マイナビニュースここ数年、猫のフィラリア症に注目が集まっています。かつては犬がかかると言われたフィラリア症。最近では猫の飼い主さんも予防をしている場合が非常に多いです。
獣医師の山本先生によれば、猫のフィラリア症の予防もとても重要であるとのこと。
「猫のフィラリア症は犬と病態が異なり、理解が難しい病気です。また、蚊によって媒介されるため、完全に防ぐには確実な予防が必要です。(中略)犬だけでなく猫にもフィラリア症があるということ、死に至る危険性があるということです。確実な予防をお勧めします」(記事「犬だけじゃない! 猫のフィラリア症について獣医師が解説」より抜粋)
そこで今回は、実際に自宅で愛猫にフィラリア予防をしてみました。
今回は、動物病院でレボリューション6%というものをいただいてきました。
お薬ひとつあたり1,500円(税別)します。これを、5〜12月にかけて8カ月行うので、一匹の猫にかかる金額は、1,500円×8カ月=12,000円となります(病院によって多少金額は変動します)。我が家には猫が二匹いますので、かかる金額はその倍となります。
お薬自体はこのような形状をしています。ご覧の通り、かなり小さいので無くさないようご注意を。
さて、実際にお薬をつけてみましょう。早速標的を発見しました。
薬は経口摂取タイプのものもありますが、今回いただいているフィラリア予防の薬は皮膚につけるスポットタイプです。
お肉がたるんでいるのでどこが首なのかわかりにくい
つける場所は、猫の首元です。腕やお腹、足などにつけてしまうと、猫が自分で薬をなめとってしまう危険性があります。猫自身が絶対に自分ではなめることができない場所が、首元なのです。
気づかれないようササっと済ませる
この薬は液状なので、首元にピョっと垂らして投与が完了します。冷たい液体が首元に染み込むので、猫は少し驚きます。
ですので、このように気づかれないよう、背後に回って、すぐに投与を済ませることをオススメします。
投与完了後は、猫同士が毛づくろいし合わないようチェック
さて、投与自体は5秒あれば終わります。その後、もしご自宅に猫が複数いらっしゃるようでしたら、猫同士が毛づくろいし合わないようしばらく監視していてください。
他の猫が、投与した首の箇所を舐めてしまうと、フィラリアの薬が舐めとられてしまいます。
我が家では、しばらく猫同士が接触しないよう監視をしております。
念のため、薄い布をふんわりと猫に巻いた状態で、投与が完了した猫に休んでもらっています。
夏らしい透け感のある布なので、見た目にも涼やかです。
弟猫にも投与完了
弟猫にもフィラリア予防の薬を投与しました。同じように、薬がしっかりと染み込むまで、兄猫と接触しないよう見張っています。
ふんわりと布で包むとなんだか生まれたばかりの赤ちゃんにも見えてしまいますね。
この後、このまま布にくるまった状態で眠ってしまいました。
以上、自宅でできる猫のフィラリア予防のやり方をお送りしました。死に至る危険性もあると言われるフィラリア症、今月分の予防薬も、しっかりと投与することができました。
posted by しっぽ@にゅうす at 00:01
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