動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年12月06日

野良猫不妊去勢を公費負担、初の条例可決

毎日新聞


神戸市議会は5日、市や獣医師会、市民団体などが連携して野良猫の不妊去勢手術を実施し、殺処分をなくすことを目指す「人と猫との共生に関する条例」を全会一致で可決した。市によると、繁殖制限を主目的に手術費を全額公費負担する条例は全国で初めて。来年4月に施行される。

<猫はもっと長生きできる…腎不全多発、東大など原因解明>
<熊本地震で増加 登録サイト「ねこでる」開設>
 神戸市は、地域で野良猫を飼う活動を進める団体に手術費を助成して繁殖を抑制する取り組みを進めてきたが、自治会など住民組織の承認が条件で、理解を得られないケースもあったため、昨年度は673匹の猫を殺処分していた。課題を解決しようと、自民、公明、民進こうべの3会派が議員提案した。

 条例では、獣医師会や保護団体などで構成する協議会が野良猫の汚物や悪臭などの苦情が多い区域を調査し選定。協議会が区域内の野良猫を手術し、費用を市が負担する仕組みとした。手術後は元の地域に猫を戻し、世話や飼い主探しにも取り組む。

 殺処分を減らすため、各地でも条例づくりが進んでいる。和歌山県では今年3月に野良猫への餌やりを規制する都道府県初の条例が成立した。対象となる猫には避妊・去勢手術することを義務付ける内容で、今後施行される予定だ。京都市は野良猫に餌をやる基準を盛り込んだ条例を施行した。

 神戸市の条例について、地域ぐるみで猫を飼う活動を進めるNPO法人「神戸猫ネット」(神戸市)の杉野千恵子理事長は「市民が個人で負担して進めてきたことを条例という良い形で取り上げてもらえた。行政が繁殖制限をして、地域が猫を適正に管理するという形で実効性のあるものにしたい」と話していた。【栗田亨】




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野良猫増やすなと条例可決、神戸 不妊去勢に全額助成

北海道新聞


 神戸市議会は5日、野良猫による生活環境の悪化を防ぐ目的で、繁殖制限の取り組みを進める「神戸市人と猫との共生に関する条例」を全会一致で可決した。獣医師会や市民団体などで構成し、地域の野良猫の情報を集める「人と猫との共生推進協議会」の設置や、不妊去勢手術を全額公費負担とすることが柱。来年4月から施行される。

 条例は、市に野良猫の繁殖制限への支援を求めたほか、猫の飼い主にも猫が死ぬまで適切に飼い、他人に迷惑を掛けない責務があると定めた。

 神戸市では、住民の協力で不妊去勢手術をして世話をする「 地域猫 活動」で、手術費用の一部を公費で助成してきた。

 市は協議会に助言を与える立場と位置付け、今後、協議会による不妊去勢手術は全額公費負担となる。

 神戸市議会の自民、公明、民進こうべの3会派が提案した。


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<せんだい猫事情>小さな命 保護へ奮闘

河北新報


 「めっちゃかわいい」「癒やされる」と周囲の愛情を一身に集める一方で、「うるさい」「汚い」と邪険に扱われる。かと思えば、地域おこしのシンボルにと期待を寄せられる不思議な小動物、猫。百万都市仙台に暮らす猫たちの今を拾い集めた。(夕刊編集部・三浦康伸)

◎百万都市に暮らす命(1)ボランティア

<速やかに手術>
 仙台市泉区の住宅街。朝の冷気が残る民家の軒下で、かすかな物音がした。
 「かかってますね」。猫ボランティアの近藤ひろみさん(41)=仙台市泉区=が言う。偽装用の毛布をめくると、捕獲器の中で身構える灰色の猫が見えた。
 1〜2歳の雄。捕獲器ごと車に収容し近くの動物病院へ向かう。人慣れしていない野良猫は激しく暴れるため、捕獲後速やかに手術を受けさせる必要がある。
 近藤さんは、「野良猫の捕獲」「不妊手術の実施」「現地へ返還」を一括して行う「TNR活動」を続けている。
 この地域で活動を始めたのは今年7月。これまでに16匹を保護、4匹を現場に戻し9匹は里親へ。残る3匹の保護を自宅で続ける。
 「未捕獲の猫が残っている」と近藤さん。現場通いはしばらく続きそうだ。

<全国から寄付>
 組織に属さず、行政や住民の依頼を受けて現場へ向かう猫ボランティア。現在、市内では数人が継続的に活動する。
 注がれる無数の視線に一瞬気おされる。一室に約30匹。「よそ者」を確認すると瞬時に物陰へ隠れた。佐藤美紀さん(53)=太白区=が市内で捕獲、自宅で保護する猫たちだ。
 TNR活動を続けて9年目のベテラン。活動の源泉は、「あなたのおかげで地域が変わった」という住民からの感謝の声だ。
 岩渕涼さん(59)=青葉区=は同区作並で「猫シェルター」を運営。各地で保護した約90匹を収容する。要請次第で市外にも出掛ける。「『来ないなら保健所へ連れて行く』と言われたら、放っておけない」と岩渕さん。
 猫ボランティアは全国からの寄付に加え、餌代や医療費など毎月、万単位の身銭を切って活動費を賄う。祝福もなく産み落とされた小さな命を、猫ボラたちが支えている。

<TNR活動>野良猫を捕獲(Trap)し、避妊・去勢手術(Neuter)を施した上で、元のすみかに返す(Return)活動で米国が発祥。仙台市獣医師会は避妊・去勢手術を行う猫1匹当たり最大6000円を助成する。環境省は、住民と野良猫の共生策として「地域猫活動」を推奨。その一環でTNRが必要だとしている。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:02 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冷える冬、犬にも防寒対策

毎日新聞


しんしんと冷える冬に備え、愛犬の寒さ対策は万全だろうか。犬は雪に喜び駆け回るイメージが強く、「毛皮もあるから大丈夫」と思われがち。だが、犬種や年齢によっても寒さへの耐性は異なる。犬の健康を守るためにも、飼い主は気にかけてほしい。

 ●震えがサイン

 暑い夏は犬の熱中症を心配し、留守番させる際にもエアコンを利用する飼い主は少なくない。一方で、冬は「そこまで気を使わない」という声を耳にする。帰宅した際に、犬が体を縮めブルブルと震えていたなんてことはないだろうか。それこそ犬が寒さを感じているサインだ。

 白金高輪動物病院(東京都港区)の佐藤貴紀総院長は「室内飼いが主流となり、暖かい環境で生活する中で、犬も寒がりになっている」と指摘する。特に被毛の層が薄いシングルコートの犬種は、寒さへの耐性が低い。ヨークシャー・テリアやマルチーズ、フレンチ・ブルドッグなどだ。ポメラニアンや柴犬(しばいぬ)のように、上毛と下毛を十分に持ち被毛の層が厚いダブルコートの犬種は寒さに強いといわれている。ただ、いずれでも、体温調節機能が未熟な子犬や衰えている高齢犬に対しては注意が必要だ。

 ●温度設定に注意

 「暖房器具を使って、部屋そのものを暖めるのを勧める」と佐藤総院長。室温を設定する際には、人より低い位置で過ごす犬の体感を忘れずにしたい。犬がハアハアと荒い息づかいをしていたら、暑いのかもしれない。「冬でも熱中症になる危険性はゼロではない」と話す。床暖房やケージ内でペット用電気マットを使う場合、低温やけどの恐れもあるので犬が暑くなったら逃れられる場所も用意しておこう。湯たんぽは冷めたら熱を奪われるので、長時間の留守番には向かないという。

 犬は体感温度が下がると、水を飲む量が減る。そのため雄はぼうこう結石、雌はぼうこう炎と泌尿器系の病気にかかりやすくなる。水分を取らせる工夫として、ふやかしたドライフードやウエットフードを与えたり、犬用ミルクを加えて味をつけたりできる。

 室内の乾燥にも気をつけたい。犬の鼻や喉の粘膜が乾くとウイルスに感染しやすくせきや鼻水、発熱といった風邪のような症状が見られたり、皮膚にフケが増えたりする。「湿度は50〜60%を保つといい」とアドバイスする。

 ●急に外に出さない

 冬は外に出たがらない犬もいるが、肥満や筋力低下を防ぐためにも適度な運動は必要だ。特に散歩は犬の免疫力を高めるのにも効果がある。ただ、外出前には廊下や玄関で寒さにならしておく。「急激な温度変化は心臓に負担がかかる」と注意を促す。洋服を着せるのも一つの手だ。

 いざ散歩に出かけても、犬の歩き方に不自然さを感じるなら、横に寝かせ脚の曲げ伸ばしのストレッチをしよう。「寒さで犬も関節がこわ張り、動きにくくなる」と説明する。日々のブラッシングも忘れずに。体表の新陳代謝が促進され保温効果が期待できるだけでなく、皮膚の健康状態も見える。肉球もひび割れないよう保湿が重要だ。

 防寒しても犬の震えが止まらない場合、寒さだけが原因ではない可能性がある。佐藤総院長は「体の新陳代謝を上げるホルモンの分泌が弱まる甲状腺機能低下症や、脳にできた腫瘍が影響し、体温調節ができていないのかもしれない」と警鐘を鳴らす。【池乗有衣】=次回は来年2月7日掲載



posted by しっぽ@にゅうす at 07:01 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アニマルフリー 動物素材に背を向けたカッコよさ

NIKKEI STYLE


「合成皮革=安っぽい」「毛皮=ゴージャス」。ファッション市場で、そんな旧来の価値観が大きな転換期を迎えている。エコロジー思想の浸透が、毛皮(ファー)やダウン(羽毛)、皮革など動物素材を使わない「アニマルフリー」という取り組みに発展。イタリアのジョルジオ・アルマーニ氏ら、今年の秋冬物以降毛皮などの不使用を宣言するデザイナーが続出している。背景には消費者の環境意識の高まりがあるが、もう一つ見逃せないのが代替となる新素材を使った商品の進化。発色の良さや軽さなどの特長を「従来素材よりもいい」と感じる消費者は多い。

■デザインと機能性を両立

 2年前、イタリア国営放送がすっぱ抜いた衝撃的な映像が欧州で話題を呼んだ。仏有名ブランドのダウン採取現場で、生きたままガチョウの羽毛をむしり取る。もがく鳥たちの姿を映し、今の手法が「動物虐待にあたるのでは」と告発した。

 「欧州ではこの映像を契機に『残酷なダウン採取をするブランドは買わない』という人が増えた」。こう話すのは衣料品輸入販売の栄進物産(東京・品川)ファッション事業部の市原淳セールスマネージャーだ。

 同社が注目したのが2013年創業の伊ブランド「セイブ・ザ・ダック(あひるを救え)」のコート。その名の通りダウンを使わず、化学繊維製の「プラムテック」と呼ぶ中綿を使用。表地も伸縮性に富むハイテク生地だ。速乾・通気性に優れファッション性も高い。「エコ時代のトレンドになる」とアプローチし、今秋冬から日本展開が始まった。


ダウン不使用、機能とファッション性で客をつかむ「セイブ・ザ・ダック」

「セイブ・ザ・ダック」のコートはイタリアらしい色使い
 セイブ・ザ・ダックを運営するフォレスト(ミラノ)のニコラス・バルジ社長は老舗仕立屋の3代目。有名ダウンブランドの元商品企画担当者らと商品を開発、欧米で成功を収めた。価格は仏「モンクレール」、伊「ヘルノ」といった高級ダウンを下回る6万2000円(税別、ロング丈)。今後1年は主要百貨店で露出を増やす。「エコを意識する百貨店から引き合いが多く消費者の関心も上々。タイミングがよかった」と市原マネージャー。

 というのも3月、アルマーニ氏が全商品で毛皮の使用を廃止すると宣言。米「セオリー」は来シーズンから毛皮不使用、仏「パラブーツ」は一部の靴でアザラシの毛皮使用廃止に取り組むなど、アニマルフリー・ムーブメントが盛り上がってきたからだ。


ステラ・マッカートニーの「エリス・シューズ」の素材は足にぴたりとフィットする

ステラ・マッカトニーの「ファラベラ」の人気がブランド知名度を押し上げた
 アニマルフリーのパイオニアとされるのが、01年のコレクション発表時から徹底してサステナビリティー(環境の持続可能性)を掲げてきた英高級ブランド「ステラ・マッカートニー」だ。デザイナーは元ビートルズのポール・マッカートニー氏の娘、ステラ・マッカートニー氏。菜食主義の家庭環境に育ったことから、意識せずとも動物素材を使わないのが自然で当たり前のことだったという。

 商品には皮革、毛皮、ダウンを一切使わず、この秋冬からカシミヤはリサイクル素材に切り替えた。昨年には毛皮に代わる新素材のコートやバッグを投入。製品に「ファー・フリー・ファー(毛皮ではない毛皮)」という表示をロゴのように付けた。

 多くの高級ブランドは、売り上げを支えてきたバッグや財布での皮革不使用にまで踏み込めない。だがステラ・マッカートニーは代替素材の完成度の高さ、巧みなデザインで女性をひき付け、革を使わずとも高級バッグが売れることを証明した。例えば売れ筋のバッグ「ファラベラ」。綿などが原料の柔らかな素材は一見、革と見まごうほどで、色彩も鮮やか。主力のミニトートは税別11万2000円だ。30代会社員は「ファッションアイテムは『おしゃれ』が大前提。ステラがアニマルフリーと知らなかったけど、知ってますます買いたくなった」。日本では13店を展開し、17年春夏物にはメンズを投入する。

■高級車の合皮、バッグに活用


キャリア女性を狙った「FUMIKODA」の素材は高級車の合成皮革
 「新しい時代の新しいバッグに、古い動物素材を使うなんてナンセンス」。こう語るのはウェブデザイナーの幸田フミさん。立ち上げたばかりのブランド「FUMIKODA」のバッグが2日、東京・青山の小売店に並んだ。働く女性が切望する、おしゃれで、軽くて手入れ不要なバッグの商品化にこぎつけた。

 理想の素材を探し回った末に出合ったのが、愛知県のメーカーが作る、高級自動車用の合成皮革シート。本革のような艶と手触り、高い耐水性と耐久性。「ワインボトルを入れても大丈夫」。バッグの重量は本革製のほぼ3分の2に抑えられる。

 大型トートタイプが9万8000円など。べっ甲細工のような装飾部品は綿花が原料で福井県鯖江市の眼鏡メーカーが製造する。「本革やべっ甲をしのぐ、現代ならではの優れた素材が日本にある」と幸田さん。金具は仏具職人の伝統技術を生かした。

 おしゃれだから手にとり、気付いたらエコ――。ひょっとすると、それが、新時代のラグジュアリーなのかもしれない。

(企業報道部次長 松本和佳)


posted by しっぽ@にゅうす at 06:59 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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