、ペットを飼う前に比べ、睡眠時間が最大で1時間半も減っていることが明らかになった。

理由は夜中や早朝にペットが鳴いたり、吠えたり、爪をといだり、鼻をすりつけてくるため。

特に早朝に鳴き出したり、吠える犬猫は多いようで、47%の飼い主は「それはいつものこと」と日頃の寝不足についてこぼしている。

3割の飼い主が疲れ切っている
しかも夜中に鼻をスリスリしてくるならまだ可愛いが、ペットに噛まれたり、かじられたり、顔の上に座られたりして睡眠を妨げられている人も3%だが、いた。

睡眠不足以外にも、ごみを散らかしたり、リビングを全力疾走したりと、飼い主たちの悩みは尽きないようで、34%の人が「ストレスでボロボロ…」と回答。

今回の調査結果を受け、同社トーマス・ロード氏は「ペットを飼うと健康的になり、生活習慣も改善されると言われるが、ストレス、特に睡眠にこれだけ影響しているとは驚き」とコメント。

可愛いはずのペットだが、やはり生き物を飼うにはそれ相当の覚悟と責任が必要であることを再認識せずにはいられいない。

タグ:調査
posted by しっぽ@にゅうす at 07:35 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする