動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年04月03日

ペットを捨てたことがある…責任感のない飼い主の実態を調査

ネタりか


3月30日、広島県神石高原町に本部があるNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」が、県内で殺処分対象となった犬のすべてを引き取ると発表。

これは、「犬の殺処分ゼロ」に共感した人たちによる「ふるさと納税」が約4億円に達し、実現するに至った。

近年、ペットビジネスの闇が指摘されるようになっているが、同時に飼い主の資格も問われるようになってきている。「かわいいから」を理由に飼い始めたが、大きくなった犬や猫を見て「やっぱり飼い続けるのはムリ」と、捨てる飼い主もいるそうだ。

■犬や猫を飼えなくなり捨てた...経験者は1割

しらべぇ編集部がアンケートサイト「マインドソナー」を使って調査してみると、全体でおよそ1割の人が「ペットを捨てた経験がある」と回答した。


csirabee.com

1割程度であるものの、こうした飼い主の無責任さにより苦しむ動物もいる。保健所などで一時的に引き取られたとしても、次の飼い主が見つからない場合、殺処分されてしまうのだ。

■捨て犬を保護、そして家族に

編集部では、捨てられた犬を今では家族として受け入れ、共に暮らしている40代の女性に話を聞くことに。動物愛護団体に行ったときの様子について語ってくれた。

「もともと犬が好きで、今度飼うときはペットショップではなく里親募集などで引き取ろうと決めていました。サイトで見ていて『この子がいいな』というのを考えていたのですが、いざ行ってみると胸が苦しくなりましたね。

何匹もいるワンちゃんを見たときに、1匹だけに絞れないんです。残ったほかの子の未来を考えると、できればみんなまとめて飼ってあげたいという気持ちになります。

最初に無責任な飼い主の手に渡ってしまったがゆえに、こんなことになっているんですよね。動物は飼い主を選べないのにと思うと、憤りさえ覚えました。同時に自分の無力さも感じて...。今は、引き取った1匹のワンちゃんを大事に育てています」

■杉本彩が語る「ペットビジネスの闇」

女優の杉本彩は、芸能界で活躍しながら2014年の2月に一般財団法人動物環境・福祉協会Evaを設立し、理事長を務めている。

動物愛護の普及啓発活動を行ない、動物たちを取り巻く悲惨な現状を伝えることに尽力しているのだ。

彼女は著書『それもで命を買いますか?』(ワニブックス)の中で、ペットビジネスの闇を次のように伝えている。

「ショップにとって、もっとも歓迎すべき売れ方は、通りがかったお客さんの衝動買いです。そしてその衝動買いを誘発させる最強の奥義が『抱っこ』なのです。

〜中略〜

この安易な衝動買いが、動物たちを苦しめる大きな原因になっているという看過できない現実があるのです」(107ページより引用)

また杉本は、ペットを飼う人に対してもこのように訴えかけている。

「動物をペットとして迎える際、飼い主に何より求められるのが『終生飼養』、動物が亡くなるまで面倒を見るということです。

終生飼養ができる環境があるか、飼い主にその覚悟があるか。その動物を飼うという行為が自分の年齢や体力、経済状況に見合っているか。それを真っ先に考えるのは至極当然のことであり、動物を飼う者が負う最低限の責任です」(107〜108ページより引用)

ペットを大事に飼えるのかどうか。飼い主はペットを家族に迎え入れる際、こうしたことを考えてみてほしい。

参考:『それでも命を買いますか?』(杉本彩著)

(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:47 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老ペット、穏やかに 認知症・寝たきり−−最後の瞬間まで見守る介護ホーム スタッフが愛情注ぎ 東大阪

毎日新聞

高齢化社会は人間だけの話ではない。老犬ホームは、さまざまな理由で飼い主の元を離れた高齢の犬の面倒を死ぬまでみる施設だ。生駒山のふもと、東大阪市の高台にある「稲荷山ペットパーク老犬ホーム」を訪ねた。

 「キューン、キューン」。犬舎から食事をねだる声があがる。スタッフが「もう少し待っててね」と声をかける。高齢犬が暮らす静かな室内が、朝夕の食事と散歩の時になると少しだけ活気づく。

 ホーム設立は2007年。スタッフ6人が中心となって十数匹の犬と数匹の猫の世話をしている。犬の平均年齢は15歳前後で、人間にすると75〜100歳ぐらいになるという。

 歩くことや、自力で食事することができなくなる。認知症になり、寝たきりになり、おむつが必要になる。老いの過程は人間と一緒だ。スタッフが名前を呼びながら犬を抱き上げて食事をさせ、床ずれの手当てなど丁寧に介護する。


食事を終え、汚れた口の周りを丁寧にぬぐってもらう竜。撮影の2日後、14歳で息を引き取った
 愛犬を手放す事情はさまざまだ。認知症で夜鳴きがひどくなり、近所の苦情で飼いきれなくなることも多い。飼い主自身が高齢化して施設に入ったり、亡くなったりするケースもある。


抱き上げたコロを見つめる飼い主の大野奈央さん。「久しぶりの抱っこだね。ちょっと軽くなったかな」
 大野奈央さん(35)が約15年ともに過ごしたコロが認知症になったのは一昨年だった。4人の子育てとコロの介護に追われ、追い詰められた。その年の冬の明け方、排便のためコロを外へ連れ出すと、一番下の1歳の双子がパジャマ姿で追いかけてきた。悩んだ末に「もう限界と思った」とホームに連れてきた。「ここは本当によく面倒をみてくれて感謝しているが、最後まで一緒にいられなくてごめんねという思いも強い」。ホームを訪ねてきた大野さんがコロをなでながら涙ぐみ、コロがうれしそうに体をすり寄せた。


 料金はホーム側が受け入れ前にペットと面会し、健康状態などをみて決める。ペットの高齢化についてホームかかりつけの黒川慶一獣医は、番犬というより家族の一員として大事にされるようになった▽ドッグフードの進歩など食生活の改善▽コンピューター断層撮影装置(CT)導入など医療面の向上−−などの要因を挙げ「老犬ホームのニーズは今後も増えていくだろう」と指摘する。

 ホームのスタッフに愛され、穏やかに老後を送るペットたち。人間とペットの世界双方で、高齢化社会が進展している。<写真・文 森園道子>




posted by しっぽ@にゅうす at 08:46 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットに遺産を残すには? 飼い主の万が一に備えるペット保険とペット信託

Hoken Journal(保険ジャーナル)


少子高齢化が危ぶまれている日本で、ペットの飼育数が安定的な推移を見せています。特に最近では「ネコノミクス」が社会現象として、1年間の経済効果は約2兆円。空前の猫ブームとなっています。逆に犬の飼育数は2012年以降減少傾向にあり、今後は猫の飼育数が犬の数より上回る予想です。

これは一人暮らし世帯や高齢者の増加で、散歩が必要な犬よりも、日中に家を空けても飼いやすい猫の需要が大きくなったためでしょう。


ペットもオーナーも高齢化問題に対応する「老犬・老猫ホーム」

さて、平成25年度犬猫の年代別飼育状況を見ると、犬を飼育する50歳代が最多で、60歳代が続くのは気になる結果です。

■平成25年度犬猫の年代別飼育状況
犬 猫
全年代 15.8% 10.1%
20代 15.1% 9.0%
30代 12.7% 9.0%
40代 15.1% 9.8%
50代 20.0% 11.8%
60代 16.4% 10.9%
出典:一般社団法人 ペットフード協会

高齢化で飼い主がやむを得ずペットを手放すケースの要因として、飼い主の病気や死亡、介護で手放すケースも多いです。そのような場合に、自治体は原則、引き取った犬猫を殺処分することになるのです。しかし平成25年9月1日より施行した動物愛護管理法の改正で、動物は飼い主の生活に潤いと喜びを与えてくれる存在と定義付けられ、飼い主はペットが命を終えるまで責任を持って飼うことが義務付けられました。

一人暮らしや子供が独立した高齢者が飼い続けたいものの、年齢や体力面で最期までは世話をしきれない場合には、「老犬・老猫ホーム」も活用できます。環境省によると、前年からの1年間に約2倍の44施設へと増えています。高齢者でペットの面倒を見ることができなくなったりした場合にお世話をしてくれますが、費用準備も必要です。ある施設では、大型犬で終身一括制を利用した場合、入所金が15万円、利用料が約130万円(※)かかるため、現金の事前準備や飼い主用の少額短期保険、信託などを活用なども見てみましょう。

(※)ほんの一例で、詳しくは各老犬・老猫ホームのサイトをご参照ください。

万が一の場合に備えてペットの世話は?資金はどう準備する?

ペットフード協会によると、犬の平均寿命は14.85歳、猫は15.75歳。60〜70代で飼い始めれば、自分の死後も生きる可能性は高い。また高齢者だけでなく、独身の方でもペットを飼っている場合も、面倒を見られなくなった場合にどうするのか、対応策を考えておく必要があります。

その手段の一つとして、ペットの飼い主向け少額短期保険「ペットのお守り」(保険期間1年)がアスモ少額短期保険から昨年4月に発売されています。飼い主の入院や死亡など万が一の場合に、大事なペットが安心して暮らしていくための保険です。

飼い主が死亡した場合、ペットを託せる身内などへ最高300万円の死亡保険金が支払われ、老犬ホームなどの入居費用としても役立てられます。また飼い主が入院した場合には1日あたり5,000円が補助されるもので、ペットホテル費用として活用ができます。84歳まで加入でき、90歳まで更新可能。

もう一つは信託を使うケースです。

病気やけが、死亡など飼い主の万が一の場合に備えて、事前にペットの将来の飼育費を信託しておき、いざという時には新しい飼い主にペットの生活を保障するものです。

主な流れとしては、

飼い主の方を代表とした管理会社を設立
飼い主の方の死後にペットに残したい財産を事前に管理会社に移す
次の飼い主を受益者とする遺言書と、ペットの飼育のためと記した信託契約書をその受益者と締結
遺産を飼育費として受益者の方に相続して頂く
とすこし複雑な方法ですので、専門の行政書士等にお願いするのが良いでしょう。

ご存知の通り、犬や猫は法律上、「物」であり、飼い主が万が一の時にどうするのか考えられていないケースも多いかと思います。

ペットも同じ家族の一員として、飼い主の万が一の場合の準備は、事前に誰かにお願いしておいたり、依頼する人がいない場合には、少額短期保険への加入や、資金余裕があれば信託を活用する手段なども活用し、全く対策をしていない事態は避けておきたいところです。

参考

ペットフード協会 平成25年度 全国犬・猫飼育実態調査 ・猫飼育実態調査 結果
http://www.petfood.or.jp/topics/img/140101.pdf
ペット信託(FASA 一般社団法人ファミリーアニマル支援協会)
http://fasa-animal.or.jp/
ペットのお守り(アスモの少額短期保険)≪入院≫保証付き生命定期保険
http://www.asmo-ssi.co.jp/product/pet.html


posted by しっぽ@にゅうす at 08:44 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネコを飼うと「胃がん」「統合失調症」になる!? 死よりも怖いペットを飼うリスク8選

TOCANA


現代の日本では、少子高齢化の影響もあり、ペットを飼う家庭が多い。イヌもネコも、それぞれ1,000万頭前後が飼われているという。ペットを家族同然に扱い、共に暮らす人々の間で問題となっているのは、ペットに由来する感染症などの病気だ。それらの中には、死に至る病気もあるという。今回は、患者数の増加が予想される、ペット由来の感染症などの病気を紹介しよう。

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画像は、Thinkstockより
■「動物由来感染症」(ズーノーシス)の感染経路とは?

 動物からヒトへと感染する可能性がある病気を、「動物由来感染症」(ズーノーシス)と呼ぶ。日本では60〜80種が特に問題視され、そのうち30種はイヌ・ネコ・小鳥など身近にいるペットから感染するものだ。ペットと家族同然の生活をするほど感染リスクは高まる。

 ペットに由来する動物由来感染症の感染経路としては、主に以下の2種類が挙げられる。

1. 直接伝播:咬まれる、顔を舐められる、引っかかれる、口移しで餌を与える、キス、排泄物、ほか。
2. 間接伝播:ダニ・蚊・ノミなどの媒介。もしくは口にする肉や魚介類から。


■代表的な「動物由来感染症」5選

 イヌやネコなど、日本で人気のあるペットとの接触によって起きる病気としては、主に以下のようなものがある。

・1パスツレラ症
 イヌの75%、ネコの100%が保有している「パスツレラ菌」への感染によって発症する。主にペットに噛まれたり引っかかれたりしてできた傷口から、体内に菌が侵入する。呼吸器系の疾患、骨髄炎、敗血症、髄膜炎などの全身重症感染症を引き起こし、高齢者など抵抗力が弱い人々は死亡することもある。

・2猫ひっかき病
 その名の通り、ネコに引っかかれて感染し、10日後に赤く腫れ上がる。そして発熱が続き、全身倦怠、関節痛、吐き気などの症状が出現。自然に治癒することも多いが、肝腫瘍を合併することもあり、免疫能力が落ちた高齢者などは、重症化して麻痺や脊髄障害に至るケースもある。

・3カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症
 イヌやネコなどの口腔内に常に存在する細菌が、ペットに噛まれたり引っかかれたりすることで体内に侵入。発熱、倦怠感、吐き気、頭痛を引き起こす。患者は中年以上の男性に多く見られるが、重症化すると敗血症や髄膜炎で死亡するケースもある。

・4サルモネラ症
 カメやイグアナなどの爬虫類、また、汚染された食品や手指を通じて口から感染し、その後8時間から4日間で腹痛、下痢、発熱が起こり、時に粘血便を伴う。免疫力が落ちている人が感染すると重症化し、死に至るケースもある。

・ 5オウム病
 主に鳥類が感染源となるが、イヌやネコに感染することもある。鳥の排泄物を吸入したり、稀に口移しで餌を与えることにより感染するケースも見られる。急激な高熱と咳を発症し、肺炎や髄膜炎などさまざまなな病態に至る。

■6ペットを飼っていると胃がんになる?

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画像は、Thinkstockより
 このほか、最近になって明らかになった研究結果として、「ペットを飼うと胃がんになる」という事実がある。これは、北里大学薬学部の中村正彦准教授らのグループが日本ヘリコバクター学会で発表したものだ。

 胃がんのリスクを高めるピロリ菌に感染していなくても胃がんを発症する例があるが、そのような人は、ペットを経由して「ヘリコバクター・ハイルマニ」という細菌に感染している可能性があるというのだ。

 医学博士である米山公啓氏は、ペットとの接触について、「粘膜と粘膜が触れ合うような濃厚な接触は控えるべきです。口の周りをペロペロとなめさせたり、キスや口移しで食事を与える行為は非常に危険。排泄物や吐しゃ物を処理する時も細心の注意が必要になります。手袋をつけることに加え、処理後はキチンと手洗いをするべきです。一緒にお風呂に入るのも、あまりオススメできません」(日刊ゲンダイ、2015/09/08)と語る。


■7ネコを飼っているだけで統合失調症に?

 また、これも最近になって判明したことだが、「ネコを飼っている家では、統合失調症になるリスクが高まる」という驚くべき報告もある。これは、2015年1月に学術誌「統合失調症研究」に掲載された論文によるものだ。

 研究結果では、子どもが青年期後半に統合失調症など重度の精神疾患と診断された家庭では、その子の幼少期に猫を飼っていたケースが多かった。研究チームは、猫に寄生する「トキソプラズマ・ゴンディ」という原虫がヒトに感染し、精神疾患の発症に関して何らかの役割を果たしているのではないかという仮説を立てている。

■8もちろん、獣姦も危険! 陰茎がんに

 さらに、ごく稀なケースだが、獣姦によって発症リスクが高まる病気もある。たとえば、ブラジルの研究によると、獣姦を好む男性たちの間で、陰茎がんを発症する確率が高くなるという。

 ブラジルの農村地域に住む男性約500人を調査したところ、そのうち35%が動物との性交渉の経験をもっていた。また、陰茎がん患者118人を対象とした調査では、獣姦の経験者が45%という高い数値を示したため、やはり発症の原因は獣姦にある可能性が高いという。これはあくまでも特殊なケースではあるが、やはり動物との密接すぎる接触は、大きなリスクを伴うということだろう。


■日常生活で心がけるべきこととは?

 さて、ペットの飼い主にとっては「知らなければよかった」ということばかりかもしれないが、ペットに対する愛情が深いからこそ、家族同然に扱うのであり、キスしたり一緒に寝たりする「愛情表現」を止めろというのは酷なことだろう。

 いずれにしても、いざという時にパニックに陥らないため、ペットの飼育には感染症などのリスクが伴うということを十分に把握しておくことが大切だ。感染症のリスクを低減するために日常生活で心がけることは、主に以下のようなことだ。

1. ペットの身の回りを清潔に保つ
2. ペットに触れたら必ず手を洗う
3. ペットとの過度な触れ合い(顔を舐めさせる、キス、餌の口移し等)は控える
4. イヌの予防注射や登録などを忘れない

 また、人々の生活が多様化するにつれ、これまであり得なかったような動物をペットとして飼うケースも増えている。動物由来感染症の観点からすると、こうした動物はまだ未知の部分が大きく、飼育のうえでのリスクが非常に高いことを理解しておくべきだろう。


 筆者は、昨年8月発行の『予言! 恐怖の感染列島』(ダイアプレス)で「世界の奇病を研究する会」の一員として執筆を行ったが、この記事では自ら執筆した動物由来感染症の項を参考にした。本書では、ほかにもあまり知られていない恐怖の感染症を紹介しているので、関心がある方は一読をお薦めする。
(文=百瀬直也/これまでの記事はコチラ)

百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose

※百瀬氏が執筆したコンビニムック『2016予言 驚異のシナリオ』(ダイアプレス)、大好評発売中!


参考:「livescience」「mhlw」


posted by しっぽ@にゅうす at 08:43 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫にはトイレも餌も好みのタイプがあった。医学博士が教える猫のしつけ方

MAG2NEWS


おなじみ、ニューヨーク在住の医学博士で、猫ブロガーでもあるしんコロさんの元に、今回はオス猫を2匹飼育する質問者さんから、トイレやエサのトラブルについての質問が届きました。自身のメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男』の中で詳しく回答していますが、果たして、しんコロさんが出した回答とは?

おしっこの粗相、餌の好み、愛猫のしつけで悩んでます
shitumon (1)

さて、我が家のニャーンズですが。「なな」と「おきゃん」と申します。出会いは四年前の10 月にさかのぼります。家の敷地内の物置き代わりに使っていたワゴン車の中で3 匹の子猫が産まれていました。(中略)Dr.が勧めるミルク、離乳食、餌…順調に育ち、2 匹とも雄だったので去勢手術をしました。(中略)

おとんのyoutube でup してた事がありましたね。シアトルから?引っ越しの時 ジュータンのしおちゃんのオシッコの痕跡…ウチの「おきゃん」も たまにジュータンの上でやらかしてくれます(>_<)色々な本を読みあさり
、快適なトイレ状態だと思います…トイレはココよ と教えると またトイレでするように戻ります…どうしてなんでしょう…

「なな」の心配は餌です。(これは2 匹ともですが)ウエットフードのエサは食べません。カリカリも慎重に添加物の少ない安全なものを選んで食べさせようと…。が、ななはあまり噛まないんです。よく吐いてしまいます…モンプチのクリスピーキッスは好きで、
これはカリカリとよく噛みます。吐きません。しかしこれはオヤツで毎日食べさせるわけにはいきません。どうしたものか?と毎日悩みます。良い方法はありますでしょうか?

しんコロさんの回答
ねこがおしっこの粗相をしてしまう時には、様々な原因があります。泌尿器系の問題がある時にはトイレではなくてシンクやバスタブなどの表面が冷たい場所や、いままでしたことなかった場所ですることがあります。普段と違う場所でおしっこをしている場合は、まず体調に異変がないかどうかを観察してください。

それを踏まえた上ですが、ねこは体調が悪くなくてもストレスを受けている時、飼い主の注意を引きたい時、トイレが気に入らない時など、いろいろなシチュエーションで粗相をしてしまうことがあります。

我が家の場合はティっ子は一度膀胱炎になった時以外はトイレの外でおしっこをしたことはありません。一方しおちゃんはあらゆる場所でしてしまったことがあります。一番最初のきっかけは泌尿器系の問題でしたが、それが解決されてもシンクなどでする癖がなかなか抜けませんでした。最近ねこ砂をパイン系のものからリアル砂っぽいタイプのものに換え、トイレの数も2つから3つに増やしたのですが、それ以来シンクではおしっこをしていません。現在のトイレがしおちゃん的にも好みのようです。

質問者さんのねこちゃんも粗相をしてしまうということですが、トイレ環境を見直してみてはいかがでしょうか。もし可能であれば、トイレの数はねこの数+1が理想とされています。こうすることで常に綺麗なトイレが一つはある状況になりやすくなります。また、きっと好みのトイレというものがあるかもしれません。我が家ではT3 をみているといまのリアル砂系のものが好みのようなので、我が家のねこの多数決としてはリアル砂に軍配が上がっています。

ウェットフードを食べさせる方法としては、まずウェットフードが食べ物だと認識させることです。ウェットフードを食べ物と認識していない場合は、お皿に盛っても見向きもしないことがあります。飼い主さんの手にとって食べさせてみたり、普段好きなカリカリにウェットを少しだけ入れて混ぜて徐々に慣らさせるのが良いでしょう。ウェットにも好みがあるので、最初はタイプの違うものをいくつか選んで好みのものを探す形になると思います。

カリカリを食べて吐いてしまう場合、原材料に合わないものがある可能性や、噛まずに飲み込んでしまって消化が追いついていない可能性もあります。基本的には大粒のものよりも小粒の方が消化が楽ですが、小粒だと噛まずに飲み込んでしまう場合もあります。モンプチのクリスピーキッスだと噛んでくれるということなので、そのサイズを参考に選んでみるのも方法の一つだと思います。いずれにしてもふたりともオスなので、泌尿器系疾患を今後予防するためにもウェットに慣らすようにすると良いと思います。

image by: Shutterstock

posted by しっぽ@にゅうす at 08:38 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする