動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年05月14日

“家族”なのに…ペット受難 避難長期化で「犬の仮設住宅」構想も

産経新聞


余震が続く熊本地震で、ペットが行き場を失うケースが相次いでいる。国は平成25年、多数のペットが犠牲になった東日本大震災を教訓にペットと一緒に避難する「同行避難」を原則とする指針を作成したが、鳴き声や臭いの苦情により避難所に連れていけないのが実情。引き取る施設や動物病院はパンク状態で、ペットに対応した仮設住宅が建設されるかどうかは不透明だ。

 「預かってほしいという電話が地震発生直後から鳴りやまず、1週間で500件ほどきた。あとは断っている状況です」

 動物愛護団体「ドッグレスキュー熊本」(熊本県菊陽町)の生松(いくまつ)義浩代表(55)は、被害が大きかった被災者から一時、犬約50匹を預かった。ボランティアやスタッフの手を借りながら世話をし、今後は敷地内に「犬の仮設住宅」も建てるという。

 熊本市中央区の竜之介(りゅうのすけ)動物病院でも、ペット連れで行き場のない避難者を受け入れた。また、福岡県獣医師会の災害派遣獣医療チーム(VMAT)は現地で動物の被災状況を調査、今後のペットの扱いを検討するという。

 生松さんは「トラブルを避けるため、自治体の登録数に見合った数の犬が同行できる避難所を事前に設置した方がいい」と提案した上で、「人間が幸せになればペットも幸せになる。まずは人間が住める環境をつくらないとペットも安心して生活できない」と話す。

 また、熊本市動物愛護センターは被災地でさまよっていた犬を保護しており、一時は計約70匹(うち40匹は引き取り)に上った。

 丸川珠代環境相は今月、被災地を視察し、「避難所と同じ敷地内へペットを入れてもらえるケースもあったが、室内まではそれぞれの状況による。仮設住宅まで同行していけるようにこれから市町村にお願いしていく」と話した。




posted by しっぽ@にゅうす at 07:29 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

被災ペットを初の広域保護 大分に6月施設

47NEWS


災害で飼い主と暮らせなくなったペットを保護する施設が、6月上旬にも大分県九重町に設置される。一般社団法人九州動物福祉協会(福岡市)が九州各県の獣医師会と協力して運営。大規模災害時に都道府県の枠を超えて受け入れる施設は全国初という。来春に完成予定だったが、熊本地震を受けて開設を早めた。

 名称は「九州災害時動物救援センター」。九重町湯坪の九州電力保養所跡を借り、既存の管理棟などを改修して犬猫の建物やドッグラン(運動場)を備える。餌代は必要なく、予防接種代などを除いて無償にする。大分県獣医師会を中心に、九州の獣医師やボランティアが運営に当たる予定。協会によると、既に熊本県から100匹程度の受け入れ打診が来ているという。日本獣医師会が中心となって計画した。環境省は東日本大震災の後、飼い主と同行避難するのが合理的とするガイドラインをまとめたが、熊本地震では他人に遠慮して車中泊などをする避難者が相次いでいる。

=2016/05/13付 西日本新聞朝刊=


posted by しっぽ@にゅうす at 07:27 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どんな事情があっても「ペットを捨ててはいけない」と痛感するメモ

ロケットニュース24


ペットだって愛する家族。きっと多くの人が胸を張って、そう言うだろう。しかし中には、動物たちの命を最後まで面倒見ることが出来ない、あるいは見ない人々も存在する。その背景には、人それぞれの事情があるのかもしれない。

けれども、決してペットを捨ててはならない。今回は、そのことがよく分かる出来事をお伝えしたい。

・保護施設の前に残されていた空き箱とメモ

2016年4月中旬、米コネチカット州の動物保護団体「The Little Guild」で起こった出来事だ。ある朝、ボランティアが施設の前に置かれた段ボール箱に気が付いた。でも中は空っぽで、10ドル札とエサ、1枚のメモが入っているだけだったそうだ。メモには、次のようなことが書かれていたという。

「この猫は、バルという名前です。こんなふうにしてこの子を置いていくことを、本当に本当に申し訳なく思います。私たちは、もうバルの面倒を見ることは出来ません。バルの飼い主は突然亡くなってしまい、私が面倒を見ていました。でも、もう限界なんです」

その後には、せめてもの気持ちとしてお金とエサを残していくと続いている。とてもひっ迫しており、箱を置いていった人物の気持ちが痛々しく伝わってくる。しかし、そこに猫はいない。ひっかき傷と共に箱が壊れていたことから、無理矢理逃げ出した可能性が高いと見られている。


・バルを探すも、発見できず
団体はすぐにバルの捜索を開始。周辺に捕獲機を仕掛け、近隣住民にも協力を仰いだそう。だがバルの見た目などが全く分からないので、団体側も「探しようがない」と途方に暮れている様子だ。

団体は空き箱とメモの写真を Facebook 上で公開し、捨てていった人物に対して、バルの情報を提供するように呼びかけている。また同時に「どんな事情があっても、動物の遺棄は犯罪だ」とも訴えている。4月29日の時点では、まだバルは発見されていないという。



・「幸せになって」と捨てても……
「幸せになってほしい」と願ってペットを捨てたとしても、このような悲劇は起こる。事情があって手放さなければならない場合でも、関わった以上、ちゃんとした手順を踏んで責任を取ることが大切なようだ。

この件を報じた海外メディア『The Dodo』も、「諦める前にあらゆる手を尽くしてほしい」と述べている。

・自分が倒れたとき、ペットはどうなる?
また今回のケースの「飼い主が亡くなり、残されたペットのお世話をしていた人も限界に達してしまった」という部分も、無視することは出来ない。日本でも高齢者の飼い主が亡くなった後に、引き取り手のない犬や猫が取り残されるケースが増えていると聞くからだ。

人生は突然どうなるか分からないし、誰だっていつかはこの世を去る。そのとき自分の飼っている動物がどうなるか、誰もがじっくり考える必要があるのではないだろうか?

参照元:The Dodo(英語)、Facebook[1][2]、Yomiuri Online
執筆:小千谷サチ


posted by しっぽ@にゅうす at 07:25 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬と猫、同じ食事じゃダメ? その違いを知る

産経ニュース


 犬は肉食に近い雑食性、猫は完全な肉食性に分類されることは、前回のコラムでお伝えしました。では、犬や猫に与える食事について、具体的に気を付けるべきポイントをご紹介したいと思います。

 猫などの肉食動物は、「動物性食品にのみ含まれる栄養素の摂取が必要」だといわれています。動物性食品の代表であるレバーや乳製品には、ビタミンAが豊富に含まれています。

 一方、人や肉食に近い雑食性の犬は、ニンジンなどの植物性の食品から「ベータカロテン」という物質を摂取し、体内でビタミンAを合成できます。猫の体内にはこの仕組みがないため、ビタミンAを含む動物性食品を摂取する必要があるのです。

 これと同様に、動物性食品に多く含まれるアミノ酸の一種であるタウリンや、脂肪酸の一種のアラキドン酸なども合成できないので、食物から直接摂取するしかありません。また、猫は犬と比べて多くのタンパク質が必要という特徴もあります。

 見た目が似ているキャットフードとドッグフードですが、栄養素は大きく異なっています。誤って犬にキャットフードを与えてしまっても、カロリーの取りすぎが気になる以外は大きな影響はありません。しかし、猫にドッグフードを与えてしまうと、大きく不足する栄養素があります。

ご飯におかか、ご飯にみそ汁といった「猫まんま」はあまりにも有名ですが、どちらも肉食動物である猫の食べ物としてはふさわしくありません。摂取する食品によって体調が左右されるのは、動物も人間も一緒です。気を配りたいものですね。(ロイヤルカナン ジャポン 獣医師 五十嵐靖)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:22 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

救われた犬 人救う

読売新聞


◇災害出動へ県内2匹訓練中


 路上で拾われるなどして自治体に引き取られた「保護犬」を、災害救助犬に育てる取り組みが広がりつつある。南海トラフ巨大地震などへの備えが急務となっていることに加え、「殺処分ゼロ」を目指す動物愛護意識の高まりも背景にある。動物の命を救い、人命救助につなぐ試みだ。(徳島支局・行田航、福山支局・佐藤祐理)

 ■県認定試験目指す

 「行け!」。合図の掛け声とともに、2匹の犬が高さ約1メートルの細長い板の上を順にスイスイと歩いた。いずれも雄で雑種のモナカ(1歳)とゲン(同)。昨年拾われ、施設に収容されていた保護犬だ。

 3月上旬、神山町の収容施設で行われたのは、捜索活動に必要な適性を見る1次審査。難なくクリアした2匹は、今年度から県が独自にスタートさせる災害救助犬の認定試験に挑むことが決まった。

 県の計画では、若い保護犬から運動能力や人へのなれ具合などを見極めて選抜し、飼い主を公募。訓練所で1年以上の講習を受けてもらい、県独自の認定試験にパスすれば、救助犬として登録される。自治体としては初の取り組みで、今後拡大を目指すという。

 昨年、公募に応じたモナカとゲンの飼い主は、犬の訓練士を目指す団体職員・岡本沙南さなさん(19)(上板町)と、地域の防災に貢献したいという警備業・北浦恭男さん(73)(三好市)。2人は「試験を突破し、早く犬と現場に出られるようになりたい」と意気込む。

 ■殺処分減少

 南海トラフ巨大地震による被災が想定される県内だが、登録犬は6匹。大災害に備えるとともに、殺処分減につなげる狙いもある。

 各自治体は伝染病予防などを目的に、飼い主が見つからない犬や猫の殺処分を行ってきたが、近年は動物愛護のムードが高まり、2014年度に全国で殺処分された保護犬は2万1593匹と、最近10年で7分の1に減少。各地で引き取り先捜しなどの対策が進んでおり、昨年度約600匹の犬が処分された県内でも課題となっていた。

 ■熊本でも活躍

 先駆けは、災害の被災地支援をするNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ、広島県神石高原町)の取り組みだ。

 10年、殺処分目前に引き取った雑種「夢之丞ゆめのすけ」(推定5歳)は14年8月の広島土砂災害で初めて捜索活動に出動し、昨年4月のネパール地震、同8月に台風被害に見舞われた台湾でも被災地へ。今年4月には熊本地震の被災地・熊本県益城町と南阿蘇村でも活動をした。当初は人間を恐れてばかりだったが、おやつを与えるなどしてならし、専用の施設で訓練を続けたという。

 PWJのプロジェクトリーダー、大西純子さんは「自分の殻に閉じこもっていた夢之丞も訓練と経験を積み、めきめきと自信を付けた。殺処分寸前だった保護犬の活躍は、人々の希望にもつながるはず」と語る。

 ◇災害救助犬 地震や土砂崩れなどの災害現場で、人間の臭いをかぎ分け、ほえて訓練士に知らせるよう養成された犬。スイスの山岳救助犬が発祥とされ、先進の欧州では多くの救助犬が育成されている。

 国内で育成が始まったのは1990年代。95年の阪神大震災で派遣された海外の救助犬が注目されて徐々に広がり、現在は民間を中心に数十の団体が活動を担う。国内には救助犬を認定する統一基準がなく、各団体は独自に技能を判定し、自治体との協定などに基づいて被災地に派遣している。

2016年05月14日 Copyright c The Yomiuri Shimbun


posted by しっぽ@にゅうす at 07:21 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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