動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年05月21日

野良猫問題、解決なるか 捕獲→不妊手術→元の場所へ 久留米で「TNR」

西日本新聞


「TNR」と呼ばれる活動をご存じだろうか。無責任な餌やりなど地域でトラブルになることも多い野良猫問題の解決を狙い、捕獲(Trap)して不妊手術(Neuter)後に元の場所に戻し(Return)、緩やかに数を減らそうという取り組み。殺処分に代わる解決策として注目されるが、効果を疑問視する声も根強い。現状と課題を取材した。

 山林に囲まれた小高い丘にある久留米競輪場(福岡県久留米市野中町)。周辺の池や公園も合わせると市有地は東京ドーム3・5個分の約16万平方メートルに及び、市民の散歩コースにもなっている。ここで野良猫をめぐる騒動が起きたのは2009年ごろだった。

 周辺では捨てられた猫が繁殖し100匹ほどに増加。市競輪事業課によると、餌の放置による衛生面の問題や地域住民からの苦情に加え、猫が競輪場の走路に侵入する事態が起きた。

 競輪の自転車は時速70〜80キロに達する。猫が飛び出せば、選手の命に関わる大事故につながりかねない。市は門扉の隙間をふさぐなどの対応を取ったが、侵入は続いた。レース中の侵入こそなかったが、選手会は同年8月、市に安全なレース環境を求めて改善を要望。市は、捕獲して市動物管理センターに持ち込むことを計画したが、「殺処分につながる」と全国から抗議を受けて計画は頓挫した。

 その後、職員が引き取ったり、くるめ動物応援団(木村文一代表)など愛護ボランティアが飼い主を探したりして地道に数を減らしたが、13年ごろ、再び野良猫が目立ち始めた。木村代表は無償でTNRを行う公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県)を知り、市にTNR実施を提案。市も早急に対策が必要として同基金への支援要請を決めた。

 昨年2月、職員とボランティア約30人が5日間かけて野良猫84匹を捕獲し、獣医師が不妊手術を行い、印として片耳をV字形にカットして元の場所に戻した。

 TNRの効果が表れるのは数年後。TNRについて環境省はガイドラインで「地域猫活動の基本」として、地域の理解を得た上で実施後もふん尿の処理や、時間と場所を定めて、後片付けなど適切な形での餌やりを求めている。しかし、今回のように不特定多数が訪れる場所では、活動への認知や理解が広がるかといった課題が残る。

 木村代表らは、猫に餌をやる人に(1)決まった時間、決まった場所で(2)食べ終えるまで見守り、後片付けをする−など説得を続ける。市もマナーアップのための看板を設置した。

 飼い主の自覚も求められる。市保健所によると、競輪場周辺ではTNR実施後に捨て猫が確認された。世話をしてくれることを期待して、愛護ボランティアが活動している場所を狙って捨てる傾向があるという。木村代表は「手術を受けていない猫が流入すればまた増える。1代限りの命を静かに見守り、地域に迷惑を掛ける繁殖力のある野良猫を増やさないための活動を理解してほしい」と話す。

=2016/05/18付 西日本新聞朝刊(筑後版)=




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地震被災の子犬、北九州で再出発 熊本から受け入れの6匹を譲渡 [福岡県]

西日本新聞


北九州市動物愛護センター(小倉北区)は19日、熊本地震で被災した熊本市動物愛護センターから受け入れた子犬6匹の譲渡会を開き、新たな飼い主6組が決まった。

 譲渡会には事前に応募した市内外の27組が参加。飼い方について講習を受けた後、お気に入りの子犬を選び、抽選で譲渡先を決めた。子犬はいずれも生後2カ月超の雑種で、きょうだいとみられるという。

 雄の子犬を引き取った小倉北区の美容師、下鶴秀美さん(56)は「地震を経験しておびえているかなと心配したけど、元気なので安心した。二度とかわいそうな目に遭わないように大切に飼いたい」と話した。

 6匹は熊本市のセンターが3月に保護。4月の熊本地震でセンターが被災して飼育が難しくなったため、北九州市のセンターが同20日に成犬10匹、猫10匹とともに受け入れた。成犬10匹と猫7匹は既に譲渡され、残る猫3匹は先着順に希望者を受け付けるという。

=2016/05/20付 西日本新聞朝刊=


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猫だらけの島が抱える問題の“秘策”とは

日テレnews24


「猫の島」として有名になった瀬戸内海に浮かぶ香川県の「男木島」。野良猫が増え過ぎたことで様々な問題が起きている。ふん尿や農作物の被害が相次いでいるほか、病気になったり、やせ細ったりする猫も出ているという。そこで、地元住民が“ある秘策”を打ち出した。

■男木島の人口は5月1日現在で178人、多くが高齢者という、のどかな島だが、島民の人口より多い推定約200匹の猫が暮らしている。通称“猫の島”とも呼ばれていて、猫好きの人たちが訪れる観光スポットとなっている。

■有名な動物写真家が「男木島」の猫たちを紹介する写真集を出版したことがキッカケとなり、一躍有名となった。2015年に訪れた観光客は約7200人(灯台資料館入場者数)。実に島民の40倍ほどの人が島に押し寄せた。

■島の重要な観光資源となりつつある猫だが、いま、増えすぎたが故の問題が浮上しているという。貴重な食料である農作物を食い荒らされるほか、畑などに糞をするため臭いにも悩まされているという。

■一部の島民や観光客がエサをあげたことで繁殖が進み、結果的に増えすぎてしまった猫。病気にかかったり、やせ細ったりして、健康状態が悪いネコがこれ以上増えないよう島側は対策に踏み切ることにした。

詳しくは動画で。


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不妊去勢で迷い猫救う 大野城市のさくらねこ動物病院

西日本新聞


猫の不妊去勢手術を専門に行う全国でも珍しい動物病院が福岡県大野城市にある。「さくらねこ動物病院」。飼い主のいない猫を地域で保護、管理する「地域猫」活動に取り組む市民団体の支援で昨年3月に開業して1年余り。すでに千匹以上に手術を施した。院長の藤田泰志さん(68)は「猫の一代限りの命を慈しみ、不幸を減らす取り組みを支えてくださる方々に感謝したい」と話す。

 「命を慈しむ」技術と志

 手術台の上で、麻酔の吸引マスクを着けた大柄な雌猫が大の字に固定されて眠る。ボランティアが保護して連れてきた野良猫だ。毛を刈った腹部に藤田さんがメスを入れる。切開部の長さ1・5センチ。先が鈎(かぎ)状の金具を差し込み、手探りで子宮を探す。太さが人間の小指ほどもある筒状の子宮が引き出された。手際よく卵巣ごと切除し、縫合。20分余りで手術は終わった。

 県内で2014年度に殺処分された猫は3649匹。10年前の3割に減ったが、0にはほど遠い。殺処分を減らす有効な方法が野良猫の繁殖を防ぐ不妊去勢手術だ。だが現状はボランティアの市民団体や個人が捕獲作業から手術費用まで負担している。県や各自治体は通常1万5千円〜3万円の手術費用の全額や一部を補助しているが、多くは地域の合意が必要などの条件があり、時間がかかったり断念せざるを得なかったりする場合も多いという。

 そこで、春日市や大野城市などで地域猫活動に取り組む「ねこともの会」会員たちが、安価で施術してくれる専門病院設立を模索。12年まで福岡市南区で開業していた藤田さんに院長就任を要請し、閉院中の別の病院を借りて、さくらねこ動物病院が開業した。

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 藤田さんは1990年代から不妊去勢手術を通常の半額以下で行ってきた。65歳で引退した藤田さんに同会が院長就任を要請したのは、その技術や志に強い信頼を寄せるためだ。藤田さんも「私費を投じて猫に手術を受けさせるボランティアには頭が下がる。後半生を獣医師として社会貢献したい」と復帰を決めた。

 藤田さんの施術には四つのこだわりがある。一つは麻酔。注射ではなく吸引麻酔を使うため、早く穏やかに覚醒する。二つ目は傷口の小ささ。通常3〜4センチのところ1〜2センチしか切開しない。痛みを最小限に抑え、治りも早い。3番目は縫合。皮膚の内側を縫うことで外側から糸にさわれなくする。猫がなめたり、ひっかいたりしても糸が切れない。最後は化膿(かのう)予防の抗生物質。効果が数日間続き、術後の投薬が必要ない。

 どれも手術翌日には公園などに戻される場合が多い野良猫に対応した工夫だ。

 料金は主に雌1万2500円、雄7500円(税別)。「さくらねこ」は、不妊去勢手術を受けた猫がその証しに耳の先をV字に切除するため、その様が桜の花びらに似るところからそう呼ぶという。藤田さんは「飼い主のいない迷い猫を救うため、私の知見や技術をささげたい」。

 地域と協力、数を管理

 筑紫地区では、複数の市民団体が「地域猫」活動に取り組む。その一つ、「地域ねこサポート会ちくしの」(20人)は筑紫野市内のある公園とその周辺にすむ猫を保護、管理している。

 同会は2011年7月、この公園で増えていた野良猫に餌やりをしていた有志6人で結成した。当時、公園と周辺に83匹の猫が生息していた。会員たちは餌やりを行う一方、猫に不妊去勢手術を順次、施した。

 手術費用は県獣医師会の補助制度を利用したが、それでも雌1万800円、雄5400円の自己負担が必要。県は14年度に手術費用の全額を補助する事業を始めたが、地域(自治会)の合意が条件。同会は幸い地元自治会の協力を得ることができ、その後は県の制度を利用している。

 現在、この公園と周辺にすむ猫は約50匹。5年間で30匹余り減った。病死のほか、池に投げ込まれたり、殴り殺されたりした虐待死も多い。同会の平原まゆみ共同代表(64)は「手術をすれば猫は増えない。餌をきちんと与えればごみをあさって街を汚すこともない。餌やりをする方は必ず手術を受けさせ、地域と協力して活動してほしい」と話した。

 筑紫朝倉地区の不妊去勢手術補助事業 筑紫朝倉地区の自治体では、春日市と朝倉市が飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助を実施している。いずれも市内に生息する猫を世話する市民が対象。春日市はメス2万5000円、オス1万5000円を上限に補助。朝倉市は一律1匹5000円を補助する。その他の自治体には独自の補助制度はない。県の全額補助制度があるが、地域猫活動の一環として地域(自治会)の合意などの条件がある。

=2016/05/19付 西日本新聞朝刊(都市圏版)=


posted by しっぽ@にゅうす at 07:20 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

羽田空港に乱入した犬たちの今後は? 収容先に聞いてみた

livedoorニュース


羽田空港の滑走路に突如現れ、飛行機の離着陸に影響を与えて一躍有名になったあの犬たちが、2016年5月16日までに4匹無事に保護された。現在はどのような状況にあるのだろうか?収容先に実際に問い合わせてみた。

現在は元の飼い主を捜索中

東京都動物愛護相談センターのサイトから

4匹の犬が羽田空港の滑走路内に突如現れたのは、2016年5月11日のことだった。敷地内を走り回るため、多くの飛行機の運航スケジュールに影響を与えた。

発見された当日、11日に1匹、12日に2匹が捕獲されたが、最後の1匹は実に5日間も逃亡を続け、16日の夜、無事に捕獲された。

収容先として複数メディアに報道された東京都動物愛護相談センターのサイト上には、現在収容されている様々な動物の情報が記載されている。その中に「収容場所 大田区 羽田空港」と書かれた犬が3匹確認できる。確かにこちらに収容されているようだ。

大きな騒動の中心となったことから、SNS上では処遇が心配されているが......。

センターの担当者は、

「東京都では、迷い犬は収容から最低7日間は動物愛護相談センターにて保護し、元の飼い主を探すことが定められております。
収容期限が切れた後は、動物の健康状態や性格を見て、新たな飼い主に譲渡できるかどうかを決定しています。今回のようなパターンでもそれと変わらず対応する予定です。
迷い犬ですと収容された犬の約6割は元の飼い主のところに帰ることが出来ていますよ」
と、一般の迷い犬と対応は変わらないことを語った。


東京都動物愛護相談センターのサイトから

2016年5月18日現在、元の飼い主からの連絡はまだないという。

収容期限は5月12日に収容された2匹は5月20日まで、5月17日に保護された1匹は5月24日までで、それまでは元の飼い主を継続して探すことになる。心当たりがある人は、愛護センターの公式サイト記載の連絡先からコンタクトできる。

愛護センターでは定期的な講習会が行われており、それに参加することで譲渡会へ参加出来るようになる。どちらも参加は無料のため、ペットを飼う際の選択肢として考えてみてはどうだろうか。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:19 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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