動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年09月07日

飼い犬のかみつき事故多発「警報」出した政令市/札幌市

読売新聞


 札幌市内で、散歩用のリード(ひも)をつけない飼い犬に人がかまれる事故が今年度、8月末までに24件発生していることが、市動物管理センターのまとめで分かった。

 前年度の総件数(38件)に迫る勢いで、市は「咬傷こうしょう事故多発警報」を出し、注意を呼びかけている。7日には各区の公園でマナー向上キャンペーンを初めて実施する。

 市によると、散歩中の犬や、住宅から逃げ出した犬が通行人にかみついたり、散歩中の犬同士のけんかを止めようとした飼い主がかまれたりしたケースが目立つ。事故件数は、2011年度の51件、12年度の50件から、13年度は38件とやや減少したが、今年度は上半期途中で24件と、ハイペースで推移している。

 今年2月には、白老町の海岸でリードから放たれた土佐犬が散歩中の女性に襲いかかり、女性が溺死する事件も起きた。市は、犬の放し飼いによって犠牲者が出たことを重く見て、飼い主を対象とした啓発の強化に乗り出す。

 第1弾として「リードをつないで楽しくお散歩キャンペーン」と題し、7日午前10時から、モエレ沼(東区)、大通(中央区)など各区の公園20か所で啓発チラシを配布する。モエレ沼公園では、トレーナーが犬の散歩の正しい方法を指導する講座も開かれる。


タグ:咬傷事故
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なぜペットを捨てるのか?動物愛護と殺処分の現実

ネットニュースラボ


動物愛護とはなんなのか

みなさんはペットを飼った事があるでしょうか?

僕はインコ、ハムスター、犬を飼った事があります。
犬は2匹飼っていましたが、どちらも15年以上の寿命を全うしました。

インコとハムスターはペットショップで買いましたが、2匹の犬については1匹は知人のお宅で産まれた子犬を引き取り、もう1匹は捨てられていた犬を僕が拾ってきて飼い始めました。


ペットは家族

飼育したペットたちに対しては様々な思い出がありますが、飼っていた年数が長いせいか特に犬との思い出が非常に印象強いです。
一緒に散歩に行ったり、ふざけ合ったり、時にはケンカもしました。
ペットを飼った事が無い方には伝わりにくいかもしれませんが、大げさにいうと本当に人間の兄弟かと思うような感情を抱いていました。

たとえ相手が動物であれ、その動物をペットとして飼いはじめたのであれば、もうそれは立派な家族です。
そしてそこには愛情が無くてはいけないと思います。

引き取られた犬、猫の8割は殺処分という現実

動物愛護とは動物を大切にし、愛そうとする事です。
ですが残念なことに、一度ペットを飼う決断をしたにも関わらず、都合が悪くなると簡単に捨ててしまう飼い主が存在します。

平成24年度の犬・猫の引き取り状況をみてみると、自治体に引き取られた犬猫の合計は209,388匹、そのうち殺処分されたのは161,847匹です。
年々殺処分数は減少傾向にあるとはいえ、保健所に引き取られたうちの8割近くは殺処分されるという結果です。

参考:http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

なぜ捨てられるのか?

ではなぜペットは捨てられてしまうのでしょうか?
様々な理由があるかとは思いますが、いくつか例をあげてみましょう。

飼い主の病気や死去により世話ができなくなった
飼い主の老齢化
忙しくて面倒がみれない
子供のアレルギー
ペット凶暴で人を傷つける
ペットが病気になった
ペットに子供がたくさん産まれた
このように飼い主側の状況や動物側の状況にもより、いろいろな理由が挙げられると思いますが、基本的に問題があるのは人間の方です。

動物も生きています。
生きていれば病気にだってなります。
人間と違うので、一度にたくさんの子供も産まれます。
人を傷つけてしまうのだって、動物本能による場合もあるでしょう。
動物だって普通に生きているだけです。
その中で人間に飼われ、人間の生活に合わせた生き方を強いられます。
それなのに人間の身勝手でいきなり捨てられるなんて、ひどいとは思いませんか?

誰も動物の考えている事は分かりません。
もしかしたら、殺処分されるのが嫌で「仕方なく忠実なペットを演じている」だけかもしれません。
でも本当にそうだったら悲しいとは思いませんか?
私自身が殺処分されるのが嫌で懐いてるだけのペットの立場だったら、「何のために生きているのか」分からなくなります。

逆にペットとして大切に飼われていた場合でも、いかなる理由であれ捨てられてしまったペットはこう思うのではないですか?

「僕は家族じゃなかったの?」
「僕だってみんなと一緒に居たいよ」
「もう遊んでくれないの?」

この世に奇跡的に生まれ、一生懸命生きているのに動物たちにそんな思いをさせたく無いです。

万が一どうしても飼う事が出来なくなった正当な理由がある場合は、動物の引き取りをおこなっている団体に依頼しましょう。
行政機関に持ち込んでしまうと殺処分されてしまいます。

※引き取りを行っている団体の例:NPO法人 犬猫みなしご救援隊

動物を捨てる以外の被害

ペットを捨てるという話題からは少し話がそれますが、動物愛護という観点からどうしても取り上げておきたいことがあります。
それはニュースでも散々話題になっている盲導犬が傷つけられるという、とても痛ましい事件のことです。

目の見えない人の代わりとなって献身的にサポートする忠実な盲導犬は、吠えたり、人に逆らったりすることを訓練によって制限されています。
それをいいことに、盲導犬をフォークのようなもので刺すという卑怯な行為をする人間がいるなんて、情けなくて仕方ないですね。

実は盲導犬を虐待する事案は、これ以外にもたくさんあるのです。
盲導犬に落書きされたり、尻尾を踏まれたり、蹴られたり、タバコの火を押し付けられたり、ツバを吐かれたり。
こういうことをする人はいったい何を考えているのでしょうね。

目の見えない人の手足となりサポートする盲導犬は、その人の体の一部といっても過言では無いと思います。
盲導犬を傷つける事は、目の見えない方を傷つけているのと同じです。

何が何でも犯人を見つけ出して処罰してほしい。
いや、しなくてはいけないと思います。
そうでなければ今後またこのような事件が増えるだけです。

捨てられたペットの行く末

こうして飼い主の勝手で捨てられた、保健所に送られた動物は、新しい飼い主が見つからなければ約2〜3週間で殺処分です。
つまり保健所に送られた動物たちはその瞬間、余命を宣告されているのとほぼ変わらないのです。

よく考えてください。
動物を処分するのは自治体です。
ですが、「その動物を自治体に引き渡すのはあなた」なのです。
散々悩んでやむを得ず手放す方もいらっしゃるでしょう。
ただそれでも、やはり手放したのはあなたです。
どんな理由であれ、そこにはきちんと責任を感じてください。

飼い主の方、飼いたい方へ

動物を飼育する上で忘れてはいけないのが、犬や猫、その他動物にもきちんとした親兄弟、つまり”家族”がいて、その家族と無理矢理に引き離して人間の勝手でペットとして飼育しているという事です。
この責任の重さ、飼い主のみなさんや飼いたいと思っている方たちはほんとうに感じとっているのでしょうか?

最後に全ての飼い主さん、これから飼おうとしている方にぜひ見て頂きたい動画をご紹介いたします。



ペットはおもちゃではありません。
言葉が通じないからこそ、きちんと人間が管理しなくてはいけないのです。
中途半端な気持ちで飼おうとするくらいなら、飼わないであげた方がペットにとっても幸せな場合もあるということを忘れないでください。

具体的に殺処分がどうなっているのか補足説明

以上は、外注ライターさんからの強い希望で記事を掲載させて頂きました。
この場を借りて訴えたいということでしたので、賛同させて頂きました。
色々と考えさせられる内容ですね。

ちなみに、私から補足を1つ。
動物愛護センターで殺処分されることは上記の通りですが、その際、多くの自治体ではガスによって殺処分されます。
そして、そのガスとは「二酸化炭素」です。

本来は動物のことを考えれば「一酸化炭素」を使うべきなんですね。
そちらの方が楽に素早く逝くことができます。

ただ、一酸化炭素を使うと職員の事故が発生しやすいわけです。
ちょっと間違うと職員が一酸化炭素中毒で死んでしまうということですね。

そのため、ガスとしては効果の弱い二酸化炭素が使われています。
仮に漏れ出たとしても、事故が起こりにくいわけですね。
そりゃ、私達の呼気にも含まれている気体ですからね。

当然、二酸化炭素ではなかなか逝けないので、動物たちはかなり苦しみながら死んでいきます。
二酸化炭素は中毒死というよりは、窒息死なんですよね。
あえてここには動画を載せませんが、探せば動画が見つかると思います。
痙攣しながら、明らかに苦しみながら死んでいきます。
「これはやばい」と本能的に感じ、必死に出口を探す様はとても見ていられません。

また、もっと厳しい現実として、子犬、子猫などは二酸化炭素では死ねないことも多いんですよ。
大型犬のほうが強いかと思いきや、実は子犬、子猫のほうが生き残るらしいです。
その先には一体何が待っているのでしょうか?

勘のいい方はお気づきだと思いますが、次は「焼却処分」です。
つまり、たまたま運悪く生き残ってしまうと、今度は生きたまま焼かれてしまうわけですね。
苦しいのは想像するまでもないです。

実は、動物愛護センターに勤める方がこのような現実の中でうつ病になってしまうことも多いんです。
そりゃ、やる方はつらいですよ。
死刑執行人が精神をやられるのと同じですね。

飼い主は、動物愛護センターに持っていけば終わりです。
むごたらしい現実を見る必要がありません。
しかし、その先では動物にも職員にも地獄が待っています。
自分で持ち込んだペットが二酸化炭素で窒息死させられ苦しみもがいていたり、生きたまま焼かれたりするのはどんな気分ですか?

どうしても持ち込まなくてはならない場合もありますので、それが一概に悪だとは言いませんが、その先がどうなっているのかは知っておくべきだと思いますね。
考え方が変わるかもしれません。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。
タグ:殺処分
posted by しっぽ@にゅうす at 07:25 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬を飼う前に知らなければいけない「飼い主の義務と責任」

シェアしたくなる法律相談所


ペットショップや里親募集サイトで一目惚れ…その後、かわいい子犬が家族になり、ずっと皆で仲良く平和に過ごしましたとさ…と、なれば良いのですが、なかなかそうも行きません。

色々なトラブルが発生しますし、やらなければいけないこと、気をつけなければいけないことなどは沢山ありますし、飼い主の義務や責任も発生します。

今回はペットを飼う上で、知るべき法律知識と飼い主の義務について解説します。

■犬が生まれてから家にやってくるまで

生後56日(平成28年8月31日までは45日、それ以降別に法律に定めるまでの間は49日)を経過しない犬及び猫の販売又は販売のための引渡し・展示が動物愛護管理法により禁止されます。幼齢の犬を生後早い段階で親兄弟から引き離してしまうと、吠え癖やかみ癖などが生じやすくなり、発育に支障があるため、販売を制限しています。

近年、インターネット販売を利用したものの、引き渡されたペットの状態が説明と違っていたとのトラブル増加したため、販売するペットの現況を直接見せるとともに対面により飼養方法、生年月日等適正飼養のために必要な情報を提供することが業者に義務付けられています。



■犬を飼い始めてから

飼い主の責任の1つとして、飼っているペットについて、名札、脚環、マイクロチップ等により、所有者を明確にする必要があります。

犬の場合には、現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすることになっています。引っ越しした場合等には転居先の市区町村窓口への届出が必要です。



■散歩デビュー

犬が外出できるようになったら、いよいよ散歩が始まります。

散歩のとき、リードをつけていなかったり、目を離したすきに、犬が他の犬や、子供に噛みついてケガをさせた場合、飼主には動物占有者の責任が発生し、損害賠償義務を負います。

子供に大けがをさせた場合は、治療費だけでなく慰謝料も発生し、高額な賠償が命じられることもあり得ます。



■成犬になったら

狂犬病予防法により、年1回の狂犬病予防注射を受けさせる義務があります。

違反すると罰金刑の対象となります。



■病気の治療

ペットも人間と同様、庭木で怪我をしたり、体調不良になることがあります。

動物病院で獣医さんに治療をお願いすることもありますが、注意義務違反による獣医過誤があった場合には、損害賠償請求ができる場合もあります。



■出産

(1)多くの動物を飼うことにより、騒音や悪臭など、周辺の生活環境を悪化させている場合、(2)多くの動物を適切に飼っていないことにより動物が衰弱する等の虐待のおそれが生じた場合、都道府県知事は、飼い主に対し、改善勧告・命令を行うことができます。

命令に従わない場合は罰則も定められています。繁殖は、責任をもって養育できる限度で行うようにしましょう。



■老齢期

飼い主には、終生飼養の義務が課せられています。

途中で飼育できなくなった場合でも、都道府県が引き取ってくれるわけではありません。

自宅での介護が難しい場合は、ペット専門の介護業者も利用し、最後まで面倒を見る義務があります。



■焼骨・埋葬

現在、ペット霊園の設置や管理方法について全国一律で規定する法令はありません。

もっとも、ペットの火葬・埋葬については、独自の規制を条例で科している自治体があります。

自分で火葬等をする際には、念のため、お住まいの市役所で条例の有無を確認した方がよいでしょう。



■さいごに

家族となるペットに関わるルールを確認して無用なトラブルを回避し,犬が生まれてから一生を終えるまで,幸せな時間を過ごしてください。



*著者:弁護士 星野宏明(星野法律事務所。不貞による慰謝料請求、外国人の離婚事件、国際案件、中国法務、中小企業の法律相談、ペット訴訟等が専門。)
posted by しっぽ@にゅうす at 07:25 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

県動物愛護センターが開所4カ月 譲渡前に心構え伝える/岐阜

中日新聞


もらい手のいない犬や猫を預かり、新たな飼い主に引き渡す「県動物愛護センター」(美濃市片知)がことし四月に開所して四カ月がたった。これまでの譲渡実績は、八月末時点で三十五匹。ペットを飼うにあたっての心構えや、しつけ方法の講座も開いている。きめ細かなサポートには「安易に飼い始めるのを防ぎたい」との思いがある。

 「ペットに与えるおやつはなるべく細かくして、何度もご褒美がもらえると覚えさせましょう」。八月十六日に同センターで開かれた「犬のしつけ方教室」で、可児市の桜ケ丘動物病院に勤めるパピーケアスタッフの松本裕美子さん(49)が指導した。県内からは六組が愛犬と共に参加。松本さんの言葉にならってアイコンタクトを取る練習をしたり、ひもを使った簡単な遊びを実践したりした。

 このような教室は月二回無料で開催しており、毎回定員を上回る申し込みがあるという。これまでに開講した十一回では、延べ百人以上が参加。この日、ミニチュアダックスフントの「アンディ」を連れてきた岐阜市鏡島の公務員小野信幸さん(53)は「犬がほえると近所迷惑になり困っていた。家でも上手にストレス発散させたい」と、内容に満足した様子だった。

 センターでは、希望者にペットを引き渡す前に「譲渡前講習会」を受けることを義務付けている。県内の保健所ではあまり例のない試みだが、同センターの村瀬繁樹所長は「これから家族になる動物の知識をつけ、よりよい関係を築いてもらうため重要」と考えている。

 県は本年度策定した「動物愛護管理推進計画」の中で、二〇〇四年度に79%だった県内の犬猫の殺処分率を、二三年度までに40%以上削減するとしている。しかしセンターの活動は、犬や猫の譲渡数を増やすだけでなく、愛護精神を啓発するという側面も強い。村瀬所長は「引き渡した人がまた保健所に動物を持ってくるようではいけない。命のサイクルという観点で、質の高い譲渡を意識している」と話す。

 飼い主とのマッチングを重視している成果も表れつつある。同センターには、成長した姿を見せに来たり、写真を送ってくれたりする人が多いという。五月にセンターの紹介で雑種のオス猫を譲り受けた、大野町の会社員細野高博さん(54)は「自分たちに知識が無かったから、保健所でもらってくる自信がなかった。講習のおかげもあり、今では飼うのに苦労することも減った」と話す。

 ただ、人気が子犬や子猫に偏り、すでに成長して大きくなった動物になかなかもらい手がつかないという課題も。村瀬所長は「生後数年たった子の方が落ち着いているので飼いやすい」と呼び掛けている。

 (大野雄一郎)


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「ゲーム感覚で楽しむ」女性が支える動物愛護の新しい形

楽天woman


愛護センターから犬や猫を引き取り、シェルターで保護し、新しい飼い主との出会いを提供する動物愛護団体「株式会社ミグノンプラン」代表の友森玲子さん(37)。その活動に悲壮感はみじんもなく、寄付なしでも運営できるシステムや、友森さんの行動力と動物たちと楽しむ姿勢に引かれ、多くのボランティアや有名人サポーターが今日も集まるーー。
 
「よく聞かれます。『なんで、そんなことやってるの?』って。私はこう答えています。『面白いから』。これが正直な気持ちなんです。保護活動って、面白くて複雑な、いわばゲームなんです。そのゲームはとても優れもので、過程も面白いし、達成感もある。とっても面白いんです」
 
明るく快活な声の友森さんは、動物愛護団体ランコントレ・ミグノン代表で、株式会社ミグノンプラン代表取締役。設立は 07年、30歳のとき。ランコントレは「出会い」という意味だ。都の動物愛護相談センターに団体登録し、この7年、毎週月曜には必ず、愛護センターに通っている。犬や猫、ウサギなどを引き取るために。
 
友森さんが愛護センターから引き取った動物たちは、ミグノンのシェルターや、預かりボランティアの家庭で手厚いケアを受け、その後、月2回の「譲渡会」で、飼育希望者と対面。幸せに暮らせる家庭に譲渡される。
 
「私は、保護したコたちがウチにきた限りは、かわいそうなんて全然、思わない。普通に飼われていて、飼い主さんが亡くなったり、入院したり、あるいは責任感のない人で、引っ越しでポイしちゃったというだけで、彼らは普通の犬や猫。だから『かわいそうでしょう?』とか、『こんなにかわいいコなのに、保護犬なんですよ』みたいな表現は大嫌いです」(友森さん)
 
そんな彼女の人柄と行動力に引かれる人は後を絶たない。ミグノンを支えるボランティア登録数は現在300人。新しい家族が決まるまでの一時預かりボラさん(ボランティアのこと)、通いで世話をするシェルターボラさん、お散歩ボラさん、譲渡会ボラさんなど、形態もさまざまだ。
 
坂本龍一さんの一人娘でミュージシャンの坂本美雨さん(34)も、長年、犬のお散歩ボラさんを続けている。
 
「毎年月曜日に、2時間くらい、お散歩をしています。それは私自身が楽しいから。最近では、マネージャーもわかっていて『今日は、行くんでしょ』って、なるべくその時間、スケジュールを入れないようにしてくれます(笑)」(美雨さん)
 
友森さんは、なかなか譲渡先が見つからない犬や猫のことをツイッターやブログに書いて、イジリ倒す。「悪そうな顔」「アホ」とストレートに書いて、抗議がきたこともあるが、正直に書くから犬、猫のキャラが際立ち、愛着を持つ新しい飼い主候補も現れる。
 
今ではミグノン最大の応援者であるコピーライターで『ほぼ日刊イトイ新聞』主宰の糸井重里さん(65)は、そんなブレることのない彼女の活動を見つめてきた。
 
「友森さんに感じるのは、単純に頭のいい人ということ。相手がこれを言われたらイヤだろうということをよくわかっていて、気軽に頼んでいるようでも、実は、相手に断らせるのもうまい。だから、人が寄ってくる。犬は、何かしてくれる人に自然に寄っていくでしょう。冷たい人にはクンクンしない。そうか、彼女は犬や猫と同じなんだ(笑)」(糸井さん)
 
糸井さんのバックアップを受け、ミグノンが株式会社になったのがこの 14年の春のこと。別々の場所にあったペットサロンとシェルターをドッキングさせた。サロンやクリニックなどの収益で、多額の寄付に頼らずに運営されている現在の保護活動を、永続的に続けられるシステムにする。それが友森さんの今後の目標だ。
 
「私がいなくても、続くシステム。極端にいえば、私が死んでも保護活動が続かなければ、意味がないですからね。ミグノンのような施設が日本中に、のれん分けみたいに広がっていけばうれしいです」(友森さん)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:24 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする