動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年07月13日

火災現場などでペットを発見。屋外へ搬出した後の、正しい観察処置のあり方は?

リスク対策.com


こんにちは。サニー カミヤです。
このコラムでは、「ペットの観察処置」をご紹介いたします。

みなさんの中で、ご家庭にペットがいる方や今までにペットを飼っていた方は、さまざまな状態のペットを見てこられたと思いますが、改めてペットを助けるという視点で、再度、イメージしながら読み進めていただけると幸いです。

まずは、下記の火災現場でのペットレスキュー、搬送法、観察処置、救急処置のビデオをご覧ください。


出典:Youtube

基本的に火災建物内で意識のないペットを発見した場合は、速やかに建物外の安全な場所への搬送を優先します。現場内での処置は行いません。ただし、どのような場合でも、人命救助を最優先することを忘れないでください。

火災現場等でペットを発見し、屋外へ搬出後、
観察処置を行う方法

●正しい抱き方(約13kg 以上の犬の場合)
片方の手を首の下から回して支える。
もう片方の手は、後ろ足の後ろから支える(後ろ足を負傷していない場合)


●正しい抱き方(約13kg以下の犬または猫)
・腕をまわしてペットを抱きかかえる。
・片方の手をペットの前足にまわす。
・もう片方の手をペットの後ろ足の下にまわす。
・負傷している側が、消防士の体側になるように抱く。


ペットの首や背骨の負傷が疑われる場合は、人間と同様に、動物を担架等に固定し、搬送中は、首が必要以上に動かないよう固定してください。アメリカの消防局によっては、ペット用ストレッチャーも消防車に積載しています。


出典:Ce SGS Lightweighted Black Color Ambulance Pet Stretcher
山林火災などでヘリコプターによるペットホイスト用ハーネスもあります。
河川からの吊り上げなど、低所からの救出にも使えます。


出典:Laika Dog Harness

以下、安全な場所へ搬送後の救急対応手順

1、ペットの反応確認 ・所要時間は搬出後から10秒以内
@高い声での呼びかけ、手をたたく音などで、反応レベルを確認する。
A歩行できるか、倒れている体勢と場所を確認する。何らかの反応がある場合は、煙による窒息。転落や家具倒壊による脊椎損傷などを疑う。
B出血の有無、体形の異常、嘔吐物、失禁の有無などを外見チェックする。

2、バイタルサインの確認 ・所要時間は反応確認後から10秒以内
※意識の無い場合は革手袋を外し、ディスポ手袋を使用する。
@意識の確認:呼びかけや足の裏を軽く叩くなどの刺激反応を見る。
A呼吸の確認:ペットの背部から5秒以内で胸腹部の動きを観察。
 片手で気道確保しながら、喉に手を当て、吐く息の温もり、呼吸数を
 数える。うなり声、いびきのような音も聞く。
 ※呼吸をしていなければ速やかにCPR開始。ペースは100回毎分。
ペットのCPRの方法は、次号でご紹介いたします。 

●ペットの意識がある場合
※革手袋はしたまま。
@負傷している、おびえている動物は、何の兆候も無しに噛むことがあるので注意。特にフル装備の姿、空気呼吸器の呼吸音におびえるペットが多い、
A大人しく首輪やハーネスを付けた状態であれば、リードを探すか、または、リードに変わるものを使って、飼い主に引き渡すか、外に連れ出し他の隊員や隣人に託す。なお、リードなしで連れ出すと道路に飛び出て車にひかれたり、または逸走してしまうこともあるため注意すること。

もし、火災現場から逃げ出した飼い主からペットが逃げ遅れたという情報がある場合。
●ペットの検索手順
@普段、ペットがおびえたときに隠れたがる場所を飼い主から聞く。
A隠れている場所から引き出す方法も必要であれば聞いておく。
B飼い主や隣人や家族等、慣れている人に呼んでもらう。
C地震時、火災時では、逃げ場が違うことが多い。
Dえさとリード&ハーネス、猫の捕獲用に洗濯ネット等を持って行く。
E咬まれたり、引っかかれたりしないように革手袋を装着。

なお、おびえている犬の場合は吠えるため、興奮が高まるほど煙を多く吸ってしまうことがあります。

噛む恐れのあるペット、首輪やハーネスのないにペットに対しては、マズルの結び方を覚えておくと便利です。

●犬に噛まれないためのマズルの結び方


出典:Youtube

いかがでしたでしょうか?

日本では、まだ、「なぜ、消防士がペットを救助しなくてはいけないんだ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ペットは消防法第1条の「財産」に該当しますので、消防活動の正当な目的になります。

もちろん、人命救助が最優先ですが、ペットを失った家族の心の痛みはとても大きく、特に独居老人などの場合、生きている楽しみが無くなる場合さえあります。

心優しい日本の消防士の皆さん、どうか、現場でのペットレスキューも受け入れていただけますよう、心からお願いいたします。

次回は、ペットの心肺蘇生法についてです。

PS: 英語ですが「ペットの救急法のアプリ」です。
https://itunes.apple.com/jp/app/pettech-petsaver/id397043925?mt=8

それでは、また。


ここにご紹介したコンテンツは、私がインストラクターとして所属している2つの団体、アメリカ最大のペット救急法指導団体であるPetTechのThe PetSaver™ Program、そして、消防士のためのペット救急法指導団体、BART(Basic Animal Rescue Training)ら出典しています。

PetTech
http://www.pettech.net/

BART(Basic Animal Rescue Training)
http://basicanimalrescuetraining.org/
BARTのブログで紹介されました。
http://goo.gl/ZoJoX6

ペットセーバー
http://petsaver.jp
posted by しっぽ@にゅうす at 07:16 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬や猫にもつらい季節が! 夏のペットの熱中症対策

アメーバニュース


夏のお出かけは熱中症が心配ですよね。室内にいても、節電のためクーラーを使わないと熱中症の症状が見られることがあります。


c 55hatako - Fotolia.com


これは動物たちも同様で、散歩や日中のお留守番のときにぐったりしてしまうことも…。こうした危険からペットを守るためのポイントを紹介します。

■熱中症になりやすい犬種とは?

犬は呼吸することによって体温調節をしています。中でも短頭種は呼吸が浅く、熱い空気を体内に取り込みやすい体のつくりをしているため、とくに熱中症に気をつけたほうがいいそうです。

短頭種とは、フレンチ・ブルドッグやパグ、シーズーなどのマズル(鼻口部)の短い犬種のこと。猫の場合は、ヒマラヤンやエキゾチック・ショートヘアーなどが該当します。

室温を25度前後にキープし、留守番させるときもエアコンをつけておくこと。とくに高齢や病気の動物は気温の寒暖差や高湿度にも弱いので、熱中症のリスクが高くなります。除湿機能などを上手に活用して、過ごしやすい環境を作ってあげましょう。


■熱中症対策グッズの注意点

現在では、ペット用の熱中症対策グッズが増えています。これを活用することも一つの手です。散歩でほてった体を冷やすには、タオルに包んだ保冷剤が活躍します。

保冷剤の入ったマットなどを使って体を冷やしてあげる方法もありますが、やんちゃな犬猫はかじったりひっかいたりしてボロボロにしてしまうことも。中身を誤飲してしまうことがあるので、丈夫な素材を使っているかチェックするのはもちろん、はじめて使用する際は様子をうかがうようにしましょう。

室内に水飲み場を多く設置することも、脱水防止につながります。ふだんからあまり水を飲まない犬猫もいるので、水の減り具合をチェックして。最初は犬猫用のミルクを水にまぜたりして、意識的に飲ませる工夫をしてあげるのもいいですね。

■散歩は無理して行かないこと

犬の場合は、朝と夕方に散歩に行くことが多いのではないでしょうか。しかし、真夏は早朝でも気温が高いので、犬の様子を注意深く観察しながら散歩に行く必要があります。

飲み水や保冷剤はマストアイテム。できるだけ日陰を選び、休憩をはさみながら散歩しましょう。水を入れたスプレーボトルがあると、体や道路を冷やしたりできて便利です。

猛暑のときには、朝なら4〜5時くらいまでには散歩へ行くのが理想的。とはいっても、生活のリズムが崩れてしまうし、夜はなかなかアスファルトの温度が下がらず、深夜まで出かけられないこともあります。

そんなときは無理に散歩へ行かず、室内で運動できる工夫を。オモチャをつかったひっぱり遊びや、かくれんぼ、おやつ探しゲームなどで遊ばせると、ストレス解消にもつながります。雨で散歩に行けないときにも効果的です。

このように注意していても、熱中症になってしまうことがあります。呼吸が苦しそう、元気がなくヨダレが大量に出るといった症状が見られたら、すぐに体を冷やしてあげて。

さらに重症になると、嘔吐やけいれんなどが見られることがあります。その場合はすぐに動物病院へ!

たかが熱中症と思いがちですが、命にかかわる危険もあります。夏はいつも以上にペットの様子をしっかりチェックし、重症化しないように気をつけてあげたいですね。
(丸部りぃ)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:08 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットの"キス"が原因で敗血症に? 愛犬家は要注意の重症感染症の正体とは

マイナビニュース


日本に愛犬家は多いが、あなたや家族・知人がそうだった場合は気をつけてほしい。イギリスで、ある女性が犬から"キス"されたために重篤な感染症に罹患(りかん)したということが判明したからだ。

海外のさまざまなニュースを紹介する「livescience」にこのほど、「愛犬のキスと飼い主が重篤な感染症に罹患することの関連性」に関するコラムが掲載された。同コラムによると、イギリスで70歳の女性が飼い犬とじゃれあっているうちに、生命を脅かすような感染症に罹患してしまったという。

女性は電話をかけているときにろれつが回らなくなり、いすにもたれかかった状態で発見され、病院に搬送された。病院で意識を取り戻し、症状は改善したかのようにみえた。その女性にはてんかんの発作歴があったため、医師らはその発作に見舞われたと考えていたという。だが、入院後4日目に同女性の症状が悪化。頭痛、高熱、悪寒、下痢の症状を示し、腎不全の症状が突然現れたため集中治療室(ICU)に移った。

血液検査の結果、その女性は犬や猫の口につくカプノサイトファーガ・カニモルサスと呼ばれる細菌類に感染していた事実が判明した。厚生労働省は、カプノサイトファーガ・カニモルサスに感染すると発熱や倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛などの症状が出るとしている。

この細菌は犬や猫にかまれたり引っかかれたりしたときだけではなく、「なめられる」だけで感染したケースもある。この女性は自分のペットの犬が大好きで、よくなめられていたとのこと。この種の感染症に高齢者は高いリスクがあると言われている。その原因として、「年齢を重ねると免疫機能障害が増える」「高齢者はペット所有率が高いこと」などがあるとされている。

また、カプノサイトファーガ・カニモルサス感染者が敗血症を発症することはまれだが、いったん発症するとその約4分の1は死亡している。この女性は抗生物質を投与され、1カ月の入院で回復し、自宅に戻ることができた。

カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症に関しては、過去にカリフォルニア州公衆衛生局の研究者が56例を基に報告をしている。その報告によると、ひ臓を切除しているか、アルコール依存症であれば、カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症を発症するリスクが高まると結論づけられている。

なお、厚生労働省はカプノサイトファーガ・カニモルサス感染症は、「動物による咬傷事故等の発生数に対し、報告されている患者数は非常に少ないことから、本病は極めて稀にしか発症しない」ものであり、ヒトからヒトへの感染の報告もないと説明している。



posted by しっぽ@にゅうす at 07:07 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トリミングでペットがケガ 店を訴えることはできる?

BIGLOBEニュース


物言わぬペットのとっさのトラブルに、どう対処すればいいのか、悩んだ経験がある人は多いのでは?

「トリミング後のこと。愛犬の様子がおかしいのでよく見てみると、肛門の横がえぐられて出血していて、お腹にも擦り傷が。店に連絡すると、「暴れる場合はそういうこともあると、同意書に記載済み」と言われました。その後、痛みで排泄ができなくなり、通院することに。店を訴えられますか?」(神奈川県・あき子、34才・会社員)

 この悩みに、共著に『ペットのトラブル相談Q&A』(民事法研究会)などがある弁護士の杉村亜紀子さんが答えてくれた。

 * * *

 大切なペットを傷つけられ、怒りとともに大きなショックを受けたことでしょう。トリミングショップは施術中にペットの体を傷つけないよう、安全に注意をしなくてはならない義務(善管注意義務)を負っています。ですから、けがをさせてしまったことについて、店側に善管注意義務違反があれば、損害賠償の責任が発生します。

 しかし、突然ペットが暴れてけがをさせてしまったなど、充分配慮していたにもかかわらず、不可避的に事故が起きてしまった場合は、責任が認められません。

 今回のケースでは、店側に義務違反があったかどうかがポイントになります。何があったかをしっかり聞き出し、傷の写真を撮る、診断書をもらうなど、証拠を残しておきましょう。

 トリミングをお願いする際に、「何があっても店は一切責任を負わないことに同意する」という同意書を書かされることがあります。

“同意書に署名してしまったから、文句を言ってはダメなのでは”と思われるかたも多いですが、そんなことはありません。消費者契約法第8条により、事業者の損害賠償の責任を免除する条項は無効になりますので、同意書があったとしても、損害賠償の請求ができます。

 義務違反が認められた場合、トリミングショップは、ペットのけがの治療費や通院のための交通費などの損害を賠償しなければなりません。

 その他、けがの経緯や程度によっては、飼い主への慰謝料が認められるケースもあります。実際にトリミング中に猫の尻尾を約5cm切り落としてしまった事案では、トリマーの過失が認められ、飼い主の精神的ショックは大きいとして、裁判所は慰謝料10万円の支払いを命じました。

 ペットにこそ慰謝料を、と考えるかたもいるでしょうが、残念ながら日本では、動物は法律上「物」として扱われます。そのため、ペットへの慰謝料は認められません。あくまでも、所有者である飼い主に、慰謝料が認められるだけになります。

 いずれにせよ、飼い主は声を上げられないペットに代わり、同意書に惑わされることなく、しっかり主張してあげてください。

※女性セブン2016年7月21日号


posted by しっぽ@にゅうす at 07:06 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

観光客を背中に乗せ60年 やっと引退したゾウが1カ月で死亡

livedoorニュース


ゾウの背中に乗って高い位置からの視界を楽しみながらゆったりと進むタイで人気のアドベンチャーツアー「エレファント・ライド」。穏やかで従順な性格ゆえに選ばれ、観光客のために生涯を捧げることになるゾウも多い。1か月ほど前、ある1頭がこれ以上は無理というところまで消耗して引退に至っていたが…。

60代にして、やっと「エレファント・ライド」から引退を許されていたメスのゾウ“サオノイ(Sao Noi)”。これからは何のストレスも不安もなく、保護区で穏やかに生きて行ってほしいと誰もが願ったものの、それからわずか1か月という今月6日、静かに息を引き取っていたことを動物愛護団体の『thedodo.com』が伝えた。

60年もの歳月、観光客を背中に乗せて歩くことだけに専念してきたサオノイ。誰からも愛されたその明るい性格で保護区のほかのゾウたちにもあっという間に溶け込み、楽しそうな様子も見えたが体調はどんどん崩れていった。サオノイの亡骸は森の奥深くに埋葬され、大好きだった果物と花がたくさん供えられたという。

「ブーンロッツ・ゾウ保護区(Boon Lott's Elephant Sanctuary)」の職員らはFacebookを通じ、酷使された影響で骨と皮ばかりに痩せ、消耗しきってから引退が決まったサオノイの哀れな生涯を嘆き、エレファント・ライドがいかにゾウにストレスを与え、寿命を縮めているか深く考えるべきだと人々に訴えている。

出典:http://mashable.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:04 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする