動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年05月19日

犬殺処分3年連続ゼロ 旭川市動物愛護センター

北海道新聞


【旭川】飼育放棄された犬や猫を収容する旭川市動物愛護センター「あにまある」の昨年度の殺処分数(速報値)は、犬が2013年度から3年連続でゼロとなり、猫は前年度比6割減の49匹だった。全国的な猫ブームや動物愛護に対する市民意識の高まりで、新しい飼い主への譲渡が進んでいるほか、飼い主のいない「地域猫」に不妊や去勢の手術することで繁殖を抑え、収容数を減らす取り組みが効果を上げている。

 道などによると、犬の殺処分ゼロが3年続くのは、道内の保健所や関連施設では最長。猫の殺処分は11年度の403匹に比べ、昨年度は10分の1に減った。

 殺処分が減った背景には、センターが犬や猫の譲渡を進めてきたことがある。自治体が収容した犬や猫は、狂犬病予防法と環境省の告示により、原則3日間の抑留が決められており、その後、殺処分できる。

 センターは12年9月に市郊外から中心部に移転。移転前は施設が狭く、3日を過ぎると犬や猫を殺処分するケースが多かった。移転後は収容スペースが6倍に広がったことで、多い時で100匹以上の収容が可能になり、時間をかけて譲渡先を探せるようになった。

 交通の便が良い中心部に移転したことで、動物愛護に関心のある市民の見学が増え、新しい飼い主が見つかりやすくなったほか、「最近の猫ブームで札幌や稚内など遠方からの引き取り手も増えている」という。

 13年度からは、飼い主のいない猫の繁殖を抑えるため、住民がえさを与えている「地域猫」に不妊去勢手術を行い、元いた場所に返す取り組みもしている。手術したのは3年間で590匹に上り、収容数はここ3年で200匹以上減った。

 それでも飼育放棄で持ち込まれる犬や猫は後を絶たない。センターを管理する市保健所の水上敏昭・衛生検査課長は「センターが最後のとりでではない。飼い主自身が飼育モラルを守り、動物愛護に協力してほしい」と話している。(久保田昌子)




posted by しっぽ@にゅうす at 07:02 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野良猫管理 地域住民で…千葉市

読売新聞


◇手術助成、啓発で後押し

 千葉市は、野良猫を町内会などの住民組織で管理する「地域猫」の取り組みを推奨している。猫は繁殖力が強く、不妊・去勢手術をしないと爆発的に増えてしまう。餌やりや排せつ物を巡る住民トラブルも起きており、市は手術費の助成制度や猫との付き合い方を周知することで、野良猫問題の解決を進める方針だ。(下山博之)

 犬猫の引き取りなどの業務を担う千葉市稲毛区の市動物保護指導センターで10日、「地域猫セミナー」が開かれた。猫の妊娠期間は約2か月で年4回出産でき、1回で3〜8匹を産む。セミナーでは職員が繁殖制限の必要性を強調し、同市が年2回無料で行っている野良猫の不妊・去勢手術の取り組みを紹介。興味を持って集まった市民が聞き入った。

 市は無料で手術する上限を年間300匹としているが、2014年度は1955匹、15年度は1688匹の応募があり、大幅に上回った。手術の対象に飼い猫を含めていた時期もあったが、11年度に野良猫限定へと切り替えた。同センターの担当者は「それでも応募者に追い付かない」とこぼす。野良猫を見つけた市民が申し込んでいるという。

 野良猫が増えれば、市民からの苦情の増加にもつながる。同市には14年度、悪臭や排せつ物、捕獲依頼に関して678件が寄せられ、前年度から266件増えた。だが、追い払うための捕獲は動物愛護法で禁止されており、担当者は「野良猫の問題は法令だけでは解決できない。地域で合意形成を図り、管理することが最良の方法だ」と強調する。

 猫は縄張り意識が強く、生息地域から移動することが少ない。居住地域にいる野良猫の写真を撮って実態を把握し、餌や猫用トイレを置く場所を決めることが適切な管理につながるという。ただ、動物への愛情は個人差があり、積極的に世話をする人と毛嫌いする人の間でトラブルになるケースもある。

 担当者は「地域猫の取り組みは動物愛護の問題ではなく、人間同士のいざこざを解決するものだ」とし、町内会などでのルール作りを推奨している。

2016年05月19日 Copyright c The Yomiuri Shimbun


posted by しっぽ@にゅうす at 06:51 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

殺処分から救え! 保護猫カフェ 「飼いたい人」と橋渡し 広がる輪

東京新聞


世は猫ブーム。その陰で何万匹もの猫が殺処分されている現実を変えようと、全国で保護活動が広がっている。野良だった猫を保護して、飼い主を探す保護猫カフェが各地でオープン。猫を飼いたい人とつなげる運動が広がり、殺処分ゼロを達成した自治体もある。 (寺西雅広)
 「かわいい」「こっち来て」。白、黒、茶色の猫たちが動くたび、女性客が目を細めた。四月にオープンした保護猫カフェ「ネコリパブリック愛知江南店」(愛知県江南市)。約百平方メートルの広い店内を、二十匹が気ままに歩いたり、寝ころんだり。いずれも飼い主がおらず、動物保護団体が保護した猫だ。
 店内は猫スペースとカフェスペースに分けられ、紅茶やベーグルを味わいながら猫とじゃれ合ったり、ガラス越しに遠くから見守ったりすることができる。主な運営費は、三十分千百円(飲み物代込み)の入場料やカフェの売り上げ。客は気に入った猫がいれば引き取れる。
 東京や大阪などに四店舗あるネコリパブリックチェーンを始めた河瀬麻花(あさか)さん(41)は「猫と遊ぶも良し、店内でお茶するだけでも猫助けにつながります」と話す。
 猫好きの河瀬さんが保護活動を始めたきっかけは二〇一一年の東日本大震災。東京電力福島第一原発近くに取り残された猫を助けるレスキュー隊を支援しようと、地元の岐阜県大垣市で経営していたベーグル通販店の商品に、寄付金を上乗せして販売した。次第に動物保護団体の活動を手伝うようになり、成長した猫の引き取り手が少ない現状を知って、飼いたい人と猫をつなぐカフェを始めた。
 同チェーンは、新たな野良猫を出さないため、引き取り希望者に対し▽離婚した場合は誰が引き取るか▽子どもが猫アレルギーだったらどうするか−など、一生飼い続けられるかを面談で確認してから譲渡する。これまでに飼い主が見つかった猫は約二百二十匹になった。
 猫カフェ協会(東京)によると、保護猫カフェは年々増えており、全国に約八十店。〇八年に保護猫カフェを全国で先駆けて始めたNPO法人「東京キャットガーディアン」は毎月、保護猫カフェ運営セミナーを開催しており、多いときには出店希望者が約五十人集まるという。
 もともと猫を引き取っていた人や団体が始めることが多いが、山本葉子代表は「開店の初期費用はそれほどかからず、参入はしやすいが、経営を続けるのは難しい」と指摘。河瀬さんも「ボランティアも無償では続かない」と話す。
 同チェーンの場合は、引き取り手から避妊去勢手術代やワクチンの費用として二万円を支払ってもらい、うち五千円を動物保護団体に寄付する。「ビジネスと猫助けを並行させるモデルになれば」
 河瀬さんの目標は、全国で一四年度に八万匹だった猫の殺処分数を、二(にゃん)がそろう二〇二二年二月二十二日までにゼロにすること。「小さな命を大事にする輪を広げたい」と話す。
◆「ゼロ」神奈川で達成
 神奈川県は2014年度に、猫の殺処分がゼロになった(横浜、川崎など5市を除く)。避妊去勢手術の奨励で、飼い主が分からない猫が減少。室内飼いが増えたこともあり、14年度に県動物保護センターに保護された猫は、30年前の20分の1の595匹に減った。
 その猫を、40以上のボランティア団体や個人が積極的に引き取ったほか、県などが譲渡会を開催。センター担当者は「収容数と引き取り手とのバランスが取れた結果」と話す。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:48 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カミツキガメを捕獲 豊田の路上、重さ8・4キロ

中日新聞


かみつく力が強烈な北南米原産の特定外来生物「カミツキガメ」が、豊田市久岡町の路上で捕獲された。付近に池があることから誰かに捨てられ、道に迷い込んだとみられる。

 市環境政策課によると、重さ八・四キロ、甲羅の長さが三十三センチある大型の雌。十三日午前に車で通り掛かった人が交差点付近で見つけ、通報を受けた市動物愛護センター職員が捕まえた。

 生態に詳しい愛知学泉大(豊田市)の矢部隆教授が十七日夕、預かり先のセンターでカミツキガメと確認。外来生物法で飼育や運搬が禁止されているため、市は研究用として専門家である矢部教授に引き渡す。

 市内では二〇一四年五月に岩倉町、九月にも上野町で捕獲されている。同課の担当者は「かまれると危険なので見つけたら市か警察まで一報を」と呼び掛ける。

(河北彬光)


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