動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年09月28日

犬猫引き取りワースト3位の県、条例を制定へ/千葉

読売新聞


千葉県は犬や猫などのペット保護のため、新たに県動物愛護管理条例を制定する。


 県議会9月定例会に条例案を提出し、可決される見通しだ。

 2012年、捨てられたり、飼い主が飼育できなくなったりして県が施設で引き取った犬、猫の数は都道府県でワースト3位。条例で飼い主の責務を明確化することで捨てられるペットを減らし、汚名返上を目指す。

 県は犬に限った「犬取締条例」を1968年に制定したが、ペット全般を対象にした条例はなかった。政令市の千葉市、中核市の船橋、柏両市では既に制定されており、都道府県で未制定なのは5県となっていた。県の愛護条例は、制定済みの県内3市以外で適用される。

 県が12年、県動物愛護センター(富里市)などで引き取った犬は2764匹、猫は3739匹で、いずれも全国ワースト3位。安易に飼い始めた末に、手放す飼い主が多い。

 このため、条例案は動物の「適正な管理」に重点を置いた。5月に公表した骨子案に対し、県民から「最期まで飼い続けることを飼い主の責務にしてほしい」との要望が多く寄せられ、「飼う前に将来にわたって飼い続けられるか判断する」と、飼い主の心構えを明文化した。

 飼い主の努力義務として、飼い主の名前や連絡先を示す名札を付けさせたり、ペットの皮膚に個体識別番号を記録した「マイクロチップ」を埋め込んだりすることも明記した。逃げたり、捨てられたりしても、飼い主を特定できるからだ。県によると、マイクロチップの規定を条例に盛り込むのは全国的に珍しい。

 県衛生指導課は「新たな条例案だからこそ、最新の技術を反映させることができた」と明かす。

 1人で何匹も飼育し、鳴き声などを巡って近隣住民とトラブルになる例も相次いでおり、猫と犬を計10匹以上飼う場合、県への届け出義務も新たに課す。同課は「ペットが子どもをたくさん産み、飼い主が管理しきれなくなって病気や飢餓状態になる例もあった。届け出を受ければ、定期視察などの対策も可能になる」と説明している。

 罰則は、犬取締条例より強化。10匹以上の飼い主が届け出をしなかった場合は5万円以下の過料、犬を正当な理由なく放し飼いした場合は30万円以下の罰金。県は県警などと連携し、情報収集などを行う方針だ。

 条例制定を求め、署名活動をしてきたNPO法人「地球生物会議ALIVE」の小沢利子さんは、「民間保護団体の活動の後ろ盾にもなる」と、条例案を評価する。一方で、求めていた野良猫対策は具体的に盛り込まれておらず、「野良猫に去勢手術をし、地域住民らが共同で飼育する『地域猫』の推進も考えていくべきだ」と指摘した。(服部有希子)

2014年09月27日 12時21分 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun
posted by しっぽ@にゅうす at 07:48 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫はなぜ爪をとぐの?(下)

産経ニュース



前回、猫の爪とぎは本能のため、「爪とぎをやめさせることは難しい」とお伝えしました。とはいえ、大切な家具や壁などがボロボロになってしまっては困りもの。猫の好みを知り、爪とぎの環境を整えることで猫も飼い主も快適に過ごすことができます。

 では、どのような爪とぎ器を選ぶとよいのでしょうか?

 最近は、さまざまな素材や大きさの爪とぎ器が市販されていますが、猫の好みはそれぞれ異なります。猫の行動を観察し、素材や場所などの好みを知ることから始めましょう。

 普段、好んで爪をとぐ素材に近いものを探し、よく爪をといでいる場所に置きましょう。安定感や高さがあり、爪のひっかかりがよいものが好きな猫が多いようです。

 また、爪とぎは自分の縄張りを主張する意味合いもあるため、周囲にわかりやすい場所を好むようです。まずは家の中で一番目立つ所に置くのがよいでしょう。

 お気に入りを見つけるまで、いろいろ試してみる根気も必要です。もし、市販品に満足できないようなら、段ボールや麻ヒモなどで、手作りしてみるのもお勧めです。もし爪とぎをしてほしくない場所で爪とぎをしている場合は、その場所をビニールなどのツルツルとした素材で保護し、爪とぎをしにくい場所に変えるとよいでしょう。

そのほか、小まめに爪を切ると、爪とぎの頻度をある程度減らせます。最初はほんの少し爪を切ってみましょう。慣れてくると徐々に上手に切れるようになります。

 ペットがのびのびと楽しく生活している姿をみると、飼い主も幸せな気持ちになりますね。(アニコム獣医師 堀井典子)

タグ:生態
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どうすれば安全安心:療養に効果「アニマルセラピー」 認知症患者の生活意欲向上

毎日新聞


◇介護保険の適用まだ/動物の適性見定めて/地域の取り組みに注目

 可愛いペットを抱きしめていると心が安らぐ。この体験には科学的な理由があるらしい。動物との触れ合いを通じて心や体の療養を図る「アニマルセラピー」の効果が注目されている。どのような症状に効くのか。介護や医療現場への導入例や、動物を扱う上での注意点などを取材した。【浦松丈二】

 「一日中、椅子に座ったままだったある認知症の高齢者が、仲良くなったセラピードッグの姿を見ただけで立ち上がり、リード(ひも)を握って散歩に連れて行こうとするようになったのです」

 岡山市のNPO法人「介護高齢者ドッグセラピー普及協会」代表で医師の生長豊健(いけながとよたけ)さんはそう語る。生長さんが理事長を務める医療法人・雄風会、社会福祉法人・義風会は、2002年からドッグセラピーを開始。09年からは、特に認知症のリハビリ効果に着目した研究を続ける。「現在、認知症のリハビリには改善に有効と認められる手段がありません。言葉が通じなかったり、患者本人にある程度の意欲がなければリハビリが続かなかったりするからです。そこで言葉に頼らないドッグセラピーを試みたところ、高齢者たちの生活意欲は明らかに向上しました」

 生長さんらは12年度、厚生労働省の補助事業として認知症高齢者30人を(1)ドッグセラピーを実施(2)従来のリハビリ(3)いずれも行わない−−の3群に分け、生活意欲への影響を調べた。その結果、(3)群は意欲が低下し、(2)群は横ばいだったのに対し、ドッグセラピーを施した群は、自分からあいさつをする、食事を進んで取ろうとするなど大幅な改善が見られた。

 「意欲向上には感情、情動が重要です。犬と人間の間に愛情や信頼に近いある種の関係が生まれると、次には人間の側にこの子を守り役立ちたい、好かれたいという感情が自然に芽生える。その感情が大きくなって一定水準に達すると、心身に変化が表れるのではないでしょうか」。この仮説に基づき、現在は12年度よりも対象者を増やし、より厳密な研究を進めているところだ。

 ただ、導入には壁もある。生長さんらは米国からセラピードッグ2頭とトレーナーを岡山に招いてセラピーを始め、現在では7頭を飼育している。しかし、飼育費や犬と一緒に行動するセラピストの人件費などがかかり、利用者の負担はどうしても高額になる。「リハビリの選択肢を増やすためにも、ドッグセラピーを介護保険の対象にしてほしい」と生長さんは訴える。

 1986年からアニマルセラピーに取り組む公益社団法人・日本動物病院協会(JAHA)理事で獣医師の吉田尚子さんは「アニマルセラピー活動は三つに大別されます。動物と触れ合って情緒を安定させることなどを目的とした動物介在活動(AAA)、医療現場で専門的な治療行為として行われる動物介在療法(AAT)、子供たちが動物との正しい触れ合い方などを学ぶ動物介在教育(AAE)です」と解説する。

 同協会は動物病院を営む獣医師を中心に動物看護師、家庭犬のしつけインストラクター、飼い主ら約7000人で構成。12年度はアニマルセラピーを目的とした施設訪問を1144回実施した。

 動物を扱う活動だけに注意点もある。吉田さんは「アニマルセラピーは動物の側も楽しいと感じることが基本です。そうでなければ人間に好ましい効果はもたらされません。動物にも個々に向き、不向きがあるため、適性を見定め、活動ではストレスに注意する必要があります」と指摘する。

 人見知りせず、他の動物を怖がらないことが条件だが、犬なら基本的なしつけができていれば向いている可能性が高いという。協会では活動に10回以上参加した犬や猫、飼い主を対象にセラピー犬、セラピー猫の認定制度を設けている。認定されるとチームリーダーや単独での活動が許される。

 アニマルセラピーを研究する帝京科学大准教授で精神科医の横山章光さんは「幼小児期の発達障害に対する療育の面からもアニマルセラピーは期待されています。欧米では自閉症児が家を出てしまった時に、それを家族に知らせるなど補助犬的役割のテストが進められています。主人の発作を事前に察知して本人に知らせる、てんかん予知犬、介助犬の研究も注目されており、ペットとして飼われている動物の可能性はもっと知られていい」と話す。

 地域ぐるみの取り組みも始まった。

 今年5月26日、山梨県上野原市の介護老人福祉施設「桜の里」と地元の上條内科クリニック、同市内にキャンパスがある帝京科学大が共同で、高齢者を対象にしたアニマルセラピーを実施した。上野原市役所も高齢者福祉の一環として協力している。

 関係者は半年前から打ち合わせを重ね、当日は施設内に犬、ポニー、ニワトリ、インコ、蚕などのブースを特設。蚕が試されたのはかつて同市で養蚕が盛んだったためだ。入所者らは、学生の説明を受けながら身近な生き物と触れ合った。学生らは複数のビデオカメラで撮影。高齢者の反応を分析し次回セラピーの参考にする。

 「地域が一体となったかたちでのアニマルセラピーは画期的ではないか。北海道と沖縄県では生息する動物の種類が違うように、地域によって人間と動物との関係は異なる。地域の歴史、風土に根ざした方法論ができれば、アニマルセラピーの可能性は大きく広がるはずです」と横山さん。

 さらに、こう話す。「従来、アニマルセラピーの普及は動物好きの個人に頼ってきた。地域からニーズが出てきたことで新たな枠組みを構築できる。今後は、地元医師や教育者によるケースリポート(事例報告)を積み上げ、学術的なエビデンスを導き出していくことが重要になってきます」

 身近な動物が介護や医療、教育の現場で活躍する日は近そうだ。
posted by しっぽ@にゅうす at 07:47 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬や猫に愛情を 三重県庁で動物愛護の絵とポスター展示

産経ニュース


動物愛護週間にちなみ、津市の県庁1階県民ホールに動物愛護の絵とポスターの優秀作が展示されている。犬や猫などに愛情を注ぐ目線で描かれた作品が、訪れた市民らを楽しませている。30日まで。

 知事賞は小学校低学年の部は四日市市立富田小1年、新啓杜さんの作品で、シャワーで犬を楽しそうに洗う少年の姿を通し子供や犬のほのぼのとした関係を表現した。小学校高学年の部は伊賀市立神戸小4年の藤岡楓万さんの作品で犬と猫、少年を「大好きな家族」と題し家族に見立てた点を評価された。中学校の部は御浜町立御浜中1年の北島水葵さんの作品で「つけよう迷子札」と迷い猫の防止をアピールしている。

 小中学生から1万2749点の応募があり、知事賞を含め60点の入選、入賞作を展示。動物愛護週間は毎年9月20日から26日までだが、作品展は10月2日から12月9日まで、四日市市総合会館1階ロビーなど県内10カ所の公共施設や大手ショッピングセンターなどでも巡回展示する。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:47 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

徳島で動物愛護のつどい

読売新聞


動物愛護週間(26日まで)に合わせ、ペットの正しい飼い方などについて考える「動物愛護のつどい」が23日、徳島市渋野町のとくしま動物園と神山町阿野の県動物愛護管理センターであり、親子連れらが動物と触れ合い、命の尊さや飼い主の責任について理解を深めた。


 つどいは同センターと徳島市、県獣医師会が毎年、この時期に開いている。

 このうち、とくしま動物園では、訪れた子どもたちがカゴに入ったモルモットや散歩中のラマに直接触れたり、セイロンゾウやリスザルに餌を与えたりした。

 徳島市西須賀町、市大松小2年生(7)は「動物は今どんな気持ちだろうと想像しながら触った。モルモットの体は温かくてかわいかった」と話していた。

 同センターによると、2013年度の県内の犬と猫の殺処分数は前年度より871匹減り、2290匹だった。同センターは「ペットも家族の一員。最後まで責任と愛情を持って飼ってほしい」と呼びかけている。

2014年09月24日 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun
posted by しっぽ@にゅうす at 07:47 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする