動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年03月28日

<希少動物保護>猫にチップ埋め込み義務化へ 奄美大島

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鹿児島県の奄美大島5市町村は世界自然遺産登録を見据え、ノネコ(野生化した猫)から希少動物を守るため猫の飼い主に適正な飼養管理を求める条例を改正した。これまで努力目標だった猫の個体識別のマイクロチップ埋め込みを義務化し、飼育数を制限するなど飼い猫の管理をより強化した。周知期間を設け、10月1日に施行する。

 条例改正では、5匹以上の飼養を許可制にしたほか、放し飼いにする場合の避妊・去勢を義務化。島内での餌や水やりも禁止した。マイクロチップの義務化に伴い、埋め込み費用を助成する。

 猫飼養条例は飼い猫の終生飼養や登録などを定め、2011年に施行された。5市町村は今後、条例の実効性を高めるため罰則規定を6月議会に提案できるよう協議する方針。奄美市の島袋修・環境対策課長は「奄美大島などの世界自然遺産登録を見据え、条例を浸透させていきたい」と話した。【神田和明】

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モモイロペリカン「ペー」死ぬ 「パー子」死んだばかり 動物園"死"相次ぐ 札幌市

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札幌市円山動物園でまたも、動物が死にました。オスのモモイロペリカンの「ペー」が今朝、死んでいるのが見つかりました。2017年1月には、メスのモモイロペリカンも死んでいて、動物園で死因を調べています。

 死んだのは、オスのモモイロペリカンの「ペー」で、27日朝、飼育員が獣舎内で倒れているのを見つけました。

 死んだ「ペー」は、タンザニア生まれで、年齢が14歳以上でした。

 死因は、分かっていませんが、高病原性鳥インフルエンザの簡易検査は陰性でした。

 モモイロペリカンについては、2017年1月、右胸をぶつけた疑いで、ペーと一緒にやってきたメスの「パー子」も死んでいて、訪れた人は、暗く動物のいない展示室をのぞき、悲しんでしました。

 訪れた人:「(死んだの)きょうじゃん。悲しい」「突然で、びっくりしています」「(動物の死が)続いたのは、どうなのかと思う」

 ペーは、パー子と共に、2016年11月アフリカゾーンの屋外施設から、室内に移されました。しかし、客との距離が近く過ぎ、ペリカンが驚くということで、窓ガラスに、一部ブラインドが設置されていました。

 相次いだ2羽のモモイロペリカンの死。動物園側は、北海道大学と共同で死因を調べています。

UHB 北海道文化放送


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ペットと一緒に入る墓が増えている 可愛い犬猫と幸せな終活を迎えるには

J-CAST


家族同然に、いや家族以上に可愛がってきたニャンコやワンコ。死んだ後も一緒にいたいと、同じ墓に入ることを希望する人が増えている。

ほかの使用者への配慮から公立霊園ではペットを一緒に埋葬することを禁止するところが多いが、民間の霊園や墓地ではペットと一緒に入れる所が急増している。もう、こっそりペットの骨壺を持ち込む秘密の作戦をしなくてすむ?

死んだ後も一緒に暮らしたい(写真はイメージ、本文とは関係ありません)
死んだ後も一緒に暮らしたい(写真はイメージ、本文とは関係ありません)
「自分が死んだら内緒で愛犬のお骨を棺に入れて」

J-CASTヘルスケアは、どうしても飼っている猫と一緒に永眠したいと熱望している千葉市の男性Aさん(60代後半)を取材した。Aさんは「孫より可愛い」という猫を2匹飼っており、以前飼っていた猫を2匹、自宅の庭に埋葬している。Aさんはこう語った。

「いま飼っている猫たちもトシですから、いずれ庭に埋めるつもりです。私が死んだら、親父やお袋と一緒の墓には入りたくない。妻には、骨の大部分を房総の海に撒いて、ほんの少しを庭の猫ちゃんたちの横に埋めてくれと頼んでいるのです。ところが、『化けて出てこられたらイヤ!』と妻が承知してくれなくて、死ぬに死ねないのです」
Aさんと同じ悩みをもつ人は多い。女性向けサイト「発言小町」(2014年11月26日付)の「ペットと一緒のお墓に入りたい」ではこんな投稿があった(要約抜粋)。

「最近可愛がっていた猫を亡くしました。まだ8歳でした。泣いて、泣いて、毎日をすごしています。一緒にお墓に入りたいですが、ネットで検索すると、人間と動物は一緒にお墓に入れないらしいです。ペットを亡くした方、どうされましたか?」
この投稿には、同情の声が殺到した。2014年当時、まだペットと一緒に入れる墓の存在があまり知られていなかったらしく、「ペットOKのお墓がありますよ」という指摘がある一方、こんな涙ぐましい努力をしている人が多かった(要約抜粋)。

「愛猫家の知人が計画している方法です。火葬した猫のお骨を、布の袋に入れて保存してあり、自分が死んだ時に必ずお棺の中へ入れるよう頼んであるそうです。骨壷のままだと棺に入れられないので、『とにかくこれだけは必ず棺に入れて』と。確かにこうすると一緒のお墓どころか、一緒の骨壷に収まるわけですから、絶対確実といえますね」
「現在ペット霊園に愛犬が6匹入っています。今はマンション住まいですが、将来は戸建に移り、犬たちのお墓を庭に移転させる計画です。私が死んだ時には、家族に特大の骨壺を用意してもらい、内緒で歴代の犬の遺骨を一緒に投入してもらいます。幸い家族で私一人がプロテスタントですので、これは私一人だけの墓だから出来ることだと思います」
こうした切羽詰まった計画に対し、意外に簡単な「裏ワザ」をアドバイスする人がいた。とむらいの「専門家」だ。

「私は、浄土真宗の僧侶です。お墓に納骨する時に、可愛がっていたペットのものと思われるお骨と、故人さまのお骨を一緒に納骨される方を大変よくお見かけします。私も、よくそれらしき納骨法要をしました。また、可愛がっていたペットの、手作りの心のこもった仏壇を飾られる方もいます。参考にしていただけたらと思います」

最後は一緒に土に帰る樹木葬もオススメ

ところが、現在、インターネット上では「ペットと一緒に眠れるお墓」の情報サイトがたくさんある。47都道府県ごとにクリックすれば、値段、立地条件、区画の広さなどがすぐわかる。「日刊ペット葬新聞」(日刊葬儀新聞社主宰)というペット葬の専門サイトまであり、ペットを手元において供養する「遺骨ペンダント」や「家庭用樹木葬化粧鉢」などを紹介している。これは、お骨でペンダントを作ったり、お骨を鉢の土に埋めてお気に入りの木を植えたりして亡きペットをしのぶものという。

J-CASTヘルスケアは、東京や神奈川などでペットと一緒に入れる所も含め、多くの霊園を扱っている「美郷石材」常務取締役の新美整さんを取材した。

――何年くらい前からペットと一緒の墓が増えてきたのですか。

「10数年前からです。ここ4、5年は特に多くなりました。弊社で取り扱いの霊園は約200か所ありますが、そのうち約50か所が『ペットと一緒OK』です。形式も、全区画をペットOKにしたり、人間だけの区画とは別にペットOKの区画を作ったり、ペットと一緒に眠る樹木葬の区画を用意したり、多くの人が一緒にまつられる納骨堂にペットも一緒に入ったりと様々です」。
――樹木葬もあるのですか。どういう風に一緒に眠るのですか。

「都内の寺の例ですと、境内に樹木葬の区画を用意し、緑地(植栽)周辺に人間とペットの骨壺を並べて埋葬します。13回忌にあたる12年後か20年後に、骨をまとめて合祀します。最終的に一緒に土に帰るわけですね。希望に応じ、一緒になるまでの期間を5~7年に短くすることもできます」
――なぜ、一緒のお墓に入りたい人が増えてきたのでしょうか。

「ペットは家族の一員と思う人が多くなったことと、仏教にふれる人が少なくなり、ペット共埋葬をタブーと感じる方が少なくなったこともあると思います。仏教では、ペットは『畜生』で人間と一緒に供養してはならないという考えもありますから。しかし、最近はお寺の住職さんも、人々の希望に合わせる考え方が増えてきているようです」
――たくさんのペットと一緒に眠る人もいますか。

「5〜6匹のペットと一緒に眠っている人は結構います。ペットOKの霊園ができたのを機に、一度埋葬していたペット専門の霊園からペットのお骨を移すケースも多いようです。どうしても一緒になりたいのでね。お骨を何か所かに分散し個別に支払うより、まとめた方がお参りが楽で費用も掛からないという話もよく聞きます」


posted by しっぽ@にゅうす at 07:36 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

問題行動をさせないために!子犬の興奮をコントロールする方法

ネタりか


子犬との遊びの中で「興奮」をコントロールする

女性とランニングする犬

子犬は成犬に比べるとまだまだ知らないことがたくさんあります。楽しい事はもちろんですが、音や人間の動きなどに対して怖いと感じることも頻繁にあります。
そんな時、子犬の多くは興奮状態に陥ってしまい、理性を忘れ、本能的に吠えてしまったり噛んでしまったりと問題行動を起こすことが少なくありません。

この興奮癖を飼い主がしっかりとコントロールできるようにならなければ、いざ外に散歩しに行く時や遊びに行く時などに興奮状態に陥った子犬を落ち着かせることができないという事態に陥ってしまう可能性があります。
すると、周りにいる人々や犬に対して上記で紹介したような問題行動を起こしてしまうことも考えられるのです。

このような事態を起こさないためにも、日頃から愛犬の興奮状態をしっかりとコントロールできるようにしておく必要があります。コントロールできるようになれば、一緒に外に遊びに行く時も飼い主さん自身が安心できますよね!

今回は日頃の訓練を楽しく遊びながら行える方法をご紹介しますので、少しずつで良いのでぜひ挑戦してみてくださいね!

犬のテンションをオンにする方法

走る犬

犬のテンションがオンになるということは興奮状態にあるということを示しています。多くの子犬は好奇心旺盛なため、「楽しい」「嬉しい」と感じた時に自然とオンの状態になります。
ここではこのオンの状態に持っていく方法を紹介していきます。

しかしさっきの話を聞くと、「興奮状態にならない方が良いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
なぜオンの状態にする必要があるのでしょうか?
それはオンの反対であるオフの状態にする際、オンの状態を知らなければオフの状態を理解させることができないからです。

子犬の多くは自然とオンの状態になるというお話をしましたが、中にはなかなかオンの状態にならない子もいます。そんな子のためにもオンの状態にする方法を知っておく必要があるのです。

声をかけながらオモチャで遊ぶ

まず最初の方法として「声をかけながらオモチャで遊ぶ」という方法が挙げられます。
中にはオモチャを持って見せるだけでも興奮してしまう子も多いですが、それではスイッチが入らないという子には声をかけてみましょう。
例えばオモチャで遊び始める際に、名前を呼んで惹き付けます。さらに一緒に遊んでいる中で「上手だねー!」「すごいねー!」などと褒めてあげてください。
それだけでも犬は「嬉しい」という感情を抱き、スイッチをオンにさせることが多いのです。

ポイント

この時に実践したい重要なポイントとしては、褒める時の声をいつもより高めに出してください。犬は言葉で理解しているのではなく、声のトーンで飼い主の感情を理解しています。
低い声で「すごいねー!」と褒めても褒められていると理解できないため、「嬉しい」という感情が湧き起こりにくいのです。中には「もしかして怒られてる?」とビクビクしてしまう子もいます。
ぜひその点に注意をして行ってみましょう。

毛を逆立てるように撫でる

毛を逆立てるように撫でるという方法もテンションをオンの状態にさせることができます。
愛犬を撫でる時、多くの人が毛の流れに沿って撫でていると思います。ですが、ここでは毛の流れと反対の方向に撫でてあげてください。
犬というのは興奮状態になる際、毛が逆立つようになっています。したがって、毛を逆立てるように撫でることで興奮状態を呼び覚まし、実際に興奮状態になる事があるのです。

先ほど紹介した声をかけながらオモチャで遊ぶ方法を試しても興奮しないという場合には、オモチャで遊びながら毛を逆立てるように撫でてみてはいかがでしょう。きっとこの方法でオンの状態を理解してもらうことができるはずです。

犬のテンションをオフにする方法

眠そうな犬

続いて、先ほどご紹介した「犬のテンションをオンにする方法」から、今回の重要なポイントである「オフにする方法」をご紹介します。

普段あまり興奮状態に陥らないという子犬でも、先ほどの方法を試したことで通常よりもテンションがオンになっているはずです。
しかし、その状態のまま放置してしまうと問題行動を起こしてしまう可能性があります。
そこで最初にもお話しした通り、飼い主さんが愛犬をオフの状態へとコントロールできるように以下の方法を試してみましょう。

オモチャとおやつを交換する「チョーダイ」を入れる

この方法はオモチャで遊んでいる興奮状態の子犬を一旦落ち着かせるための方法です。
先ほどオンの状態にする方法で「オモチャで遊んであげる」をご紹介しましたが、その延長線上と考えてください。

まず大好きなおやつを片手に持ち、子犬がオモチャで遊んでいる最中に「(オモチャ)チョーダイ」ともう片方の手を差し出します。
もちろん最初は何のことかわからずキョトンとしてしまうと思いますが、それで良いのです。なぜならば、ちゃんと飼い主さんの言うことに耳を傾けている証拠ですので興奮状態をコントロールできていることになります。

おやつを見てオモチャを渡してくれたのであれば、すぐにおやつをあげて褒めてあげましょう。
もしも「チョーダイ」と言ってもまったく耳を傾けないようであれば、飼い主さんが自力でオモチャを子犬から離してしまいましょう。離した時に大人しくなり、最終的にオモチャを渡してくれたのであれば褒めておやつをあげてください。

これを繰り返すことで、遊んでいる最中の興奮状態を飼い主さんの一言でコントロールできるようになります。

ホールドやリラックスポジションの状態をとる

これは「ホールド」と呼ばれる抱っこの仕方や「リラックスポジション」と呼ばれる格好をさせることで落ち着かせるという方法です。最終的に興奮状態から落ち着きを取り戻したら解放し、再び遊びに戻します。

ホールドというのは首と胴を動かないように固定する抱っこの仕方を指します。片方の腕で首を固定し、もう片方の腕を胴の下に通し、持ち上げます。この抱っこ方法は犬にとって自由に動き回れないため、早い段階で落ち着かせることができるのです。

また、リラックスポジションというのは犬の服従の姿勢と言われている「仰向け」の状態を指します。この仰向けの状態を飼い主さんの手で行う方法というのがクールダウンさせるには有効ですが、最初は慣れない子も多いため少しずつ慣れさせるようにしましょう。

リラックスポジションのやり方

まず飼い主さんが足を伸ばして座ります。続いて犬を抱き上げ、自分の足の上に仰向けになるように寝かせます。
最初は暴れる子もいると思いますが、リラックスポジションに慣れさせるためには「逃がさない」というのが重要なポイントとなってきます。一度逃がしてしまうと「逃げることができる」と学習してしまい、なんとかして逃げ出そうと逆に落ち着きがなくなってしまいます。
また仰向けに寝かせた際、前足の肘の部分を持ってあげるようにしましょう。そうすることで胴体の前の部分を動かせないため暴れにくくなります。

「なんだかリラックスポジションの方法は可哀想」と感じる人もいるかと思いますが、このリラックスポジションを問題なく行えるようになると信頼関係が築けた証です。
今後ブラッシングや歯磨きなどのお手入れもしやすくなりますので、覚えさせておくと良いでしょう。

手を噛んできたら遊びを中止する

オモチャを使って遊ぶ際、無我夢中になっている愛犬の姿は愛らしいですよね。
しかし、もしも遊んでいる最中に手を甘噛みしてきた場合は少し怒ったような声で「あっ!」「痛い!」と言い、オモチャを取り上げ、1分ほど無視しましょう。

こうすることで「飼い主さんの手を噛んじゃいけない」と学習するだけでなく、「どうしたんだろう?」と犬も一旦冷静になりますので1つの落ち着かせる方法にもなります。

甘噛みを許し続けてしまうと「噛んでも良い」という認識を持ってしまうため、なかなか噛み癖が直らないまま成犬になってしまう可能性があります。子犬のうちに甘噛みはダメなことだとしっかりと理解させましょう。

まとめ

子犬 遊ぶ

いかがでしたでしょうか。
興奮状態からオフの状態にするためには愛犬と飼い主さんの信頼関係と主従関係が大切となってきます。主従関係が反対になってしまうと言うことを聞かず、結果的に問題行動に繋がってしまうのです。

ぜひ今回ご紹介したオンオフの方法を実践し、正しい興奮の抑え方を習得しましょう!


posted by しっぽ@にゅうす at 08:04 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鳥取大学農学部附属動物医療センターが進めるペットの最先端がん治療

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Dr.岡本のペットのがん治療最前線
−最先端がん治療(1)−

今回から4回にわたりまして、鳥取大学農学部附属動物医療センター(一部は他の民間動物病院でも可)で実施している最先端がん治療を紹介します。

インドシアニングリーン修飾リポソーム(ICG-Lipo)と光を用いた光免疫誘導療法
インドシアニングリーン(ICG)は、1959年に米国で肝胆道系検査薬として開発された非常に安全な色素剤です。このICGは、800nmの光を吸収して発熱(温熱効果)、600-800nmの光を吸収して活性酸素を誘導(光線力学効果)します。筆者らはこの光特性に注目して、2007年よりがん治療への応用の可能性を模索してきました。ICGと光を用いた治療を光線温熱療法(Photodynamic Hyperthermal Therapy : PHT)と命名し、さらにPHTに局所抗癌剤を併用する方法を光線温熱化学療法(Photodynamic Hyperthermal Chemo-Therapy : PHCT)と命名しました。しかし、この治療法の対象は表在性腫瘍を対象としたものであり、深部の腫瘍には適用ではありませんでした。

腫瘍組織に選択的に薬物を蓄積させる方法の一つにEPR効果(Enhanced Permeability and Retention Effect)があります。この理論は、次の通りです。腫瘍血管の血管内皮細胞は正常組織の血管内皮細胞に比べて、その整列が不均一であることが知られています。そのため、正常血管内皮細胞間隙からは漏出しない粒子(20-200nm)でも血管外に漏出します。その結果、腫瘍組織内に粒子が蓄積していきます。現在、細胞膜と同じ材料で作られた小さな気泡(小胞)、すなわち“リポソーム”をこのような粒径にして、血管内に投与し病変部に運ぶ研究が進められています。

2010年、千葉大の田村先生らは、このリポソームの膜にICGを結合させることに成功しました(以後、ICG-Lipoと呼びます)。本剤が腫瘍に蓄積した段階で、光照射することにより、温熱療法、光線力学療法を実施できます。さらにリポソーム内に、抗がん剤等の種々の物質を内包させることにより、より効果的ながん治療が期待できます。

本治療は最終的にはがん細胞に対する免疫を誘導することがわかりました。そのためこの治療法を「光免疫誘導療法」と命名しました。

2012年より、実験動物を用いたデータを基礎に、実際の犬猫の自然発症症例に対して本治療法を実施してきました。その治療法および症例を紹介します。

ICG-Lipoを用いたがん治療のプロトコール
本治療は、1クールを3週間とし、ICG-Lipoを静脈内投与後、市販の近赤外線照射治療器(飛鳥メディカル社製DVL-15または東京医研製スーパーライザー)による照射を、週3回以上行います。治療後3週間経過した段階で、腫瘍が縮小あるいは現状維持であればそのまま継続、腫瘍が増大していれば内包する抗癌剤を再検討します。

2012年より、実験動物を用いたデータを基礎に、実際の犬猫の自然発症症例に対して本治療法を実施してきました。その治療法および症例を紹介します。

ICG-Lipoを用いたがん治療のプロトコール
本治療は、1クールを3週間とし、ICG-Lipoを静脈内投与後、市販の近赤外線照射治療器(飛鳥メディカル社製DVL-15または東京医研製スーパーライザー)による照射を、週3回以上行います。治療後3週間経過した段階で、腫瘍が縮小あるいは現状維持であればそのまま継続、腫瘍が増大していれば内包する抗癌剤を再検討します。

症例: 猫、雑、雌、10歳、4.1kg
近隣の動物病院に「くしゃみ・右眼の目やに」を主訴として受診しました。初診時は、顕著な病巣が無かったため、抗生物質を投与したところ、症状の改善がみられました。しかし、2ヶ月後、くしゃみが再発すると共に、軽度の鼻出血と頬から右側鼻部にかけての軽度腫脹を呈しました。再度抗生物質の投与を開始しましたが、右頬部の腫脹は徐々に増大し、右眼球突出と軽度鼻出血が確認されました。頭部X線像では、上顎部の骨融解像が認められました。細胞診の結果により、上皮系腫瘍が疑われました(最終的にはリンパ腫と診断)。

インフォームドコンセントの結果、放射線療法による積極的な治療を希望されなかったため、ICG-Lipoによる治療を行うことにしました。補助療法として、食欲低下時に輸液を実施することとしました。ICG-Lipoを血管内投与後、通院治療(週5回照射)としました。治療方法は、近赤外線照射治療器(飛鳥メディカル社製半導体レーザー:DVL-15)により、患部に20分間の光照射(出力5W)を行いました。

顔面の腫脹は、治療開始後、漸次減少しましたが、1週間経過した辺りから再度腫脹が見受けられました。その後、症状の改善・悪化を繰り返しました(第1〜4クール)。しかしながら、第5クールから急激に顔面の腫脹が減少すると共に、鼻塞栓もほぼ改善しました。また、X線検査の結果より、上顎部の骨吸収像の改善も確認されました。

これまでに全国約270施設で延べ約900症例に本治療を試行してきました。

文/岡本芳晴(おかもとよしはる)

昭和34年兵庫県生まれ。昭和58年北海道大学獣医学部獣医学科卒業。昭和62年北海道大学大学院獣医学研究科予防治療学専攻博士後期課程中途退学(博士号学位取得)。昭和62年より鳥取大学助手農学部。平成15年教授に就任。

@DIME編集部

posted by しっぽ@にゅうす at 07:59 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

渋谷NHK放送センターで「ペットは家族一生一緒」フォトメッセージ展開催 

WPN


3月27日(月)から4月2日(日)まで、東京渋谷のNHK放送センター内にあるNHKふれあいホールギャラリーにて、NPO Positive Meeting (NPO法人 陽の会 PM事務局)が主催する「ペットは家族一生一緒」フォトメッセージ展が開催される。

 ことしで8回目となる本展の今回のテーマは、「Here comes the sun 」。言葉と写真で「No kill Country」を願うメッセージを発信する。動物愛護センターに持ち込まれた犬猫たちの命を救うため保護活動に力を注いでいる人々、さまざまな生い立ちの保護犬・猫を家族として迎え、その最期を温かく看取った家族などを、写真と言葉で綴った「ありがとう」のメッセージが展示される。

 会場では、寄せられた写真で作成したスライドを常時上映するほか、新しい家族を待つ犬猫のポスターも展示される。開催時間は、27日(月)14:00から18:00、28日(火)から4月1日(土)は10:00から18:00、最終日の4月2日(日)は10:00から16:30となる。入場は無料。
[関連URL]
・「ペットは家族一生一緒」フォトメッセージ展 Together Forever



posted by しっぽ@にゅうす at 07:58 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元警察犬、「きな子」最後のお別れ ドジぶり人気

産経フォト

ドジぶりが人気を集め、映画化もされた香川県警の元嘱託警察犬「きな子」(ラブラドルレトリバー、雌14歳)の葬儀が23日、同県丸亀市の斎場で開かれ、訓練所の関係者や地域住民ら約60人が最後の別れを告げた。

 2003年から約6年間パートナーだった訓練士川西智紗さん(33)は「次々と障害物をなぎ倒し突破したのは笑っちゃったけど、今思うと一生懸命だったんだよね」と振り返り、「一緒にたくさん経験して心に余裕を持てるようになりました。きな子の笑顔は忘れません」と弔辞を述べた。

 会場には、きな子の制服や、登場する県警の広報グッズが並べられ、記帳台に寄せられたメッセージは、きな子と共にひつぎに納められた。

 小さな花束を持って訪れた香川県まんのう町の高校1年鎌田涼葉さん(16)は「小学校の避難訓練に来てくれた時からファンになった。天国でも愛らしさを持ち続けてほしい」と話した。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:56 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする