動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年02月25日

高齢者がペットと幸せに暮らすにはどうすればいいか?

ジジコ


高齢者がペットと暮らすということ

81fc6fc245b8ee82b9fcd5215026060e_mペットとの暮らしは、心も体も元気にしてくれるとよく言われます。
このことは、1960年代より全世界的に研究され、アニマルセラピーとして体系化されて今日に至っています。
これら研究の結果、動物と暮らすことで、体への効果、心への効果、社会的効果の3つの効果が期待できると結論付けられています。
もちろん高齢者にとっても同様の健康効果が期待できます。
ペットとのふれあいでストレスが解消され、それが高血圧予防につながります。
実際に高齢者施設では医療費の削減につながったという調査結果も出ています。

一方で、高齢者がペットを飼うことに対する問題点もあります。
その主たるものは、年齢に関することです。
環境省は、ペットを飼う前に自身の年齢と動物の寿命を考えるよう呼びかけています。
例えば、犬の平均寿命は約15年。
70歳で子犬を飼い始めた場合、犬が寿命を迎えるころには85歳となります。

同省の動物愛護管理室は「寿命の計算は高齢者には少し酷かもしれないが、最後まで責任を持って飼う覚悟が必要。高齢者の場合、子犬からでなく年齢が高い保護犬を飼うという選択肢もある」としています。
本稿では、高齢者がペットと幸せに暮らすために知っておいていただきたいことについて解説していきます。

ペットとの暮らしがもたらす効果

前述に示しましたように、ペットとの暮らしにより3つの効果が期待できます。
その効果について簡単に解説します。

@体への効果:血圧や心拍数が下がり、自律神経の副交感神経が優位になることでリラックス、和み、笑顔、癒しなど人の精神面、身体面に良い効果をもたらします。
科学的には、ストレスの指標としての血液中のコルチゾールというホルモンの値が
動物にふれ合う前より後のほうが優位に下がることからストレス緩和の効果も言われています。

A心への効果:元気づけ、リラックス効果、自尊心・責任感等の肯定的感情などの効果があります。

B社会的な効果:人と人の間に動物が介在することにより、人の朗らかな側面を引き出し、人にやる気を与え、さらには人の素直な面を引き出し、結果、人間同士の交流を深める効果があると言われています。

ペットの飼育状況から考える

一般社団法人ペットフード協会による28年犬猫の年代別現在飼育状況によると、
年代別での飼育状況から、50才代での犬及び猫の飼育率が最も高く、次いで60才代となっています。
また、60歳以上を対象としたアンケートの中で、「日常生活全般について満足していますか?」との問いに対し、満足していると答えた割合が、内閣府の調査では12%であったのに対し、ペットを飼っている60歳以上の方を対象としたものでは、3倍近い35.4%と圧倒的に満足感が得られていることがわかりました。

このような背景からも、高齢者がペットを飼うことの有用性は疑う余地もありません。
さらには、そこに生じる問題点をいかに解消していくかということで、ペットとの暮らしがより幸せを招きかつ、健康寿命延長や、認知症対策にもつながる可能性が見えてきます。

高齢者が安心してペットと暮らすため

高齢者がペットを飼育するうえで最も重要な事は、そのバックアップ体制です。
ペットの病気、飼い主の病気や怪我など不測の事態に対し、フォローできるよう態勢を整えておく必要があります。
そのためには、家族が身近に生活していることが理想ですが、実際は老夫婦、またはひとり暮らしの高齢者が増えているのも事実です。
そのため、シニア世代を含む高齢者が安心してペットを飼う仕組み作りが必要となります。

現在、全国的にはいろいろな団体が、高齢者がペットを飼うことへの「もしも」に対する活動をしていて、そのいくつかをご紹介します。

「高齢者のペット飼育支援獣医師ネットワークVBESENA」
東京都足立区の獣医師らによるNPO法人で、現在、東京、神奈川等の関東を中心に、活動しています。
高齢者の飼育する、犬の散歩、日常の世話、健康チェック等を行っています。

「愛犬のお散歩屋さん」
東京都武蔵野市に本部を置く、「愛犬のお散歩屋さん」は、全国約70のフランチャイズチェーンを展開する、有料の会員制サービスです。
高齢者の飼育する犬の散歩や、猫の餌やり、糞の始末などのサービスを行っています。

その他、全国的にペットと暮らせる特別養護老人ホームや介護施設、ペットの老齢介護施設などが増えてきました。
そのような施設を事前に調べておくことで、「もしも」の時に対処ができます。
家族同然、最も身近にいてくれて心身を癒してくれる大切なペット。
そのペットとの暮らしがお互いにとって幸せであるためには、お互いの健康、笑顔、そして「もしも」に対する備えが大切です。
より幸せな時間が続くように私たち獣医師もお手伝いしていきたいと思っています。




posted by しっぽ@にゅうす at 08:02 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィラリア予防

産経ニュース


フィラリア症は、犬にとって命に関わるとても危険な病気です。

 蚊を媒介に感染が広がる寄生虫病で、感染した犬の体内でフィラリアは成長を続け、肺動脈や心臓に寄生します。このため、散歩中に疲れやすくなったり、乾いたせきをするようになったりします。

 成長したフィラリアは糸状で、長さが10〜30センチにもなります。多数の成虫が寄生すると、心臓につながる血管を塞ぎ、呼吸困難などを伴う急性症状が出て、最悪の場合、死亡するケースもあります。さらに、発症例は少ないものの、人間にうつるリスクもあります。

 恐ろしい病気ではありますが、予防薬の適切な投与によりほぼ完全に防ぐことができます。蚊が飛び始める1カ月前から、蚊がいなくなった後の1カ月の期間、月に1度予防薬を投与します。飲み薬を嫌がる犬のために、滴下剤や注射タイプもあります。

 診療を行っていると、昔に比べ最近は、飼い主の予防の意識が高まり、フィラリア症自体は減少傾向にあると感じています。しかし残念ながら、予防を怠ったためにフィラリア症を発症してしまう犬が年間に数十頭来院しているのも事実です。中には、治療のかいなく死んでしまうケースもあります。「しっかりと予防さえできていれば、命を落とさずに済んだのに…」と悔しい思いをすることもあります。

愛犬をフィラリアから守るため、正しい知識を持って、継続的に予防に取り組んでください。重要なことは、それぞれの犬に合った予防薬の選択と、適切な投与期間です。かかりつけの獣医師と相談してみてください。(チームホープ、だて動物病院 伊達成寿)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬猫殺処分ゼロへ一丸 那覇市議6人が連盟

Yahoo! JAPAN


動物好きの那覇市議会議員6人が「那覇市動物愛護議員連盟」を結成したと24日に発表した。犬猫殺処分ゼロに向けて、動物愛護関連の条例制定を目指し、会派を超えて活動する。
 メンバーは、翁長俊英議長、下地敏男市議(社民)、大城幼子市議(公明)、高良正幸市議(新風会)、平良識子市議(社大)、中村圭介市議(無所属の会)の6人。
 相談役でヤギを飼っている翁長議長が、議会で動物愛護関連の質問が多い議員に声を掛け「個別ではなく団体で訴えてインパクトを与えよう」と提案。22日の「猫の日」に結成した。
 連盟では、県内の各自治体の議会に連盟の結成を呼び掛けたり、犬猫の保護や啓発活動をしている市民団体や行政機関と意見交換したりして関連施策の提案や条例制定などを目指す。
 猫好きの下地会長は「沖縄ではまだ犬猫の殺処分が多い。社会をよくするために力を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。

琉球新報社

posted by しっぽ@にゅうす at 07:53 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットの所有権、離婚したらどうなる? 養育費は?

Yahoo! JAPAN


離婚するにあたって大きな問題となるのが親権。では、夫婦で飼っていたペットはどうなるのだろうか? 栃木県の女性からこんなお悩みが届いた。

「離婚することになりました。子供はいませんが、結婚後に飼い始めたパグをどちらが引き取るかで、夫ともめています。私が引き取るにはどうしたらいいですか? また、養育費はもらえるのでしょうか?」(栃木県・CAN、38才・会社員)

  このお悩みに対し、ペットに関する事件・トラブルなども取り扱う、ペット法学会理事の弁護士・杉村亜紀子さんがアドバイスをする。

 * * *
 夫婦にとって、ペットは子供同然。しかし日本の法律上、動物は現金や商品と同じ“物”として扱われます。

 そのため、未成年の子供であれば、離婚時に親権者を決めますが、ペットに“親権”という概念はなく、ペットという財産をどちらが得るか、財産分与の問題になります。

◆結婚後に飼い始めたらペットは夫婦の共有財産

 財産分与とは、婚姻期間中に夫婦で築いた財産を分け合うこと。基本的には半分ずつです。どちらか一方の名義であっても、原則としてそれは相手との協力により築いたとされ、夫婦共有財産として離婚時に分けなければいけません。

 もし妻が結婚前から飼っていた犬であれば夫婦の財産でなく“特有財産”となり、夫に譲る必要はありませんが、今回の事例は、婚姻中に飼い始めた犬なので、基本的には“夫婦共有財産”となります。

 お金なら半分に分けられますが、ペットはそうはいきません。この場合、どちらが引き取るか話し合いで決めます。もし話し合いで決まらない場合は、裁判所の調停や審判で決めることになります。

 その場合、恐らく裁判所では、登録がどちらになっているかだけでなく、どちらが主に世話をしていたか、今後どのように世話をしていけるのかなど、緒々の事情を総合的に判断して決めることになると思われます。

◆ペットの養育費を求めることはできない

子供の親権者となった場合、相手に養育費を求められます。しかし、ペットの場合、権利を得ても引き取ったペットの養育費を相手に請求できません。物の維持費は所有者が負担すべきと考えられています。

 また子供の場合は、別居親が子供に会う“面会交流”ができますが、ペットについてはそのような定めはありません。そのため、ペットを引き取った相手に面会交流を強制することはできません。

 しかし、自分たちで合意して決めるのは自由です。“ペットを譲る代わりに月1回は会わせてほしい”、“ペットを育てるのに必要な費用はすべて自分が払うので、自分に譲ってほしい”などの交渉をすることは可能です。

 いずれの場合にも、約束をした際には、後でトラブルにならないよう、合意内容を書面にして残しておきましょう。

※女性セブン2017年3月9日号

posted by しっぽ@にゅうす at 07:52 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月24日

4月施行の「神戸市人と猫との共生に関する条例」PR 「猫の日」に動画

Yahoo! JAPAN


「2(ニャン)」が3つ並ぶ「猫の日」の22日、神戸市は4月1日に施行される「神戸市人と猫との共生に関する条例」を広く知ってもらうため、PR動画の配信を始めた。市内で保護された猫約50匹が“出演”し、正しい飼い方や動物愛護事業に充てられる「ふるさと納税」を呼びかけている。

http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/animal/nekovideo.html

 市と、通販大手「フェリシモ」(同市中央区)で猫グッズを手がける「猫部」が共同制作した。約1分40秒の動画には、里親のもとで元気に暮らす猫や、今も譲渡先を待つ猫が登場。愛くるしい姿とともに、猫の鳴き声を合成して作った歌「幸せなら手をたたこう」が流れる、ユニークな映像に仕上がった。市のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で見ることができる。

 新条例は全国で初めて、野良猫の不妊・去勢手術を公費負担して推進することを盛り込んだ。市は関連事業費として、平成29年度の一般会計当初予算案に2100万円を計上した。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:06 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護ねこカフェの野望「2022年2月22日に日本のねこの殺処分ゼロを目指すのが目標」

週刊女性


“保護ねこ”とは、「ノラねこが子ねこを産んだ」と保健所に持ち込まれたり、飼い主が亡くなったり、ノラねこがケガをしたといった理由で保護されているねこのこと。放っておけば、そのまま命を落とすか、動物センターに収容され殺処分となってしまうため、ボランティアが自宅で預かるなどして保護している。

 環境省の統計によれば、2015年度に全国で殺処分された犬・ねこは、合わせて約8万3000匹。そのうち約6万7000匹がねこで、しかも6〜7割を生後6か月未満の子ねこが占めている。

 1980年代に比べると全体の殺処分数は10分の1以下に減っているが、当時は圧倒的に多かった犬の処分数がどんどん減少し続け、'00年にはねこと逆転。ねこブームの陰には胸が痛むような現実もあるのだ。

千代田モデルを全国に!


『ちよだニャンとなる会』代表理事の古川尚美さん(左)の本業はIT会社役員、副代表理事・香取章子さんはフリージャーナリスト。2人ともすべて「ねこファースト」な生活とか
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 こうしたなか、東京都千代田区は全国に先駆けて'11年度から5年連続、「ねこの殺処分ゼロ」を達成。全国から注目を集めている。

 発端は'00年度、区が飼い主のいないねこの去勢・避妊手術を積極的に進めるため、手術費用の助成事業を始めたことだ。その際、地域で情報を集めてねこに手術を受けさせるボランティアを募集。このメンバーが結成した『ちよだニャンとなる会』によって、'01年から現在に至るまで、区と協働で事業が行われている。

 ねこは年に2、3回、1匹が4〜5匹を出産、生まれたメスねこも半年ほどで出産できるようになるため、かなりの勢いで繁殖していく。会の副代表理事・香取章子さんによれば、

「去勢・不妊手術を進めると、みるみる路上ねこが減ったんです。その数は区が事業を始める前に比べて約5分の1となっています」

 これまで手術をしたねこは2500匹以上。それに伴い殺処分数もゼロになった。代表理事の古川尚美さんは成功の要因をこう分析する。「千代田区は病院の協力もあり手術代がほぼ全額助成されるので、ボランティアが負担なく続けられます」

 古川さんたちの活動は、飼い主のいないねこをリサーチして一時保護し、病院で手術して元の場所に戻すこと。手術後はとくに世話をせず、それまでと同じように地域の人たちにお世話してもらい、必要な情報を伝えているという。

 さらに会では、ねこを保護し、インターネットでの情報発信や譲渡会の実施で里親を探す活動を実施。区でも3年前から譲渡支援事業をスタートし、現在は保護ねこを譲渡するまで病院に預ける場合、上限4万円の入院費とワクチン等の医療費6000円が助成されるという手厚いサポートも。また昨年2月には区役所で『ちよだ猫まつり』というチャリティーイベントを開催。ねこにちなんだセミナーや譲渡会、グッズや食品の販売など盛りだくさんで大盛況だったとか。企画を提案した古川さんは、

「実行委員会の主催ですが、無料で区役所を使用させてくれる。今年も週末の開催日に区の職員が20人ほど参加してくれます。来てくださる方が楽しめるイベントの中で、ねこを取り巻く状況や私たちの取り組みについて発信したい」

保護ねこでねこカフェを作る


『ネコリパブリック』代表の河瀬“首相”。著書に『ネコリパブリック式楽しい猫助け』(河出書房新社)がある
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 大阪・心斎橋にあるスタイリッシュな5階建てのビル。ここは1棟まるごとが保護ねこのための複合施設『ネコリパブリック大阪心斎橋店』、通称「ねこビル」だ。1階は飲食のためのカフェバー、2階はねこグッズ売り場、3階は保護ねこカフェ、4階は寝転がれるキャット&ベッド&ブック、5階はねこ在住のオフィス、屋上はパーティースペースとなっている。

 取材に行った1月某日の午後は、学生風の男子から若者カップル、おばさま3人組など多彩な客が出たり入ったり、平日というのになかなかのにぎわいだ。大好きなねこに会いに来たとあって、みんな、顔がほころびウキウキとした気分が伝わってくる。

『ネコリパブリック』、日本語で「ねこ共和国」の同店では、代表・河瀬麻花さんの役職名は「首相」。'14年オープンの岐阜店を皮切りに、大阪、東京など全国で計7店舗を運営している。カフェにいるねこは、譲渡先が見つかりにくい大人の保護ねこばかりだ。

「保護主の自宅まで会いに来る希望者はあまりいないし、ケージに入れて譲渡会に連れて行くと、人懐こいねこでも片隅で身を硬くして震えるばかり。それで、商売として存在するねこカフェに保護ねこを置いて、性格や個性に触れられる出会いの場になったら、保護主、希望者、ねこの三方良しだと思って」(河瀬さん)

 カフェに来る人から入場料をもらい、グッズを買ってもらうことできちんと収益を上げる。寄付もありがたくいただくが、続けていくためには、ビジネスとして成り立つことが必要。そのために、ねこが過ごしやすいだけでなく、おしゃれで楽しい雰囲気を目指し、できるところはスタッフや協力者とDIYしながら作り上げた。かわいくて心躍るねこグッズをたくさんそろえ、購入すると、ねこのために寄付もできる価格を設定した。

「ここに来れば楽しみながら、誰でも気軽に“ねこ助け”できる。そのことをもっと広く伝えていきたいんです」(河瀬さん)

わが家に迎える保護ねこと出会う場

 ほとんどの人が保護ねこカフェと知ったうえで来店、そのうち、ねこを飼いたいと探そうとしているのは3〜4割。ねこの数は店舗によって異なり、取材の日、大阪心斎橋店にいたねこは23匹。いずれも個人や団体から預かった保護ねこだ。最初のうちは人に慣れず触られるのを嫌がるねこも、スタッフの献身的な世話を経て、次第に甘える仕草を見せるようになる。訪れる客は楽しいひとときを過ごせるはずだ。

 何度か触れ合って「この子を家に迎えたい」と思ったら、ネコリパブリックに譲渡の申し込みをして審査を受ける。自宅の図面を提出し、A3用紙2枚にわたるアンケートに答えると、家族構成や留守の時間といった情報をトータルに考慮して、そのねこの性格に合う飼い主か、生活スタイルかどうかがスタッフにより判断される。

「例えば、寂しがり屋のねこが留守の長いお宅にもらわれても、お互いに幸せになれません。ここで2匹を気に入って一緒に連れて行きたいと言っても、ねこ同士の相性が悪ければムリです。逆に、とても仲がよい子がいたらセットで、とお願いして、検討してもらう場合もあります。保護ねこは、みんな大変な経験をしてきているので、できれば1度の譲渡で一生幸せになってほしい」

 と、河瀬さんは言葉に力を込める。

1匹卒業が決まったら新しい保護ねこがやって来て、幸せな出会いを待つ。多くのねこは、3〜4か月ほどで卒業していくという。

「保護ねこは1匹1匹にバックストーリーがあるので、スタッフが一緒に遊んでいるお客様に語りかけることも多いです。目の前のねこがそんなつらい思いをしたと知るとリアリティーを感じて、保護ねこを理解するカギにもなります」

 これまで譲渡したねこは300匹を超える。それぞれに、さまざまな思い出がある。

 例えば、ハンサムなこじろう。甘えん坊で、一緒にいるほかのねこを攻撃するクセがあった。近くに娘夫婦が暮らす高齢の女性の家にもらわれて、いまや24時間ベッタリ甘え、一緒に過ごしているとか。

 ねこの間で大人気、アイドル的存在だったメスねこのゆめ。譲渡を希望した人は、ストーカーのようにゆめを慕うソマリを「かわいそうだから」と一緒に連れ帰ったという。人が苦手で触ることができなかったソマリだが、いまでは里親にすっかりなついているそうだ。

 片方の前足がないものの、キャットタワーを勢いよく走り回れるほど元気だったチーコ。ココと2匹でもらわれていったが、「後日、会いに行ったら、よほど幸せすぎるのか、ちょっと太ってましたね(笑)」(河瀬さん)

 目が見えないねこを迎えたいと希望した人が、根気強くカフェに通ってコミュニケーションをとり続けたこともあった。

 スタッフさえ手を出せなかったのに、じきにふれあうことができ、晴れて里親になったという。

5年後に殺処分ゼロの“野望”を叶えたい

 スタッフは社員、アルバイト、外注先、ボランティアとさまざまだが、誰もがねこに一途な愛情を注ぎ、“首相”である河瀬さんを支えている。

「野望は膨らんでいて、2022年2月22日に日本のねこの殺処分ゼロを目指すのが目標です。

 ねこカフェに限らず、保護ねこの居場所をたくさん作りたい。

 例えばオフィスの喫煙室の一部屋をねこ部屋にするとか、高齢者施設や学校にねこ部屋を作って、みなさんで世話をするとか。実現できたら、ねこをセラピストとして派遣します。癒しになるし、健康にもいいですよ。

 ねこ好きだけではなく、関心のない人をどれだけ振り向かせるかがポイントなので、これからもみんながあっと驚くことを実現していきたいと思います」(河瀬さん)

 次々と新しいことにチャレンジする“ねこ共和国”の勢いは止まらない。

<ホームページ>
◎一般社団法人 ちよだニャンとなる会
http://www.chiyoda-nyan.org/

◎ネコリパブリック
http://www.neco-republic.jp



posted by しっぽ@にゅうす at 08:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どうやら犬の記憶力はスゴイらしい!!

Yahoo! JAPAN


Apparently, Dogs Remember All The Little Things We Do For Them
ある研究者が、犬の行動について調査しました。すると犬には、凄まじいほどの記憶力が備わっている、という研究結果が明らかになったのです。

【動画】わんちゃんがスケボーにのるなら、人間は飛びます!

 友達や家族と同様、いや、中にはそれ以上に自分が飼っている愛犬のことを溺愛している飼い主も少なくないでしょう。それは常時、あなたを癒してくれるから…。家に帰ると、決まって自分に抱きついてくるから…などなど、犬は素晴らしく忠誠心の強い動物です。そのことは、愛犬家ほどわかっているはず。 
 
 そんななか今回、新たな研究によって、犬たちは飼い主の行動を、どんな些細なことも逐一憶えているということが判明しました(ちょっとオーバーかとは思いますが…)。 
 
 その研究の報告書では、「犬はエピソード記憶(陳述記憶の一つで、個人(犬)が経験した出来事に関する記憶)的な能力に長け、飼い主が取る行動を観察しまでしながら記憶している」、という結果が出たとのことです。 
 
 動物行動の研究者であるクラウディア・フガッツァ氏の実験で、彼は犬にバケツの中を見せたり、傘を叩くなど、無意味な脈絡のない行為を犬の前で実演したそうです。するとその犬は、約1分でそれを真似ることができるようになり、さらには、同じことを1時間後にも行っていたとのこと。食べ物やお散歩などのご褒美は何もないのに…、です。 
 
 フガッツァ氏はこの結果から、「進化論上の見方をすれば、『エピソード的記憶というものは、霊長類だけのものではなく霊長類だけの間で発達したものでもない。動物界に広がるもっと広範な能力では?』という仮説を立てることができ、さらにそれを証明できる可能性があります。そして、「犬はこの研究にとって、実に絶好の調査対象となる動物となるのです。自然な設定下でのエピソード的記憶について、たくさんの実例を提供してくれるのです。それはなぜか? それは犬という種は、これまで人間との社会的グループの中で生き続けてきた生き物で、進化論的発達論的にも、その点で有利な環境の中で生きてきた動物ですので…」と、フガッツァ氏は続けました。 
 
 「私たちのこの研究成果は、『人間と人間以外の動物との間のある、人工的な壁を切り崩すためのさらなる、そして大きな一歩になる』と考えることができるでしょう」と、フガッツァ氏は付け加えています。 
 
 また、「犬という種は、我々人間が『賢い』と思っている少数派の動物の1つです。そのことを一番理解していると言っていい我々ですら、これらの実験結果に驚かされるのです。犬とその飼い主の間には、進化上では多大な距離があるにも関わらず、いくつかの精神能力を共有することができている…それを証明する数々の結果を残しているのです」と、続けました。 
 
 果たして、この研究はどこまで犬たちの能力を証明してくれるでしょうか? さらなる研究結果が期待しましょう!


posted by しっぽ@にゅうす at 07:57 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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