動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年05月12日

新潟県、猫や犬の殺処分ゼロ目標に不妊・去勢手術費を補助

産経ニュース


野良猫や犬の殺処分数ゼロを目標に掲げ、県が今月から動物愛護策の強化に乗り出した。飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費を補助するほか、個体を識別するマイクロチップを埋め込むことで迷子になったペットを飼い主に戻し、殺処分を防ぐ。飼い主のいない雌猫に不妊治療を施す対策に7年前から取り組んでいる新潟市も、さらなる殺処分数の削減に向けて力を入れている。

 県によると、殺処分は猫が圧倒的に多く、新潟市を除く県内では平成27年度に猫が574匹、犬が20匹だった。同市を含めた県全体では猫1117匹、犬30匹の計1147匹となっている。ただ、県全体で2053匹(猫2008匹、犬45匹)だった26年度と比べると半分以下に減った。

 急減の理由について、県はメディアの報道などを通じて動物愛護の意識が高まったことが主因と分析。「この流れを継続させ、さらに削減を図りたい」(生活衛生課)と意気込む。

 新潟市を除く県内各地を対象に県が始めた不妊・去勢手術費の補助は、猫1匹当たり雌1万円、雄5千円。手術費は病院によって異なるものの雌が2万〜3万円、雄が1万〜2万円とされることから3分の1程度を補助することにした。

 来年1月末まで各保健所で受け付けるが、補助額が150万円に達した時点で打ち切るという。

 さらに県動物愛護センター(長岡市)で、マイクロチップ(長さ8ミリ〜12ミリ、太さ2ミリ)を犬や猫の首の後ろに注射して挿入し、識別の効果を確認するモデル事業も始めた。新しい飼い主が引き取る際、約70匹を対象に実施する予定。同課の担当者は「異物の挿入に対する飼い主の抵抗感を払拭し、生活に支障がないことを確認してもらいたい」としており、マイクロチップの普及を図る構えだ。

 同課によると、雌猫は年2〜3度出産し、1度に4〜8匹生まれる場合が多い。「自宅の軒下で野良猫に餌を与えていたら、子猫が20匹に増えて困っている」といった相談も寄せられており、同課は「まず手術の手続きをしてほしい」と呼びかけている。

 県の場合、殺処分は麻酔注射などで行っている。対象は、人になつかない猫や人をかむ犬、病気で寝たきりの犬、交通事故に遭った猫、飼い主が経済的理由で飼い続けられないペットなどさまざまだ。

 一方、新潟市では21年度から同市動物愛護協会が雌猫の不妊手術費を1匹当たり1万円助成し、このうち半額の5千円を市が負担している。同市では27年度の猫と犬の殺処分数が553匹と県内の半数近くを占めるが、36年度には340匹までに減らすのが目標。市の担当者は「市動物愛護センターへの収容数を減らす対策が欠かせない」として、地域ぐるみで飼い主のいない猫に不妊治療を施す取り組みを推進している。




posted by しっぽ@にゅうす at 06:51 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネコ業界にも広がる夜間営業--資料から見える実態を考察してみた

Yahoo! ニュース


■猫の深夜労働は適法なの?

ここ1ヶ月で猫の夜間労働問題が話題になっていました。

・「猫ですら深夜まで働かされるブラック日本」 猫カフェの営業時間延長を承認するニュースにネット驚愕
・猫の労働、夜は何時までOK? 猫カフェ規制で議論

「猫カフェに業務停止命令=全国初、環境劣悪で−東京都」という、センセーショナルなニュースもありました。そしてふと思ったのが、倫理観を含めた社会的責任はどこにあるんだ?本当に記事の通りなのか?と。

企業のコンプライアンス(法令順守)というと、大企業のそれをイメージする人も多いでしょうが、飲食業というか、猫カフェ運営企業などの中小規模事業者ももちろんコンプライアンス対応は必須です。法治国家において、法に従わないという選択肢はありえません。では、猫カフェの運営企業の社会的責任としてはどのような対応が今後考えられるのでしょうか。

取材(という大義名分)で、オープン待ちをして都内の猫カフェで初めての“猫カフェ体験”もしてきました。あまりにも猫がかわいすぎて当初の目標を見失うところでした。はー、猫はかわええ。

というわけで、本記事では、猫カフェ体験記の詳細は割愛し、環境省の猫カフェに関する様々や調査データを見ながら、人・企業と猫のあり方についてまとめます。色々資料をあさっていたら、思ったより深かったです。

しょうがニャイから接客してやるかと思っていそうな横顔。猫カフェで、筆者撮影
しょうがニャイから接客してやるかと思っていそうな横顔。猫カフェで、筆者撮影
■猫カフェとは

猫カフェとは、文字通りカフェに猫がいる店舗のこと。条件はありますがほとんどの店舗で触れ合うことができます。営業形態は動物の「展示」に当たるため「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護法、最終改正:平成26年)に基づく動物取扱業の登録が必要らしいです。飲食店と動物の展示(飼育を含む)という衛生面で不安がある業態なので、所轄保健所の指導を仰ぐ必要があるともされています。

そもそも、猫カフェは、本来であれば展示動物を利用した営業ということでは20時までという規制を受けていますが、今月末の平成28年5月31日までは経過措置がとられ、営業時間の延長を許されています。

で、先々週の4月27日、環境省の中央環境審議会動物愛護部会が猫カフェが22時まで営業できるよう、動物愛護法の施行規則などを改正する答申案を了承した、という報道がありました。猫の「労働時間」を1日12時間以内に限定する条件を新たに設け、11歳以上の高齢猫には定期的に健康診断を受けさせるよう配慮する、などの条件もあるようです。

環境省が6月以降も認める方針を示したのですが、動物福祉・動物愛護の観点からそのまま認めることが難しいと考える人たちが多いのも事実。落としどころはどこになるのでしょうか。最終的な着地がどうあれ“合法なら猫をどれだけ働かせてもいい”とはいきません。猫は生き物です。長時間労働・深夜労働(?)は肉体的・精神的負荷も大きいと考えられており“グレーゾーン”的な扱いも考えられます。

現在では、犬・猫(愛玩動物)だけではなく、家畜、展示動物(動物園等)、実験動物など、人間の飼育下におかれた全ての動物に対する福祉の基本として世界中に認められ、また、EU(欧州連合)ではこれに基づいた指令も出され、各国の法令に反映されています。EUの動物福祉政策は世界的に見ても先進的とされているんですよ。このあたりも今回話題になったことで、日本でも議論が進むことを期待します。

で、今更感がありますが、実は動物愛護に関する取組みの担当官庁は環境省です。私は犬・猫の殺処分データを見たことがあったので知ってましたけど、多くの方は、環境省はエコとか推進しているイメージが強いかもしれません。

というわけで、環境省の「猫カフェの実態調査」(PDF、平成27年10月)、「猫のストレス調査」(PDF、平成28年1月)を確認してみましょう。

■猫カフェの実態

環境省の「平成27年 猫カフェの実態調査」によれば、第一種動物取扱業のうちいわゆる猫カフェに該当する店舗は314あり、最も多いのは東京で58店舗、次いで大阪で34店舗、埼玉で21店舗となっています。保護猫の里親として猫の譲渡をしているのは全体の33%。行政指導は全体の10%ほどが「不適切な飼養管理、点検台帳の不備、標識掲示の不備」などで受けているとのこと。

今回の論点である「労働時間」に注目すると以下のような形になります。

閉店時間
閉店時間
営業時間
営業時間
営業時間中ずっと接客スペースに猫がいるわけではないと思いますが、人間と同じような労働時間なのですね…。なんか親近感が…。あと、閉店時間をみると、法で定められている「20時まで」の店舗が多いようです。全体の3割程度は20時以降も運営されていると。

ちなみに「猫のストレス調査」の結論は、「深夜(20〜22時)の猫の労働からストレスにつながる因果関係はなさそうだ」です。これをエビデンス(根拠)として、6月以降も22時まで営業していいよ、となったと思われます。

私が都内の猫カフェに行ったのは午前中でしたが、猫の労働環境・勤務態度は非常に良いように感じました。まぁ、寝てばかりの猫も多かったですけど。広い店舗だったからか、動き回っていましたし、そのあたりはストレスになっていなそうでしたよ。

図表参照:環境省「猫カフェの実態調査」(平成27年10月)

■動物を扱うあらゆるものを批判する動物愛護団体の存在

労働実態ももちろんですが、猫にも“人権”はあるのでしょうか。結論からいうと、あるんです。今、動物の展示やふれあいをする動物園や水族館が、海外では叩かれているのです。

ここでいう人権とは、国際的な解釈のもので「生存権」に近い概念を指しています。どういうことかといいますと、動物を“飼育する”という行為そのものが動物のためにならない、と。例えば、以下の記事が参考になると思います。

メルセデス・ベンツは動物愛護団体の批判によって、一部モデルでシートに革を使うのを止めると発表。IKEAは店内のレストランで動物関連食品を使わないミートボールを提供することになった。大手アパレルのラルフローレンやアバクロンビー&フィッチ、H&Mなどは毛皮商品の扱いを中止し、GAPや、アディダスやプーマなどほとんどの大手アパレル企業が、動物愛護活動によってアンゴラウサギの毛の商品を発売停止にしている。

出典:米国水族館の「シャチのショー廃止」を日本企業が注目すべき理由
記事では、シャチの飼育やショーは良くないということで叩かれ、ビジネス存続の危機に陥っているともされています。動物をビジネスに使っている企業は、そのビジネスモデル自体が大きなリスクをはらんでいることを認識すべきなのでしょう。ペットショップも色々と動物愛護団体から叩かれていますが、日本のペットショップ・動物園・水族館もいずれは叩かれる状況になるかもしれません。

ちなみに、このあたりの考え方は「アニマル・ウェルフェア」(動物福祉、Animal Welfare)という概念に近いものがあります。家畜(産業動物)にも適用される概念で、農水省の「アニマルウェルフェアについて」という資料が詳しいので興味がある人はチェックしてみてください。

寝ている所を激写。もちろんフラッシュなし。猫カフェで、筆者撮影
寝ている所を激写。もちろんフラッシュなし。猫カフェで、筆者撮影
■猫カフェの新しいカタチ

動物福祉的な視点で猫カフェを見ると、実は様々な活動をしている人・企業もあります。例えば、猫の殺処分を減らそうという動きです。殺処分などから保護された猫を預かり、カフェの運営を通じて里親を探すという形式のお店です。あまり詳しくなく恐縮ですが、インターネットで探すと関東・関西どちらでも数店舗はあるようです。「保護猫カフェ」や「里親募集型猫カフェ」などと呼ばれています。

では、猫の保護と殺処分に関する現状を確認してみましょう。

環境省の「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」によれば、平成26年度のデータで、猫の引き取り数は97,922匹、処分の「返還・譲渡数」は18,592匹、「殺処分」は79,745匹となっています。下記のグラフのように、犬も含めてどんどん殺処分数は減っているものの、まだまだ万単位での処分が行なわれている現実もあります。また、「平成16〜26年度の犬・猫の引取り状況」という表をご覧頂ければわかるとおり、猫は殺処分が減って、返還・譲渡数がのびています。

殺処分数
殺処分数
過去の累計データ
過去の累計データ
こういった社会問題解決のために様々なNPOなどが日本全国で活動を行なっており、猫カフェだけではなく、様々なセクターが猫の動物福祉に貢献していると言えるでしょう。私自身は、課題解決のノウハウがないため、殺処分を減らす活動をするNPOに、毎年少額ながら寄付をさせていただいています。

図表参照:環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」

■猫カフェ運営組織の社会貢献

今回は猫カフェを取り上げましたが、商業運用としての、他の動物がいるカフェや体験エリア、もっと大きくなると動物園など、生き物の展示(動物たちの労働)には注意が必要です。かわいいからと言って、すべて人間のわがままを押し付けてはいけません。法整備と合わせて施設運営企業の倫理観が、今後より一層問われるようになるでしょう。

猫の労働時間から、人間のエゴというか、猫好きな感情というか、色々考えさせられるニュースをまとめました。あなたが猫カフェに行く時は、ウェブで事前に施設等の確認をし、しっかりと運営されていそうなカフェを選びましょう。

ちなみに、猫様の経済力はハンパありません。J-CAST『猫の経済効果ネコノミクス 「テーマパーク」もびっくりの金額だった』の記事によれば、猫による経済効果は年間2兆3,000億円を超えるという大学教授のデータをまとめています。さすが猫様、まじっすか。

それにしても、猫かわええ。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:49 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<熊本地震>被災地の犬、島根の保健所で保護 飼い主募集

Yahoo! ニュース


 熊本地震で被災した熊本市動物愛護センター(熊本市東区)にいた2匹の犬が、島根県出雲保健所(出雲市塩冶町)で保護されている。2匹のうち、雄犬ソアラは10日、新たな飼い主が見つかり、雲南市の男性会社員(18)に引き取られた。保健所は、もう1匹の雌犬エメリーの飼い主を募集している。【山田英之】

 被災地ではペットを連れて避難所に行くことを避け、車中泊をする被災者も多い。熊本市は被災者のペットを預かるため、地震前から保護する犬の受け入れを環境省を通じて、近畿や中四国などの自治体に呼びかけていた。

 2匹は4月28日、出雲保健所に到着した。いずれも雑種で、地震前から愛護センターに保護されていた。センターは地震で管理棟の周囲に地割れが起きるなどの被害があったという。ソアラは3〜5歳、エメリーは1〜2歳とみられる。

 新たな飼い主の男性は今月初め、出雲保健所に見学に来て、ソアラを気に入ったという。この日、保健所職員やボランティア団体「松江犬猫の会」の阿式章江代表から、飼い方や餌のやり方、病気になった場合の対応、予防接種の必要性などの講習を受け、ソアラを引き取った。

 阿式代表は「せっかく助かった命なので、よろしくお願いします」と話した。男性は「地震があって大変だったと思う。最初はおびえていたが、徐々に慣れてきた。家族が増えた」と喜んだ。

 問い合わせは、出雲保健所(0853・21・8788)。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:47 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

避難者入院中ペット預かり 熊本で無料サービス

読売新聞


熊本市動物愛護センター(熊本市東区)は10日、熊本地震の避難中に入院治療が必要になった人のペットをペットホテルなどで一時的に預かるサービスを始めたと発表した。ペットを抱えた避難者に安心して治療に専念してもらうためで、無料で利用できる。


 同センターによると、熊本地震では避難者がペットを連れて避難所に入ることをためらい、車中泊を続けるケースが多発した。体調を崩しても我慢し、緊急入院したとの報告もあったため、環境省の支援を得てサービスを開始した。

 村上睦子所長は「飼い主にとって、ペットは復興への歩みを支える大切な存在。手放さずに治療できるサービスなので、周知に努めたい」と話している。問い合わせはセンター(096・380・2153)へ。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:44 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飼い主と愛犬、運動会楽しむ 倉吉のアミティエ

日本海新聞


鳥取県倉吉市下福田の動物愛護施設「人と動物の未来センター・アミティエ」で8日、ワンワン運動会が開かれ、飼い主と愛犬がさまざまな競技に挑戦し、触れ合いを楽しんだ。

息の合った走りを見せる犬と飼い主=8日、倉吉市下福田のアミティエ
 運動会は動物愛護の普及啓発や、施設への理解を深めてもらうことなどが狙い。県内外から約70匹の犬と飼い主ら220人が参加した。

 人と犬が仲良く走る50メートル走や障害物を一緒にクリアする障害物競走などがあり、飼い主は愛犬をうまくコントロールし、息の合った走りを見せていた。競技の合間には、アミティエで飼育されている犬の紹介やしつけ方教室、長寿犬の表彰も行われた。

 アミティエから犬2匹を譲り受け、育てている岩田恵さん(54)=米子市和田町=は「人慣れしていなかったが、ここまで成長しました」と話し、コミュニケーションの良さを発揮していた。

 アミティエは、民間の獣医師らが運営する動物臨床医学研究所(山根義久理事長)が運営。保健所がやむを得ず引き取った犬や猫の飼養、新たな飼い主への譲渡などを行っている。現在、24匹の犬猫がいる。(石原美樹)


posted by しっぽ@にゅうす at 06:43 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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