動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年03月26日

ハブ捕り名人、逮捕も不起訴 無許可飼育否定、万全期し許可取得

琉球新報


 【名護】本島北部の山中で約30年間、ハブを捕獲しているハブ捕り名人で有名な眞喜志康弘さん(60)=名護市三原=が1日、取引先である東京の業者と一緒に警視庁に動物愛護法(無許可飼養)容疑で逮捕されたが、10日に東京区検で不起訴処分となった。昨年12月に捜査され、人に危害を与える恐れのある特定動物のヒメハブを無許可で飼育した疑いで逮捕された眞喜志さんだが、飼育はしていないと否定する。ただ、今後のハブ捕りに万全を期すため、1月27日付でハブとヒメハブの「特定動物飼養・保管許可証」を県動物愛護管理センターから受けた。
 眞喜志さんによると昨年12月に計4日間、警視庁の捜査員が訪れ、今月1〜8日に警視庁に身柄を拘束された。眞喜志さんは「捕ったハブはその日で売っている。自宅で1〜2時間ぐらい保管する時はあり、そのハブを(捜査員が)見たのだと思う。飼育はしていない」と容疑を否定した。さらに一般の人もハブを捕獲し、自治体などに提供していることを挙げて「今回の件が有罪だったら、一般の人はみんな逮捕されている」と主張した。

 環境省の動物愛護管理室は、動物愛護法で飼育の許可が定められる動物に関し「危険な動物を扱う場合には万が一、逃げ出さないようにするために規定がある」と説明する。飼育に相当する基準について「どの程度の時間なら許されるのかなどは、はっきり整理されていない。グレーな部分だ。ぎちぎちに決めているものではない」とし、許可を出す都道府県が柔軟に対応しているとした。

英文へ→Famous Habu-Hunter’s indictment for unlicensed snake keeping dismissed after proper documentation provided


posted by しっぽ@にゅうす at 09:00 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペット関連総市場、15年度は前年比1.5%増の1兆4720億円

財形新聞


 2015年度のペット関連総市場は、小売金額ベースで前年度比101.5%の1兆 4,720億円と推計した。ペット用品はほぼ横這いとなったが、ペットフードは引き続きキャットフードが好調に推移し、市場は微増で推移した。サービス関連では、ペット保険が依然市場を拡大させている。

 2016年度も同様の傾向が続いていることから、ペット関連総市場規模は前年度比101.1%の1兆4,889億円を見込む。今後もペットの飼育頭数の大幅な拡大は見込みにくいものの、関連各社の付加価値製品・サービスの提案が進むことで、当該市場規模は金額ベースでは横這いから微増にて推移すると予測している。

 ペットフードの2015年度の市場規模は、小売金額ベースで前年度比102.8%の4,735億円と推計した。ドッグフード市場は、大型犬の減少により、依然としてドライフードの大容量(大袋)タイプの需要が縮小しているなか、高価格帯商品であるプレミアムフードの需要拡大によって、数量の減少を金額でカバーする格好で、金額ベースではほぼ横這いで推移している。飼い主のペットに対する健康志向の高まりにより、年齢別や犬種別、体格別、健康目的・症状ケア別などの商品の細分化・多様化が進んでいる。

 キャットフード市場は、市場規模はドッグフードにはまだ及ばないものの、拡大基調である。犬の飼育頭数が伸び悩むなか、犬と比較し飼育頭数が安定している猫に対し、ペットフードメーカー各社からの期待が相対的に高まっており、猫用フードの新商品投入が活発化している。また小売店側でも猫関連売場を拡充させるなど、市場拡大の追い風となっている。全体的にペットの高齢化や小型犬化が進むなか、軟らかいタイプのフードへの需要が高まっているが、キャットフードではウェットフードが好調であった

 ペット用品の2015年度の市場規模は、小売金額ベースで前年度比100.1%の2,505億円と推計した。ペット用品では、引き続き、デンタルケア用品が拡大基調である。また犬用トイレシーツ、猫砂など、室内飼育においてほぼ必需品となっている排泄ケアの消耗品は、市場規模は大きいものの、依然として低価格化の傾向は続いており、ほぼ横ばいで推移した。一方、近年老犬介護やマナーの観点から需要が高まっているペット用おむつなどについては市場が伸長している。

 ペット関連産業市場には生体やペット美容室、ペット医療、ペット保険、ペットホテルなどの各種サービスが含まれる。2015年度の同市場規模は、小売金額ベースで前年度比101.2%の7,480億円と推計した。

 ペットの飼育頭数が近年、頭打ち傾向とされる一方、ペットに対する支出は増加傾向にある。コンパニオンアニマル化により、ペットを家族の一員として受け入れる家庭が増加し、ペット飼育のサポート、またはペットとの生活を楽しむためのサービス関連支出が増加している。なかでも、ペット保険市場の拡大にも象徴されるように、ペットの健康管理のための支出は近年増加傾向にあり、今後も飼い主の需要に応えるかたちで、ペットの健康維持・管理を目的とした商品およびサービスの充実が進んでいくとみられるとしている。(編集担当:慶尾六郎)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:45 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

ペットを迎えるその前に

産経新聞



 初めてペットを迎え入れようとするとき、人は大きな期待と少しの不安を感じると思います。なぜならこれからずっと一緒に生活をするわけですから。

 しかし、この「ずっと一緒」とはいつまででしょうか? 東京農工大農学部の調査によると、犬の平均寿命は、平成2年の調査では8.6歳だったものが、26年の調査では13.2歳と25年間で1.5倍に、猫の平均寿命は2年に5.1歳だったものが26年に11.9歳と2.3倍に伸びています。

 獣医療の発展と飼育環境の改善により、家庭で飼育されている犬と猫の寿命は確実に伸び、高齢化が進んでいます。そうすると、ペットを迎え入れて終生を共に生活するのは、大きな病気がなければ10年以上となります。皆さんは10年以上ペットをかわいがってあげることができるでしょうか?

 このようなことができない飼い主のもとに飼われたペットの末路は不幸です。万一、捨てられても、新たな飼い主に巡り合えたペットはラッキーですが、そんな幸運なペットはどれだけいるでしょうか? 環境省の統計資料によると、27年に犬は1万5811匹、猫は6万7091匹、計8万2902匹が保健所で殺処分されています。

 殺処分数は年々減少傾向にありますが、不幸な犬猫を少しでも減らすために、ペットを迎え入れる前には終生を共にできるか、責任を持って面倒を見ることができるかを十分に検討して飼うかどうかを決めましょう。少しでも不幸なペットがいなくなれば幸いです。十分検討した後にはペットとの楽しい生活が待っています。(チームホープ、DOG&CAT HOSPITAL GALFAR 小泉信輝)

posted by しっぽ@にゅうす at 09:02 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

狂犬病予防注射受けて 高松 市保健所がパネル展

四国新聞社


狂犬病予防注射の重要性や動物愛護のあり方を啓発するパネル展が22日、高松市常磐町の瓦町FLAG8階「IKODE瓦町」で始まった。予防接種や飼い犬登録の手続きのほか、県内の犬猫の殺処分の現状などを説明し、犬猫の飼育に関する相談コーナーも設けている。28日まで。

 パネル展は、4〜6月の「狂犬病予防注射月間」を前に市保健所が実施。狂犬病予防法は、生後91日以上の犬の飼い主に▽居住の市区町村に飼い犬登録をする▽犬に毎年、狂犬病予防注射を受けさせる▽犬に鑑札と注射済票をつける−の3点を義務付けている。

 会場では、狂犬病が死に至る病気であることや、市が4〜5月に行う集合注射の会場などを紹介。また、犬猫の殺処分率で全国ワースト上位が続いている県内の状況を解説し、ペットが命を終えるまで飼い続けるほか、首輪などに飼い主が分かるものをつけるように訴えている。

 市保健所は「ペットを飼うのに伴う責任を自覚してもらい、悩みがあれば気軽に相談してほしい」と呼び掛けている。期間中は午前10時から午後5時まで、犬猫の飼い主の相談を会場で受け付ける。


posted by しっぽ@にゅうす at 09:01 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南里秀子氏に聞いた「猫と楽しく暮らす7か条」

東スポ


今や空前の猫ブームである。テレビやネットでも猫の話題があふれ、飼育頭数は犬を超えたという。そこで「猫の學校」(ポプラ新書)の著者でカリスマキャットシッターの南里秀子氏に、猫と楽しい共同生活をするための秘訣を聞いた。現在猫と暮らしている方やこれから猫と暮らし始める方も必読だぞ。

【1】猫派の人が増えたのは犬と比べ「散歩をする必要がない」「トイレのしつけが不必要」といったことが主な理由だと思いますが、そういう安易な理由で猫を迎えるのは避けてほしいですね。猫はかわいがるだけの愛玩動物ではありません。猫は犬のように従順ではないし、強制されるのを嫌います。猫と一緒に暮らすというのはあなたが猫のテリトリーで生活するということ。飼う、のではなく一緒に生活をすると考えましょう。猫が大切な家具で爪とぎを始めたらその家具を猫に進呈するくらいの度量と覚悟を持つ。そんな意識で猫との生活を始めましょう。

【2】猫はニオイに敏感です。その嗅覚は人間の5倍。敏感で「ニオイの好き嫌い」もあります。多くの猫は人工的なニオイはあまり好みません。以前、香料の強いシャンプーを使っていたスタッフが猫に引っかかれたことがあります。香りが長持ちするような柔軟剤、さらに香りの強い香水などは猫にとっては拷問になりかねません。

【3】鈴のついた首輪をした猫がいますが、チョロチョロ動き回る子猫時代はともかく、2歳以上の成猫には鈴は必要ありません。歩くたびにチリンチリンと音がするのは聴覚が優れた猫にとってストレスになるかも…。聞き慣れない音に対しても敏感で、トイレの最中に花火の大きな音がして驚き、以来そのトイレを使わなくなってしまった猫もいます。静かな環境を提供しましょう。

【4】猫の視力は人間の10分の1程度とあまりよくありませんが、夜間にモノを見る視力は人間の6倍。元来夜行性の猫の瞳は暗闇でも光を取り込む構造になっていて、フラッシュは目を傷める危険性があるので写真を撮る時は絶対に使わないでください。特に視覚が未発達な生後1か月以内の子猫は視覚障害になる恐れがあります。猫の写真の投稿が大変なブームになっていますが、撮影の際は十分注意しましょう。

【5】猫は表情豊かです。瞳孔だけでも気持ちが分かります。通常の表情は耳が前を向いて、瞳孔は細め。ところが、怒ると耳を伏せ、瞳孔が開き黒目になります。シッポにも注目しましょう。シッポが立っているのはご機嫌の証拠。水平のシッポは友好を表します。シッポの毛が逆立っている時は威嚇の姿勢で「近寄るな!」のサインです。

【6】猫は基本的に単独で行動しますが一緒に暮らすなら「2匹以上」をオススメしています。都会で暮らす猫の多くは「インドアキャット」。ほとんど外に出ないでマンションの一室で一生を終えます。そのため他の猫と接する機会がなく、社会性が身につきません。他にも猫がいることで適度なストレスと刺激が生じ、免疫力が上がり、運動量も増え、ボキャブラリーや表情も豊かになります。

【7】キャットフードは猫の健康に直接関わるものなので、メーカーの姿勢を見極めることが何より肝心。パッケージの原材料表示などをチェックして、安心して与えられるものを選びましょう。私は手軽で栄養バランスのいいドライフードは主食、嗜好性の高いウエットフードはおかずという位置づけで、栄養が偏らないように使い分けています。

【その他のコツ】現在はインドアキャットが主流ですが、ドアや窓から飛び出して迷子になることもあります。猫がいなくなったら、まず周辺の軒下や車の下などを中心に捜しましょう。普段外に出ていない猫はそういう場所に入り込んで息を潜めていることが多いのです。濡れるのが嫌いなので、雨天時は濡れない場所に潜んでいます。近所の人に協力を頼む場合は、猫の情報を詳しく書いたチラシなどを渡します。SNSを活用するのも有効でしょう。

 また、動物病院の選び方でお悩みの方も多いかと思います。自宅からの距離、清潔な環境、基本料金の表示などを考慮しつつ、獣医さんとの相性にも留意してください。気軽に質問でき、何でも話せるかどうか。加えて、獣医さんの目線や猫に対する態度をチェックしましょう。猫に優しく話しかけるような方だと安心です。とはいえ、全て獣医さん頼みではなく治療は“獣医さん”“あなた”“猫”の3者の協力で成立する意識でいることが大切ですよ。

☆なんり・ひでこ=1992年、猫専門のシッティングサービスを創業。2002年、猫の生涯保障部門を開始。06年「猫の森」を法人化し、シッター育成や猫に関するワークショップを展開している。著書に「それいけ、キャットシッター!」などがある。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:58 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私が動物の保護活動に取り組む理由

電通報


「Project Zero」と「Project Red」という二つの活動を柱に、動物の保護活動に取り組んでいる滝川クリステルさんに話を伺いました。
滝川クリステルさん
馬は走り、鳥は飛ぶ 自由な姿が当然だった

小さい頃から、動物が当たり前のようにそばにいる生活をしていました。フランスの田舎に住んでいたときは、いつも庭で馬が走っていたり、ウサギが跳ねていたり、鳥も籠の中で飼わないで、家の中を自由に飛んでいたり。
子どもながらに、普通は籠の中にいるのに、どうしてうちでは違うのだろうと思ったこともありましたが、私の母がフェアな形で動物に接する人で。彼らも私たちも同じように自由で、ストレスなく、幸せにという発想だったんですね。だからみんな長生きで、私が5歳のときに自分の貯金で買ったカメが、まだ元気に生きています。本当にカメは長生きなので、覚悟して迎えた方がいいと思いますが(笑)、その子たちもやっぱり自由に放していて、動物はこう飼うべきと思ったことがありませんでした。
私の中では、お互いが自然に共存している形が普通だったので、元々は「助けなければ」という危機感はなかったんです。でも、大人になってから動物たちの現状を知り、いろいろと調べていくうちに、自分は何も知らなかっただけなんだとガツンと頭をたたかれた思いがしました。
特に、生物多様性の意義や重要性を知ってから、環境保護や緑化などに比べて動物の存在が薄いことにすごく疑問を感じました。人間と動物と自然環境のバランスが大事なはずなのに、世界が動物にいかに支えられているかを考える機会はそれほど多くないですよね。動物の問題に目を向けなければ、生物多様性の保全にもつながらないと思ったんです。
私は彼らのおかげで豊かな子ども時代を過ごせたので、ちゃんと恩返しをしたいというところから、野生動物の保護やペットの殺処分問題に注目し、10年ほど前からその分野の情報発信をするようになりました。
立教女学院小学校で
立教女学院小学校で
2020年を見据えて 今スタートしよう

ただ、個人の活動には限界があります。いずれ何らかの団体を立ち上げようと思っていた中、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決まって、今踏ん張らなければと、背中をぐっと押されました。日本人にこのような目標ができたことで、せめて2020年までには状況を少しでも良くしようと訴えやすくなりますし、自分にも目標をつくれます。縁あって一緒に進めていける仲間と出会えたこともあり、2014年5月に一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを設立しました。「ヴィ・アンサンブル」は、フランス語で「共に人生を歩む」「一緒の命」という意味です。
現在の活動の柱は「Project Zero」と「Project Red」の二つです。Project Zeroでは、日本で足元にある動物の問題としてペットの保護を取り上げ、具体的には2020年までにアニマルウェルフェア※1に則った犬猫の殺処分ゼロを目指しています。取材対応や講演を通して、年間8万頭以上の犬猫が殺処分されている※2現状を伝える一方、殺処分前の犬猫を保護するシェルターの支援に取り組んでいます。
また、「フォスターアカデミー」というセミナーを、もう20回ほど行っています。フォスターとは、保健所やシェルターにいる犬や猫を新しい飼い主が見つかるまで一時的に預かるボランティアのことです。フォスターが増えれば、保健所で処分される數も減り、シェルターに空きが出れば保健所からまた別の動物を引き取ることができます。それに、いきなり新しい飼い主になるのはちゅうちょする、という人とのつなぎ役にもなれます。まずはフォスターという制度を広めて、そういう意志がある方々同士のネットワークも生まれればと期待しています。
二つの活動の両輪で 企業の支援にも期待

Project Redは、絶滅の危機にひんする世界の野生生物のリスト「レッドリスト」にちなんで名付けた、野生動物の保護活動です。まずは日本の問題として、北海道の猛禽(もうきん)類、シマフクロウをはじめとする絶滅危惧種に注目しています。なぜ猛禽類かというと、生態ピラミッドの頂点や上位に位置する彼らは、その数が生態系の維持に大きな影響を与えることが多く、日本の森を守る上で重要な役割を担っているからなんです。
シマフクロウと
シマフクロウと
実際に北海道でレスキューに携わられている猛禽類医学研究所の代表・獣医師である齊藤慶輔先生と協力して、現場ですぐ治療ができるようドクターカーを提供したり、先生の活動を広めるお手伝いをしたりしています。私も何度も北海道に足を運びましたが、野生に返れない動物もたくさんいて、衝撃を受けました。とにかく広報をしている時間もない方々なので、私たちは命を直接助けている方を広報や啓発の点から支えたいと考えています。
ZeroとRedの二つを両輪で取り組む意義は、支援者を増やす点で、実は大きいんですね。野生動物の保護というとスケールも大きく、企業をはじめ法人にも目を向けてもらいやすいのですが、ペットの話は身近過ぎて、小さい問題にも見えてしまいます。でも両方とも同じ、“共存”に関する問題なので、Redの支援を入り口に、犬猫の問題も意識していただく流れをつくれればと思っています。
私も勉強し始めて知ったのですが、海外では例えばシェルター施設にしてもほとんどが民間のサポートなんです。清潔感があって、誰でも気分良く入れるシェルターも多いんですね。でも日本だと、個人の方々がボランティアや寄付を通じてぎりぎりのところで成り立たせていて、行き届いているとはいえません。シェルターの環境が良ければ、そこで過ごす子たちにとって良いのはもちろん、彼らを迎えたいという新しい飼い主さんを増やすことにもつながります。そうした部分を、ぜひ企業の方々にサポートいただけたらと願っています。
※1 快適性に配慮した生き物の飼育
※2 環境省 犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(平成27年度)
www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

posted by しっぽ@にゅうす at 07:57 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬は寒さを感じているの?獣医さんに聞いてみた

ネタりか


最近、洋服を着せた犬を連れている人をよく見かけます。そんな人を見て「犬は毛に覆われているのだから、寒くないんじゃない?」と言う人もいるようです。

はたして犬は寒さを感じているのでしょうか。それを知りたくて、東京・調布市にあるクルーズ動物病院院長の齋藤雅文さんにお話を聞いてみました。







犬が寒さに強いかどうかは原産国が関係している

── ずばり、犬は寒さを感じているのでしょうか?

犬はしゃべれないですからね。でも、診察に来る犬を見ていると、たいていは寒そうにしていますよ(笑)。

寒さにどれぐらい強いかは、原産国に関係するといわれています。代表的な例をあげれば、シベリアからカナダの北極圏あたりが原産国のシベリアンハスキーは、やはり寒さに強いですね。寒さのなかで体温を保つために、血管は皮膚のずっと深い場所にあるんです。

下毛(アンダーコート)が生える犬種かどうかも影響しますね。シベリアンハスキーはもちろん、柴犬や秋田犬、ポメラニアンが、下毛が生える代表的な犬種です。



── 最近は、外で飼わずに室内で飼うことが増えているようですが、それも関係していますか?

環境の変化は大きく影響していると感じています。最近、特に東京などの都会では、室内で飼われる場合がほとんどです。冬でも暖かな家の中にいますから、大型犬でも、寒くなるとなかなか散歩にも行きたがらないようです。

一昔くらい前までは、歌にあるように、犬は庭を駆け回っていましたが、最近は、犬もネコと同じように、あったかいところが好きみたいですよ。

他にも、歳をとったり、病気になったりすることも、寒がる原因になることがあります。





▲齋藤先生と愛犬もん太くん



犬に洋服を着せる理由とは?

── 寒さに強い種類の犬には洋服を着せる必要がないということですか?

そうとも言い切れないと思います。

私も最近犬を飼い始めてわかったのですが、たとえば散歩に行くと、お腹のあたりの毛にけっこう汚れが付いてしまうんですね。この汚れを落とすのが、毎回となるとかなりの手間になります。でも洋服を着せておけば、それが防げるんです。散歩の前に服を着せ、戻ったら脱がせればいいんですから。

また、夏場に毛を短く整えてあげることを「サマーカット」といいます。室内にいる分には涼しげだし、皮膚病の管理もしやすいのですが、屋外では強い直射日光が肌に当たってしまうため、あまり良くないと言われています。でも服を着せておけば、それも防げます。

皮膚炎の犬なら、服を着せておけば引っ掻き防止にもなりますしね。





▲もん太くんは、イングリッシュ・コッカー・スパニエルとラブラドール・レトリバーのMIX犬



── 犬は、洋服を着ることを嫌がらないのですか?

最初は嫌がりますが、慣れちゃうみたいですね。首輪もそうですから。慣れれば、犬は「首輪を付ける・服を着る=散歩に行ける」と認識し、むしろ喜ぶようになります。

飼い主さんを見ていると、必要なときは着せてあとは脱がせているという方が多いです。着せっぱなしにしておくと擦れて毛玉ができてしまいますし、洋服がきついと擦れた部分に皮膚トラブルが起きてしまうなどのケースもあります。それらの異変が洋服に隠れて見つけらないこともありますからね。

犬が洋服を着るのを嫌がらないためには、最初が肝心で、おやつを与えるなどして、洋服を着るのはいいことだ、と認識させることが大切ですね。



── ありがとうございました。



まとめ

・原産国によって寒さに強い犬種と弱い犬種がいる。

・下毛(アンダーコート)が生えている犬種は寒さには強い。

・大型犬も含めて室内で飼うことが増えたため、寒くなると散歩に行きたがらない傾向にある。

・犬に洋服を着せるのは、汚れを防ぐ目的もある。



(取材・文 / たなかみえ)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:49 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする