動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年12月20日

ネコ愛がありあまる企業部活「フェリシモ猫部」を知っていますか?

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ただネコを愛するだけじゃない。商品の売り上げを基金に積み立て保護団体の活動や譲渡会などを支える“部活動”がある。「フェリシモ猫部」。CSRにもつながるユニークな活動とは。

 55匹のネコとの“お見合い”だ。会場は新しい家族を迎えようという人々の熱気に包まれていた。

 神戸市で11月13日に開かれた保護ネコの譲渡会。通信販売大手のフェリシモ(本社・神戸市)とNPO法人神戸猫ネットとの共催で4年前から始まり、23回目を数えた。捨てられたり殺処分されそうになったりしているネコたちを保護し、再び家庭に戻す神戸猫ネットの活動にフェリシモ猫部が賛同したのが、譲渡会開催のきっかけという。

●ネコに恩返しの「猫部」

 フェリシモはともかく、「猫部」?

「社内のネコ好きが集まって作った部活動なんです」

 部長の松本竜平さんが説明してくれた。

 フェリシモでは2010年、水曜日の午前中は日常業務から離れて好きなことをしてもよいという「社内部活動」の制度ができた。女子DIY部やオーガニックコットン部など、さまざまな部が作られるなか、ネコ好きの松本さんが思いついて結成したのが猫部だった。

 現在、部員は男性が松本さん1人、女性9人の計10人。ネコを飼っていなくても、ネコ好きであればだれでも部員になれる。部是は「猫と人がともにしあわせに暮らせる社会を目指す」だ。

 猫部の特徴は、いわゆる同好の士の集まりという範疇を超えた、その活動内容だろう。

 ネコ好きのための商品やネコ用グッズを企画・開発。ホームページにネコギャラリーやブログを掲載し、サイト訪問者も「猫部員」と位置づけ、積極的に交流している。発足当初から目標にしていた事業化も、兵庫県西宮市の複合ショッピングモール「阪急西宮ガーデンズ」に今年10月、初の旗艦店をオープンさせるなど、着実に具現化している。

「部員は、いつも自分たちを癒やしてくれるネコに恩返しがしたいという気持ちなんです」(松本さん)

 活動の核となる商品の企画・開発は、週1回、メンバーが集まって考える。これまでに商品化されたのは約200品。記念すべき最初の商品化は、ネコのモチーフのネックストラップと、しっぽ付きのポーチだった。最近の売れ筋は、手帳シールや付箋など。なかでも注目されているのが、「あの猫(こ)とおそろい!? プニプニ肉球の香りハンドクリーム」だ。なんと“肉球の香り”がするのだとか。色味もピンク、オレンジ、あずき色、グレーの全4色を展開。好みの「肉球色」に合わせて選べるという。自分の手をネコと同じ香りにしていつも嗅いでいたい。そんな偏愛……いやネコ愛が形になった商品だ。

●売り上げの一部「猫基金」

 あふれるネコ愛を発散するだけではなく、猫部の活動はCSRにも広がっている。

企画・販売するすべての商品は、売り上げの一部が「フェリシモの猫基金」に積み立てられる。

「動物の殺処分問題を何とかしたいという思いが猫部のベースにあり、基金で動物愛護団体を支援しています」と松本さんは話す。積み立てた基金は、保護活動や里親探しの活動、野良ネコの過剰繁殖防止活動などをしている全国の動物愛護団体へ寄付される。顧客は商品を購入することで、活動を間接的に手助けできるという仕組みだ。

 猫基金以外にも地域のボランティア団体と協力した譲渡会の開催、寄付活動への呼びかけにも力を入れている。

 もともとフェリシモには基金事務局があり、毎月1口100円から国内外の植林活動を支援する「フェリシモの森基金」をつくったり、途上国支援をしたりと、CSRが盛んだった。さらにイヌやネコなどの保護活動のための「フェリシモ わんにゃん基金」をはじめ、「猫基金」にも連なるこれらの活動に取り組むようになった背景には、11年の東日本大震災がある。

●背景に東日本大震災

 発生から間もなく、さまざまな理由で被災地に取り残されたイヌやネコたちの実態が報じられるようになった。

「原発の避難区域内に残されたペットたちは、餓死してしまったり、たとえ保護されても飼い主が見つからなかったりと、大変な状況に置かれていました。そんな時に『フェリシモさん、もっと支援できませんか?』というお客さまのお声を猫部にも多数いただいたんです」(松本さん)

 多くの活動は、フェリシモのこうした企業風土の中から生まれたものなのだろう。

 さて、冒頭に紹介した譲渡会の様子に戻ろう。

 希望者は、1人3匹まで希望の猫をアンケート用紙に記入。そのあとは里親希望者、猫の保護者と神戸猫ネットスタッフの3者で面談をし、人にもネコにも望ましい関係が築けるかをヒアリングする。後日ボランティアスタッフが希望者の自宅まで保護ネコを届け、1〜2週間のお試し期間、「トライアル」を過ごし、問題なければ正式な譲渡となる。

 ある40代男性は、小学校低学年の娘と妻とで初参加。

「ネコを飼いたいと思ってネットで調べていたところ、この活動を知りました。同じ飼うなら、ペットショップなどでなく、こういう形で支援ができたらいいなと思ったんです」

 保護ネコという言葉からこれまで抱いていたイメージに反し、きれいにケアされたネコばかりで驚いたという。

「安心して選ぶことができました」

 西宮市から訪れた60代夫妻は、

「とてもよい活動ですよね。保護主さんのお話をうかがうと、責任を持って里親になりたいと思いました」

 今回は2匹のネコを譲り受けたいとエントリーした。

「よくがんばりました」

 神戸市内で野良ネコが増えたのは、1995年の阪神・淡路大震災の影響が大きいという。

「不妊手術をしていなかった家ネコが震災で外へ逃げたり、仮設住宅では飼えない、と捨てられたりしたんです」

 神戸猫ネット理事長の杉野千恵子さんは話す。過去22回の譲渡会で、計200匹以上が新しい家族のもとに引き取られていった。

「新しい飼い主さんが見つかると、またほかの野良ネコを保護できるようになります。一匹でも多くの命が救われ、終生幸せに暮らしてほしい」(杉野さん)

 フェリシモ猫部のブログに掲載される譲渡会報告には、いつもこの文言がある。

「みんなよくがんばりましたね」

 厳しい環境で生き延びてきたネコたち。この日の譲渡会では18匹がトライアルに向かい、新しい家族との暮らしに向けて、一歩を踏み出した。(ライター・いなだ みほ)

※AERA 2016年12月19日号

posted by しっぽ@にゅうす at 07:52 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ペットと避難」整備本腰 来月に訓練

東京新聞


 市川市は、大規模災害時にペットを飼い主が連れて逃げる「同行避難」を円滑に進める取り組みを本格化させている。地元のペット用品販売会社と避難所での飼育管理や保護で協定を結んだほか、来年一月には同行避難に特化した訓練を予定する。イヌやネコを家族の一員と考える人が増える中、万が一に対応できるようにする。(村上豊)
 協定は、ペット関連事業を手掛けるイオンペット(同市)とで、十一月二十九日付。内容は避難所での飼育管理に必要なケージや首輪、食べ物の提供のほか、飼育人員の派遣やペットホテルでの預かりなど。同社が自治体と協定を結ぶのは埼玉県に次いで二例目となる。
 訓練は、一月十八日に大洲防災公園で市職員や動物愛護団体などの関係者を集めて行う。総合防災訓練の中で同行避難を取り入れたことはあるが、特化したのは初めて。イヌとネコを保護するテントとケージを設けてみて、避難所での課題を検証。来年度にも見直す地域防災計画に反映させる。
 市環境保全課の担当者は「市では災害時にペットを避難同行できることを周知してきた。協定や訓練は具体的な対策の一歩となる」と話す。
 市が同行避難の備えを強化するきっかけは、東日本大震災。福島県から同市の少年自然の家に一時避難していた人がペットを連れていた。市ではイヌの登録が一万七千六百件(二〇一五年度)あり、大規模災害が起きればペットの保護の問題に直面する。
 一方、市が昨年十一月に行ったアンケートでは、同市で同行避難できることを知っている人は二割程度と少なかった。ペットを飼っている人のうち、災害時の備えをしている人は五割弱だった。
 過去の災害では各地で、飼い主と離れ離れになったり、避難所で鳴き声や臭いなどのトラブルが起きたりしている。
 市では対策に注力することで災害が起きた際の対応とともに、ペットのしつけや健康管理、備蓄品の確保、避難ルートの確認といった備えの必要性を市民に知ってもらう。
 イオンペットでは協定に基づき、市内の店舗でペットフードなどの備蓄を進めるが、担当者は「過去の災害ではペットを抱きかかえて避難する人がいた。同行避難では食料はもちろん、ペットを運ぶバッグなどの備えも必要」と語り、店舗で同行避難のコーナー設置を検討する。




posted by しっぽ@にゅうす at 07:51 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬が吠えないように訓練するコツ

Lifehacker


犬はどうしても吠えることがありますが、犬を訓練して吠え方をコントロールさせることができます。犬の訓練が楽々と効果的にできる3つのコツをご紹介します。



上掲のビデオを見ると、他の犬がそばにいるときや誰かが玄関のドアをノックしているときなど、よくある場面で犬が吠えないように訓練する方法がわかります。場面に応じて具体的なコツがありますが、常に共通しているのは次の点です。



一貫性を保つ:犬が期待通りに振る舞うたびに飼い主は同じ反応をしましょう。犬が良くない振る舞いをしたときに飼い主が取るべき態度も決めて一貫性を保ってください。これにより、犬は飼い主の命令にどのように反応すべきか学習しやすくなります。例えば、犬が吠えたり飛びついてきたら、犬に背を向けて絶対に犬に注意を払わないことです。
静かにしていたら褒める:犬小屋にいるときは吠えない、など犬が静かにしているときは、褒めてご褒美をやりましょう。何度もそれを繰り返していると、犬は吠えないと飼い主の注意を引けて食べ物ももらえるということがわかってきます。


忍耐強く訓練する:犬によっては訓練に通常より長い時間を要しますし、覚えの早い犬でも飼い主が教えたいことを理解するのには何回か試行を重ねる必要があるので、飼い主も忍耐が必要です。犬が学習できるまでにしばらく時間がかかっても、最後は期待通りに犬が振る舞えるようになるので、訓練にかけた時間は無駄にはなりません。


犬の進歩の段階表を作成して、それに進歩を記録していくと訓練をステップアップすべきときがわかりやすくなります。例えば、犬小屋にいるときは吠えてはいけないと犬に教える場合、最初の段階は吠えるのをやめるまで飼い主が犬に背を向けて犬小屋の近くに立つことです。犬が静かになったらご褒美をやって褒めましょう。静かにしているとご褒美がもらえると犬が理解したら、もっと長時間静かにする訓練や飼い主の姿が見えなくなっても吠えないでいられる訓練に移行してください。最後は、犬は犬小屋の中で吠えずに機嫌よくいられるようになります。

How to Teach Your Dog to Speak (and Stop Barking) | Howdini (YouTube)
Heather Yamada-Hosley(原文/訳:春野ユリ)
Photo by Shutterstock.
posted by しっぽ@にゅうす at 07:50 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初動の遅れ響く「24時間以内」終了せず 清水・鳥インフル

北海道新聞


採卵用の鶏から 高病原性鳥インフルエンザ ウイルスが検出された十勝管内清水町の養鶏場で17日に始まった21万羽の鶏の殺処分をめぐり、道の見通しの甘さがあらわになっている。国はウイルス検出から「原則24時間以内」の殺処分完了を求めているが、同日午後7時半現在で、処分した鶏は約3万2千羽と全体の約15%にとどまる。初の殺処分に対する資材の調達遅れと作業の不慣れ、人員不足などが背景にあり、専門家は「感染拡大を防ぐには速やかで丁寧な作業が必要。今後の反省材料にすべきだ」と話す。

 「まず態勢を充実させなければ。必要とあれば、私も近隣の町長さんに電話を入れて応援を要請する」。17日午後、道幹部約20人と、各総合振興局長らが参加したテレビ会議。高橋はるみ知事は、同日午後2時現在で殺処分を終えた鶏が千羽にとどまるとの報告を受け、細かく指示を出し、「道民に対して、道の本気度が問われている」と焦りをみせた。

 国の指針によると、養鶏場でウイルスが検出された場合、原則24時間以内に施設内の鶏を殺処分し、72時間以内に埋却しなければならない。今年、道外の養鶏場でウイルスが検出された事例では、11月に新潟県関川村が検出から55分後の午前4時半、同県上越市が同4時間20分後の午前1時50分に殺処分を始めている。

 道内では5日以降、野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスを相次いで検出。養鶏場でも危険性は高まっていた。道は感染に備えていたはずだったのに、スタートは遅れた。

 今回、清水町の養鶏場での感染が確認されたのは、16日午後10時半。だが道が殺処分を始めたのは17日正午と、半日以上も過ぎていた。道は「防疫服など必要資材を全道の家畜保健衛生所から集めるのが間に合わなかった」と説明。作業に入る前の作業員の体調検査などでも「初めての作業で慣れていなかった」(道幹部)ため時間がかかったという。

 人員も不足していた。道は当初、十勝総合振興局と清水町の職員ら300人と、 災害派遣 要請した自衛隊400人の計700人態勢で臨んだものの、17日午後7時半までに作業に着手できたのは、22カ所の鶏舎のうち、半分以下の10カ所のみ。道は急きょ、18日には十勝に隣接する振興局の職員ら約200人を増員し、周辺町村の職員にも応援を要請することを決めた。

 さらに、寒さなど北海道ならではの事情も作業を難航させている。作業は2時間交代で行われたが、寒さ対策や職員の感染防止に万全を図るため、防疫服を二重に着込むなどし、交代時の着替えに手間取った。寒さで手などがかじかむ作業員もおり、作業自体にも時間がかかった。

 周辺自治体への感染拡大防止に必要な主要道路の消毒マット設置も、予定していた17日午前10時から3時間以上遅れた。関係者によると、消毒液が凍るのを防ぐ不凍液をそろえるのに時間がかかったという。作業員の一人は「感染が分かった昨晩のうちに、準備するべきだった」と漏らす。

  鳥インフルエンザ に詳しい金井裕・日本野鳥の会参与は「他の自治体より格段に厳しい環境にあるのは事実だが、近県で発生経験のある道外の自治体と比べ、油断があったのではないか」と指摘。道農政部の森田良二・食の安全推進監はテレビ会議後、一連の対応について「見通しが甘かった」と認めた上で、「さまざまな作業が想定以上に時間がかかった。どれくらい人が必要か、事前には正直分からなかった。今後、スピードアップを図りたい」と話した。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:49 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする