動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年04月17日

地震、ペットと同行避難になったら? 飼い主が知っておくべきこと

The Huffington Post


東日本大震災から5年。2016年4月14日、震度7の「熊本地震」が発生。16日にも、熊本県熊本地方を震源とする強い地震があり、最大震度6強を観測した。

ペットを飼っている被災者は今、一緒に避難できているだろうか。地震に驚いて逃げ出してしまった犬猫もいるかもしれない。Twitter上には、ペットの情報を求める声が相次いでいる。熊本市動物愛護センターには、迷子犬猫の問い合わせが殺到。同センターは、ペットの首輪に名前と連絡先の明記を呼びかけている。

地震に備えて、ペットを飼っている人たちが日頃から準備しておくことは何だろうか。どんな準備をしておけば良いのだろうか。以下に知っておくべきことをまとめた。

■地震が起きたら…ペットと同行避難が合理的

環境省によると、東日本大震災など大規模災害の経験から、飼い主とペットが同行避難することは合理的だと考えられている。ペットの同行避難は、動物愛護の観点だけでなく、放浪動物による人への危害防止や生活環境の保全という視点においても必要とみなしている。

環境省のガイドラインによれば、飼い主責任による同行避難が前提であるが、自治体などによる支援、救護体制を整備することも重要だとしている。行政のみで対応が困難な場合は、地方獣医師会、動物愛護推進員、ボランティア団体などとの連携も推奨している。

■同行避難するために、普段からできること

とはいえ、慣れない同行避難のために普段から備えておくべきことがある。避難所で共同生活をする場合は、動物が苦手な人、アレルギーを持っている人等への特別の配慮が求められると同時に、ペットにとっても大きなストレスとなる。また東日本大震災時には、フィラリアなど伝染病の予防接種をしていないペットが問題になった。飼い主として、ペットの命にも責任を持とう。

【飼い主が行うべき対策例】

・ペットのしつけと健康管理(避難時に吠えないようにする、ケージに入れる訓練)
・ノミやダニの予防、伝染病の予防接種
・ペットが迷子にならないための対策(マイクロチップ等による所有者明示)
・ドッグフードやペット関連の衛生用品、避難用品、備蓄品の確保
・避難所や避難ルートの確認等の準備
・ペットとの同行避難
・避難所・仮設住宅におけるペットの飼育マナーの遵守と健康管理

pets

■熊本県、動物愛護などの関連施設

主な施設は以下の通り。

・熊本市動物愛護センター

・熊本県動物愛護センター

・社団法人熊本県獣医師会

・熊本市獣医師会支部

現在、一般財団法人 ペット災害対策協議会も、行政機関や獣医師会などと連絡をとりペットの救護活動支援の準備を進めている。その他、福岡県獣医師会や動物愛護団体なども、保護犬猫の受け入れを表明している。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:09 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆熊本地震、破損した住宅からペットの迷子相次ぐ、Twitterで保護の情報も [2016.4.15]

WPN


 14日午後9時26分ごろに発生した最大震度7を観測した熊本地震により、飼い犬や飼い猫が、破損した家屋から家を飛び出てしまい迷子になっているという情報がTwitterなどを中心に相次いで寄せられている。

 現在のTwitterなどSNS上には、迷子になった愛犬・愛猫を探す飼い主の書き込みと共に、迷子だと思われる犬を保護した人の書き込みも多くなっている。もし迷子の愛犬を探している人は、Twitterの情報も確認されてはいかがだろうか。

 このような場合、犬は恐怖のあまり走り出し、かなり離れた場所で保護されることがあるが、普段室内飼いされている猫は、外に飛び出たと思っていても、室内に戻って家具の隙間や、家の軒下など、非常に近い場所に隠れている可能性が高い。むやみに遠くまで探すより、まずは家の周りで、猫が潜り込みそうな隙間を懐中電灯で照らしながら確認するのがよいだろう。

 犬が行方不明になっている飼い主は、熊本県動物愛護管理に迷子になっている旨の連絡を。また、熊本県菊池郡菊陽町にある動物愛護団体「ドッグレスキュー熊本」では、迷子になった犬の預かりだけでなく、家屋の倒壊などで一時的に飼育できなくなった犬の預かりも開始している。

 一般財団法人ペット災害対策推進協会では、環境省動物愛護管理室や、熊本県の行政機関、熊本県獣医師会と連絡をとり、被災した飼い主やペットの救護活動に対する支援のための準備や、熊本地方一帯でペットと一緒に泊まれる宿泊施設をリストアップ進めているところだという。
[関連URL]
・熊本県動物愛護管理ホームページ
・ドッグレスキュー熊本Facebook
・一般財団法人ペット災害対策協議会


posted by しっぽ@にゅうす at 08:07 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パトロール犬支援感謝

