動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年12月05日

あさイチ「毒餌で野良猫駆除した人に同情」発言が物議...どんな法的問題がある?

Yahoo! JAPAN


11月24日に放送されたNHK朝の情報番組「あさイチ」で、猫の糞尿被害に悩まされた視聴者から「毒餌をやった人に同情します」というFAXが寄せられたことが、インターネット上で話題になった。

番組ではこの日、千葉県浦安市における、飼い主がいない「地域猫」を管理する活動について紹介。地域猫の避妊去勢手術などを行う活動員の女性が、飼い猫が脱走した際、仕掛けられた毒入りのエサを食べて死んでしまったエピソードを語った。すると番組に、猫の糞尿被害に悩まされたという視聴者から「毎日糞の始末をし、気が狂いそうでした」「毒餌をやった人に同情します」というFAXが届き、番組内で紹介された。

ネット上では「迷惑でも毒エサ仕掛けるなんて犯罪だ!」といった反応が見られた。野良猫を撃退するために毒餌を仕掛けることは法的にどのような問題があるのか。渋谷寛弁護士に聞いた。

●愛護動物を「みだりに」殺傷すると処罰の対象に

「飼い主がいない猫でも、みだりに殺傷すると、動物愛護管理法の動物殺傷罪に該当し、2年以下の懲役または200万円以下の罰金に処せられます(同法第44条1項)。ただし処罰の対象となるのは、『みだりに』殺傷した場合だけです。

ここでいう『みだりに』とは、合理的な理由なくという意味です。野良猫が糞尿被害を与えている場合に毒餌で殺処分することは、動物に対する生命尊重という同法の目的(同法1条)、他の方法を取り得ることを考えれば、合理的な理由があるとは言えないでしょう」

渋谷弁護士はこのように指摘する。

「この処罰の保護の対象になるのは、生き物の中でも愛護動物に限られます。愛護動物は、牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひるの11種類の動物と、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するものに限られます。

人と結びつきの深い家畜など、猫を含む11種類の動物については、飼い主がいない野生の動物である場合を含めて保護の対象になっています。当然、野良猫であっても愛護動物に含まれることになります。

害虫や飼い主のいないネズミは、愛護動物には含まれませんので、駆除しても違法とはなりません。もっとも、ネズミであっても人が占有している場合には愛護動物となり、保護の対象となります」

飼育されている猫が毒餌を食べて死亡した場合、毒餌を仕掛けた人は、飼い主に対して慰謝料の支払などの責任を負うのだろうか。

「飼育されている猫が室外に出て毒餌を食べることは、通常予測できますから、毒餌を仕掛けた人は、不法行為責任(民法第709条)として慰謝料などの損害賠償を支払う責任を負うことになります」

糞尿被害などに悩まされた場合に、法律に抵触しない対処法として、何が考えられるのだろうか。

「無責任な餌やりに伴う糞尿被害は、深刻な問題に発展します。ところが、この問題を簡単に解決することは難しいと言えそうです。

基本的には、餌やりしている人との話し合いでの解決が望ましいのですが、関係がこじれてしまうと先に進みません。動物愛護センターなどの行政機関に苦情を申し出ても、強制的に餌やりをやめさせるようなことはできない場合が多く、抜本的な解決にならないようです。

京都市や和歌山県には、無責任な猫への餌やりを禁止する条例も存在しますので、地方議員に働きかけて条例を制定してもらうという方法も考えられます。裁判所に、餌やり禁止の仮処分を求めるというやり方もあるでしょう。

無責任な餌やりに関しては、餌やりをしている人に対し数十万円の損害賠償を命じた裁判例があります(平成15年6月11日神戸地方裁判所判決)。また、餌やり自体を禁止した裁判例もあります(平成22年5月13日東京地方裁判所立川支部判決)ので、弁護士などに依頼して裁判を提起することも考えられます」

【取材協力弁護士】
渋谷 寛(しぶや・ひろし)弁護士
1997年に渋谷総合法律事務所開設。ペットに関する訴訟事件について多く取り扱う。ペット法学会事務局次長も務める。

事務所名:渋谷総合法律事務所
事務所URL:http://www.s-lawoffice.jp/index.html


posted by しっぽ@にゅうす at 07:45 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天売猫の人慣れ、地道に 羽幌でボランティア活動紹介

北海道新聞


【羽幌】町ボランティア連絡協議会(小川礼子会長)主催の本年度ボランティア実践交流会が3日、町中央公民館で開かれ、海鳥の保護を目的に天売島で捕獲された野良猫を人に慣れさせる活動が紹介された。

 北海道海鳥センターで天売猫の世話をする石郷岡ゆりかさん(29)と、天売猫2匹を預かっている松田誠也さん(63)が、それぞれ実践活動を発表した。

 石郷岡さんは捕獲された直後は警戒心が強かった猫がだんだん人に慣れて、目つきも優しくなっていく様子を、写真や動画で伝えた。松田さんは「なでられるようになるまで2〜3カ月かかりましたが、1人暮らしの私を猫が癒やしてくれます」と、体験談を語った。最後に「みなさんも預かりボランティアをやってみませんか」と呼びかけていた。

 交流会はボランティア活動に携わる約90人が参加した。(長谷川賢)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:42 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「TNR」で不幸な猫撲滅へ 上郡の市民団体

神戸新聞社


人間と猫が共生できる社会を目指して−。西播磨地域で、野良猫を捕獲し、去勢した上で元の場所に放す「T(ティー)N(エヌ)R(アール)」に取り組む市民グループがある。上郡町の「Cat’s(キャッツ) チャリティー播磨」。去年からTNRに取り組み、これまで捕獲した猫は100頭前後。不幸な野良猫の撲滅を目指すその活動を取材した。(杉山雅崇)

 「Cat’s−」は、10年以上前から保護活動に取り組んでいる同町井上の中谷千鶴子さんが昨年設立した。TNRで猫の繁殖を抑えると同時に、人懐こい猫は家庭に譲渡する。寄付金はわずか。去勢や譲渡までのエサ代や医療費は、ほとんどが自費だ。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:41 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人よりクマが大切? 京都府の保護政策に疑問の声

Yahoo! JAPAN


京都府内でツキノワグマの出没が最も多い丹後地域で、府の保護政策に対する疑問の声が上がっている。府のレッドデータブックで「絶滅寸前種」とされ、11月15日に解禁された狩猟でもツキノワグマは捕獲禁止だ。12月に入り、クマの活動は鈍くなると思われるが、過去には冬場に出没した例もあり、住民の不安は尽きない。
 「事故が起きないうちに早く何とかしてほしい」「せっかく捕まったのに、なぜ放獣するのか」
 11月10日夜、与謝野町石川であったクマ対策の会合。石川区の総代らが府丹後広域振興局や町の職員に訴えた。同区では2010年に女性がクマにかまれてけがを負う被害が出ており、住民の危機感は強い。井田義之区長(78)は「今年は何回も柿の木が荒らされている。地域を守らねば」と話す。
 同振興局によると、府内の今年4〜11月末のクマの出没・目撃件数は1394件で、すでに昨年度の1297件を超えた。うち丹後地域が832件と6割を占める。中丹地域でも421件の情報が寄せられている。
 府は02年度、ツキノワグマをレッドデータブックに絶滅寸前種として登載、狩猟を禁止して保護政策を始めた。「地形が川で分断され、遺伝子的にも違う」(府森林保全課)ことから、由良川より西側のクマを丹後個体群、東側を丹波個体群と区分し、特定鳥獣保護計画に沿って管理しようとしてきた。
 被害軽減のため年間の捕殺上限の引き上げなどを実施してきたが、府猟友会の竹野郡支部猟友会長の三浦良則さん(68)=京丹後市網野町=は「クマの体は年々大きくなり、生肉を求めるようになっている。いつ人身被害が起きてもおかしくない」と懸念する。
 環境省のガイドラインでは、個体群が800頭以上になれば絶滅の恐れは当面ないとされる。だが、府は丹後(720頭)と丹波(200頭)を別々にカウントしているため狩猟に踏み切れない。
 加えて、イノシシやシカ用のわなでクマが捕まった場合は「誤捕獲」として放獣するのが原則。三浦さんは「人間よりもクマが大切なのかと投げやりになり、目撃情報を寄せない人もいる」と、住民に行政不信が広がっている状況を語る。
 府は本年度末で期間終了する同保護計画の改訂作業を行っており、「狩猟解禁も含め検討したい」(同課)とする。ただ、改訂に携わる専門家には保護政策維持の意見もある。
 府猟友会副会長の川井芳雄さん(70)=同市久美浜町=は「狩猟解禁になっても進んでクマ猟をする猟師はいない。誤捕獲の制度を見直し、里に下りてきたクマを処分できるようにしてほしい」と求める。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:41 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新潟 鳥インフル 55万羽のニワトリ処分終了

NHK


養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出された新潟県では、関川村に続いて上越市の処分が4日朝に終わり、合わせて55万羽の処分が終了しました。これを受けて新潟県庁では対策会議が開かれ、処分したニワトリを埋める作業などウイルスの封じ込めを6日までに完了する方針を確認しました。
新潟県上越市の養鶏場では、飼育しているニワトリからH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出され、今月1日から処分が続けられた結果、4日午前4時すぎに23万羽余りの処分が終わりました。これで新潟県では2日処分を終えた関川村と合わせて、およそ55万羽に上るニワトリの処分が終了しました。

これを受けて新潟県庁では4日午前、対策会議が開かれ冒頭、米山知事が、「大きな山は越えた。これからも作業は続くが、あと一息頑張ってほしい」と述べました。

会議では、2つの養鶏場で施設の消毒や処分したニワトリを埋める作業の進ちょく状況が報告され、ウイルスの封じ込めは関川村では5日、上越市では6日に完了する見通しを確認しました。

その後は、2つの養鶏場の周辺で感染の拡大がないことが確認されれば、10キロ圏内のニワトリや卵の移動の制限は今月28日に、すべて解除される見通しだということです。
知事「風評被害防止を含め対策」
対策会議のあと米山知事は報道陣に対し、「ニワトリの処分の最初の段階は資機材がそろわず慣れない作業で困った部分もあったが、おおむねスムーズに進んだと思う。今後も感染の危険性は常にあるので、各事業者には感染の予防をしてもらい、県としては風評被害の防止を含め対策にあたっていきたい」と述べました。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:37 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする