動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年08月05日

【君(ペット)がいるから】徳田竜之介<1>避難は動物と一緒でこそ

西日本新聞


4月14日。熊本地震の前震直後から、動物たちが次々に運ばれてきました。熊本市中央区の「竜之介動物病院」も大きな揺れで棚が倒れたりしましたが、片付けは後回しで、ひたすら診療に当たりました。その後にもっと大きな本震に襲われるとは思わず「予想より被害が少なくてよかった」と考えていました。

 そして、16日午前1時25分。疲れて一時帰宅していた時でした。ドーンと切り裂くような音とともに突き上げるように激しく揺れ、携帯電話の地震速報が鳴り響きました。明らかに14日より大きな衝撃でした。

 揺れが収まるのを待たず、はうようにして着替えをつかむと、そのまま車を病院まで走らせました。10分ほどで病院に到着して目にした光景は、動物病院に集まった人々。道向かいのコンビニにも人が集まっていました。真っ暗な中、周辺で明かりがついているのは、24時間開いている私の動物病院とコンビニだけだったため、明かりに導かれて人が集まっていたのです。

 前震よりも多くの人と動物が駆け込んできました。どこかで水道管が破損したようで、階段を滝のように水が流れています。避難者と協力して対応していると、前震の日と同様、地震でけがをした動物、激しい揺れにパニックを起こして交通事故に遭った動物たちが、一刻を争う状態で運ばれてきます。

 診療を優先しながら、避難してきた方々を見て回り、声を掛けました。私自身も前震の日ほどの冷静さはなく、冷静さを装うことで精いっぱい。実は記憶が前後しており、はっきりと覚えていません。

 ただ、私の動物病院に避難してきて身を寄せた方々は、これだけ大きな地震に見舞われながらも落ち着いていました。動物たちと離れることなく、ギュッと身を寄せ合って避難していたからだと思います。人と動物(ペット)は持ちつ持たれつの関係です。「緊急時だからこそ、人と動物は離れちゃいけない」と強く思いました。

 人は自分のためよりも、誰かのための方が強くなれます。自分のためではなく、愛するペットのために生きている方もいます。「この子(ペット)たちのために…」と日々暮らしているので、その動物たちを置いて避難すると、生きる意味を見いだせない方もいます。

 人を助けるのなら、動物も一緒に助けなければいけません。熊本地震を体験し、より強くそのことを伝えたいと思っています。ペットは家族の一員というだけでなく、社会の一員にしなければと感じています。
(竜之介動物病院長、熊本市)

    ◇   ◇

 熊本市の獣医師徳田竜之介さん(54)が、24時間診療の動物病院診察室から見える現代のペットと人間の姿をつづります。


※この記事は2016/08/04付の西日本新聞朝刊(生活面)に掲載されました。




posted by しっぽ@にゅうす at 07:57 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

災害時 ペットどう守る

タウンニュース


災害時のペット対策についてを学ぶ講演会が8月21日、鶴見区役所6階8号会議室で開かれる。

 当日は、3人が講演。鶴見区役所職員が、「横浜市の災害対策の現状〜熊本地震応援派遣に参加して〜」をテーマに話すほか、横浜市動物愛護センター職員は、「横浜市の災害時ペット対策と猫のしつけについて」解説する。また、「災害時に必要な犬のしつけ」について、横浜市動物適正飼育推進員の細野ユキ氏が紹介する。

 主催する区役所は、「どうのようにペットと避難すべきか、普段からどんな備えが必要かなど、対策について一緒に考えましょう」と呼びかけている。

 午後2時から4時。参加無料。申込制で先着150人(ペットを連れての参加は不可)。電話か窓口で受付。または住所・氏名・電話番号、参加人数を明記しFAXで申込む。申込み・問合せは鶴見福祉保健センター生活衛生課環境衛生係【電話】045・510・1845【FAX】510・1718。



posted by しっぽ@にゅうす at 07:56 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「パブロフの犬」って何のこと?

@niftyニュース


■連載/ペットゥモロー通信

音と行動を結びつけた実験
しつけの本などでも見ることのある「パブロフの犬」というのはどういう意味なのでしょうか。

この「パブロフの犬」というものは、1902年にソビエト連邦の生理学者イワン・パブロフ博士が自身の実験を通して発見したもので、条件反射の例えとして用いられているものです。

その実験とは、ベル(ホイッスルやメトロノームという文献もあり)を鳴らしてからごはんをあげることを続けた結果、その犬はベルの音を聞いただけで唾液を出すようになったというものです。

現代ではこの考え方を用いて、例えば犬が座ったタイミングで、毎回必ず「おすわり」という言葉をかけ続けることで、「おすわり」という言葉を聞くと自然と座るようになったり、排泄時に「ワン・ツー」という言葉をかけ続けることで、「ワン・ツー」という言葉を聞くと排泄をしたくなったりという、しつけが行われています。

文/大原絵理香

配信サイト:「ペットゥモロー」
ペットとの生活をより楽しく、充実させるためのノウハウや情報をお届けするペット総合情報メディアです。
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記事提供/ペットゥモロー http://petomorrow.jp/


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ペットも「うつ」になるって本当? 最新のアニマル・カウンセリング事情

ネタリか


ペットも家族の一員という感覚がごく当たり前になった今の時代、人間だけがなると思われていたメンタルの不調が、犬や猫にも現れるケースが増えているそう。2014年に日本初のペット向け心療内科を開設した、獣医のいるアニマルケアサロン・フローラの院長・中桐由貴(なかぎり・ゆき)さんに、ペットのメンタルケアについて聞きました。

−−メンタルケアに重点を置いた病院をオープンしようと思ったきっかけを教えてください。

中桐由貴さん(以下、中桐):もともと、一般的な西洋医学の動物病院の勤務医でした。そこで出会ったのが、薬だけでは治らないペットたち。一瞬治ったけど再発を繰り返し症状が慢性化して毎日のように通院してくる子、健康診断で異常はないのに元気がない子、そして薬に頼りきりの子、そんな子たちが多いなと感じました。

そんな、「薬では治らない」つまり、メンタルが原因の病気を治す場所を作ろうと思ったのがきっかけです。

−−慢性的な症状にはどのようなものがありますか?

中桐:まずは、下痢や吐き気などの胃腸障害。この症状は様々な原因で起こりますが、ストレスにより起こることが多いように感じます。また多く見られるのが脱毛。「なんとなく毛が薄いような気がする」くらいから、「はっきり円形に脱毛している」まで、毛や皮膚の異常にもストレスが深く関わっています。

他には、全体的に元気がない、ボーっとしている、目がうつろでどこを見ているかわからない、などの症状でしょうか。

そういった症状で一般的な病院に行っても、下痢なら下痢止めと整腸剤を渡されるだけだし、血液検査で「異常なし」で終わり。たとえ原因がストレスだとわかっていても、獣医師にそれを治療する術がないんですね。

−−そんな八方ふさがりの状態で駆け込むと、どういった治療をしてくれるんでしょうか?

中桐:診察して、ストレスが原因だとわかると、もっと深く知るためにペット・カウンセリングをお勧めします。まずは飼い主に日々の生活について聞いた後、アニマルコミュニケーターさんに入ってもらいます。

−−アニマルコミュニケーターとは?

中桐:ペットの気持ちを聞き出してくれるプロですね。「飼い主だけでなく、ペット自身からも話を伺える」というのが、うちの独自療法です。でも、それを前面に押し出してしまうとスピリチュアル色が濃くなってしまうので、基本は獣医が診断し、心理的要因についてはコミュニケーターさんと一緒に解決していく、というスタイルでやっています。

−−どのようにペットと話すんでしょうか?

中桐:面と向かって語りかけます。すると、じっと彼女の方を見て瞬きしたり、「ワンッ」と鳴いたり。「◯◯なの?」と聞くと、「うん」と首を動かしたりすることもあります。

ある時は、「ごはんを変えましたか? わんちゃんから、『前のごはんがよかった』という感じが伝わってきましたよ」と言ったことがあって、私も飼い主さんもびっくり。私は食事のことを診察で聞いていなかったし、飼い主さんも、「そうなんです! なんでわかったんですか!?」と。このすごさは、実際に見た人じゃないとわからないと思います(笑)。

−−特にストレスを受けやすいペットは?

中桐:もっとも人間と暮らす時間が長く、絆が深い、犬ですね。飼い主さんが家族と不仲だったり、忙しすぎていつもぐったりしていたり、赤ちゃんが産まれたり、飼い主さん自身がストレスを感じていたり……そういう環境から影響を受けやすいんです。犬だけでなく動物は、人間なら気づかないレベルのほんの少しの変化もストレスに感じます。物の位置が違う、帰宅時間が少し遅い、といったレベルです。

ストレスを感じ始めると、落ち着きがなくなる、自分の体の一部をずっと舐め続ける、ぐるぐる回り続ける、ムダ吠えが多くなる、変な場所で排泄をするなどの行動がよく見られます。飼い主のみなさんは、そういった変化をよく見てあげてください。

−−家でできるストレス軽減法はありますか?

中桐:おかしいなと思ったら、まずは呼び寄せ、スキンシップしてあげてください、5〜10分でいいんです。ふたりきりの落ち着いた時間を作ってあげましょう。すると、「毎日、こういう時間を作ってくれるんだ」と安心に繋がりますから。あとは、外出する前に「◯時までに帰ってくるよ」と約束してあげるのも効果的です。それで約束の時間に帰ってきたら、「約束通りに帰ってきた!」と、安心します。

−−今後、メンタルケアに重きを置いた病院は増えると思いますか?

中桐:そうですね。うちとは形態が違っても、ストレス要因を重視して治療する病院は増えると思います。現にうちは、ありがたいことに口コミで患者さんが増えていまして。気軽に遊びに来てくれる方もいらっしゃって、楽しいですよ。

(有山千春)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:37 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブルドッグが危機、遺伝的に似すぎ

Yahoo!ニュース


139匹の遺伝子を解析、旧来のブリーディングに警鐘
 力強さや頑強さを象徴するイヌだったブルドッグ。だが、100年以上にわたる選択的交配が、このイヌをひ弱にしてしまった。

【写真】奇妙な進化を遂げたブルドッグの頭骨

 実は今、ブルドッグたちは呼吸や骨格、皮膚の障害をかかえている。しかも、多くの個体が自然に交尾したり出産したりできない。幼いうちに呼吸障害を起こすと、5歳以上まで生きられない可能性が高い。

 7月末、ブルドッグの遺伝子を初めて完全に解析した研究の結果が、オンラインジャーナル「Canine Genetics and Epidemiology(イヌの遺伝と疫学)」に発表された。この研究により、ブルドッグの遺伝的多様性がきわめて低いことが明らかになった。

 遺伝子が欠けているとなれば、ブリーダーの人々が願うように、自然に元の健康的な形質を取り戻すというのはかなりの難題だと、研究チームのリーダーである米カリフォルニア大学デービス校の獣医学研究者ニールス・ペダーセン氏は語る。

 米アメリカンケネルクラブによると、ブルドッグ、いわゆるイングリッシュ・ブルドッグは現在、米国では4番目に人気の高い犬種だという。

139匹がほぼ同じゲノム
 研究者らは、合計139匹のブルドッグのDNAを採取、解析した。北米、ヨーロッパ、アルゼンチンで暮らす健康な個体のグループと、大学の動物病院に入院中のさまざまな疾患をもつグループだ。

 結果は衝撃的だった。健康で地域もばらばらな個体群なら、それぞれのゲノム構造は大きな違いがあるものと考えられていたが、ブルドッグの場合、どの個体もゲノムの大半の領域が同じだった。

 おまけに、ゲノムのなかでもイヌの免疫系を制御する領域に、やっかいな多様性の欠如が見つかった。研究者は、健康なイヌと疾患をもつイヌとで違いは見られなかったとしている。

 遺伝的多様性が低い理由の一つは、現代のブルドッグがわずか68匹の集団から始まっていると見られることだ。こうした小さな遺伝子プール(多様性)からスタートして、つぶれた顔、ずんぐりした体、だぶついた皮膚になるよう選択的に交配が重ねられたブルドッグは、さらに多様性を失ってしまった。

愛嬌あるつぶれ顔と引き換えに
 ブルドッグにとって不幸なことに、その魅力となっているさまざまな身体的特徴も、疾患の原因だという。

 たとえば、その愛嬌のあるつぶれた顔。つぶれた顔になるよう交配すると、極端な短頭になり、頭蓋骨が短くなる。これが今、ブルドッグの死の最大の原因になっている。さまざまな呼吸器疾患や発熱が引き起こされるからだ。

 この不格好な頭は、繁殖にも影響する。ブルドッグの子犬は、母犬の産道を通れないので、帝王切開で生まれるしかない。ペダーセン氏は、ブルドッグの出産の80パーセントが人工受精と帝王切開だと見ている。

「100〜150年前がどうだったか考えてください」と、今回の研究には参加していない米コーネル大学獣医学部の遺伝学者アダム・ボイコ氏は言う。19世紀半ばの写真を見ると、ブルドッグは長い顔をし、尾はまっすぐで、皮膚のだぶつきもほとんどない。

「ブルドッグについて何度も意図的な選択をしてきたんですから、最初から、遺伝的多様性の低下という問題があったんです。さらに交配を重ねると、疾患が急増するかもしれません」

社会とブリーダーの協力が必要
 ブルドッグの子犬の人気が高まっているため、なかには3万ドル(約300万円)で取引される子犬もいる。より「愛嬌のある」ブルドッグを求める市場に、ブリーダーが応えていることはあきらかだ。

 だが、社会もブリーダーも協力して、ブルドッグの救済に取り組む必要がある。

 アメリカンケネルクラブをはじめとする登録機関は、審査基準をゆるめることで、これに一役買うことができる。基準をゆるめれば、近縁の血統から新しい形質を得ることが可能になるだろう。

「ブリーダーは、自分たちには問題があると気づくべきです」と、ペダーセン氏は言う。

文=Aaron Sidder/訳=倉田真木


posted by しっぽ@にゅうす at 07:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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