動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年05月08日

ペットと避難生活、トラブル防ぐ 熊本で専用テント村

日本経済新聞


熊本地震の被災地で、飼い主とともに避難したペットをめぐる問題が表面化している。鳴き声や衛生面などで他の避難者とトラブルになるのを避けるため、やむを得ず車中泊を続ける人も多い。避難生活が長期化するなか、地元獣医師会や県外の動物愛護団体などが対策に乗り出している。

支援団体が設置した専用テントでペットと一緒に避難生活をする人たち(6日、熊本県益城町)
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支援団体が設置した専用テントでペットと一緒に避難生活をする人たち(6日、熊本県益城町)
 約1250人が避難している熊本県益城町の総合体育館。屋外の芝生広場に、大人数人が無理なく寝られる広さのテントが36張り並ぶ。その周りでは犬がしっぽを振りながら飼い主と散歩し、毛並みを整えるトリマーによる無料出張サービスも行われる。

 NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(広島県神石高原町)など3団体が、地震発生直後から運営するテント村だ。ペットを連れた避難者と他の避難者の住まいを分けるために設けた。

 中型犬1匹と避難してきた吉村八枝さん(73)は「周囲を気にせず楽になった」。当初、体育館の廊下にいたが、周囲から「鳴き声がうるさい」と言われ、肩身の狭い思いをした。4月21日にテント村に移った。

 ピースウィンズの大石雅美さんは「大型連休が終わると、ペットを置いて仕事に行く飼い主も増える。対応を急ぐ必要がある」と話す。

 一般社団法人、清川しっぽ村運営委員会(神奈川県清川村)が取り組むのは、ペットの“広域避難”だ。飼い主の了解を得てペットを福岡県内の一時預かり施設に移し、その様子を画像で届ける。これまでに犬や猫など約10匹を避難させた。猫1匹を預けた熊本県大津町の会社員、広瀬雅之さん(36)は「離れていても(猫の)様子がわかるので安心できる」と胸をなで下ろす。

 熊本県獣医師会は熊本市役所とグランメッセ熊本(益城町)の2カ所に窓口を設け、ペット連れの避難生活の悩みを聞いたり健康相談に応じたりしている。常務理事の滝川昇さんは「飼い主の気持ちに寄り添う窓口があることで、安心してほしい」と気持ちを込めた。

 今後、避難者が仮設住宅などに移る際もペットの問題が顕在化する可能性がある。実際、動物愛護団体のドッグレスキュー熊本(菊陽町)には「犬を連れて親戚宅に避難したが近所とトラブルになった」などの相談が寄せられている。同団体は近く「犬の仮設住宅」を設ける計画。被災者が生活を再建するまでの間、犬を預かる取り組みだ。

 震災などの緊急時はどうしても人間の被害に目が行きがちだ。県獣医師会の滝川さんは「ペットの視点になって考えることも大切。人と動物が共生できる社会づくりが必要だ」と話している。




posted by しっぽ@にゅうす at 08:44 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

迷い犬飼い主の元へ 1週間後、老衰で天国へ

河北新報


◎警察官尽力 無事みとれたと感謝

 宮城県名取市の主婦大槻けい子さん方を迷い出た15歳の雌犬「もも」が、岩沼署館腰交番の警察官2人の尽力で大槻さんの元に返された。ももは1週間後に老衰で死んだが、大槻さんは「2人のおかげで、病死した夫の代わりを果たしてくれたももをみとることができた」と感謝している。

 ももは4月24日午後1時ごろ、名取市名取が丘5丁目の路上で倒れているのを付近住民に発見された。管轄の館腰交番は当時、事故対応で不在だったため、住民が岩沼署に届けた。
 ももは老犬で、歩くこともままならなかったため、館腰交番の菊地晶巡査部長(43)と杉浦寛人巡査(19)は周辺住民が飼い主だとみて電話作戦を実施。二十数軒目で大槻さんが飼い主だと判明し、2人が署で保護していたももを大槻さんに引き渡した。
 ももは近頃、衰弱のため首輪につないだひもが脚にからまるようになっていた。かわいそうに思った大槻さんが、つなぐのをやめていた。
 2001年に夫を病気で亡くした大槻さん。当時は子ども2人もまだ幼く、心配した友人が約1カ月後、番犬になるようにと生後約1カ月のももを贈った。ももは知らない人にはほえるが、決してかみつかない穏やかな性格で、大槻さんは優しかった夫の生まれ変わりだと思ってきた。
 大槻さんは「車にひかれたら、路上で死んでいたら、などと心配していた。15年も一緒に暮らした家族の一員を救ってもらった」と2人に感謝。ももは今月1日、眠るように息を引き取ったが、「後悔せずに見送ることができ、本当にありがたい」と話す。
 菊地巡査部長は「普段から迷い犬の飼い主を探し、早めに返すように心掛けている。喜んでもらえて良かった」、杉浦巡査は「まだ新任で未熟だが、地域住民に感謝されるやりがいのある仕事だと実感した」と語った。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:42 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

老ペット見守るホーム

毎日新聞


人間にんげんの社会しゃかいでお年寄としよりが増ふえているように、ペットの世界せかいでもお年寄としよりが増ふえています。老犬ろうけんホームは、年老としおいた犬いぬがさまざまな理由りゆうで飼かい主ぬしの元もとを離はなれた後あと、死しぬまで面倒めんどうをみる施設しせつです。生駒山いこまやまのふもと、大阪府東大阪市おおさかふひがしおおさかしの高台たかだいにある「稲荷山いなりやまペットパーク老犬ろうけんホーム」を訪たずねました。【写真しゃしん・文ぶん 森園道子もりぞのみちこ】

穏おだやかに余生よせいを過すごす
認知症にんちしょう、寝ねたきりも
 「キューン、キューン」。犬舎けんしゃから食事しょくじをねだる声こえがあがります。スタッフが「もう少すこし待まっててね」と声こえをかけます。年老としおいた犬いぬが暮くらす静しずかな部屋へやの中なかが、朝夕あさゆうの食事しょくじと散歩さんぽの時間じかんになると少すこしだけにぎやかになります。

 ホームができたのは2007年ねん。スタッフ6人にんが中心ちゅうしんとなって十数匹じゅうすうひきの犬いぬと数匹すうひきの猫ねこの世話せわをしています。犬いぬの平均年齢へいきんねんれいは15歳前後さいぜんご。人間にんげんにすると75〜100歳さいぐらいになるといいます。

 歩あるくことや、自力じりきで食事しょくじすることができなくなります。認知症にんちしょうになり、寝ねたきりになり、おむつが必要ひつようになります。年老としおいていく様子ようすは人間にんげんと変かわりません。スタッフが名前なまえを呼よびながら犬いぬを抱だき上あげて食事しょくじをさせ、床とこずれ(寝ねたきりで同おなじ所ところに体重たいじゅうがかかるために、皮膚ひふの組織そしきが死しんでしまうこと)の手当てあてなどを丁寧ていねいにします。

今後こんごも増ふえるニーズ
 愛犬あいけんを手放てばなす理由りゆうはさまざまです。認知症にんちしょうで夜鳴よなきがひどくなり、近所きんじょの苦情くじょうで飼かいきれなくなることもあれば、飼かい主自身ぬしじしんが年としをとったり亡なくなったりして面倒めんどうがみられなくなったりするケースもあります。

 大野奈央おおのなおさん(36)が約やく15年ねんともに過すごしたコロが認知症にんちしょうになったのは一昨年おととしでした。4人にんの子育こそだてとコロの介護かいごに追おわれ、悩なやんだ末すえにホームに連つれてきました。「ここは本当ほんとうによく面倒めんどうをみてくれて感謝かんしゃしていますが、最後さいごまで一緒いっしょにいられなくてごめんねという思おもいも強つよい」。ホームを訪たずねてきた大野おおのさんがコロをなでながら涙なみだぐみ、コロがうれしそうに体からだをすり寄よせました。

 料金りょうきんはホーム側がわが受うけ入いれ前まえにペットを見みて、健康状態けんこうじょうたいなどをみて決きめます。ホームかかりつけの獣医じゅういは、番犬ばんけんというより家族かぞくの一員いちいんとして大事だいじにされるようになった▽ドッグフードの進歩しんぽなど食生活しょくせいかつが良よくなった▽医療面いりょうめんでも向上こうじょうした−−などの点てんを挙あげて「老犬ろうけんホームのニーズは今後こんごも増ふえていくだろう」と指摘してきしています。

 ホームのスタッフに愛あいされ、穏おだやかに老後ろうごを送おくるペットたち。人間にんげんとペットの世界せかいの両方りょうほうで、お年寄としよりが増ふえる「高齢化こうれいか」が進すすんでいます。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:40 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

象の「はな子」はホントに不幸なのか

iRONNA


はな子の飼育は「動物虐待」なのか


(出典:medium.com)
 「木も生えていない狭いコンクリートの囲いの中に、生気のないはな子がたった1頭で立ち尽くしている」。騒動の発端は昨年10月に書かれた冒頭の英文ブログだった。
 ブログを書いたとされる女性は、アジアゾウのはな子が飼育されている東京都武蔵野市にある井の頭自然文化園を実際に訪れ、このとき見学したはな子の姿を一枚の写真とともに掲載。「なんの癒しも楽しみもなく、立っている以外にする事ない。ただ生かされているだけのはな子を助けたいのです」。
 こう訴えたブログの中身はフェイスブックなどを通じて瞬く間に拡散し、ネット上では「明らかに動物虐待だ」「せめて余生だけは幸せに過ごさせてあげたい」などといった意見が相次ぎ、はな子を別の飼育施設へ移すよう求めるWeb署名も約30万件集まり、海外メディアでも大きく取り上げられた。

 はな子は2歳のとき、「敗戦後の日本に元気を」という願いを込められてタイから贈られた。現在69歳で、国内では最高齢のゾウとして知られ、この動物園のシンボルでもある。
 ただ、はな子の生まれ故郷であるタイでは、英字紙バンコク・ポストが「タイの多くのネットユーザーも、はな子をタイに戻すべきだと訴えている」と報じたほか、はな子の受け入れに名乗りを上げる施設まで現れるなど、「動物愛護」の視点から返還運動が起きる騒動に発展した。
 一つのブログをきっかけに世界中に広まったはな子の救出騒動。こうした声の広がりに当の動物園側も困惑しているようだ。時事通信によれば、取材に応じた飼育責任者の話として、「歯が1本しかないはな子が消化しやすいよう、皮をむいたバナナと麦、米を合わせたおにぎりを毎日用意するなどしている。一方で、土の飼育場の方が好ましいことも認める。しかし、維持には多額の費用が掛かり、財源の大部分を税金で賄う小規模の公立動物園には実現困難だ」と紹介。さらに「象は本来群れで暮らすため、1頭だけではかわいそうだとの主張にも理解を示すが、移動には否定的だ。高齢のはな子にとって、輸送は大きな負担になる。枝が折れるささいな音でも警戒して動かなくなるほど神経質だといい、環境の変化が与えるストレスは計り知れない」と動物園側の本音にも触れている。
 はな子にとって本当の「幸せ」とは何か。今回の騒動を機に一度考えてみたい。(iRONNA編集部)
「苦痛」に配慮と支援をする

動物園の象が「幸せ」かどうか、本当にわかるのか?
動物園のゾウが幸せかどうかどうやってしればいいのだろうか。動物を”幸せ”にする工夫「環境エンリッチメント」という考えを日本に導入し、研究する落合知美が解き明かす。

落合知美
人の身勝手さから生まれた犠牲

ニッポンの動物園から象を解放せよ! はな子が「うつ」になる悲劇 
象は1日のほとんどの時間を探索や採食をして過ごす。象を退屈にさせるのは虐待の一種だ―。NPO法人アニマルライツセンター代表理事の岡田千尋は日本の動物園で象を飼育するのは不可能だと主張する。

岡田千尋
「どうぶつ奇想天外!」ディレクターが考える

「必要悪」の動物園で生き続けたはな子が幸せをつかむとき
井の頭に足を運び、はな子を見続けてきた私が思う。こんなに狭い場所に閉じ込め続ける権利が人間にあるのか−。TBS系『どうぶつ奇想天外!』ディレクターを長年務めた動物ジャーナリスト、佐藤栄記が考察する。

佐藤栄記
手間暇かけるから今がある

何よりも重いはな子の「1票」 イヤなら象は檻に入らない!
人間の勝手なイメージで輸送・移動するなんて、無知による虐待だ。「史上最強のアニマリスト」のパンク町田がゾウのはな子のための最善策を解き明かす。

パンク町田
ゾウを守るということ

父の生き方は象のはな子がみんな教えてくれた
はな子一筋の「職人」だった父に追いつきたい。昭和31年、動物園に忍び込んだ酔っ払いを事故死させ、「殺人ゾウ」の烙印を押されたはな子の世話を引き受けたのが、山川宏治氏の父でベテラン飼育員の清蔵さんだ。

産経新聞
伝統の神事は動物虐待か


 カエルを矢で射抜く行為は伝統か、それとも動物虐待か−。長野県諏訪市の諏訪大社で毎年元旦に営まれている神事が動物虐待に当たるとして、国内の動物愛護団体から廃止を求める声が相次いで上がっている。この神事は「蛙狩(かわずがり)」と呼ばれ、五穀豊穣を願う地元では有名な恒例行事。神事は諏訪大社の上社本宮で営まれ、本宮の前を流れる御手洗川のカエルを生け捕り、神職がカエルを矢で射抜いた後、供物として捧げる。毎年、神事の前に必ず供物するカエルが見つかることから諏訪大社の「七不思議」の一つに数えられている。
 この神事に「待った」をかけた動物愛護団体「全国動物ネットワーク」のホームページでは「(カエルの)串刺しは生き物の殺し方の中でも特に激痛を与えるものです。動物愛護上、許すことのできない残虐行為」と指摘。神事は子供も見物できることなどにも触れ、神事の即時中止や人形等の代用品に変えることを求めている。
 昨年の神事当日には、同ネットワークのメンバーが諏訪大社に集まり、神事を妨害しようとしたり、横断幕やパネルを掲げるなどして抗議活動を展開。この抗議を受けて、諏訪大社も神事を急遽「非公開」とするなど対応に追われたという。(iRONNA編集部)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:39 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

杉本彩さんと犬猫の譲り受け体験語る 京都で飼い主ら

京都新聞


京都府と京都市が共同運営する南区の「京都動物愛護センター」で30日、開設1周年イベントがあった。センターを介して犬や猫を譲り受けた飼い主が体験を語り、来場者が動物たちと触れ合った。

 名誉センター長で女優の杉本彩さんと飼い主らの座談会があり、杉本さんは「年老いた動物が幸せな家で最期を迎えることが最高の喜び」と話した。推定7〜9歳の雄猫を引き取った城陽市の山本和美さん(50)は「年を重ねた猫はもらい手が少ないと言われるが、さみしい思いはさせたくなかった。今は家で愛嬌(あいきょう)を振りまいてくれてる」と語った。

 センターは、保護された動物を収容する棟や犬を遊ばせるドッグランなどを備える。昨年4月の開所から1年間で、計1931頭の犬と猫を保護し、350頭を新たな飼い主に譲渡。1193頭は殺処分された。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:38 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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