動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年12月24日

小さな命を いつも気に掛けて

西日本新聞


ペットの毎日は、飼い主が全てです。飼い主が遊び相手になること、うれしかったことも悲しかったことも語り掛けること。そうしたコミュニケーションや自然な対話は、ペットにとって何よりも大切です。

 日常的で、ごく自然な触れ合いができるかどうかは、動物に対する感性に左右されます。この感性は、動物に関わる仕事をする私たちには、重要な力であり、動物の存在を意識し、いつも気にかけることで磨かれる力だと思います。

 例えば、獣医師がよく対応する症例の一つに「ペットを踏んづけてしまった」という事故があります。子猫が思い切り踏まれて担ぎ込まれることが多く、一命は取り留めてもかなりの重症です。

 踏んでしまうのはたいていその家のお父さんや子ども。「そこにいると思わなかった」がお決まりの言い訳です。事実、ペットがそこにいることに気付かないのです。

 動物と暮らしている感覚が薄かったり、感覚が育っていなかったりする飼い主に多い事故です。つまり、動物に対する感性が弱いのです。ほんの少し気を配れば防げるはずの事故が、こうした「感性の弱さ」から起こってしまう。残念ながらよくあります。

 これが、動物と接する感覚が育っている飼い主だと、もし踏んでしまったとしても、軽く踏むのです。いつもそこに動物がいる感覚が備わっているので、踏んだ瞬間「あっ」と気付いて脚を上げるのです。これが感性の差です。

 どんな教科書にも書かれておらず、動物に気を配って接する人たちなら、肌感覚で理解できること。例えば、ドアを開けるとき、「そこにいるかもしれない動物」を思い、一瞬の確認を怠りません。ドアを開けたと同時に、ペットが一緒に飛び出してしまうかもしれないと注意を払います。動物の予期せぬ動きに気を配ることが動物を万が一の事故から守るのです。

 常に、動物と共にある感覚が備わっていれば簡単です。感性を研ぎ澄ませて「動物のいる空間」を意識している。この感覚がどれほど動物を安心させ、その小さな命を守ることに役立っていることか。

 身に付ける方法は、実に簡単です。動物と共に暮らしているんだと認識するだけでいいのです。この家に、この街に、そしてこの世界に「私たちと動物は共に生きているのだ」と意識すること。ただそれだけです。ペットを飼っている人はもちろん、飼っていない人もぜひ習慣にしてください。

 最後まで読んでくださった方に心から感謝を申し上げます。動物と共に生きられる社会が、人間にも生きやすく、優しい社会であることを、これからも伝え続けていきたいと思います。
 =おわり

(竜之介動物病院長、熊本市)

=2016/12/22付 西日本新聞朝刊=




posted by しっぽ@にゅうす at 06:29 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野良猫の不妊手術1週間で1890匹 獣医師ボランティアら2016年12月22日

くまにちコム


熊本市中央区の竜之介動物病院などでつくるボランティア団体「BOX竜之介」が11月22〜28日に実施した野良猫の無料不妊手術キャンペーンで、手術した猫は1890匹に上った。これまで実施した3回のキャンペーンでは最多という。

 同団体では2015年から、年2回の大規模なTNR活動(トラップ=捕獲、ニューター=不妊去勢、リターン=戻す)に取り組む。今回は全国から19人の獣医師が駆け付け、ボランティア約百人が協力。多い日は353匹を手術した。

 過去2回で手術した猫は、1回当たり約1200匹ほど。熊本地震後、野良猫が増えたと実感しているという獣医師の徳田竜之介代表は「野良猫が家の敷地に現れるなど、自身の関心事となった人も多いのでは。協力者も増え、TNR活動の広がりを実感する」と話す。

 県と熊本市によると、2015年度に県内では猫1770匹が殺処分された。「猫は多くて一生で60匹の子猫を産む。これ以上、不幸な猫を増やさないためにも継続的に活動を続けたい」と徳田代表。来年2月にも実施を予定している。(西國祥太)


posted by しっぽ@にゅうす at 06:28 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三重県動物愛護センター5月開業へ 愛称は「あすまいる」

産経ニュース


犬・猫の殺処分ゼロを目指す「県動物愛護推進センター」の建設が、来年5月のオープンを目指して津市森町で進められている。県は、公募していた施設の愛称が「あすまいる」に、犬と猫のマスコットキャラクターの愛称が「き〜ぼう」と「つむぎちゃん」に決まったと発表した。鈴木英敬知事は「センターは関係者が長年待ち望んでいた施設。完成後は、さらに動物愛護の機運が高まるよう努める」と話している。

 県は「動物の愛護および管理に関する法律」を受け、県動物愛護管理推進計画を策定。平成35年度までに放置ペットなどの殺処分ゼロを目指すが、27年度は犬約160匹が処分された。このため、センターの建設で、殺処分ゼロに向けた取り組みを加速させたい意向だ。センターは木造2階建て延べ約550平方メートルで、犬・猫の診療室やトリミング室、ドッグラン広場などを配置。災害時の収容態勢も整える。総事業費は約2億6千万円。今年6月に着工している。

 センターとマスコットキャラクターの愛称は公募で613件の応募があり、センターの「あすまいる」は四日市市の主婦、石川由香さんが最優秀作品に。紀州犬をモチーフにしたマスコットは、津市の会社員、坪内聡美さんの作品「きーぼう」、三毛猫をモチーフにしたマスコットは、桑名市の小学2年生、後藤悠花ちゃんの作品「つむぎちゃん」が、それぞれ選ばれた。イラストデザインは県職員が考案した。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:27 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の命つなぎたい 広島のNPO、人口多い都内で飼い主探し

東京新聞


 殺処分対象になった犬の新たな飼い主を探すための施設「ピースワンコ・ジャパン世田谷譲渡センター」が、世田谷区桜丘三に開業した。全国での殺処分ゼロを実現するため、紛争地や被災地を支援するNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」(広島県神石高原町(じんせきこうげんちょう))が立ち上げたプロジェクトの一環。リーダーの大西純子さん(44)は「多くの犬が殺処分対象になっている現状を都民に気付いてもらえれば」と話す。 (神野光伸)
 PWJは、二〇一一年度に犬や猫の殺処分数で全国最多を記録した広島県で今年四月、殺処分対象になった県内すべての犬の引き取りを始めた。だが、法人本部がある神石高原町周辺では飼い主がなかなか見つからず、人口の多い都内での事業展開を決めた。
 広島市、神奈川県藤沢市に続き三カ所目の開設となる世田谷の譲渡センターは、神石高原町に対する「ふるさと納税」で集まった寄付金で開設費や運営費のほとんどを賄う。
 広島で保護し、人に慣れるように育て上げた犬は約七百匹。このうち五〜九匹を世田谷に移し、定期的に入れ替えながら紹介する。
 飼い主が見つかっても飼育を放棄してしまうケースが少なくない。そのため、希望者の飼育環境などを調べた上で、スタッフが希望者宅に訪問、飼育環境が確認できれば犬を譲る。
 都内では来年中に譲渡センターをもう一カ所開設する計画。小池百合子知事は「二〇二〇年までに動物の殺処分ゼロを目指す」との目標を掲げており、大西さんは「将来的には都内で殺処分対象となった犬も引き取っていきたい。都の目標に貢献できれば」と意気込む。
 犬の引き取りの際には、予防接種などにかかる費用として一万七千五百円が必要。問い合わせは、同センター=電03(6413)7095=へ。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:25 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

殺処分ゼロ目指し初の条例、茨城 犬猫飼い主に責務明記

北海道新聞


全国的に犬猫の殺処分が多い現状を解決しようと、茨城県議会は「犬猫殺処分ゼロを目指す条例」を22日、全会一致で可決した。条例案を提出した会派「いばらき自民党」は「殺処分について定めた条例は全国初」と説明している。

 条例は、飼い主に対して犬猫の個体識別ができるマイクロチップの装着や繁殖制限を求めたほか、販売業者や譲渡者には、飼い主に死ぬまで世話できるかどうかを確認する責務を明記した。罰則は設けていない。

 県は ふるさと納税 の活用で寄付を募るなどして財源を確保し、市町村とともに去勢避妊手術の費用助成などに取り組む。

 茨城県の2015年度の殺処分数は、犬が2番目、猫は12番目に多く、犬は12年度まで8年連続で全国ワーストだった。

 自民党県連の森田悦男政調会長は「殺処分数が多いと動物に優しくないイメージが付いてしまう。条例で犬猫の適正な飼養を県民に意識付けできる」とした。

 犬猫の保護活動に取り組む NPO法人 「いばらきの犬と猫」の倉持千恵子代表(63)は「子どもたちへの教育など行政にしかできない取り組みに期待したい」と話した。

posted by しっぽ@にゅうす at 06:23 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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