動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年08月14日

犬が物として扱われる現代。「器物損壊罪」と「動物愛護法」の違いとは?

ネタリか


はじめに

愛する家族である愛犬が「物」と扱われるってどういうことでしょうか?

犬団体

ペットと暮らす生活をしてはじめてわかること、それは、彼・彼女らの存在が「家族」という言葉にどれだけふさわしいかということです。体調や機嫌に異変があれば心底心配になりますし、ニコニコ元気でいると心底嬉しいものですね。
また、飼い主として、たくさんの愛情を伝え、必要な躾やマナーを学ばせる等の努力・工夫をこらし、人間社会の中で、彼・彼女らがストレスなく生きれるように奮闘するのも、まるで我が子にするような当たり前の事と捉えていらっしゃることでしょう。

そんな「家族」の一員のはずであるペットが、ある法律の上では「物」として扱われているのは、意外に知られていなかったり、知っているつもりの飼い主さんでも誤解があるようです。当時、犬の飼い主1年生だった私もそうでした。

交差点で愛犬が車に轢かれたらどうなるの?

子犬

私が実際に直面した「交通事故未遂」のシーンを紹介しましょう。

交通量はほぼなく、見通しのよい2車線の夜の交差点。青信号で渡ろうとした際に、右折で黒のワゴン車が交差点に入ってこようとする雰囲気がふと気になり、渡っていいはずですが、愛犬に「待て」の指示を与えました。
すると、黒のワゴン車は一旦停止どころか、スピードを落とすこともせず、交差点に進入しそのまま走り去ったのでした。それはそれは、恐ろしい経験でした。

その恐ろしさが過ぎ去った後は、こんな考えが頭を過りました。

「もし、愛犬が車に轢かれたら、運転手には人間一人を轢いたのと同等の罰が下るのでしょうか?」

答えは、NO、です。
運転手が犬を轢いた時に基本的に適用されるのは「器物損壊罪」。他人の所有物を壊したという扱いです。
一方で、野良犬を故意に虐待・殺害した者に適用される法律は、「動物愛護法違反」。動物の命をむやみやたらに傷つけたという扱いです。

どちらの場合でも人間の子どもが車に轢かれたり、故意に虐待・殺害された際と同等の罰が下ることはありませんし、状況によっては、飼い主としての過失が厳しく問われるケースもあるぐらいです。(動物愛護法上、飼い主として愛犬が他者に害を及ぼしたり逸走を防止する義務があります)

大事な家族なのに、人間の子どもと愛犬の違いは異なるのはなぜでしょうか?
愛犬が「器物損壊罪」で「物」として扱われているのはなぜでしょうか?
野良犬は「動物愛護法違反」で「命」として扱われるのはなぜでしょうか?

飼い主の皆さんが普段から感じていらっしゃるであろう、これらの素直な疑問を解説していきます。

器物損壊罪と動物愛護法を基本を押さえましょう。

器物損壊罪とは?

他人の所有物または所有動物を損壊・傷害することを内容とする犯罪で、刑法第261条で定められています。

[刑法第261条]
前三条に規定するもののほか、他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。

器物損壊罪の対象と適用

器物損壊罪の対象となる「物」にはペットも含まれます。また、「損壊・傷害」には、他人のペットを車で轢く等の殺傷してしまった場合だけでなく、他人の鯉を流したり、鳥籠を解放して鳥を逃がしてしまった場合にも該当します。

また、器物損壊罪は親告罪です。
警察が勝手に捜査して逮捕というケースはほとんどなく、「物」の所有者が告訴しない限りは罪に問われません。告訴する際には、犯人であると確定できるだけの相当の証拠を集めて6ヶ月以内に提出する必要がある上、特にペット関連については警察で受理される可能性がかなり低いとされています。

動物愛護法とは?

正式には、「動物の愛護及び管理に関する法律」。
動物愛護(虐待防止、生命尊重)と動物管理(動物による人の人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止)が基本目的です。

「動物の愛護及び管理に関する法律」全文
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S48/S48HO105.html

動物愛護法の対象と適用

動物愛護法の対象となる動物は下記の通りです。

牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの

ペットの中でも、犬や猫は対象になりますが、両生類以下の脊椎動物並びに無脊椎動物は適用されないので、飼育している熱帯魚を第三者に故意に殺傷されても、動物愛護法違反は適用されません。

愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者は2年以下の懲役または200万円以下の罰金、虐待を行った者や遺棄した者は100万円以下の罰金等、様々な罰則が規定されてはいます。
しかし、動物の虐待事案を専門的に取り扱う公的機関がない日本では、動物愛護の観点でも、動物管理の観点でも、動物愛護法がスムーズに機能していない現状があるのはご存知の通りです。

器物損壊罪は人間のための法律、動物愛護法は動物のための法律



このように、同じ犬なのに、野良犬には器物損壊罪は適用されず動物愛護法のみ、ペットである愛犬には器物損壊罪と動物愛護法の両方が適用されます。これは2つの法律の目的がそれぞれ異なる点が理由として挙げられます。

器物損壊罪が適用される”責任”の意味

器物損壊罪といえば、お店のガラスや商品を壊したといったイメージが強いため、ペットを「物」に含むの?という疑問を飼い主さんが感じられるのも無理はありませんが、目的は別の所にあります。

日本に限らず、近代国家の法律は対象を「人」と「物」に分けて制定されています。この場合の「人」「物」の区別は、命があるなしではなく、責任が取れるかどうかというのが基準となっています。
会社は「人」そのものではありませんが、「法人」とされ、法律や刑罰の対象とされますが、野良犬に噛まれたり野良犬に庭を汚された場合、野良犬を逮捕し、懲役や罰金を科すことができるかといえば、それは無理な話ですね。
しかし、ペットという扱いとなれば「飼い主」という「人」が存在するのです。ペットだけでは、責任が取れないけれど、そこに責任を負う存在として「人」の存在があるからこそ、ペットである愛犬は器物損壊罪の適用がなされるのです。

動物のための動物愛護法

人間も動物の1種類であるのですが、現在のところ人間という動物が繁栄し地球上を(ある意味で)制圧してきました。そこに至って長い年月が経つ中で、人間が人間を傷つける行為だけが悪ではなく、人間以外の生き物についても無駄な殺戮や破壊する行為を行なうことについても、深く考えるようになった結果うまれた考え方が「動物愛護」です。
日本の動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)が最初に制定されたのは1973年のこと。最近では2013年に改正され、特に、飼い主やペット業者の責任や義務が強化されました。強化されたというのは、ペットへの虐待や飼育放棄、無責任は販売やブリーディングが社会問題となったから、他なりません。

事例でみる器物損壊罪と動物愛護法のバランス関係

車と犬

交通事故の場合

車を運転している際に、野良犬の急な飛び出しを避けようとして自分の車を破損したり、自身や他者を傷つけた場合、運転手に全ての責任が科せられます。様々な状況を考慮した究極の判断として、野良犬を轢く覚悟が求められるのは、運転手として知っておかなければならないのです。当然、法律上も人道的にも罰の対象にはなりません。

しかし、愛犬は野良犬とは異なりますから、轢いたり轢き逃げされる事は運転手の罪だというのも愛犬家としては理解できる心情ですが、なぜ、轢かれる状況に愛犬を置いてしまったのか?を突き詰めると、ほとんどのケースで、首輪抜けした、リードが外れた等の飼い主のミスやハプニングが挙げられます。
こういった交通事故については、愛犬家よりも運転手の方が詳しいケースが多いもので、故意でない限りは、轢き逃げしたとしても飼い主が証拠を揃えて、器物損壊罪として告訴してくるのは難しい事や、「飛び出させた方が悪い」「こちらの車を汚した責任」等、動物愛護法違反を基に飼い主の責任を追求されるのもよくある話です。

とはいえ、運転手の中にも理解のある方もたくさんいらっしゃって、病院までの搬送や健康の心配をして下さる場合もあります。そんな時は、飼い主としての不注意を運転手にきちんとお詫びしましょう。そして、双方が適切な保険に入っていれば、金銭面での解決は随分スムーズにいく時代になっているようですが、運転手VS飼い主の心情問題は、それでもなかなか大変なのが現実です。

但し、運転手が道路交通法違反を犯していた(スピード違反、信号無視など)、明らかな故意があった(動物愛護法違反が適用)場合は、刑事事件として警察の積極的な介入も期待できますが、どちらにせよ轢かれて辛いのは、何より愛犬です。
飼い主として、車道に飛び出した方が「負け」ぐらいの気持ちで、家族である愛犬をしっかり守ること!が1番の対策です。

ノーリード

咬傷事故の場合

どんなに大人しくて、躾が行き届いていたとしても、「自分の愛犬は咬まない」という認識は捨て方がいいでしょう。その思い込みが、愛犬を事故に巻き込んでいるケースが、ビックリするほど多いのです。さっきまで仲良くしていた犬に本気で咬みつかれたり咬んでしまったりといった犬VS犬のケース、散歩中や店先で係留させていた愛犬が他人を咬んでしまったといった犬VS人のケースもあります。

犬VS犬のケースの場合。それぞれの飼い主の落ち度や人間関係が大きいですね。ペットである愛犬は器物損壊罪の対象となりますが、器物損壊罪は「過失」を処罰する規定はありませんが、民事的には「不法行為」にあたります。治療費や慰謝料といった金銭問題で泥沼化する事もあれば、お互いに「ごめんなさいね」の言葉のやり取りで終わるケースもあるでしょう。

そして、大きな問題になるのが犬VS人のケースです。ほとんどの自治体には動物愛護法を下敷きにした動物の飼育についての条例が施行されており、事故防止のための措置を飼い主に義務づけています。「ちょっと目を離した」「数分、買い物をしただけ」という言い訳は一切通用しないというのが基本です。実際に、人への咬傷事故の大半は、飼い主としての責任・努力が完全ではなかったが原因です。
もしも、愛犬が人を咬んでしまったら、決して逃げたり逃げるような態度を見せてはいけません。被害にあった方に、法に則って速やかに行動を起こしましょう。(自分に非がある場合は、条例・動物愛護法違反の現行犯として刑事罰の対象になりますし、自分に非がないと主張できる要素があるならば、同様の罪で被害者を訴えることもできます)

余談ですが、筆者も他犬に咬まれた経験があります。手加減をくわえて咬まれたため歯形がちょっと残ったぐらいでしたが、数日間、ピリピリと軽い痛みは続きました。見た目以上に痛みます。出血しなかったので大したことないと通院しませんでしたが、破傷風やその他ウイルスに感染し重症化するケースがある事をこの記事を書くにあたり知り得ました。
そうなってからでは遅いですので、どんなに軽くみえる咬傷でも、1度は通院することを強く奨めます。(被害者の方にも強く奨めて下さい)

最後に

愛犬家の私たちにとって、自分の飼う犬は「家族」!そこは絶対に譲れない気持ちですが、野良犬も明日にはペットになっているかもしれませんし、野良猫によっては「地域猫」という考え方が浸透しはじめてきました。これら犬や猫の存在の区別は、言葉は厳しいかもしれませんが、人間のエゴだろうと考えますし、これまで見てきた様々な法律も同様です。

このエゴのもと、愛犬の立場がこれからどのように考え方が変化していくのかはわかりません。子どもの数よりペットの数の方が多いともされる日本では確実に愛犬家の存在は増えています。が、その一方で飼い主が起こすトラブルや過失による事故も増えているも現状です。
愛犬が車に轢かれた際に、「器物損壊罪」ではなく「傷害罪」を適用させたいという願いを実現させたいのなら、現在課せられている飼い主としての義務をよりレベル高く実施するのが大前提でしょう。他人や他犬を咬傷した場合に、実は狂犬病ワクチンを接種していなかった事がわかる事も多いのです。
その上で、住民税の納税や戸籍の登録、飼い主・愛犬とも特別なトレーニングを受けて認定される等、人間社会全体が納得するに値する仕組みをつくる機運を高めていく必要があります。「愛犬は物じゃない」「愛犬は家族だ!子どもだ!」という感情一辺倒では何も変わらない。変わらないどころか、より愛犬が暮らしにくい方向に変わっていくかもしれないことを、今一度考えて頂きたいと思います。

家族である愛犬の命を守れるのは飼い主さんだけなのです。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:46 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

悪臭、ハエ…超迷惑「ネコ屋敷」への対処策は

東洋経済オンライン


飼い主にとってはかわいい猫が、近所迷惑になる可能性も――。近隣の賃貸住宅が「猫屋敷」となって悩んでいる方が、弁護士ドットコムの法律相談コーナーに「強制退去などは難しいのか」と質問が寄せました。

相談者によると、近隣の住民が数年前から猫を数匹飼い始めたそう。避妊手術をしていなかったのか、猫の数は増えていく一方。気づけば、なぜか飼い主は別の家に住みだして、隣家は完全な「猫屋敷」となってしまったそうです。

「強制退去」させることはできる?


当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です
そこで問題になったのが、猫の管理でした。3年ほど前からは「猫屋敷」が悪臭を放ち、次第にハエが大量発生するようになりました。飼い主は日に1回は姿を見せるそうですが、放置したまま。相談者は「管理会社も動いて下さっているようですが、遅々として改善が見られません」と嘆いています。

この隣人を強制退去させることはできないのでしょうか。渡邉正昭弁護士に聞きました(以下、渡邉弁護士)。

多くの専門家は、訴訟を前提にして「猫屋敷」の住人に賃貸借契約の義務違反がないか見つけ出し、それを理由に契約解除と明け渡し請求を勧めます。例えば、(1)ペット飼育禁止条項違反(2)用法義務違反(3)近隣に迷惑をかけない禁止条項違反等々です。

ところが、これらの違反行為を理由に裁判を起こしても、満足のいく結果にならない場合があります。その理由を説明しましょう。

まず、飼い主の多くが、ペットに深い愛情があるため、飼育方法に独特の価値観を持っています。この特性をきちんと認識しないと、訴訟が泥沼化し、長期化し、逃げ場のない感情的対立となります。

次に、訴訟という選択肢を選んだ場合には、手続き遂行の責任と負担は賃貸人(貸し主)が負うことになります。また、激しい感情的対立で、双方の非協力、嫌がらせ、非日常の人間関係に直面します。

さらに、臭気の測定や鑑定に依存する訴訟活動となる場合ですと、飼い主のペットの種類・数・管理飼育状況、臭気の程度・範囲・季節や時間、建物の構造や貸室の位置関係、問題飼育者の改善の状況、他の居住者のペットの飼育状況等を考慮して、建物の広範囲にわたる受忍限度を問題としなければなりません。

交渉するにあたって、注意すべきポイント

そこで、交渉戦略策定については、次の点に注意が必要です。

(1)問題の飼い主に、改善の努力や話し合いの意思が認められる場合には、いきなり明け渡しの要求をするのではなく、これまでの交渉の成果と課題を分析し、明け渡しと継続の両面から交渉戦略を再検討すること。

(2)その上で、訴訟による明け渡し請求を選択する場合には、訴訟の限界を十分認識した上で、他の居住者、賃貸人及び管理会社の理解と納得を得ること。

渡邉弁護士はこのように説明していた。

渡邉 正昭(わたなべ まさあき)弁護士
交渉戦略家・弁理士 元家事調停官
心理学を活用した法的交渉が特徴。ペット問題等の相談や事件依頼は日本全国から。セカンドオピニオンや引き継ぎ依頼も多い。
事務所名:渡邉アーク総合法律事務所


posted by しっぽ@にゅうす at 07:39 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

災害のその時、あなたのペットがどうなるか、考えたことありますか?

ネタリか


もし地震や災害が発生したら、あなたは迷わずペットを連れて一緒に避難しますか?
環境省が同行避難が原則って指針を出しているのに、避難所に入れなかったらどうしますか?
とりあえず、ペットを家に残して、お世話に避難所から通うのでしょうか?

熊本震災新聞

ペットの同行避難・同伴避難ってどう違うの?

同行避難とは?

2013年に環境省により『災害におけるペットの救護対策ガイドライン』が作成され、『ペット同行避難が原則』との指針が出されました。
この『ペットとの同行避難』の内容は、
『ペットを同行することを原則とする。しかし、ペットと飼い主が一緒に室内にいられることではない』
とあり、原則として一緒に同行して避難することを推奨していますが、避難後に同じ室内にいられることは明記されておいらず、実際の避難後の対応については各市町村自治体の進め方に従うように書かれています。

同伴避難とは?

飼い主とペットが一緒に避難出来る場所を確保すること。
『人のいる場所』、『動物のいる場所』という分け方ではなく、人だけの場所と飼い主とペットが共にいられる場所とに分ける避難所のあり方を指します。
このように住み分けすることにより、動物が苦手な人やアレルギーのある人に対しても問題が起こりにくくなります。

同行避難ができたからといっても、人間は建物の中、ペットは建物の外もしくは入り口付近やベランダなどにわけられてしまいます。

そんな時、ペットたちは飼い主と離れ不安になったり、いつもと違う環境でストレスが溜まり、吠えたり、床を掘ってみたりいろんなストレスサインが出てきます。
吠えている犬をみて咬まれるとか、うるさいとか言われてしまうとその避難所にいずらくなり、実際に熊本地震でもそういったトラブルがあったそうです。

車を持っておられる方はまだ、わんちゃんを連れて車中泊することが出来るかもしれませんが、そうすると飼い主さんがエコノミー症候群になりかねません。

まして、熊本地震のように大きな余震が何日も続くと、少しでも揺れると目が覚めてしまい、それでは休むことが出来ません。
まして動物たちはもっと敏感です。
私の友人が熊本地震が起こったとき、熊本の実家に帰っておられてそのときの様子を話してくれました。

”14日午前に熊本に到着して、その日の夜9時 半頃に1回目の地震がありました。
熊本を発ったのが17日でしたが、時間が経つにつれ余震がある毎に愛犬の動揺は酷くなって、どう対処してやればよいのか、本当に途方にくれました。
揺れると、とっさにその場から逃げ出そうとするので、常に目を離せないし気も抜けないので、飼い主も疲れ果ててました。(しかも、余震で寝てないので。)
家に帰ってきた当初はちょっとした揺れや大きな音、特に緊急地震速報を思わせる電子音にはかなりナーバスになっていました。
今はあまり揺れることもないので、以前と同じ状態に戻ったように見えますが、実際のところはどうなのかはわかりません。
今でも現地で過ごす犬とその飼い主さんたちの精神的な負担は、相当だろうと思います。”

動物たちには何が起きているのか理解できず、その分だけ不安は大きいと思います。
日本獣医生命科学大の水越美奈准教授によると、東日本大震災の際には、余震への恐怖心から、マンションなどから飛び降りようとする猫の報告も少なからずあったとか。

このような状態で飼い主として愛するペットのために何が出来るのでしょうか?

避難物資がすぐ届くとか、とりあえず3日分は備えているよとか物質的なものではなく、日ごろからどんなことに気をつけることで避難してもストレスを軽減できるのか、どのようなケアがペットにいいのか知りたいと思いませんか?

備えるってなんだろう?

災害が起きる前にやっておくべきことや、『災害に備える』という事についていくつか挙げてみたいと思います。

ペットの健康管理はしていますか?必要な予防接種外部寄生虫の駆除はしていますか?避難所では感染症が問題になってきます。ペットのためにも飼い主のためにも必要です繁殖を考えていないのであれば、避妊去勢していますか?

東日本大震災のときに、ペットが逃げてしまい、逃げたペット同士での交配が多発し、あちらこちらで子犬子猫が生まれるという事が2次3次的に発展しています

何頭ペットを飼っていますか?一緒に避難できる頭数ですか?避難所では頭数制限になるかもしれません。避難所に持ち込めるようなペットを飼っていますか?規制のある動物種であれば管理もきちんとしないと逃走すれば大変なことに繋がります。迷子札鑑札だけでなく、万が一首輪が外れたときでも飼い主がわかるようにマイクロチップをしておきましょう。

迷子札

避難所のように人が多く出入りする場所でもおとなしくしていられるように社会化はしているのでしょうか?クレートやバッグの中で寝ることが安心できる場所になっていますか?

クレートで寝ている写真

飼い主もペットも安心して眠れずストレスが溜まっているとき、地震で怖がったりパニックになっているときにはテリントンTタッチやホメオパシーが有効かもしれません。飼い主同士やご近所の方々と交流をもち、わんちゃんも地域の一員となっている避難所では同伴避難がしやすくなるのではないでしょうか?

わんわんパトロール

これはほんの一部です。

もし災害が起こったら、同行避難だけではなく、愛するペットと一緒に避難できる同伴避難が当たり前になって欲しいと、飼い主として願わずにはいられません。

8月29日、大阪で『熊本大震災チャリティセミナー』を開催

8月29日に、大阪府大阪市難波市民学習センターにて、
「予測不可能な災害に対して飼い主としてペットのために備えておきたいこと、そして災害発生時にはどう対応するのか」
をテーマとしたチャリティーセミナーが開催されます。

熊本大震災チャリティーセミナー

参加費のうちから、おひとり1,000円を公益社団法人 大阪府獣医師会、大阪市獣医師会の「熊本大震災動物救護活動支援義援金」に寄付されるそうです。

日時:8月29日(月曜日)第1部 10:00〜12:30

テーマ:飼い主としてペットのために災害に備えておきたいこと。災害発生時にどのような対処をしたらよいのか。

第2部 14:00〜16:30

テーマ:災害発生時の周囲とのネットワーク作り。現状とこれからのあり方。

講師:山ア恵子先生 ペット研究会「互」主宰

•1954年生まれ。
•国際基督教大学人文学科卒業。
•優良家庭犬普及協会 常任理事
•米国ペットパートナーズ協会認定インストラクター
•動物介在療法コーディネーター
•新潟国際ペットワールド専門学校特別講師。
•動物に関する執筆、講演、講義、翻訳、通訳に幅広く活躍中 

山ア先生

場所:難波市民学習センター 第2研修室 (OCAT4階)

難波学習センター

参加費

第1部/第2部 ここる会員各2,500円 非会員各3,500円
終日参加   ここる会員 4,500円 非会員 6,500円

申込先

こくちーず
http://www.kokuchpro.com/event/11223939/

お近くにお住まいの方は、参加されてみてはいかがでしょうか。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:38 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どんな意味があるの?犬のしっぽから読み取ることのできる16の気持ち

ネタリか


犬のしっぽ、どう読み解く?

犬のしっぽから心を読み解く場合は、

しっぽの高さしっぽの振り幅しっぽを振る速さ

の組み合わせで判断しますが、さらにワンコの心の状態をより詳細に読み取るには、

その時の他の犬や人との位置関係姿勢毛並み(逆立っているか、など)目や口、舌など他のパーツの変化

など、様々な要素を総合的に判断します。
ただ、目や口などの変化は一瞬だったりするので、プロのトレーナーでもとらえるのは難しいと言われています。

その点、しっぽはとっても分りやすいパーツ。いくつかのパターンを知っておけば、愛犬の気持ちにどう応えてあげれば良いのかも、自ずと分ってくるでしょう。
以下にあげたのは、私たち一般の飼い主でもとらえやすい「しっぽのバリエーション」。参考にしてみて下さい。

ちなみに、ラブラドールレトリーバーなどの長いしっぽは分りやすいのですが、柴犬の巻き尾や、コーギーのようにシッポがなかったり断尾した犬種などだと、動きが読み取りづらかったりします。こうした場合はしっぽの付け根やお尻の動きを観察してみてくださいね。

@しっぽがサッと上がる時

→「ややっ!」

リラックスしていた犬のしっぽが、急にサッと上がったときは、目で耳で嗅覚で、何かをキャッチした証拠。飼い主の帰宅の足音を聞きつけた時など。
いっぽうでは、怪しい音や不審者をキャッチした時などは、直後に警戒吠えを始めたりします。吠えを阻止したい場合は、サッと上がった瞬間に、声をかけて注意をこちらに引きつける練習をするとよいでしょう。もっと手前の耳がピンッと立った時点で注意を引きつけると効果的。

Aしっぽがリラックスした感じで水平になっている時

→「あれれ? 何だろ?」「さて、どうしようか」

遠くに何か見えたり聞こえたりした時、誰かが近づいてきた時など、注意が引きつけられている状態。威嚇や警戒の気持ちは薄く、興味と関心、好奇心がより占めていて、頭の中では、近づいて行くべきか留まるべきか、次にどのような行動に出ようか、見極めようとしている状態だといわれています。

Bしっぽが緊張した感じで水平になっている時

→「まさかそれ、独り占めするつもりじゃないだろうな!」

しっぽや体に力が入っている、つまり緊張が感じられるような場合。犬どうしがおもちゃやおやつを挟んでどっちが取るか、というような状況で見られます。威嚇や攻撃とまでいかなくても、若干、相手を牽制する気持ちが働いているとみます。

Cしっぽを上に向けて立たせている時

→「うれし、楽し、ヤッホー!!!」

しっぽを上に向けてピンと立たせている時は、基本的にテンションが高い状態。追いかけっこやボールを持ってくる遊びなど、楽しくて楽しくてしかたがないとき。ジャックラッセルテリアなどは、遊んでいる最中によく見られるので一目瞭然です!

Dしっぽを上に向けて立たせている+緊張した感じ

→「アイツ、あやしいぞ!」「なんなんだ?!」

たとえば、向こうから真っ黒な服を着た人が来た時や、道端に大きなゴミ袋など犬の目にはアヤシく映るようなものを目にしたときなどに、しっぽを上にピンと立たせていたら、
疑いの気持ちや警戒心が働いているとみます。「ウォッウォッ」と小さく吠えてみるなど、相手の反応を小手調べするような行動が続くことも。

Eしっぽが背中側に反り返るように上がっている

→「オレサマ、イチバン!」

しっぽは高く上げれば上げるほど肛門腺があらわになるもの。肛門腺には臭いの分泌腺があり、ここを周囲にさらすということは、自分の存在と自信を強くアピールする意味があります。ちなみに巻き尾の柴犬は常にこの状態なので、他の犬の感情を刺激しやすいという説もあります。

Fしっぽが垂れている、または後ろ脚に挟んでいる時

→「こわい」「体がヘン! 痛い!」

垂れたしっぽは「自信のなさ」の現れ。苦手な動物病院の診察時や、雷の時など不安や恐怖を感じた時にしっぽを垂らします。また、何かにびっくりした後も不安が尾を引いてしっぽが下がりっぱなしになったりします。
さらにしっぽを後ろ脚の間に挟んでいるときは、強度のストレス状態。体の震えを伴うこともあります。また、具合が悪いとか、どこかに痛みがあるような場合もしっぽが下がります。
キャバリア・キング・チャールズスパニエルのように、常にしっぽが下がり気味の犬種は、自信がないように見えてしまうため、マウンティングをしかけられやすいという説もあります。

Gしっぽの毛が逆立っている+しっぽを高く上げている

→「それ以上、近づいてみろ! 本気だからな!」

猫はケンカの時などにしっぽの毛を逆立てて相手を威嚇しますが、犬も同様で、一触即発の状態。攻撃の一歩手前で、強い威嚇の表現として低い唸り声を伴うことも。
よその犬に出会ってこのような状態になった時には、ヘタに手を出したり間に入ったりするとそれが刺激になり、乱闘に発展するおそれがあるのでくれぐれも注意。すぐに犬同士の頭の向きを変えて引き離すこと。人間に対しての場合は、静かに体を横にそらし後ろに下がりましょう。

Hしっぽの毛が逆立っている+しっぽが下がっているか脚の間に挟めている

→「こわい! やめて!」

とても怯えている状態。逃げるか噛みつくかの瀬戸際。この状態の犬に強引に手を出すと恐怖心から噛みつかれるかもしれません。それ以上近づかず、顔を横にそらすなどして「君に関心はないよ」ということを体で伝えてあげましょう。

Iしっぽを低い位置で小刻みに振っている時

→「おかえりなさーい!」「何して遊ぶ?」

小刻みな降り幅は基本的に興奮状態をあらわしますが、楽しかったり喜びといった歓迎の感情とは裏腹に、威嚇の場合もあるので、その時の状況や、しっぽの高さ、振り幅や速さなどで総合的に判断します。
低い位置で小刻みに振るような場合は、飼い主が帰宅した時や大好きな人に会った時、お気に入りのボールを飼い主が出してきた時など、歓迎や、喜びと期待がミックスした気持ち。

Jお尻ごとしっぽをフリフリ

→「やっと会えた〜!」「大好き! 」

長時間のお留守番の後で飼い主が帰宅した時や、甘えたい気持ちがマックスになっている時など。信頼の気持ちも含まれます。犬同士では、優位な相手に対して自分を低く見せる表現で、子犬が大人の犬にやるのをよく見かけます。

K目が合った時に小刻みに断続的に振る時

→「ボクはここにいるよ」

飼い主や親しい人のことを、ちょっと離れたところからジッと見つめていて、目が合った時にフリフリッと小刻みに断続的に振るのは、自分の存在をアピールしている状態。「遊んでほしい」「構って」といった期待の気持ちが含まれています。

Lしっぽを高い位置で小刻みに振っている時

→「このオレ様に、ヘタな考え起すんじゃないぜ!」

周囲の犬に対して、自分を優位に見せる威嚇や牽制の気持ちが含まれます。散歩中、向こうから犬が来た時などに見られます。

Mしっぽを大きく振っている時

→「こんにちは〜」「あーそーぼ♪」

歓迎と親しみの気持ち。大好きな人や仲良しの犬と出会った時など。相手に飛びついて顔をなめようとしたり、体を低くして「遊ぼう」の誘いかけが続くこともあります。友好的な気持ちの現れ。

Nしっぽが右寄りに振られている時

→「楽しい!「嬉しい!」「幸せ!」

左脳が優位に働いている状態。心が満たされ、リラックスして楽しんでいるポジティブな感情を表します。大好きな飼い主に再会したり、一緒に遊んでいる時など。

Oしっぽが左寄りに振られている時

→「う〜ん」「どうしよう・・・」

右脳が優位に働いている状態。威張った犬や、初対面の人に話しかけられた時など、居心地が悪いなど不安寄りのネガティブな感情を表しています。

まとめ

いかがでしたか?
しっぽか振られているからと言って、必ずしもご機嫌というわけではなと知るだけでも、犬の気持ちにまた一歩、歩み寄ったことになります。愛犬によく見られるパターンをつかむことで、性格や、愛犬が何を望んでいるのかも分ってきます。しっぽの表現は、まさに犬のコトバ。外国語を学ぶように、犬のコトバを学ぶと愛犬と共有できる世界がグンと広がります。

また、ここで挙げた「しっぽのバリエーション」は、ごく初歩的なこと。ぜひ日常の様々なシチュエーションで愛犬のしっぽを含め、体全体の様子もよ〜く観察してみましょう。すると、おのずとその時々で発しているエネルギーの違いのようなものを肌で感じ取れるようになり、直感も磨かれてくるでしょう。そうした感覚も大切にしてみてくださいね。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:36 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名物イベント豚ロデオ今年で最後 愛護団体から批判

日刊スポーツ


愛媛県西予市で13日、豚の背にどれだけ長く乗っていられるかを、ロデオのように競う夏の名物イベントが行われた。25年以上にわたり続いてきたが、動物愛護団体からの「虐待」批判や資金難などもあり、今年で最後となった。

 地域をPRするため、地元の養豚業者など有志が主催して1989年からほぼ毎年実施。出場希望者が参加定員の数倍を超えるなど人気だったが、近年はインターネット上などで抗議の声も出ていた。

 NPO法人「アニマルライツセンター」(東京)は、豚が暴れて鳴く様子などから「動物虐待」と指摘。イベントの廃止を求めて署名を集めていた。

 養豚業者の減少や、運営の資金難などもあり、主催者側は取りやめを決断。最後の大会には愛媛のほか福島、兵庫、高知の各県などから12〜52歳の男女40人が参加。激しく動く豚の背にしがみついた参加者のほとんどが3秒にも満たず地面に振り落とされていた。

 実行委員長の前田剛志さん(66)は「幼いころから豚と親しんできて虐待とは思わない。イベントがなくなり、地域から発信できるものがなくなり心配だ」と話した。(共同)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:35 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする