動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年08月26日

【君(ペット)がいるから】徳田竜之介<4>往診 喪失感に寄り添う

西日本新聞


熊本地震発生から24日たった5月上旬。「竜之介動物病院」(熊本市中央区)に開いた動物同伴避難所が役目を終えて、私はやっと病院の外に出る時間ができました。ずっと気になっていたのは、避難所に来なかった動物たち。そこで、まず被害の大きかった熊本県益城町に足を運びました。

 倒壊家屋が連なり、爆弾でも落ちたのかと言葉を失いました。とにかく時間の許す限り、動物と一緒の人に声を掛けて様子を診ました。避難所に行けずにガレージで生活している飼い主と犬、飼い主とはぐれて迷子になっているたくさんの犬や猫、揺れに驚いて逃げる際に剥がれたと思われる爪の部分がうんでいる猫…。飼い主も車を失っていたり、自らの生活の立て直しが優先されたりして、治療に連れて行けないペットもいました。

 ペットを失った悲しみから立ち直れないペットロスに苦しむ人にも出会いました。庭で建物の下敷きになって死んだ犬の飼い主は、がれきに向かって何度も犬の名前を呼んだそうです。1カ月半もがれきの中から亡きがらを見つけてあげられず、見つかったときは白骨化しており、赤い首輪だけで判別したという人、避難所に一緒に連れて行かなかったせいでペットを死なせたと後悔している人もいました。

 ペットという家族を失った悲しみと喪失感を抱えたままでした。にもかかわらず、震災で苦労している人がたくさんいるときにペットの話なんかしていいのか、話しても「動物でしょ?」「人間は助かったからいいじゃない」などと
言われ、分かってくれる人はいないのではないか、と悩んでいました。

 私が耳を傾けると、せきを切ったように次から次へとペットとの思い出、失った悲しみを吐き出してくれました。話し終わると「心がすっとしました。今日から前を向いて進めます」と言った人もいました。震災で傷ついた人たちの心の復興には、時間がかかるのだと痛感しています。

 被害が大きかった地域ほど、往診の必要性があることも分かりました。益城地区には7月上旬までに4〜5回、足を運びました。迷子の飼い猫たちが繁殖して増える恐れもあったため、7月6日にはボランティアの獣医師4人を募って現地に赴き、迷い猫を捕獲して計16匹に不妊手術を施しました。

 皆さんが動物という家族と安心して暮らせるように、私たちは今後も微力ながら取り組みたいと思っています。たとえ時間がかかっても、本当の意味で笑顔を取り戻す日まで、私たちはずっと寄り添い続けます。熊本の痛ましい被害が風化することなく、今後の教訓として生かされていくことを心から願っています。

 (竜之介動物病院長、熊本市)


※この記事は2016/08/25付の西日本新聞朝刊(生活面)に掲載されました。




posted by しっぽ@にゅうす at 07:36 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボクを捨てないで!ペット猫が野良猫として生きていけない理由【猫のふしぎ 第20回】

Yahoo! ニュース


「空前の猫ブーム」の後にくるかもしれない深刻なモンダイ
空前の猫ブームといわれるようになって久しい昨今、ネットのニュース一覧にも毎日のようにいくつも猫関連の話題がのぼっています。でもそんな状況の今、愛猫家たちが最も懸念していることは、ブームの後で捨て猫が増えるのではないか、ということです。

実際にこれまでも、チワワブームの後にはあちこちに捨てられたチワワが現れるなど、特定のペットブームが去ると、その動物が捨てられてしまうことがしばしばありました。

飽きたら捨てる、需要がなければ捨てる、といった現象が繰り返される現実。命ある動物に対する無責任がどんな結果を生むか、今一度、真剣に考える時期にきているように思います。

ボクを捨てないで!ペット猫が野良猫として生きていけない理由【猫のふしぎ 第20回】
今は保護主さんのおうちで幸せに暮らしている白玉。
人に飼われていた猫がうまくできないこと
外にいる猫を「自由きまま」という人もいますが、本当に外で暮らす猫たちは、自由きままに楽しく暮らしているのでしょうか。飼い猫がある日突然、捨てられたら、どうなるのでしょうか。野良のお母さんからから生まれた野良猫も、外で楽に、楽しく生きているわけでは決してありません。いつ命の危険にさらされるかわからない日々を送っているのです。まして、外での生活に不慣れな飼い猫がいきなり外に放り出されたら……。

生まれてこのかたずっと、家の中で、人からご飯をもらったり、遊んでもらったりして過ごしていた猫です。野生動物なら狩りをするでしょう。でも、人に飼われていた猫に、それがうまくできるでしょうか。

お母さん猫は通常、子猫にハンティングの仕方を教えます。兄弟猫とは、プロレスごっこをしたりして、噛まれたり引っかかれたら痛いということや、コミュニケーションの仕方を学んだりします。でも、ブリーダーのところで生まれて、ペットショップで売られていたような猫であれば、もしかしたらお母さん猫や兄弟猫からかなり早い時期に引き離されている可能性もあります。

そういう猫は、ハンティングの仕方も教わっていませんし、場合によっては他の猫たちとうまく共存する方法もわからないかもしれません。そんな猫がある日突然、外の世界に放り出されて、うまく食べていけるでしょうか。

空腹のあまり、ゴミ箱を漁って、住民に迷惑をかけていじめられるかもしれません。カエルなどを食べて、感染症にかかるかもしれません。

トイレがないから、人の家の花壇でトイレをして、怒られるかもしれません。道路を渡っていて、車にはねられてしまうかもしれません。他の猫と喧嘩をして大けがをケガを負ったり、病気(血が出るような喧嘩であれば猫エイズ感染の可能性も)をもらってしまったりすることもあるかもしれません。

寒い季節なら、風邪をひいたり、低体温になったりして、あっという間に命の灯がかき消えてしまうかもしれません。

人に飼われていた経験から、人恋しくて誰彼構わずなついてしまうこともあるでしょう。みんながみんな、親切な人にからご飯をもらえたり、保護してもらえたりするとは限りません。人慣れしているあまり意地悪な人に近づいてしまい、虐待されたり、残酷な仕打ちを受けることだって考えられます。現に、そうした悲しい事件がたくさん報告されています。

地域によっては、所有者不明の動物として保健所に連れて行かれて、殺処分されてしまうことだってあるかもしれません。一度は家族として一緒に暮らしたはずの猫を、どうなるかわからない外の世界に放置するのは、とても恐ろしい結果を迎える可能性があるのです。


安住の宿を得た野良猫の表情は激変する
『ありがとう!わさびちゃん』の続編『わさびちゃんちの一味ちゃん』(小学館)には、保護された元野良猫や殺処分になる前に保健所から引き出された猫など、運命の分かれ道で命を救われ、温かい家族に迎えられた猫たちを紹介する「全国の保護猫ちゃん」というページがあります。中には、明らかに以前は人に飼われていたのに、捨てられて彷徨っているところを保護された猫もいます。

例えば、白玉。とある農場にある日、突然姿を現した真っ白猫で、首にはくっきりと首輪のあとがありました。保護当時、推定5歳。ずいぶんと人馴れしたその白猫は、人がくるとすぐにごろんと寝転がってお腹を見せたり、ごはん頂戴と催促したり。
ただ、農場にはトラクターなどの重機もあり、危険がいっぱいでした。農場主はその猫が農場にいることを嫌い、あまり親切にはしてくれなかったようです。

仕事でその農場をたびたび訪れていた保護主さんは、日に日にやせ細って、白い毛も泥まみれになっていく様子を見て、不憫に思っていたそう。結局、周囲の人たちと相談して保護することにしたのでした。紆余曲折はあったものの、白玉という名前をもらって、今では保護主さんの実家で幸せに暮らしています。

白玉がどういった事情で「捨て猫」になったのかは不明です。猫が捨てられる場合、様々なケースが考えられます。(1)飼い主さんが引っ越しの際、捨てて行く(遠くて連れて行けない、新居がペット不可など)。(2)飼い主さんが亡くなる、または施設などに入るため、親族が捨てる(高齢、事故死など)。(3)かわいいと思って飼い始めたが飽きた・懐かない・家族にアレルギーあることが発覚した・いらなくなったから捨てる。(4)ブリーダーなどが成長して売れなくなった・病気があることがわかり売れないため捨てる。(5)野良猫を拾ってきた・かわいくて買ってきたものの、家族に反対されて捨てる。……などといった理由が多いと思います。(順不同)

外にいる猫は寿命が短いといわれています。殺処分される猫の数は、各自治体やボランティア団体などによる啓発活動の効果もあって年々減ってきてはいます。それでも平成26年度の殺処分数は79,745匹。これはあくまで動物愛護センターなどで把握している公的な数字ですが、おそらくそれ以上にたくさんの猫たちが、路上や公園の片隅などで誰にも看取られることもなく、ひっそりと亡くなっている現実があります。

猫に限らず、ペットを飼うには、一生、家族として暮らしを共にする覚悟が必要です。動物を捨てることは、「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護法)に基づいて罰則が科せられる、りっぱな犯罪なのです。

■わさびちゃんファミリー(わさびちゃんち)
カラスに襲われて瀕死の子猫「わさびちゃん」を救助した北海道在住の若い夫妻。ふたりの献身的な介護と深い愛情で次第に元気になっていったわさびちゃんの姿は、ネット界で話題に。その後、突然その短い生涯を終えた子猫わさびちゃんの感動の実話をつづった『ありがとう!わさびちゃん』(小学館刊)と、わさびちゃん亡き後、夫妻が保護した子猫の「一味ちゃん」の物語『わさびちゃんちの一味ちゃん』(小学館刊)は、日本中の愛猫家の心を震わせ、これまでにも多くの不幸な猫の保護活動に大きく貢献している。

文/平松温子


posted by しっぽ@にゅうす at 07:35 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「狂犬病予防注射」と「畜犬登録」は飼い主の義務!(2016.08.25)

@DIME


犬を迎え入れた際に、したほうがいいことはたくさんありますが、その中でも義務づけられていて、必ず行わなくてはならないのが「狂犬病予防注射」とそれをもって行う「畜犬登録」です。

「狂犬病予防注射」は、狂犬病予防法により年に1回の接種が義務づけられています。一度、畜犬登録が済むと、接種時期が近づく頃に葉書などで連絡が来るようになりますが、最初は獣医師と相談し自分で接種させなくてはなりません。

そしてこの「狂犬病予防注射」証明書がないと、義務づけられている「畜犬登録」を行うことができません。

「畜犬登録」は、誰がどこでどんな犬を飼っているかを役所や保健所に登録するというものです。犬が生後90日を過ぎたら前述の「狂犬病予防接種」の証明書をもって30日以内に届けを出しにいきます。

「狂犬病予防注射」と「畜犬登録」を行うと、それぞれ鑑札と注射済票をもらえるので、それを首輪につけましょう。

ちなみに、鑑札、注射済票のデザインは各自治体によって様々。かわいいものから個性的なものまでいろいろあるので、厚生労働省が公開しているこちらのサイトで(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/10.html)一度チェックしてみるのも楽しいかもしれませんよ。

文/大原絵理香(ペットゥモロー編集部)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:33 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の熱中症にご用心! 京都・乙訓、保冷機能付きグッズで対策も

京都新聞


猛暑による熱中症で体調を崩すペットの犬が京都府の乙訓地域で増えている。中には症状が悪化して死ぬケースもあり、獣医師が飼い主に注意を呼び掛けている。

 大山崎町の「みなせ動物病院」によると、今夏は熱中症疑いの犬が例年に比べ多く、下痢など消化器の不調が目立つ。鈴木つぼ美院長は「梅雨明けの7月末以降どっと増えた。多い日は一日3〜4匹ある」と言う。

 特に注意が必要なのは鼻が短いパグのような短頭種や脚が短く地熱にさらされやすい犬種、高齢犬。鈴木院長は「犬は人間のように汗をかいて体温調節できず、想像以上に暑さに弱い。室内犬の場合、冷房の温度も低めに設定を」と助言する。

 愛犬家たちの中には保冷機能付きペットグッズ活用などで猛暑対策に努める人もいる。「クールバンダナ」を首に巻いたペキニーズ犬と散歩中の戸倉繁美さん(78)=同町円明寺=は「犬は大切な家族で人間と同じ。言葉を話せない分、飼い主がきちんと体調を気に掛けてあげたい」と話した。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:30 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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