動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2015年06月15日

全国最悪の「猫殺処分」を減らせ! 高知県などが譲渡促進を模索

高知新聞


建物の隙間で動けなくなっていた猫を消防のレスキュー隊員が救い出した。ところが、その日のうちに…。全国最悪といわれる高知県の「猫の殺処分」を追い掛けた。


 「壁の間から猫の声がする」
 4月24日午前、高知市消防局にそんな通報があった。現場は高知市内のセメント会社。隊員が駆け付けると、30センチほどの建物の隙間に4匹の猫がいる。目が開いておらず、動けないようだ。

 「もうちょいやぞ」

 記者も見守る中、救助のプロが30分ほどで助け出した。セメント会社の人たちも「良かった」と喜んだ。

 しかし―。

 4匹はその夕方、引き取られた先の中央小動物管理センター(高知市孕東町、高知県設置で民間委託)で、二酸化炭素を充満させて窒息死させる機械に入れられたという。

 高知市消防局によると、「猫の救出」は2014年、30件あった。助けた猫に動ける元気があり、その場で逃げてくれたら、隊員は追わない。

■9割が子猫

 猫が持ち込まれた場合、譲渡先を探さず、即日、殺処分にする―。2014年10月まで、高知県は全国唯一の「即日殺処分」県だった。

 小動物管理センターは高知市と四万十市にある。施設は狭く、職員はアルバイトも含めて計11人。設備も人員も足りない中、譲渡先探しは犬に限られていた。

 2014年10月に始まった新施策は、高知市と四万十市の小動物管理センターに猫の飼育場所を設け、やむを得ず引き取った猫を一定期間飼育しながら新たな飼い主に譲渡する内容だ。

 もっとも、「譲渡候補」になるには「人慣れしている」「病気がない」などの条件を満たす必要があり、候補になった猫はこれまで4匹しかいない。

 高知県は原則、成猫を引き取らないこともあって、小動物管理センターに持ち込まれる年間2千匹以上のうち、9割は離乳前の子猫だ。候補になるまでの世話も必要で、候補以外は殺処分になるという。

 高知県知事の委嘱を受けた高知県動物愛護推進員の一人に聞いてみた。40代の女性で、猫の保護を10年以上続けている。

 「離乳前の子猫は数時間おきにミルクをやり、排せつの世話も必要です。夜、ほっておくと脱水症状を起こす可能性もあるんです」

 候補になっても、飼い主がすぐ見つかるわけではない。高知市のセンターにいる2歳の雄「あさお」は、もう2カ月近く待ち続けている。

 職員は「この子は本当に人なつこいんですけどね…」。

■しわ寄せ、誰に

 生後1カ月ぐらいまでの猫にどう対応するか。

 高知県は、子猫をボランティアに預け、飼い主が見つかるまで世話してもらう「ミルクボランティア」の検討に乗り出している。

 猫の対応では、隣の徳島県が先進地だ。昨年は81匹を譲渡。この4月にはミルクボランティア制度を始め、1カ月で子猫16匹と成猫2匹の譲渡に成功した。

 ミルクボランティアとして約20匹を預かる徳島市の40代女性は、4月からインターネットなどで飼い主を探す。四国だけでなく、大阪府や岡山県へも猫を届ける。

 「睡眠時間が数時間になる時もあるけど、大変じゃない。大変なのは処分されてしまう猫たちです」

 高知県にも飼い主探しを続ける団体はある。30年以上続く「動物ネットこうち」。メンバーの一人で高知市に住む40代女性は、捨て猫の保護などに10年以上携わっている。

 家族が経営するアパートの1室(2DK)を「猫ハウス」とし、面倒をみる。この半年間だけで、地域にいる猫の不妊手術費用として20万円以上を使った。

 猫ハウスを見せてもらいながら話を聞くと―。

 「ミルクボランティアには協力したいんです。命が救われる猫が増えるのはうれしい。でも、すぐ新しい飼い主が見つかるかどうか…」

 この女性は日曜日になると、高知市の中央公園で「譲渡会」を開く。全く飼い主が見つからない日もある。特に夏場はもらい手が減る。猫のケージの下に保冷剤を敷き、暑さの中、興味を持った人に話し掛ける。ただ、その人が最後まで飼育できる人なのか。

 「また捨てられたり、悪い環境で育てられたりするのは避けたいです。かといって、厳しく吟味しすぎると、もらい手がいなくなるでしょう?」

 高知県食品衛生課の担当者も悩んでいる。

 「殺処分はできるだけ少なくしたいんですが、ボランティアに過度の負担をかけてもいけない。抜本策は望まれずに生まれてくる子猫を減らすことです」

 誰かが猫を捨て、野良猫になり、次々と子猫を産む。動物を家族のように世話する人たちに、負担をかけているのは―。

 高知県は昨年から都道府県では初めて雌猫の不妊手術に補助金を出すようになった。飼い猫以外も対象だ。



posted by しっぽ@にゅうす at 07:14 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駐車場に猫の切断死骸、動物愛護法違反で捜査 滋賀県

読売新聞


13日午前11時20分頃、滋賀県湖南市石部西の月決め駐車場で、切断された猫の死骸があるのを駐車場管理会社の男性従業員が見つけ、甲賀署に届けた。


 同署は動物愛護法違反の疑いで捜査している。

 発表によると、猫は体長55センチ、体重約4キロで、刃物のようなもので切断されていた。付近に血痕が見つかっていないことなどから、何者かが別の場所で切って放置したとみられる。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:13 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

団地に切断された猫の死骸 兵庫

BIGLOBEニュース


14日午前11時40分ごろ、兵庫県西宮市高須町の市営高須団地で、切断されたとみられるネコの死骸を住民の男性が見つけ、110番した。兵庫県警甲子園署は動物愛護法違反などの疑いで調べている。
 甲子園署によると、死骸は団地の敷地内にある植え込みで見つかった。胴体と首が切り離された状態だったが、付近に血痕がないことなどから、何者かが別の場所で切断し植え込みに置いたとみられる。


タグ:虐待
posted by しっぽ@にゅうす at 07:12 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットを飼うとペットアレルギーが増えるのか?

MEDLEYニュース


子どものペットアレルギーは、ペットを飼っていると増えるのでしょうか?減るのでしょうか?現在どちらの説もあり、結論はまだ出ていません。フィンランドの研究チームが、乳児期に犬または猫を飼っていた家庭の子どもは、4歳までにそれぞれのペットに対してアレルギーを発症することが多かったという結果を報告しました。


◆フィンランドの1歳から4歳の子どもが対象

研究班は、フィンランドのある地域で2001年から2005年に生まれた1歳から4歳の子どものうち3,024人から、乳児期にペットがいたか、またペットアレルギーの診断があったかの情報を得ました。



◆飼っていたペットのアレルギーが多い

統計解析の結果、次の結果が得られました。

アレルギー試験の陽性所見の調整相対発生率は、犬だけを飼っていた家庭の子どもで犬に対して2.69(95%信頼区間1.45-5.02)、猫だけを飼っていた家庭の子どもで猫に対して5.03(2.47-10.2)だった。
犬だけを飼っていた家庭の子どもではアレルギー試験で犬のアレルギーの反応が2.69倍多く、猫だけを飼っていた家庭の子どもでは猫のアレルギーの反応が5.03倍多くなっていました。

研究班は「早い時期に犬と猫に家庭で触れることは、生後4年までの期間においてそれぞれのペットに対するアレルギーの発生増加と関連する」と結論しています。



家族の一員になるペットがアレルギーの原因になるのは辛いことです。もちろんこの研究だけからペットを飼うことでアレルギーが起こりやすくなるとは断定できませんし、一口にアレルギーと言っても症状の現れ方や重症度はさまざまです。そして、ペットを飼うかどうかは、健康のための理由だけでは決まらないでしょう。この研究は、ペットを飼うときにどんなことに気を付ければいいかの参考になるかもしれません。

みなさんは、子どもにペットのアレルギーが起こってしまったらどうしたいと思いますか?


◆参照文献

Dog and cat exposure and respective pet allergy in early childhood.

Pediatr Allergy Immunol. 2015 May



タグ:アレルギー
posted by しっぽ@にゅうす at 07:11 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水族館イルカ入手問題 繁殖に本腰 支援が必要だ

福井新聞


和歌山県太地町の追い込み漁によるイルカの入手をめぐり、国内の多くの水族館が岐路に立たされている。日本動物園水族館協会がイルカの購入を禁じたからだ。捕獲から繁殖重視への転換に迫られている。坂井市の越前松島水族館も渦中にあり、今後の成り行きに関心を向けたい。

 世界動物園水族館協会(スイス)は、残酷な捕獲方法が倫理規定に反するとして4月に日本協会の会員資格を停止し、改善策が示されなければ除名と通告。日本協会は加盟施設の投票で残留を決め、捕獲による入手を禁止した。除名となれば動物の貸し借りなど海外からの協力が得られなくなる懸念があった。捕獲に頼ってきた施設からは協会脱退を検討するとの声も上がり、波紋は広がった。

 世界協会へは反捕鯨や動物愛護団体の圧力もあったといわれる。日本は捕獲方法を改めることで理解を求めたが、果たして日本の伝統や文化は十分勘案されたのか。国際理解を得る難しさを浮き彫りにしたが、捕鯨問題もあり理解を求めていく努力は怠れない。

 日本協会に加盟する水族館のうちイルカを飼育するのは34施設。多くが太地町から入手している。今後、繁殖設備を持たず捕獲に頼ってきた施設は苦境に立たされ、設備を持つ施設も繁殖に本腰を入れなくてはならなくなる。

 越前松島水族館では飼育しているバンドウイルカ7頭のうち、5頭は太地町から入手、2頭は繁殖に成功し生まれた。鈴木隆史館長は「繁殖には何より環境づくりが重要」と話す。繁殖や子育て用のプールを備え、知識を持ちケアする飼育員も不可欠だ。妊娠や出産にこぎ着けても、母イルカの無関心や病気で早世するなど生存率は低く、繁殖の実績があっても容易でないという。

 これからは繁殖を目指して水族館同士で個体の貸し借りが予想される。日本協会には各館のつなぎ役として、個体や繁殖に関する情報の共有化を図るなど、一層の支援を求めたい。

 越前松島水族館で初めて繁殖に成功し生まれたオスの「ラボ」は繁殖の時機を迎えている。1997年のロシアタンカー重油流出事故の際、生後半年で敢行された県外水族館への救出劇は絵本にもなった。本県生まれの二世を期待したい。

 水族館事業には種の保存や調査・研究、教育などの目的がある。普段目にできない水中生物を間近に見て生態を知る経験は、さまざまな生き物や自然界に興味を抱かせ、視野を広げてくれる。世界には生き物展示や飼育そのものに賛否もある。内外の動向に関心を持ち、国際社会での日本のスタンスや多様な考え、文化の違いに認識を深めたい。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:10 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする