動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2015年06月10日

大型犬襲撃:1カ月 飼い主名乗り出ず、有力手がかりなく

毎日新聞


札幌市豊平区で飼い犬の小型犬3匹と散歩していた女性会社員が大型犬に襲われ、2匹が死傷して女性も軽いけがをしてから9日で1カ月。大型犬の飼い主は現場を立ち去り、札幌豊平署が市畜犬条例違反容疑で捜査しているが、有力な手がかりは得られていない。近隣の住民からは「大型犬の飼い主は早く名乗り出て」との声が上がっている。【安達恒太郎、袴田貴行】

 同署などによると、5月9日午後6時半ごろ、同区豊平の路上で女性が小型犬ポメラニアン3匹を散歩させていたところ、大型犬が突然襲いかかってきた。驚いて逃げ出した1匹が車にはねられ死に、もう1匹が何度もかみつかれて17針を縫う重傷を負った。残る1匹は自宅前まで逃げて無事。女性も腰をかまれて軽いけがをした。

 同署はその後、現場近くで大型犬の複数の飼い主に話を聞いているが、捜査は難航しているとみられる。同署の松永理恵副署長は「ささいな情報でもいいので知らせてほしい」と呼びかけている。

 現場周辺は、飼い犬を散歩させる近隣住民が多い。近くで飲食店を経営する30代の男性によると、大型犬が小型犬を襲う事例は過去にも数件あった。小型のミックス犬と散歩中だった近くの主婦、藤原茉佑(みゆ)さん(23)は「死角から大型犬が出てきたら怖い。襲った大型犬の飼い主は早く名乗り出てほしい」と話している。

 大型犬が人を襲う事件は道外でも起きている。警視庁成城署は5月20日、自宅から脱走した飼い犬が近くを歩いていた男性2人にかみつき、軽傷を負わせたとして、東京都世田谷区の無職の男を重過失傷害容疑で逮捕。名古屋市守山区では同28日、家から逃げ出した飼い犬のドーベルマン2頭が近くにいた男女4人にかみつき、消防車や救急車両計9台が駆けつける騒ぎになった。

 犬のしつけ教室「スカイワンドッグスクール」(東京都江東区)代表の井原亮さん(35)は「大型犬は力が強く、うまくコントロールすることが大切。犬の性格を飼い主がきちんと把握する必要がある」と強調した。


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犬の殺処分減少へ静岡県と連携/茨城県

NHK


殺処分される犬が全国的にも多い茨城県は、県内で捕獲されるなどした子犬の一部について、処分される犬が全国的にも少ない静岡県に提供して、飼い主を探す取り組みを始めることになりました。

茨城県は、平成25年度の1年間に殺処分された犬が2158頭と、全国で2番目に多くなるなど、処分される犬の頭数が多い傾向が続いています。
こうした状況を受けて、茨城県は、環境省のモデル事業の認定を受けて、県内で引き取ったり捕獲したりした子犬を静岡県に提供して、新しい飼い主を探す取り組みを始めることになりました。
静岡県は、平成25年度に殺処分された犬の頭数が225頭となるなど全国的にも少なく、子犬の引き取りを希望する人も多いということです。
提供されるのは、生後90日以内の子犬で、茨城県では、静岡県との間で提供する犬の頭数などについて調整したうえで、今年度中に提供を始めることにしています。
県生活衛生課では、「今回の取り組みを一つのモデルにして、将来的にはこうした連携をさらに広げ、処分される犬を減らしたい」と話しています。
06月09日 11時01分


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北海道犬りりしく勇敢に 江別で展覧会や獣猟競技会

北海道新聞


【江別】天然記念物の北海道犬の展覧会と獣猟競技会が7日、市役所北側広場で開かれ、全道から集まった愛好家が愛犬の体格や勇敢さなどを競い合った。

 北海道犬の原種の保存と優れた狩猟本能を守ることを目的に、北海道犬保存会江別支部(杉山征紀支部長)が毎年主催している。

 展覧会には114匹が出場した。雄雌別に生後3カ月以上の子犬から、7歳以上の「福寿犬」まで14部門に分かれ、「標準体形」に基づき体格や毛並みなどを審査。歩き方の審査では、飼い主の綱に引かれて、りりしい表情で歩く姿に観客から拍手が送られた。

 猟犬としての資質を審査する競技会では、おりの中のヒグマと向き合って力強くほえたり、逆におじけづいたりとさまざまな反応も。大会後、杉山支部長は「今年は暖冬で毛変わりが例年より1カ月くらい早かったが、良い状態の犬が多かった」と話した。(高田晃太郎)

 総合優勝犬と飼い主は次の通り。(敬称略)

 ◇展覧会▽雄 大吉(鵡川支部・宇野和輝)▽雌 北ユキ(札幌支部・畑中賢一)◇獣猟競技会▽雄 雄翔(江別支部・大倉俊昭)▽雌 猟熊愛女(栗山支部・阿部政弘)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:43 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の問題行動、診断します 浜松の鈴木さん

静岡新聞


かみ付く、ほえるなど、犬の問題行動に悩む飼い主が多い中、英国でペットの行動の専門家「英国伴侶動物行動カウンセラー」の資格を取った鈴木雄亮さん(33)=浜松市南区松島町=が、犬のしつけや飼い主の指導をする会社を設立した。問題行動の原因を専門的に診断し、しつけるのが特徴。クライアント(依頼人)の広がりはまだまだだが、「飼育放棄の防止になれば」と意欲的に活動に取り組んでいる。

◇飼い主指導も 飼育放棄防止へ意欲
 犬の行動は犬種特性や性別、経験や育った環境などに影響を受ける。問題行動の「治療」は、飼い主との面談や自宅での飼育状況の観察などで行動の原因を探ることから始める。個々の症例に応じたプログラムを組み、飼い主宅でトレーニングを行う。改善が進めば、グループでのトレーニングも実施する。
 5月中旬に同市南区で行ったトレーニングには、飼い主と愛犬5組が集まり、他の犬や人がいても適応できるよう飼い主と一緒に歩いたり、呼び掛けに応じたりする練習をした。
 鈴木さんは学生時代に、留学先の英国で保護犬のボランティアに参加したのをきっかけに動物行動学の道へ。英国の大学院に通って資格を取り、国内外でドッグトレーニングインストラクターとして経験を積んだ。地元浜松で会社を始めて1年半。これまでのクライアントは30人ほどだが、市内の動物病院で開く子犬の社会化トレーニングの参加者や獣医師からの紹介者の依頼が舞い込む。
 犬の問題行動は飼育放棄や殺処分につながることもある。鈴木さんは「問題行動は修正できる。捨てるのでなく治療する選択肢があることを知ってほしい」と話している。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:42 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カリスマ ドッグトレーナー、シーザー・ミランに聞いてみた

nikkei BPnet


ナショジオ チャンネルの人気番組でおなじみ、飼い犬の問題を次々に解決するカリスマ ドッグトレーナー、シーザー・ミラン。犬を飼われている方なら、ご存じの人は多いでしょう。小社からも今年、DVD「解決! 子犬トラブル」「愛犬レスキュー」を発売したほか、この秋には新刊書籍を日本で出版します。同氏にインタビューを実施し、自身の犬との関わりから、犬を選ぶときや飼うときのアドバイスまで、日本の読者に向けたお話を存分に語ってくれました。その内容をご紹介します。


カリスマ ドッグトレーナー、シーザー・ミラン。Photograph by National Geographic Channels / Evelyn Hockstein
[画像のクリックで拡大表示]
――ドッグトレーナーを仕事にするようになったきっかけは何ですか。

 子どもの頃に暮らしていたメキシコで、テレビドラマ「名犬ラッシー」や「名犬リンチンチン」を見たのがきっかけです。当時一緒に過ごしていた犬たちは、群れで行動することはありましたが、ドラマに出てくる犬のように芸をすることはありませんでした。テレビの犬が芸をするのを見て、ハリウッドに行って世界一のドッグトレーナーになろうと決心したのです。

――思い出に残る犬のエピソードを一つ聞かせてください。

 2007年にジュニア(現在飼っている犬)を引き取ったときのことです。当時、飼っていた中型犬ピットブルのダディーはすでに年老いていて、じきに私の元を去っていくことがわかっていました。ある女性が飼っているピットブルが子犬を生んだと聞き、ダディーの後継を探すためその家を訪ねました。しかしダディーは、私が選んだ最初の数匹の子犬を拒絶しました。

 ようやくグレーと白のぶちの子犬に興味を示したので、その子犬を拾い上げ、ダディーのそばに座らせました。ダディーが子犬のにおいをかぐと、子犬もダディーのにおいをかぐのです。ダディーが歩いて去ろうとするとその子犬もあとに付いていきました。子犬は迷うことなく、自分の母親の元を離れていったのです。その瞬間、群れのリーダーの資質とは何かを理解できたように思います。このようにして私はジュニアと出会いました。ジュニアはダディーが私にくれた、かけがえのない贈り物なのです。

――子どもの頃はどんなふうに犬と関わっていたのですか。

 街中でも祖父の農場でも、私の周りには常に犬がいました。当時のメキシコでは街に多くの野良犬がいたので、私は自然と彼らに引き寄せられたのです。そうしたこともあり、私は「perrero(ドッグボーイ)」というあだ名で呼ばれていました。

――これまで何頭くらいの犬をしつけてきたのですか。

 現時点では、数千頭になります。この仕事を始めて20年以上になりますから。

――犬のほかにも好きな動物はいますか。犬同様に訓練または意思を通わせたい、あるいはすでに通わせている動物はいますか。

 もちろん主に関心があるのは犬ですが、私自身はどの動物にも愛着をもっています。すべての動物はエネルギーとボディーランゲージでコミュニケーションを図るので、私はどんな動物とも意思を通わせられます。

 ただし、動物によって微妙な違いはあります。たとえば猫が尻尾を振るのは好意をもってあいさつしているのではなく、離れろという警告です。私のドッグサイコロジーセンター(犬の訓練施設)には多くの動物がいますが、とくに仲のいいのが、コンキスタドールという名前の馬とロレンツォというリャマです。この2頭とはよく意思が通じます。そのほかにヒツジ、ニワトリ、カメ、コンゴウインコを飼っていますが、犬と同じようにコントロールすることはできません。ただ、その方法を模索中です。研究所にいる犬が、どうすればよいかを私に教えてくれるのですよ。

――余暇の時間は、何をして楽しんでいますか。時には犬抜きで、休みを楽しむこともあるのですか。

 旅行であれ、食事であれ、だらだらとテレビを見るのであれ、家族と一緒に余暇を楽しんでいますよ。ただし、犬は私の家族も同然ですから、犬抜きでの休日はありません。家族で出かけるときは、必ず犬も連れて行きます。


Photograph by National Geographic Channels / Evelyn Hockstein
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――人間と犬の関係をどのように見ていますか。人間にとって犬とはどういう存在なのでしょう。なぜ私たちは犬を飼いたいと思うのでしょうか。

 人間と犬との関係が始まったのは、今から数万年も昔のことだといわれています。オオカミのなかで人間を恐れない群れが人に接近し、双方が一緒にいることにメリットを見出したのです。オオカミは人間の狩りを助け、人にとって脅威となる猛獣を撃退しました。人間もオオカミに餌を与え、保護してきたのです。人間とオオカミはペットとしてではなく、協力関係にある時代が長く続きました。その後、人間は犬にさまざまな役割を与え、今見るような多種多様な大きさや形の品種を生み出してきたのです。

 犬がペットとして広く飼われるようになったのは、都市とその郊外に生活する人が増えた20世紀に入ってからのことです。人が犬に餌を与え保護するかつてのような共生関係は今でも残っていますが、一般には私たちは犬を使って狩りをするわけでもなく、現在は仲間としての関係という側面が強いのです。私たちは犬に愛情をもって接し、犬もそれに応えてくれます。心にとめておかなければならないのは、犬が私たちに求めているのは愛情だけではなく、リーダーシップだということです。従来の関係の基盤となった保護と命令を与える存在が、彼らには必要なのです。

――「アルファ制度(群れのリーダーに従う習性)」や「鼻→目→耳(犬にとって重要な感覚の順番)」といった犬の習性は、どうやって把握したのですか。

 動物の群れを観察しているうちに、群れのなかでの序列について学びました。群れのなかでは、ある犬がほかの犬たちを従えている様子が常に見られます。そうした序列は、子犬の頃からすでに存在しています。母親は子犬に序列に従うことを教え、諭しているのです。

 「鼻→目→耳」は子犬の成長から来ています。その順番で彼らの感覚器官が発達していくのです。生まれたばかりの子犬は目が見えず耳も聞こえません。嗅覚によって母親を探します。においとエネルギーを組み合わせて、犬はほかの個体と人間を識別します。これら二つの要素の組み合わせが、犬にとって「名前」に相当するのです。科学的にも、犬は脳の6割を鼻から得た情報を処理するのに使うとされています。犬は嗅覚に支配される度合いが強いのです。

――ミランさんでも手に負えない犬はいますか。それは、どんな犬ですか。

 この犬はリハビリ不能だ、と感じたことが一度だけありました。ある子犬養育所から、1組の子犬のリハビリを依頼されたときのことです。子犬たちは著しく発育不良で、神経に深刻な問題を抱えていました。そのため、犬の心理学の手法がまるで役に立たなかったのです。

 そういったケースを除けば、犬よりも飼い主の側が原因となって、リハビリが難しくなることのほうがずっと多いです。私が教えたことを飼い主が学べず、それをやり通せなければ、飼っている犬のリハビリは絶対にできません。通常、犬の問題行動の原因は人間の側にあります。飼い主の原因が解決されなければ、犬が「直る」こともあり得ないのです。

――これまで多くの飼い主を見てきて、犬を飼っている人が陥りやすい間違いを一つ挙げるとしたら何ですか。

 犬が人間と同じように考え、自分たちの言葉を理解するという思い込みです。犬は人間の子どものように論理的に諭すことはできません。自分の身の回りに今起きていることにしか関心が向かないので、たとえば1時間前の誤った行動を直そうとしても、理解することも関連付けることもできないのです。

 同様に、未来に起こるであろうことを認識する能力もありません。「おとなしくしていたら、後でドッグランに連れていってあげる」というように、将来、ご褒美を与えることを条件に行動を起させることもできないのです。

 犬を人間と同じように見てしまうと、飼い主は犬に愛情だけを与え続けます。そうした育て方をすると、犬はすぐに情緒不安定になってしまいます。犬に必要なのは運動、規律、そしてその次に愛情なのです。この順番が大事です。

――これから犬を飼いたいと思っている人に、犬を選ぶときのポイントをアドバイスいただけますか。

 常に自分とエネルギーレベルが同じか低めで、自分のライフスタイルに合った犬を選ぶようにしましょう。あまり行動的ではなく、小さなアパートに住んでいる人が、大きくてエネルギーレベルの高い犬を選んではいけません。反対に、ジョギングやハイキングを趣味としていて普段から活発に動く人は、家でじっとしているのが好きなおとなしい犬を引き取りたいとは思わないでしょう。

 もしあなたが忙しく、家にいる時間が少ない人なら、成犬を引き取るとよいでしょう。子犬は最初の6カ月から1年は、多くの時間をかけて面倒を見てあげる必要があります。そうしたケアを与えるゆとりがあなた自身にない場合、後々になって犬の行動面に問題が出てきてしまうのです。

――日本では子犬から飼いはじめることが多いのですが、シェルターから犬を引き取るなど成犬から育てることの良さがあるとすれば何ですか。

 メリットなら6億個くらいありますよ。捨てられた犬の総数が世界にそれだけいるのですから。シェルターから1匹の成犬を引き取れば、必要とされていない犬が1匹減り、一つの生命が救われます。気にとめておいてほしいのは、シェルターにいる犬のほとんどは、犬が原因で入れられているわけではないことです。多くの場合、飼い主が犬の面倒を見るという自らの義務を果たせなくなってしまったか、犬の行動をコントロールする術を身につけられなかったかのいずれかなのです。

 子犬を育てるには、多大な時間と根気と成長期のトレーニングが欠かせません。一方、成犬はそれほど手間がかかりません。また障害のある犬については、その障害にあまり気を取られないでください。盲目、聴覚障害、四肢の欠損など障害の種類にかかわらず、犬はそのことを自覚しないのです。子犬と同じように能力もあるし、かわいらしいのです。実際、飼い主の性格によっては、年をとった犬や障害のある犬を引き取るのが一番適しているケースがあります。しかし、現実にはそういう犬が引き取ってもらえる可能性はとても低いのです。もしあなたが本当に、捨てられた犬に手を差し伸べたいと思うのであれば、そうした犬に目を向けるべきです。

――犬にとって狭い場所に押し込められているのはストレスに感じるのではないのですか。あなたもご存知のように日本の都市部では家が密集し、アメリカに比べるとアパートも狭いのです。そうした環境で暮らしているが、犬を飼いたいという人に何かアドバイスはありますか。

 一日に何度か外に連れ出し、長い距離を歩かせる運動を必ずさせるようにしてください。犬は巣穴を作ることが好きなように、狭いところにいるのを苦にしません。木箱訓練が可能なのも、そういう理由です。彼らのエネルギーを運動によって消耗させてしまえば、喜んで木箱の隅に丸まって休んでくれるでしょう。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする