動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年12月07日

被災ペット「引き取り手探したい」、熊本県収容 定数の3・7倍に

読売新聞


熊本県が保護している犬や猫が、収容施設の定数の3倍以上に膨れ上がっている。熊本地震後、保護されたペットがはぐれた飼い主の元に戻るケースを考慮して殺処分を行っていないためだ。県は収容場所を増やしたり、譲渡会で新たな飼い主を探したりしているが、超過状態の解消には至っていない。殺処分も避けられない状況で、県は「被災した犬や猫が、一匹でも多く日常を取り戻せるよう協力をお願いしたい」と新たな飼い主を探している。

 6日、熊本市東区の県動物管理センター。午前9時になると、職員らがリードを引き、犬たちを庭先に出し始めた。犬舎の掃除をする間、犬たちは日光浴も兼ねて外で過ごす。

 本来は殺処分を行う施設だが、地震後、新設したプレハブや仮設のケージなどに犬や猫約200匹が暮らす。地震後、各地の保健所に持ち込まれたケースも多いという。

 センターの片岡玖美さん(22)は「新しい飼い主さんを見つけたいが、超過状態だからと言って、そう簡単に譲渡できるわけではない」と話す。責任を持って育ててもらうため、ワクチン接種や去勢手術などをしてもらうことが条件になるからだ。

 県が保護している犬や猫は10月28日までに370匹(犬152匹、猫218匹)に上る。現在も、本来、県内の10保健所で収容可能な計約100匹を大幅に上回っている。

 従来は、収容しきれない犬や猫は殺処分となり、昨年度は計約2400匹が対象となった。ただ、県は熊本地震の前震が起きた4月14日以降、「飼い主とはぐれた可能性もあり、引き取りに来るかもしれない」との理由で殺処分を見合わせている。

 地震後、2024匹(犬861匹、猫1163匹)が新たに保護され、うち240匹は飼い主の元に戻った。また、センター主催の譲渡会を毎月開催したり、県内の動物愛護団体が全国の団体などに引き取りを呼びかけたりして、1000匹以上が新たな飼い主の元に渡った。

 ただ、超過状態を解消する見通しは立っておらず、現状の数を世話するにも、ボランティアの手助けが不可欠な状況だという。このため、県は来年以降、殺処分を検討せざるを得ない状況に至っている。

 センターの石原貢一所長(65)は「収容されている犬や猫も地震を乗り越え、一生懸命生きている。小さな命を守るためにも、できる限り引き取り手を探したい」と話している。問い合わせは同センター(096・380・3310)へ。

                 ◇

 2002年から「殺処分ゼロ」を目指した取り組みを続けている熊本市では、地震後、市動物愛護センターに453匹(犬226匹、猫227匹)が保護された。センターには地震直後から、迷子になったペットに関する問い合わせが相次ぎ、170匹が飼い主の元へ戻った。定期的に譲渡会も開催しており、214匹が新たな飼い主に引き取られた。現在は107匹(犬49匹、猫58匹)が収容されているが、今のところ、殺処分の予定はないという。

2016年12月06日 Copyright c The Yomiuri Shimbun




posted by しっぽ@にゅうす at 08:09 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一斉不妊手術で減らせる野良猫と子猫の悲劇

毎日新聞


不妊手術・現場ルポ(2)
 猫の不妊手術リポート、今回は新潟市で見た手術の光景を紹介する。獣医師の腕がよく、通常であれば1匹あたり10分もかからない。人間の身勝手な見方かもしれないが、出産を続けることによる母体への負担や、大量に繁殖した野良猫の子猫が死んでいく不幸の連鎖の重さに比べれば、不妊手術を「かわいそう」とは言えないというのが筆者の思いだ。
 新潟市の東のはずれ、新潟東港の公園にすみついた野良猫を集めた公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県芦屋市)の一斉不妊手術。1日半で59匹の猫に手術を施した。全身麻酔を受けて抗生剤やワクチンを打たれた後、不妊手術の証しである耳先の「V字カット」をされた猫たちに対して、獣医師2人が慣れた手つきで執刀にあたった。
メスの不妊手術=駅義則撮影
メスの不妊手術=駅義則撮影
オスは数分、メスは10分程度の手術
 性別によって手術の過程は大きく異なる。オスの場合は局部周辺の毛を丁寧に剃った後、メスを使って睾丸(こうがん)の間に切れ込みを入れ、中から精巣二つをつまみ出して結合部をさっと切断する。最後にキズ薬と消毒薬を注入しておしまいだ。この間、せいぜい数分程度。
オスを手術台に安置=駅義則撮影
オスを手術台に安置=駅義則撮影
 一方、メスはすべての足をひもで手術台に固定する。バリカンで毛を剃られた下腹部一体に消毒薬を塗った後、数センチの傷をつけ、ピンセット状の器具で押し広げる。専用器具を傷口に差し込み、子宮と卵巣を注意深くすくい上げて結合部を縛り、手順を踏んで丁寧に切断する。そして薬を注入した後、溶ける糸を使って傷口を丹念に縫い合わせる。
 メス猫が妊娠していた場合は堕胎を行うため、かなりの手間を要する。しかし、そうでなければ10分もあれば手術が完了する。性別を問わず、大量の出血は見られなかった。
下腹部をバリカンで剃られるメス=駅義則撮影
下腹部をバリカンで剃られるメス=駅義則撮影
ひと晩静養させた後、元の場所に
 手術が終わると背中に生理食塩水を注射し、水分補給をする。麻酔が効いている間、猫はずっと目を開いているため、眼球の乾燥を防ぐため目薬をさす。そしてケージや捕獲器に戻して別の保管場所へ。麻酔が切れた後にひと晩静養させた後、元の場所に放す。
 飼い猫の場合は、手術後に傷口をなめて開いたりしないようにするため、首の周りに「エリザベスカラー」と呼ばれる円錐台形の保護器具を一時的に巻き付けたり、退院後のために抗生物質を処方したりすることもある。どうぶつ基金が手がける野良猫の手術ではそこまではしないが、手術後に死亡することは極めて稀だという。
 麻酔をするとはいえ、痛いし、怖いだろうな、とは思う。手術中に足をピクっと振るわせる猫もいる。だが、出産を繰り返してボロボロになったメス猫や、事故や病気で苦しむ野良猫の子猫をみとった経験からすれば、そうした悲劇が無くなるのならこれで良いのでは、というのが偽らざる実感だ。
手術台に安置されたメス=駅義則撮影
手術台に安置されたメス=駅義則撮影
全国に広がる協力病院
 どうぶつ基金は1988年に設立され、当初は動物保護施設の運営にあたっていた。そして2005年、寄付金や基金運用収益を活用し、猫の不妊手術を開始した。実業家をやめて財団運営に専念した佐上邦久氏が理事長を務め、ベテランの獣医師である山口武雄氏が顧問として、手術の総指揮をとっている。
 協力してくれる動物病院が全国に広がっており、こうした協力病院とともに各地で活動を行い、累計で約3万5000匹の猫に不妊手術を無料で施した。愛護意識の高まりなどを背景に、手術数はここ数年で急増している。次回は、どうぶつ基金の最近の活動についてリポートする。
 <次回は12月14日に掲載します>


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犬猫の引き取り数全国1位でも殺処分率は全国35位。愛知県が抱える課題と動物愛護センターが変える未来とは

ペトこと


殺処分をしているあの県は許せない――SNSなどで殺処分数や譲渡数に関する多くの応援や批判の声が拡散されています。しかし、数字だけを見て良し悪しを決めることは非常に難しいと言えます。例えば、「殺処分数が多いけど譲渡数も多くて、そもそも引き取り数が多すぎる」とか、「殺処分数は全国的に少ないけど、殺処分率で見るとすごく高かった」などなど……。一つの数字だけを見てしまうと、間違った解釈になりがちです。

また、都心や地方それぞれの地域性や自治体の財政面など、さまざまな背景を鑑みた上で、「うまくいっている自治体はどのようなアプローチをしているのか」や「うまくいっていない自治体は何が課題なのか」を見ていく必要があります。そこでペトことでは、現場で働く愛護センターの方々に取材をし、各県の現状と課題についてお届けしています。

関連記事:日本にも「ティアハイム」を 京都動物愛護センターが目指す殺処分ゼロの考え方とは(前編)
関連記事:「“かわいそう”だけでは次へ進めない」 殺処分数ワースト5位の沖縄県が取り組む動物愛護とは(前編)
1 日本の保護犬猫の現状はどうなっているのか
2 愛知県の引き取り、殺処分、譲渡の現状
3 愛知県の動物愛護センターの構造について理解する
4 愛知県動物保護管理センター
4.1 引き取り数の多くは野良犬や野良猫!?
4.2 できるだけ殺処分はせず、譲渡を促進する取り組み
4.3 愛知県動物保護管理センターが抱える課題
4.3.1 環境面
4.3.2 保護面
4.3.3 その他
4.4 愛知県動物保護管理センターにいる犬猫たち
5 名古屋市動物愛護センター
5.1 野良猫問題は名古屋市にも
5.2 定期的なイベント開催による譲渡の促進
6 豊田市動物愛護センター
6.1 豊田市は愛知県の中で最も引き取りが少ない
6.2 観光名所をウリに多くの人に知っていただきたい
6.3 豊田市動物愛護センターにいる犬猫たち
7 まとめ
日本の保護犬猫の現状はどうなっているのか

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「全国の犬・猫の殺処分数の推移」 出典:環境省ホームページ
今年10月、環境省が2015年度(平成27年度)の「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」を公開し、全国の犬猫殺処分数が初めて10万頭を下回って8万2902頭になったことが分かりました。都道府県別では、返還・譲渡率1位が77.5%で岡山県、殺処分率1位は87.9%で和歌山県と奈良県でした。

関連記事:犬猫殺処分数が初めて10万頭を下回り8万頭に 2015年度の返還・譲渡率1位は岡山県
今回は、京都府、沖縄県に続き、愛知県の現状と課題について、実際に二つの愛護センターに取材に行ってきました。

愛知県の引き取り、殺処分、譲渡の現状

愛知県は、日本列島の中部に位置し、中部地方の県では最も人口が多く、県庁所在地の名古屋市は中部地方で最大の人口を擁する都市です。大きく分けて、尾張地方、西三河地方、東三河地方の3地域で構成されています。

その愛知県では、2015年度に引き取られた犬猫のうち殺処分された犬猫の数は、全国で12番目に多く2587頭でした。しかし、引き取り数に対する殺処分率は46.8%と全国で35番目と下から数えるほどで、決して殺処分を頻ぱんに行なっているわけではないことがわかります。



実際に、引き取り数は全国で最も多く、5527頭もの犬猫が引き取られました。そして、そのうち、2950頭が返還・譲渡され、これは全国で4番目に多い数字となります。




これを見て分かるように、殺処分数だけを見て単純に「愛知県の状況は良くない」と言えないことがわかります。

では、引き取り数が全国で最も多い理由、返還・譲渡が進んでいる理由、そして殺処分に対する課題はどこにあるのでしょうか。実際に愛護センターの方々にお話を伺いました。

愛知県の動物愛護センターの構造について理解する

愛知県は全国27位の面積で人口密度は全国5位となっており、動物の保護管理は豊田市を管轄する「豊田市動物愛護センター」、岡崎市を管轄する「岡崎市動物総合センター」、名古屋市を管轄する「名古屋市動物愛護センター」、豊橋市を管轄する「豊橋市保健所」、そしてその他の地域を管轄する「愛知県動物保護管理センター」の四つに分かれています。

そして各行政区域ごとに地域性や施設環境が異なるため、引き取り数や譲渡数、殺処分数の背景は異なるものがあります。今回は、愛知県動物保護管理センター、名古屋市動物愛護センター、豊田市動物愛護センターに話を伺ってきました。

愛知県動物保護管理センター

愛知県動物保護管理センターは、前述の通り、豊田市、岡崎市、名古屋市、豊橋市以外の全ての地域が業務範囲となる一番業務範囲が大きなセンターです。獣医師や非常勤を含む、44人の職員で運営されています。

愛知県動物保護管理センターでは、2015年度の犬の引き取り数が1530頭、猫の引き取りが1046頭で、合計2576頭の犬猫を引き取りました。これは、愛知県全体の引き取り数の46%にあたります。

では、引き取り数が多い背景は何があるのでしょうか?

引き取り数の多くは野良犬や野良猫!?

愛知県の郊外では、野良犬や野良猫が非常に多く、犬の引き取りの多くが野良犬です。都心で生まれ育った方は現在も野良犬がいることに驚かれるかもしれませんが、郊外の山にはいまだに野良犬が多くいるそうです。野良犬が子供を産むことで、なかなか数が減らない現状があります。

猫については、無責任な飼い主によって捨てられた子猫が警察経由で収容されることが多くなっています。では、センターに引き取られた犬や猫は、その後どうなるのでしょうか。

できるだけ殺処分はせず、譲渡を促進する取り組み

引き取られた犬猫のうち、返還・譲渡される数は1343頭で、殺処分数は1233頭と、殺処分の数より返還・譲渡の数の方が多く、返還・譲渡が積極的に行われていることがわかります。攻撃性があったり、健康状態が明らかに悪いと診断されたりした場合は、アニマル・ウェルフェアにのっとって殺処分せざるを得ないこともあります。

返還・譲渡対象になるまでには三つの選定過程があり、まず一次選定では、人が近づいた時の反応や、餌を与えた時の反応を見て攻撃性を確かめます。ここで攻撃性を認められてしまった犬は、殺処分になる可能性が高まります。二次選定では、臆病か、人懐こいか、おもちゃや餌に興味があるかなどの基本的な性格が見られます。そして最後に、最終選定で愛護センターで譲渡可能か総合的に判断されるのです。

少しでも多くの犬猫が幸せに生きられるように、センターではさまざまな取り組みが行われています。その一つが、トレーニングです。トレーナーの数も限られてしまうため、全ての犬がトレーニングできるわけではありませんが、少しでも譲渡されやすくなるようにと、トレーニングが行われています。

関連記事:沖縄県が保護犬の譲渡促進で新たな取り組み 「出張しつけ教室」で子どもたちの教育にも貢献
今回、取材に行った際にトレーニングを実演いただくことができました。


一方で、譲渡促進に向けた課題も大きく三つあります。

愛知県動物保護管理センターが抱える課題

環境面

センターのスペースは非常に広いものの、多頭飼育用の犬舎には冷暖房設備がありません。個別の犬舎では冷暖房があるのですが、今後のことを考えるとセンターでも幸せに暮らせるように冷暖房をつけてあげたいそうです。

保護面

行政が運営する施設において、税金でどこまでの医療ができるかという問題があります。現状では、検査なら皮膚の状態や寄生虫、フィラリア、心音など、基本的な項目しかできないそうです。そのため、センターで対処できない問題が見つかった場合は協力してくれる保護団体に譲渡し、保護団体が(協力してくれる)動物病院に連れて行きます。

その他

現在は動物を飼っている方やこれから飼う方に向けた教育に取り組まれていますが、飼っていない方への理解を増やすことも大切です。例えば、犬の鳴き声がうるさいといった苦情も多いのですが、犬が鳴くのは自然なことですから、適切な管理やしつけが行われている限り、飼う側の自由、動物の自由(アニマル・ウェルフェア)に対するある程度の許容や理解も必要です。

このように、犬猫がより幸せに暮らせる社会をつくるためには、環境面だけでなく、医療の充実や、市民全体の理解など、幅広いアプローチが必要だと言えます。

愛知県動物保護管理センターにいる犬猫たち

愛知県動物保護管理センター 保護犬猫


愛知県の郊外は、野良犬や野良猫によって引き取りが多くなっていました。それでは、都心側ではどうでしょうか。名古屋市と豊田市の愛護センターにお話を伺ってきました。

名古屋市動物愛護センター

県庁所在地でもある名古屋市にも動物愛護センターがあります。
野良猫問題は名古屋市にも

名古屋市動物愛護センターの2015年度の犬猫引き取り数は、犬が295頭、猫が1360頭で、圧倒的に猫の引き取りが多くなっています。猫については郊外と同じく、野良猫とその子供が占める割合がほとんどだそうです。そのため、TNR活動(※)活動を推進しており、名古屋市では助成金を出しています。

※TNR活動とはTrap、Neuter、Returnの略で、野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術をしてから元の場所に戻す活動のことです。目印としてカットする耳の形から「さくらねこ」と呼ばれることもあります。
犬については、飼い主が飼えなくなったと言ってきた場合、本当に飼えないのか、しつけの仕方で解決しないかなど職員が事情を聞き、解決策がないか親身になることで、引き取り数が減少しているそうです。

定期的なイベント開催による譲渡の促進

殺処分や譲渡の状況としては、犬の殺処分数は22頭、猫の殺処分数は709頭と、引き取り数の56.3%にあたる合計731頭が殺処分されています。やはり愛知県動物保護管理センターと同じく、猫の殺処分が圧倒的に多い状況です。

そこで愛知県動物保護管理センターと同じく、名古屋市動物愛護センターでも譲渡の促進のため、イベントを定期開催して保護犬猫の現状を多くの方に知ってもらう機会を設けるなど、さまざまな取り組みを実施されています。何よりも大切なことは、飼い主が正しく飼う文化をつくることなのです。

豊田市動物愛護センター

豊田市動物愛護センターは、観光名所でもある鞍ケ池(くらがいけ)公園に位置し、2015年度に設立されました。同センターは、命を大切にする心の醸成を目的に、譲渡会や飼い方教室を開催しています。また、動物愛護精神の高揚のため、動物愛護フェスティバルも開催し、飼い主の意識の向上のため、しつけ方教室や飼う前講座などを実施しています。
豊田市は愛知県の中で最も引き取りが少ない

豊田市は2015年度の犬猫引き取り数が、犬は88頭、猫は387頭で、合計475頭と他の市に比べて非常に少ないことがわかります。その背景として、犬については正しいしつけ方の教育が奏功したと考えられています。しかし、愛護センターという持ち込みやすい窓口ができたことで野良猫の通報が増えてしまい、猫の引き取り数は増加している現状もあります。



観光名所をウリに多くの人に知っていただきたい

返還・譲渡数については、犬猫合計で320頭となっており、引き取り数の46%は返還・譲渡されています。

名古屋市と同じく野良猫のTNR活動や地域猫の活動支援を実施しており、豊田市動物愛護センターでは不妊・去勢手術が無料になっていたり、餌やりさんへのボランティア参加の声掛けをしたりしています。また、同センターは来場者が年間100万人を超える鞍ヶ池公園にあり、そのうちの1%が施設に来場することでも1万人に認知活動や譲渡活動をすることができます。

その他にも、センター間の譲渡連携により愛知県動物保護管理センターから豊田市動物保護センターに引き取られ、譲渡されたケースもあるそうです。現在は全国の自治体に譲渡基準があるため県をまたいでの連携は難しいのですが、いずれ県外のセンター間で譲渡連携ができるようになれば、さらに幸せな犬猫が増えるのではと話していました。

豊田市動物愛護センターにいる犬猫たち

豊田市動物愛護センター 保護犬猫
豊田市動物愛護センター 保護犬猫シニア犬も新しいおうちを待っています
まとめ

以上のように、愛知県は地域によって保護・管理、譲渡の状況が違うことがわかります。しかし、センター同士の連携も進んでおり、県内譲渡も可能になるなど、譲渡文化促進に向けて積極的に取り組まれていることもわかります。

まずは、市民が地域の問題として野良猫の管理に取り組むことを前提に、社会全体でも課題に向き合っていくことが必要だと感じました。今はできていない県外譲渡も、情報共有の仕組みづくりや連携の機運を高めていくことにより近い将来、実現できるかもしれません。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:07 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬をひとりで飼うということ

ネタりか


1人で暮らしていると、ふとした瞬間に寂しいと感じることがありますよね。そんな時、誰かが側に居てくれたらな、なんて思う人も少なくないでしょう。
そこで「可愛いし、癒しにもなってくれる犬を飼おう」と考えている人も多く、最近ではペットブームという名前となって社会現象に発展しています。

たしかに犬は大昔から人間と共存してきた歴史を持っており、時には一緒に遊んだり、時には癒やしてくれる存在として現代まで高い人気を誇っているペットです。
もちろんひとり暮らしで飼っている人も最近では多くいますが、軽い気持ちで飼ってしまい、結局飼うのが大変になり保健所に持ち込まれる犬が毎年数多く存在するのも事実です。

犬を飼う人が多くなっている今だからこそ、犬を飼うことの重要性について飼う前にしっかりと考えるべきなのです。特にひとり暮らしの場合、様々な壁にぶち当たる可能性が高くなります。

子犬のお世話は想像以上に大変

ひとり暮らしの人の多くは社会人として仕事に行く日々を送っていると思います。
するとどうでしょう?家には人間が誰もいなくなり、犬を飼った場合、その愛犬が1匹で1日中過ごすこととなるのです。

犬を飼う人の多くは生後2ヶ月から3ヶ月ほどの子犬を飼うことになりますが、生後2ヶ月の子犬というのは言わずともまだまだ赤ちゃんです。少しのことで怪我をしてしまう可能性もありますし、病気にかかりやすい子も多いです。
また、新しい家というのは犬にとって不安を感じるものです。いきなり1人にされてしまうことで、怖がりな性格の子ならば人間と同様、それに恐怖を抱く子犬もいるでしょう。

それらの問題にしっかりと対応していかなければいけないということを覚悟しましょう。

自分が体調が悪くなっても関係ない

また私たちは人間ですので、どんなに気をつけていても風邪を引いてしまったり怪我をしてしまうということはあります。
しかし、そんな事態に陥ったとしても、犬からしてみれば頼りになるのは飼い主さん、ただ1人なのです。

つまり、熱を出しても身体を痛めてしまったとしても、しっかりと餌をあげなければいけませんし、運動不足にならないためにも散歩は欠かせないのです。小型犬に関しては1日1回の散歩でも運動不足を解消できますが、中型犬ならば1日2回散歩に行くのが当たり前だと考えておきましょう。

もしもひとり暮らしで犬を飼うならば

困り顔の犬

ここまで読んで「じゃあ飼っちゃいけないの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかしそうではないのです。ひとり暮らしだから飼えないということはなく、家族で飼うよりも覚悟が必要だということをしっかりと理解することが大切なのです。

残念ながら、保健所から譲り受けるための条件には「ひとり暮らしでないこと」という記載がある所がほとんどです。なぜならば、一度心に傷を負っているわんちゃんが多いためしっかりとケアする必要があるからです。当たり前ですね。
しかし、今もペットショップやブリーダーさんの元で新しい飼い主さんを待っているわんちゃんもたくさんいます。

したがって、ひとり暮らしで飼うためには犬を飼うための心得が必要不可欠です。

ひとりで飼うための心得

病気や怪我の対応

まずは先ほどもお話しした通り、わんちゃんも病気になる可能性が人間と同じようにあります。そのため、もしも具合が悪そうだなと感じたらすぐに病院へ連れて行ったり、電話で尋ねる必要があります。

お留守番の工夫

最初は家でお留守番をすることに慣れていない子がほとんどです。飼い主である自分が外出している時も、なるべく寂しい思いをしないようテレビを点けたままにしたり、おもちゃを与えてあげるなど細かい部分での工夫が必要です。

自分の体調管理

犬が頼れる飼い主である自分が体調を崩したり、怪我をしてしまっては本末転倒です。したがって、犬はもちろん自分の健康管理や精神面の管理も重要となってきます。

お金がかかる

他にも犬はエサ代、病院代、トイレシーツやケージなどのグッズ代など、様々な面で費用がかかることをしっかり理解しましょう。

周囲の助けが必要な場合もある

しかし、ひとり暮らしならばどうしてもこの日は自分1人で面倒見ることが難しいという場面が出てくることでしょう。本来ならば、そこも自分で責任を持ってお世話をすることが当たり前なのですが、現実的に考えて難しいことがあるのは仕方がありません。

このような状態になった時のために、一緒には暮らしていない家族や友人に相談をしておくことは大切です。
自分の予定に合わせて犬の不調を放置してしまうというのは、絶対にあってはなりません。家族にお世話を頼まなければいけない事態になる可能性を考慮し、周りの人とも相談をしておくべきなのです。

まとめ

トイプードル

この記事を読んで、犬を飼うことは難しいと改めて感じた方もいるのではないでしょうか。1度犬を飼ったのなら、それは1つの命を預かっているという覚悟を持たなければいけません。
それでも飼いたいという意志が強いのであればぜひ新しい家族を迎え入れ、わんちゃんに楽しい一生を送ってもらえるよう責任を持ってお世話をしましょう。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:04 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

深谷市長に殺害予告 「猫屋敷」に住む男性の言い分にネット上で賛否

livedoorニュース


「殺意を感じている」深谷市長へ殺害予告 “自分と猫の生活保護が打ち切られた男”にネット上では賛否

2016年12月5日 15時39分 AbemaTIMES

 ペット業界の主役は今や、完全に犬から国民的ペットの座を奪いつつある猫だ。



 全国のペット飼育数は犬の約992万頭に対し、猫は987万頭と猛追している。(一般社団法人ペットフード協会調べ2015)


 そんな猫が120匹住む「猫の楽園」が埼玉県深谷市にあるという。



 実際に訪れてみると、そこは「猫の楽園」という言葉から連想されるものからはほど遠かった。一軒家と見られる住宅にはゴミが散乱し、ドアには頑丈な鍵とチェーンが付いている。もはや、「猫屋敷」だ。



 情報によれば、この家に暮らしている男性が、ある時から野良猫を集め始め、今や120匹の猫が住みついたという。

 「みんなぶっ飛ばしたい気分だ。俺は必死になって助けてるんだから。」と激昂する男性は120匹の猫を守る為、信じがたい行動に出た。

 「市長にはハッキリと殺意を感じている 殺される前に殺した方がいいと考えている」



 自分と猫の生活保護が打ち切られたのは市長のせいだとして、SNSに深谷市長への殺害予告ともとれる書き込みをし、脅迫の疑いで先月16日に逮捕された。その後、不起訴処分となった。


 なぜ男性は市長殺害をほのめかしたのだろうか。



 「俺が捨てた猫は一匹もいない。野良猫問題はみんなの問題なんだからゴミ片付けるのを手伝ってくれよ。この家にいる限り、猫は殺処分施設に連れていかれることはない」と猫を殺処分から守る為の行動だと主張した。



 月のエサ代には12万円ほどかかっているといい、2年前まで受給していた生活保護で賄っていたという。現在は保護が打ち切られ、猫の支援者の寄付で自分の生活費と猫のエサ代を賄っている。



 家賃は未払いで、電気・ガスは止められているが、携帯電話の充電には近所の家の電気を借りている。



 「そこの家にも猫がいる。その猫の世話を俺がしている」というのが言い分だ。



 猫の小便など、臭いも鼻をつく。至る所に猫が溢れかえっているため、男性は玄関で寝ている。



 ネットの反応は様々だ。「(不衛生な環境で買うのは)猫への虐待疑惑」「猫のため、猫好きと自称しているが中身はただの独りよがり」という否定派から、「動物愛護団体では出来ない事を一人でやっていた」などの賛成意見もあり、意見が飛び交った。



 こうした問題の背景にあるのは捨てられた猫の増加であるが、猫の殺処分数が8年連続でワーストであった茨城県が新たな取り組みを始めた。



 茨城県議会いばらき自民党が、県犬猫殺処分ゼロを目指す条例を提案し、飼い主に対しては「犬や猫が天寿を全うするまで飼育すること」、ペット販売業者に対しては「客が飼い切ることが困難と思われる場合販売しない」と努力義務を掲げた。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:02 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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