読売新聞


◇和歌山市予算化 もか吉、市長訪問

 和歌山市北部で、散歩に合わせて子どもの見守り活動をしている「防犯パトロール犬」のもか吉(オス、4歳)と飼い主の吉増江梨子さん(35)が14日、同市役所に尾花正啓市長を訪問した。同市は活動を市内全域に広めるため関連費用を予算化、吉増さんは行政の支援に謝意を示した。

 「防犯パトロール犬」の登録制度は、昨年2月に紀の川市で起きた小5男児刺殺事件に心を痛めた吉増さんの思いをきっかけに誕生。昨年8月、和歌山市地域安全推進員会和歌山北支部がもか吉など7頭を初めて登録した。ユニークな活動は本の題材になるなど反響もあり、3月末時点での登録犬は約80頭に増えている。

 同市は、活動中に犬が身につける目印の黄色いバンダナと、飼い主がトイレマナーグッズなどを入れる手提げバッグ400セットの購入費用を予算化。今後、新しく登録された犬にも配る計画だという。

 この日、もか吉は紋付き袴はかま姿の“正装”で市長室に登場。尾花市長は、もか吉と吉増さんに対し、「子どもたちの登下校をできるだけ多くで見守ってもらえれば」と今後の防犯パトロール犬の活躍に期待を込めた。

 吉増さんは「活動を行政が後押ししてくれることに感謝します。気を引き締めて頑張りたい」と話していた。

2016年04月15日 Copyright c The Yomiuri Shimbun


posted by しっぽ@にゅうす at 08:06 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

素晴らしき哉、猫との人生!

47NEWS


 4月。
 新年度。新学期。はじまりの季節。
 私にとっては、「猫の季節」。
 愛猫と出会った季節なのだ。
 

 まだ花冷えの時節。
 唐の詩人・杜牧が詠んだ「晴明時節雨紛々」。
 そんな猫毛雨が降る或る夜。
 渋谷の道玄坂小路をほろ酔い気分で歩いていた夫が、何処からか猫の鳴き声を耳にしたという。
 ミュウミュウと鳴くその声の方向を辿って行くと、駐車場の車の下に小さく丸まったネズミのような仔猫がいたそうだ。
 

 のら猫は警戒心が強い。さらに仔猫ともなると母猫の傍から離れないので、捕まえることは実に難しい。
 なのに仔猫はたった一匹で、車の下に雨を避けながら震えていたという。
 猫など飼ったこともない夫であるが、仔猫を拾うと、ヨットパーカのポケットの中に入れて、また次の店へと飲み歩いていたそうだ。


 その頃の私は、家に寄り付かぬのら猫のような暮らしをしていた。
 そんな私に夫から一通のメールが届く。
 「おかえり。家に何かがいるよ」
 私はぎょっとした。
 「何か」ってなんだ?
 彼のことだ。きっと亀の類に違いない。
 慌てて戻り、家中を探し回ってもどこにも姿は見えない。
 だんだん恐怖感が湧いてきて、「だれ、だれかいるの?」と大声で探しまくった。
 そのひとり劇場の様子は今でこそ笑い話だが、とにかく姿の見えぬ「何か」の存在が怖かった。
 

 私の声が届いたのだろうか。
 ソファの下の隅っこから「ミュウ….」と小さな声がした。
 覗き込むと、そこには白い毛に包まれた小さな生き物がいた。
 掌にひょいと収まる、ちょうど鼠くらいのサイズだろうか。
 白い毛に額の部分の黒い毛が真ん中からぱっくりとセンターパーツに分かれ、 小さな鼻には鼻くそのようなホクロのある愛嬌溢れる顔だった。チンアナゴのような長い尻尾はシマシマ模様で別の生き物がくっついているようだ。
 しかもやっと目が開いたくらいの本当にちっちゃな仔猫だった。


 まだ花冷えのする時節、仔猫は震えていた。
 ペットボトルに湯を入れタオルで包んで温めてやったり、買ってきたスポイトで白湯を飲ませたりしたが、何も口にしてくれない。鳴くのもやっとな様子だった。


 どういう状況で拾ったのか、夫に問いただした。
 彼はハシゴ酒をしている間、ずっとポケットの中に仔猫を入れ、触ったり覗いたりしていたという。私はその様子を聞いて、まるでスタインベックの『二十日鼠と人間』みたいじゃないかとゾッとしたものだった。
 これではあの二十日鼠のように死んでしまう!


 私は幼い頃から猫を飼っていた経験はある。しかし母猫から離れてしまったこんなちっちゃな仔猫は果たしてどうしたものか、と近所のペットショップを訪ねてみた。 


 「一刻も早くすぐに近所の病院へ連れてゆくことをおすすめします」
 とある近所の病院を紹介され、私は仔猫を抱いて駆け込んだ。


 私の腕の中で、ちっちゃな生命は懸命に生きようとしていた。
 どうにか生きてほしい。
 病院で診てもらうと、生後ひと月にも満たない仔猫だと言われた。
 そんな仔猫が母猫から離れると命に関わるという。しかも飲食をしない原因は、のら猫に多い寄生虫だと顕微鏡を覗かされた。仔猫のお腹の中でたくさんの「線虫」が悪さをしていた。


 このままでは死に至るというので、入院してカテーテルで栄養を注入し、虫下しをすること1週間。保険などきかないので、高額医療にはなってしまったが、とにかく生きて元気になって帰ってきてくれたのがなにより嬉しかった。 
 

 私「元気になってよかったね。名前をなんとしよう」 
 夫「女の子だから、ヨーリーの“リー”をとってニャーリーかな」
 私「何それ?」
 夫「つげ義春の漫画の“リーさん一家”」
 どこまで能天気な人なのだろうかと思ったが、そう呼ぶことになった。


 母猫代わりの私は、せっせとスポイトでミルクを与え、ウンチが出るようにおしりを綿棒でつついて促す。爪研ぎは専用の板でガリガリするよう躾ける。 


 仕事で不在の時は近所の友達に預かってもらい、動物病院で定期検診を受けたり、ゲージの中にベッドを作ったりと、仔猫育てに奮闘した。
 風来坊の私にも母性があったのだろうか。
 猫など飼ったことのない彼とともに仔猫の成長を見守った。
 仔猫見たさに来客も増えた。
 そう、この仔猫がどこか殺伐としていた我が家に春を招いたのだ。
 

 あれから14年。
 道玄坂生まれの渋谷ギャルだったニャーリー嬢もずいぶん大人になった。
 少女の頃は、留守電を勝手に操作して聞いたり、受信したFAX用紙を噛みちぎって玄関に置いたりした。挙句はパソコンや携帯電話の電源コードを噛みちぎるようなお転婆娘ぶりだった。


 猫の14歳といえば人間でいうと70歳を超えた老猫の域に入る。
 そんなニャーリー先輩は最近、仔猫の頃のような甘え方をする。
 私の傍でおしりトントンしろとおねだりしたり、来客にまで頭をこすりつけたりする。チビ猫時代は一緒に湯船に入るほどの甘えん坊。成猫になってからは一緒に入らないものの、今でも必ずバスタブの縁までやってきて湯を見つめている。
 そんな姿はまるで仔猫のように無邪気で愛らしい。


 締め切りに追われる私の傍でいびきをかきながら寝言を言ったり、勝手にパソコンのキーボードで何かを打つ無邪気な姿。渋谷ギャルだった頃のように、留守電やFAXボタンを解除したり、パソコンの電源コードに噛み付いてオイタをする迷惑行為も復活。そんな姿のひとつひとつが愛らしくて仕方ない。


 猫も人間のように、「赤ちゃん還り」をするのだろうか。


 そんな矢先、突然、母が大病に倒れたという知らせを受けた。 
 意識のあるうちに会っておこうと見舞ったが、あまり喋れる状態ではなかった。それでも、一生懸命話しかけ、半日くらい付き添った。
 

 母は、小さな声で私を名前で一度だけ恥ずかしそうに呼んでくれた。
 食事を手伝い、嚥下ができない様子だったので、「もぐもぐもぐ」と声に出して噛むように促した。サザエさんのエンディングの「んーがんんっ」と飲み込む真似をしてみせると、うっすら口元に笑みを浮かべた。
 唐突に「宝くじ6億当たってびっくりぽん」と言いだしたかと思うと、スヤスヤ眠ってしまう。その姿はまるで幼女のようだった。
 そんな母を微笑ましく見つめる私。


 実は、母も老猫の域に入った愛猫・モモちゃんを飼っている。
 「早くモモちゃんに会えるといいね」
 そう話しかけると「モモは、鼠のリーダーだから、家の周りをぐるぐるしている」とまた意味不明なことをつぶやいていた。
 まるで、猫がみる夢のようだ。私は思わず吹き出し腹がよじれるほど笑った。


 病人に笑いは大事だ。いちいち悲しんでいたら、その思いが通じてしまう。
 私が病に伏せっていた時もそうだった。
 悲壮感に見舞われると、人はネガティブなことしか考えなくなる。
 気のせいかもしれないが、良くなるものも良くならない気がする。


 だから、私は変わり果てた母の姿をみても泣かなかった。
 母が幼子の私に笑顔で接していたように、夢の中を漂う母を見守った。
 そして早く元気になって愛猫の待つ家へ帰れること祈りながら、
 萌える“若葉のころ”を待ちわびるのであった。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:05 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする