動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年01月31日

野良猫を保護 なつかせるには、根気よくおだやかに

Yahoo! JAPAN


社会化期を過ぎた野良猫の子猫を保護したようなケースでは、人を受け入れるようにするにはかなりの根気が必要になります。そのような場合でも特定の人がじっくりと接する時間を持つことでその人との絆を築くことは不可能ではありません。

【写真特集】野良猫のアクション写真19枚 拳法?ダンス?

ただし、猫が押し入れなどに隠れて全く人前に姿を現さず、人がいなくなってから食べ物を食べるというような状況では、野良猫との関係と同じですから永遠にふれあいは望めません。

 当分の間はケージ飼育とし、リビングなど飼い主が過ごす時間の長い部屋の隅などに置きましょう。ケージにはタオルなどをかけて目隠しをし、安心できる空間にしてあげましょう。食器で与える食事は少量にして、おなかを空かせた状態で、好物を柄の長いスプーンなどにのせて直接与えるようにしましょう。

初めは怒ってシャーッと言いながら手で払いのけるかもしれませんが、おだやかな態度で根気よく行えば少しずつ心を開いてくれるでしょう。

 当院でも保護猫を預かる機会が多いため、社会化期を過ぎた猫の世話をすることがあります。この際社会化に適した時期を過ぎていても子猫であれば比較的早く慣れてくれますが、成猫ではそういうわけにはいきません。もっとも長い子では1年ぐらいかかりましたが、最終的にはおだやかになでたり触ったりできるようになりました。

(村田香織・もみの木動物病院副院長)

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保護ネコカフェ、殺処分ゼロへ広島に初出店 「大人猫」パートナーに里親探しに強み

産経ニュース


 広島市中区大手町に、保護猫カフェ「ネコリパブリック」が中四国で初めてオープンした。店内にいるのは、県外の保護団体から引き取った6カ月以上の“大人猫”約10匹。客は触れあったりすることもでき、一定の条件を満たせば譲渡も可能。子猫と比べて里親捜しが困難とされる大人猫は、性格も形成されていて飼い主とのマッチングも図りやすいメリットもあり、注目を集めている。

 ■穏やかな表情で

 「和歌山県出身。人見知りだけど、慣れると甘えん坊」…。昨年10月にオープンした店内にある店員が作った冊子には、店で暮らす猫たちの性格や特徴がつづられている。

 壁一面に設置された本棚には、猫関連本のほか、旅行やアート、建築などさまざまな書籍が並ぶ。そんな中を、猫たちは穏やかな表情で過ごしている。

 ネコリパブリックは地域の保護猫団体と協力して猫の里親捜しをしたり、飼いたくても飼えない人が猫と触れあう機会の場として平成26年、岐阜県にオープンした。34年2月22日までに「日本の猫の殺処分ゼロ」を目指し、いまでは大阪や東京などに計7店舗を構えている。

 県内で運営する「Conoma」の代表取締役、稲葉綾子さんは「幅広い年代が気軽に訪れることができる店を目指しました」と話す。自身も猫を飼っていた経験から、猫の殺処分をなくす取り組みに共鳴し、開店を決めた。

 ■相性見極めやすく

 店にいるのは、里親が比較的見つかりやすい子猫ではなく、生後6カ月以上が経過した“大人猫”。多頭飼育ができず捨てられるなどして保護され、もらい手が見つからずに残っていた猫たちだ。

 トライアル飼育期間を経るなど一定の条件を満たせば、譲渡も可能。「大人猫の多くは性格が形成されているので里親と相性がマッチングしやすいのが強み」と稲葉さん。昨年10月のオープン以降、すでに計5匹の譲渡が決まっている。

 中には通っているうちに猫がなつき、ペットが飼える住宅に引っ越して里親となった夫婦もいるという。稲葉さんは「長く一緒に暮らすには、相性が大切。子猫から『育てる』のではなく、性格を知った『パートナー』として猫に出合える場となればうれしい」と語る。

 ■選択肢のひとつに

 県内では犬・猫の殺処分は28年度に実質ゼロを達成した。しかし、環境省によると、全国的には犬・猫の殺処分は年々減少しているものの、27年度は8万2902匹(犬1万5811匹、猫6万7091匹)と犬よりも猫の多くが犠牲になっている。

 稲葉さんは「県内の殺処分がゼロを達成しても、愛護センターなどに持ち込まれる数がゼロではない。猫を飼いたい人たちの選択肢のひとつとして保護猫を引き取る方法があることを知ってもらいたい」と話している。

                   ◇

 ネコリパブリックは一般の猫の引き取りはしていない。入場には、猫を追いかけない▽寝ている猫を起こさない−などの注意事項に同意が必要。料金システム(基本、1ドリンク付き)は、平日が30分1100円、土日曜と祝日が同1300円(税別)。正午〜午後8時(土日曜と祝日は午前11時〜午後7時)。問い合わせは(電)090・7540・2202。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:21 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動物学の権威に聞いた「犬と猫、賢いのはどっち?」

BIGLOBEニュース


■計算できる天才犬は飼い主を見てるだけ!?

空前の猫ブーム。2016年にペットフード協会が公表した飼育数は、犬が約991万7000頭、猫が約987万4000頭。今年中に犬と猫の数が逆転すると言われている。

その要因で有力なのは、一人暮らしをする人が増えている中で、「猫は家を空ける間、放っておいても大丈夫だから」というもの。確かに犬より猫のほうが、手間がかからないイメージがある。飼い主に従順な犬。自分で考えて行動する猫。もしかしてこれは、犬より猫のほうが、頭がいいということ? 動物の知性に詳しい京都大学大学院文学研究科心理学研究室の藤田和生教授に疑問をぶつけてみた。

「犬と猫、どちらが頭がいいかという前に、知性とは何かを考えてみましょう。知性とはいわば“その動物の生き方に合った形で情報を処理する力”のこと。たとえば大雪の後、道の状態が気になれば、人は外から帰ってきた人に尋ねて靴を選ぶでしょう。犬なら自分で歩いて道の状態を確かめるでしょう。では鳥は? たぶん何もしません。空を飛ぶ鳥にとってはどうでもいいことだからです。でも鳥に知性がないわけではない。つまり、その生き物が生きるために必要な情報をどれだけ上手に取り込めるか。それが知性が優れているということなんです」


つぶらな瞳の奥で飼い主の感情をうかがっている。(amanaimages=写真)
この観点で先ほどの犬と猫の違いを考えてみると、犬は、「飼い主に従順」という知性を持ち、猫は「単独で行動する」という質の違った知性を持っていることになる。それはなぜなのか。

「犬の家畜化は1万8000年ほど前からだと言われています。その長い年月の間に、“人の環境になじむ”ということが遺伝子に組み込まれたのでしょう。そのなじみ方というのは、人の指示に敏感に対応すること。なぜなら犬は、放牧など人の援助をする目的で家畜化されてきたからです。その証拠に、オオカミも犬と同じ祖先ですが、オオカミにはその性質はありません」


では、猫の場合はどうなのか。

「猫は、穀物蔵のネズミを捕ってもらおうと敷地に放っただけですから。人に対応する必要がなかったのでしょう」

ということは、猫に人の仕事を援助する役目を持たせていたら、犬のように飼い主に従順になったのだろうか。

「可能性はなくはないですが、猫はもともと単独生活を好む生き物。つまり自分の意思で行動するのが好きな生き物なんです。対して犬は社会性が高い動物ですから、他者と協調するというのが得意だった。だから人を援助する役割を与えられたのでしょう」

よく飼い主が悲しい顔をしていると犬が慰めにきてくれると言うが、それも犬の社会性からきているのだろうか。

「犬は人の感情を読み取ります。でも、飼い主が悲しい顔をしているから慰めにきてくれるというのはたぶん幻想です。待っていてもご飯が出てこないから、催促をしにきただけかもしれない。普通の犬は飼い主がピンチになっても助けにきませんし、助けを呼んでもくれません。これは猫も同じです」

飼い主の顔色を読み取るのは、むしろ行動の判断材料にするためだという。

「扇風機に細長い紙をつけて回すと、紙がぴらぴらして怖いですよね。そんなとき、犬は飼い主の顔を見ます。飼い主が怖そうにしていると行かない。にこにこしていると行く。つまり、人の行動を手掛かりに行動する能力があるということです。犬ほどではないですが、猫もできます」

よくテレビ番組に計算できる天才犬が登場するが、それは飼い主の反応を見て、正解の数だけ吠えているのだろうと藤田氏は言う。では、猫は?

「認知テストの結果は犬も猫もほぼ一緒です。でも飼い主への依存度が犬のほうが高いんです」

認知能力では猫も負けていないのに、計算できる猫が出てこないのは、飼い主への依存度が低いからというわけか。

ちなみに死んだ飼い主を待ち続けた忠犬ハチ公の話も怪しいという。

「毎日渋谷の駅に行くのが習慣だったとか、行くとおいしいものがもらえた、とかそんな理由じゃないかと……」

犬も猫も、したたかであることは間違いないようだ。

(高嶋ちほ子=文 amanaimages=写真)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:09 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<子グマ>生後1カ月未満の3頭保護 登別の牧場で飼育へ

Yahoo! JAPAN


 北海道新冠町泉の林で、林業を営む町内の男性(63)が生後1カ月未満の子グマ3頭を保護し、登別市の「のぼりべつクマ牧場」で飼育されることになった。

 男性らによると28日午後2時ごろ、7人でカラマツの伐採中に大きな切り株の下にある洞穴(直径約70〜80センチ)をのぞき込んだところ成獣のヒグマ1頭が飛び出してきたため、猟銃で駆除した。その後、洞穴から鳴き声がし、中に子グマ3頭がいたという。男性は「チェーンソーの物音に反応して母グマが飛び出してきたのでは。中に子グマもいるとは思わなかった」と話す。

 男性が3頭を保護して日高振興局に相談。同牧場の職員が30日に引き取った。牧場の担当者によると、いずれも毛が生えそろっておらず目も見えない状態。「威嚇行為などがなければ、育児経験のあるメスに里親として育ててもらう。難しければ人工飼育を考えたい」と説明する。

 同牧場では2013年にも、泊村で親グマから離れて衰弱していた子グマ1頭を受け入れている。【横尾誠治】


posted by しっぽ@にゅうす at 08:06 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「動物虐待」を言うなら

毎日新聞


アメリカ映画「地上最大のショウ」(The Greatest Show on Earth)をご存じだろうか? ハリウッド全盛の1952年「真昼の決闘」「静かなる男」と共に大ヒット。この年、全米で年間興行成績第1位を記録した名作である。

 映画の舞台は旅から旅へのサーカス一座。新しく、空中ブランコの名手が加わった。今まで人気者だったホリーはスターの座を譲りたくない。必死に稽古(けいこ)に励む美しいヒロイン。心配そうに見つめる謎の道化師バトンズ。そして、若いサーカス経営者。複雑な人間関係の中で「微妙な立場」に追い込まれるホリー。ラブストーリーである。

 一昔前のサーカスの雰囲気を忠実に残した作品は「恋のさや当て」と迫真のアクロバット演技が話題で、アカデミー作品賞などを受賞した。

 実は、この映画に登場するサーカス一座は実在する。150年近い歴史を持つ「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー」。その規模は最盛期、従業員1540人、馬450頭、象40頭、観客1万1000人収容の大テント……まさに地上最大のサーカス一座だ。

 その歴史には数々のドラマがある。第二次大戦中の1944年7月6日、公演中に火災発生。168人の死者を出し「ピエロが泣いた日」と報道されたこともある。

 その「史上最大のサーカス一座」が今年5月廃業する。理由は……象の曲芸が「動物虐待に当たる!」と動物愛護団体から批判を受け、昨年5月、アジアゾウをすべて公演から引退させた。すると(これまでもチケットの売り上げは芳しくなかったが)お客さんが激減したというのだ。廃業の理由の一つが動物虐待? そんなばかな!

 不当な暴力を振るい、象の習性・性質を無視して扱った、というのだが、サーカス大好きの僕には象の曲芸は愛らしく「動物虐待」とは思えない。稽古を重ね、人間様を喜ばせてくれる象が「虐待された!」なんて思っているのだろうか?

 それほど「動物虐待」にこだわるのなら、我々は牛、豚、鶏、魚などを食べることはできない。最大の動物虐待は「命」を奪うことじゃあないか!

 大げさに“正論”を振りかざし「伝統文化」を葬り去る人々が僕には理解できないのだ。(客員編集委員)

posted by しっぽ@にゅうす at 06:13 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

犬猫の殺処分ゼロ考える 獣医師の山口さん「動物福祉に配慮して」と訴え 博多 /福岡

毎日新聞


日本動物福祉協会(東京)顧問、山口千津子獣医師の講演会「動物福祉の視点から犬猫の殺処分ゼロを考える」が28日、博多市民センター(博多区山王)で開かれた。行政関係者やボランティアら約70人が熱心に耳を傾けた。

 山口さんは英国王立動物虐待防止協会などで、動物にとって最適な状況での飼育に配慮する動物福祉の研修を受け、虐待が疑われる現場を調査などする動物査察官の資格を持つ。動物福祉推進のため、現場の調査や災害時の動物救護活動などに携わっている。

 講演会では、飢えと渇きからの自由、恐怖や抑圧からの自由といった動物福祉の国際概念を紹介。多頭飼育や虐待など不適切な飼育管理の事例を写真を示しながら解説した。

 また、各自治体が目標に掲げる犬と猫の殺処分ゼロに関し、動物福祉に配慮した上での殺処分ゼロを考えなければ多頭や劣悪環境での飼育を助長することになると訴えた。

 災害時のペットとの避難にも触れ、普段からしつけや避難経路の確認などの徹底を呼び掛けた。山口獣医師は「人と動物が共に暮らす幸せな社会を目指して、動物福祉を広めてほしい」と話した。【末永麻裕】

〔福岡都市圏版〕




posted by しっぽ@にゅうす at 00:17 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛するペットにスーパーサプリ!愛犬家、森泉は世界的権威の獣医に「もっと早くに出会いたかったぁ〜」

ガジェット通信


今や3世帯に1世帯がペットを飼っていると言われています。大切な家族の一員であるワンちゃん、ネコちゃん。どうか長生きして欲しいですね。



さて、都内では1月29日、ペット用スーパーサプリメント「アンチノール」の輸入販売を行っている株式会社V and Pが主催するトークイベントが開催されました。



当日は、愛犬家として知られ、2015年には第1回ベストペットスマイルアワードも受賞したタレントの森泉さんがゲストに登場。人気ドキュメンタリー番組NAT GEO「アニマルER」に出演する世界的権威の獣医、ブライアン・ビール先生とペットについての健康予防や治療について語り合いました。



※左から株式会社V and P代表の工藤美保氏、ブライアン・ビール獣医、森泉さん



愛犬ジザベルとユキを抱えて登壇した森泉さん。「ブライアン先生の番組は大好きで、いつも刺激を受けている」と話していました、また、飼っている7匹のワンちゃんのうち、一番高齢である17才の子が昨晩亡くなったことを伝えると、ブライアン先生は「とても長生きして、幸せだったでしょう」と優しい言葉をかけていました。



ジザベルが脱臼症ということで、ブライアン先生は即席診断をスタート。「脱臼症は大きな負担にはならないけれど、これをあげて炎症を最小限にしてあげてください」とアンチノールをプレゼントしていました。



森泉さんが「ユキにもあげて大丈夫ですか」と質問すると、ブライアン先生は「関節炎などは初期の段階では私でも気付けないことがある。アンチノールは昔の薬と違って副作用の心配も少ないので、ビタミンのような感覚であげれば治療にも予防にもなる」と答えていました。それを聞いた森泉さんは「もっと早くに出会いたかったよ!今からうちに来て欲しいくらい」と話し、笑いを誘っていました。



トークイベント後は「プロが教えるペットとの写真をうまく撮るテクニック」と題したワークショップも実施。参加したペットオーナーらは「撮影する目線を下げる」「ペットの近くに寄る」「背景を意識してストーリーを作る」などを注意しながら自分のスマホで撮影を楽しんでいました。




ペットに負担をかけないアンチノール

アンチノールは91種類の脂肪酸を含む多価不飽和脂肪酸で、抗炎症脂質としての特許を取得。関節や皮膚、心血管の健康をサポートするペットサプリメントとして、獣医業界No.1の販売量です。



ブライアン先生によると犬、猫は関節炎を発症しやすく早期発見が長生きの鍵だそう。関節炎を示す症状として、犬の場合は1.動きたがらない、2.ジャンプや昇る動作を避ける、3.足を引きずる、4.歩き方がぎこちない、5.姿勢の変化が見られるとのこと。



一方、猫は90%が関節炎に罹患、早くに始まりゆっくり進行していきます。1.ジャンプしたがらない、2.ジャンプする高さが低くなった、3.歩き方がぎこちない、4.年をとったと感じさせる行動を取る、5.周囲と以前より関わりたがらなくなった、というのがサインです。



※ブライアン先生のプレゼンを真剣に聞く森泉さんと愛犬ユキ



ブライアン先生の話を聞いていたペットオーナーからは「薬はペットの負担になるがアンチノールの適量は?」、「生まれつき肝臓が悪く、胆のうを摘出しているがアンチノールは大丈夫か」といった積極的な質問が飛んでいました。



自身のペット、マルチーズだけでなく自分もアンチノールを摂取しているというブライアン先生。「アンチノールは万能なサプリ。発症した症状を軽減させたり、予防するのに役立つし、小さく高純度だから与えやすい。でも、大事なのは病気に対する根拠を追求すること」と語っていました。


posted by しっぽ@にゅうす at 00:16 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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