動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年09月17日

「地域猫」活動山口で学習会 県が主催

読売新聞


住民が協力して野良猫の世話をする「地域猫」活動についての学習会が、山口市の県教育会館で開かれた。活動の先駆者で横浜市神奈川区福祉保健センター職員の黒沢泰さんが講演し、「猫好きだけではなく、嫌いな人や関心のない人も取り組んでこそうまくいく」と呼びかけた。

 地域猫は、住民が合意のもとでルールを作り、餌やりやフンの始末などを行う活動。不妊・去勢手術も施して繁殖を防ぎ、住民と猫が共生する。横浜市磯子区が1998年度にガイドライン(指針)を作成し、全国に広がったという。

 県が主催し、約120人が参加。黒沢さんは「活動で不幸な猫が増えなくなるほか、猫を介して住民のコミュニケーションが図られ、地域の子どもらに命の大切さを伝えることにもつながる」と紹介。一方で、「成果が出るまでには時間がかかる」とも指摘した。


タグ:地域猫
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◆「宣誓!無責任飼い主0(ゼロ)宣言!!」環境省が公開 

WPN


9月20日から26日の動物愛護週間を前に、環境省が無料で閲覧、ダウンロードができるペットの飼い主に向けたパンフレット「宣誓!無責任飼い主0(ゼロ)宣言!!」を掲載した。

 パンフレットで紹介されているのは、「飼い主になるということは」「全てに責任を持つこと」「猫は室内で飼いましょう」「猫に快適な室内環境」「犬の飼い方やルール」「マナーを守りましょう」「ペットの飼い主のみなさんへ」など。

 「飼い主になるということは」では、命を預かる決意から老いに向きあい、その動物の命を終えるまで飼い続ける責任などが、イラスト入りで紹介されている。なにより目を引くのは「飼わない決断」の大切さ。逆説的だが、飼えない環境であれば、「飼わない」という選択肢が一番動物に優しいと提案する。

「全てに責任を持つこと」では、社会に対する責任をさまざまな例を挙げて紹介している。「猫の室内飼いの薦め」「快適な室内環境」では、猫を飼うためのノウハウが満載。犬を飼いたい人には、「犬の飼い方やルール」「マナーを守りましょう」がお勧め。そして、最後に殺処分数を減らすために飼い主ひとりひとりの責任と自覚を促している。

 今ペットと暮らしている人は、あらためてペットと暮らす意味と意義の再確認ができ、これから初めてペットを飼う人には、とても役立つ内容になっている。


[関連URL]
環境省「宣誓!無責任飼い主0(ゼロ)宣言!!」
タグ:環境省
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犬だけじゃない! 猫のフィラリア症について獣医師が解説

マイナビニュース


最近猫のフィラリアについて問い合わせが増えてきました。犬の病気と考えられていたフィラリア症が猫にもあり、死亡例もでていることがわかったからです。フィラリアは蚊によって感染する病気です。実はフィラリアといっても多くの種類があるのですが、ここでは犬猫で最も問題になる犬糸状虫について説明します。

猫のフィラリア症(犬糸状虫症)

犬糸状虫という和名から誤解を与えやすいですが、フィラリアは猫にも感染します。犬猫だけでなく、イタチや稀に人にも感染する寄生虫です。フィラリアが成長するのにもっとも適した環境は犬の体内であるため、このような和名がつけられたのでしょう。

犬と猫のフィラリア症の違い

犬の場合から説明します。蚊の吸血に伴いフィラリアの幼虫が犬の体内に入ると6〜7カ月で成虫になりフィラリアの子供(ミクロフィラリア)を産みます。

フィラリアに感染すると咳や食欲不振などの症状が起こりますが、殆ど症状が表れない犬もいます。大量のフィラリアが肺動脈に詰まる、または心臓まで入り込み弁の動きを邪魔する(大静脈症候群)と急激に症状が表れ、死に至る危険性があります。

猫の場合はフィラリアの幼虫が体内に入っても成長が遅く、成虫に至るものも少ないです。猫は犬に比べてフィラリアに対する抵抗性が強いからです。また、成虫になったフィラリアがミクロフィラリアを産むことも稀で、1〜3隻(フィラリアの数え方で、セキと読みます)の少数感染が殆どです。そのため、死滅したフィラリアが肺血管に詰まることはあっても、大静脈症候群のような病態に陥る事は非常に稀です。

それでもフィラリア予防が必要な理由 数は少なくても成虫まで成長する可能性があること、また未成熟なフィラリアでも免疫応答によって症状が引き起こされるからです。

猫のフィラリア症の症状・病態

猫フィラリア症は3つの病態にわけることができます。

(1)未成熟なフィラリアによって起こる呼吸器疾患(HARD)

未成熟虫が肺動脈まで到達し、死滅することで起こる病態を「犬糸状虫随伴呼吸器疾患(HARD)」と呼びます。発症すると、呼吸が速くなる、開口呼吸(犬のように舌を出して行う呼吸)等の症状が出ます。生き残ったフィラリアが成虫まで成長すると、免疫応答が抑制され症状が消失し、症状が一時的に収まります。ですので、この反応は猫喘息やアレルギー性気管支炎と誤診されることが多いです。

(2)成虫が死滅したときに起こる急性期

成虫が死滅すると成虫による免疫抑制が消失します。その結果、死滅した虫体により重篤な肺障害が起こります。このときに、突然死を引き起こすこともあります。成虫に感染が認められた猫の21%が死亡したという報告もあります。

(3)慢性犬糸状虫症

慢性犬糸状虫症とは、急性期を乗り越えた猫に残る慢性的な呼吸症状です。(2)の際に元に戻らないダメージが肺に残り、咳などの軽度の呼吸器症状が続きます。

猫のフィラリアの感染率

猫のフィラリア症の感染率を調べるのは非常に難しいです。その理由は、犬のフィラリア症の診断の要となるミクロフィラリア検査、心臓超音波検査、抗原検査が、猫においては有効ではないからです。

まず猫の場合、ミクロフィラリアは血液検査では殆ど検出されません。そして殆どが1〜3隻の少数寄生なため、超音波検査で心臓や肺血管のフィラリアを発見することも困難です。

抗原検査陽性は成虫の感染を意味しますが、実はこの検査は、主に雌の成虫抗原を検出します。そのため雄成虫の少数寄生や未成熟虫のみの感染の場合は、感染していても抗原検査結果が陰性になってしまいます

「約10頭に1頭の猫がフィラリア幼虫に感染しています」という数字を動物病院に置いてあるパンフレットやポスターでみたことがあるでしょうか。これは猫のフィラリア抗体検査調査の結果を表しています。

この抗体検査調査が意味するのは「10%の猫がここ数カ月の間にフィラリアに感染した蚊に接触し、フィラリア幼虫に感染した」ということです。しかし、このうちどのぐらいの猫で成虫まで成長するのか、また(1)のような症状が現れるかは不明です。

1997年の少し古いデータですが、国内では猫のフィラリア成虫の寄生率は0.8%であったという報告があります。しかし猫では、未成熟虫も(1)の病態の発症に関わっているので、この数字が猫のフィラリア症の発生率を表しているとはいえません。

猫のフィラリア症の複雑な病態が、正確な発症率の解明を妨げていますが、けっして少なくない数の猫が、毎年フィラリア症で苦しんでいます。

フィラリアの予防法

月に1度のフィラリア予防薬をつけることで効果的な予防ができます。アメリカ犬糸状虫協会(AHS)のガイドラインでは、通年予防が推奨されていますが、日本では蚊が飛来する5〜11月に加え、蚊のシーズンが終了してから1カ月後の12月まで予防することをおすすめします。フィラリアの予防薬には、皮膚に付けるスポットタイプと、経口タイプの薬があります。

予防は室内飼いでも必要?

フィラリア成虫寄生の約25%が完全室内飼いであったというデータもあります。蚊が生息していない地域、または完全に蚊が侵入できない構造の家に住んでいない限り、予防は必要です。

まとめ

猫のフィラリア症は犬と病態が異なり、理解が難しい病気です。また、蚊によって媒介されるため、完全に防ぐには確実な予防が必要です。今回お伝えしたい事は、犬だけでなく猫にもフィラリア症があるということ、死に至る危険性があるということです。確実な予防をお勧めします。

出典

Current Feline Guidelines for the Prevention, Diagnosis, and Management of Heartworm (Dirofilaria immitis) Infection in Cats. American Heartworm Society 2014

Claudio G, Luigi V, Nicola F, et al., ‘Feline heartworm (Dirofilaria immitis) infection: A statistical elaboration of the duration of the infection and life expectancy in asymptomatic cats.’ Vet Parasitol 158, 2008 177-182.

Nogami S, Sato T, ‘Prevalence of Dirofilaria immitis infection in cats in Japan.’ J Vet Med Sci 59, 1997 869-871.


タグ:フィラリア
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目の前で愛犬が津波に… ペットの避難考えよう

河北新報



東日本大震災で被災した動物たちを記録したドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と 2 動物たちの大震災」(2013年、104分)の上映会が10月4日、仙台市青葉区の仙台総合ペット専門学校である。併せて災害時のペット避難を考えるワークショップや、盲導犬ユーザーによるトークショーも行う。

 作品は、目の前で愛犬を津波にさらわれた夫婦の悲しみ、したたかに津波を生き延びた野良猫とお好み焼き屋を営む男性の交流、福島第1原発事故で被ばくした牛を飼育し続ける人々の奮闘などをオムニバスで紹介し、命の意味を問う。
 600日にわたって被災地を訪ね歩いたという監督の宍戸大裕さん(32)は仙台市出身で名取市在住。「動物も人間と同じで個性があり、違いがある。震災を懸命に生き抜こうとした一匹一匹に向き合って命の大切さを感じてほしい」と語る。
 上映会を主催する盲導犬サポートショップ(東京)によると、震災で死んだ飼い犬は、確認できただけで3490匹。実数は、これをはるかに上回るという。猫は自治体などの調査自体が行われていない。
 原発事故の旧警戒区域では2012年10月時点で犬3406匹、猫3290匹が行政や民間団体によって保護されている。
 上映会に引き続いて専門学校の学生たちが、ペット避難に関する各自治体のガイドラインなどを報告。盲導犬ユーザーが震災時の体験を語る。
 上映会は午前11時から。音声ガイド付きで目の不自由な人も鑑賞できる。チケット(1620円)は「盲導犬サポートショップ」ホームページで22日まで販売、定員(100人)に達し次第締め切る。連絡先はサポートショップ03(5452)1323。


タグ:避難 映画
posted by しっぽ@にゅうす at 07:15 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットと一緒に避難 県内初の訓練/和歌山

わかやま新報


大災害時のペットの避難方法について考える「防災避難教室」が13日、和歌山市中野の貴志南小学校で開かれ、市民約50人と犬15頭が参加して、災害発生時の対応を学んだ。NPO法人震災から命を守る会(臼井康浩理事長)が主催。ペットの同行避難訓練は県内で初の試み。

 過去の大震災でも課題として挙げられたペットの避難問題。多くの人がペットを家族の一員と捉えており、被災時には、一緒に避難することが予想される。しかし、各地域でペットの同行避難訓練などは浸透していないのが現状。

 同会は昨年から、被災者にとってペットが心の支えになることに注目して、同行避難実現に向けて活動している。県も、被災時のペット救出を、「動物愛護」の観点から方針転換し、「被災者支援」と位置付けているなど、少しずつ状況が変わり始めている。

 今回の教室では、中心的に企画した石田千晴さん(動物看護士)などが講演し、避難所生活に必要になるペットのしつけなどを指導。ケージに入らせるために、普段から少しずつでも餌などを使って籠や箱に慣れさせること、犬同士がけんかになりそうな場合は、人がその間に入って落ち着かせることなどを紹介した。

 体育館に入った犬は、用意されたブルーシートの上で、暴れたり、ほえたりすることなく静かにしていた。この日はその他、同市保健所の渡邊喬獣医師や日赤県支部の南方秀昭救急法指導員らの講演があった。

 愛犬のトイプードルと参加した同市津秦の寺田弘美さん(49)は、「これまでなかった同行避難の防災イベントに参加し、ペットのことも考えた防災が必要と感じました」と話していた。


タグ:避難訓練
posted by しっぽ@にゅうす at 07:12 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする