動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年06月04日

愛犬を「可哀想なワンちゃん」にしない食事法

東洋経済オンライン


現在、国内の犬の飼育数は991.7万匹(2015年)。少子化のなか、飼い主にとって愛犬は「うちの子」も同然であり、その健康は一大関心事であろう。
ところが、30年以上にわたりペットフード流通の第一線で活躍してきた橋長誠司氏によると、日本では、犬の食事についての正しい知識がきちんと広まっていないのが現状だという。このため、飼い主に愛情があるにもかかわらず、ワンちゃんが肥満になったり、健康を損なってしまうケースも多いというのだ。
このたび、『一流犬をつくる最強の食事法』を上梓した橋長氏に、愛犬を「最高に幸せなワンちゃん」にするための最新知識を語っていただいた。
誰もペットフードの正しい知識を教えてくれない


『一流犬をつくる最強の食事法』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)
私は、社会人として過ごしてきたほとんどの時間、ペットフードの販売の仕事をしてきました。

共立製薬、ロイヤルカナン、ユニ・チャーム、ヒルズと、日本で有名なペットフードのメーカーの商品を売ってきたおかげで、ドッグフードに関する表も裏も熟知しているという自負があります。

その私の目から見て、とても残念なことがあります。それは、「日本では、ドッグフードの正しい知識を、誰も教えようとしていない」ということです。

こう言ったら、多分、ほとんどの飼い主さんたちは驚かれるでしょう。でも、残念ながら、これは事実です。

「獣医師さんが、ドッグフードについて教えてくれる役目をしているんじゃないの?」

そうお思いの方もおられるでしょう。たしかに、獣医師さんの中にはドッグフードに詳しい方もおられますが、一般的に、そういう先生は少数派のようです。

獣医師さんというのは「病気を治す」ことが務めであり、食事については、治療と関係のある範囲で指導するという立場です。そのため、ドッグフードについて専門的なことまで熟知していて、積極的に教えてくれる先生というのはあまりおられません。

一部にフードに詳しい獣医師の先生もおられますが、一般的な先生の場合、あまりよくご存じではないからです。というのも、獣医学部では犬の食事に関する講義はほとんど行われていないのが現実だからです。

「じゃあ、ペットショップで、教えているんじゃないの?」

という人もおられるでしょう。しかし、ペットショップでは、子犬や子猫などペットである動物そのものを売ることが第一になっていて、ペットフードの販売については熱心ではないことが多いようです。

なぜなら、フードよりも動物を売るほうが利益になるからです。お客さんにフードの知識を積極的に教えるようなお店は少ないのです。

また、それ以上に残念なことですが、適正な量よりも多くの食事を与えるよう間違った指導をするペットショップすらあるのです。

こうした現状に危機感を抱き、私が顧問を務めるピーリンクでは、「ワンちゃんと飼い主さんが幸せな生活を送り続けられるように」という思いで、ドッグフードも含め、飼い主さんにとって有益な商品やサービスについての正しい情報を発信することに努めています。

しかし、なかなか正しい知識が広まらないのが、日本のワンちゃんと飼い主を取り巻く残念な現状なのです。

非常に多い“食べすぎ”ワンちゃん

こうした状況であるため、ドッグフードの量を間違っている飼い主さんも多いようです。

ホームセンターやスーパーなどで小売りされているドッグフードのほとんどには、「総合栄養食」と表示されています。この総合栄養食は、必要な栄養がすべて含まれており、「水とドッグフードだけで大丈夫です」という意味であることを、ぜひ、理解してください。

総合栄養食であるドッグフードを、表示されている量だけ与えた場合、それ以上は何も与える必要がないということです。総合栄養食のドッグフードは、人間向け以上に科学的な臨床実験に基づいて開発されたものであり、必要な栄養が過不足なく含まれているのです。ワンちゃんの平均寿命が、かつての7歳くらいから13歳くらいまで延びたのも、背景にこの総合栄養食の普及があるのです。

それなのに、総合栄養食を十分に与えたうえで、ほかの食品まで大量に与えてしまうケースが多く、栄養過多になっているワンちゃんをよく見かけます。

よくあるのは、ドライの総合栄養食を与えたうえで、缶詰のフードを足したり、おやつを与えすぎたりするケースです。

ドライのドッグフードだけでは足りない栄養がある。だから缶詰で補う必要がある――という誤解がありますが、間違いです。ペットショップの中には、このように誤った指導をするところもありますので、注意が必要です。

すべての栄養素が足りているからこそ「総合栄養食」という表示が許されていることを理解してください。

ドッグフードを十分に与えて、それにプラスして缶詰を与えてしまうと、缶詰の分だけ栄養過多になるのです。これは肥満への道です。実際、ペットショップの間違った指導でコロコロ太ってしまっているワンちゃんをよく見ます。

食事を見直し、適量のペットフードと水だけにするようアドバイスしたところ、肥満が改善し健康状態も良好になったと喜ばれるケースが非常に多いのです。

もし、どうしても缶詰を与えたいのなら、缶詰の栄養の分だけドッグフードを減らす必要があります。

基本的におやつはいらない

このことは、おやつについてもいえます。ドッグフードは総合栄養食ですから、基本的におやつは不要です。

ただし、しつけやコミュニケーションの一環としておやつを使う場合はあるでしょう。そんなときは、おやつの分だけ、ドッグフードを減らすべきなのです。

おやつの栄養を正確に計算するのは難しいと思います。それでも、おやつを与えた分だけドッグフードを減らさないと、ワンちゃんは栄養過多になります。

そして、これも大事なことですが、おやつは、全体の食事量の1割以下に抑えなくてはいけません。

ちなみに、私はドッグライフカウンセラーという資格を持っていますが、おやつは要らないのではないかと考えています。

日本ではしつけにおやつを使う人も多いですが、欧米ではあまりおやつは使いません。

おやつを使ってしつけをすると、おやつをもらえなければ言うことをきかないワンちゃんになりがちです。ちょうど、自分の子どもにおカネをあげて言うことをきかせるようなもので、あまり、よいやり方ではないのではないでしょうか。

ワンちゃんのしつけは、おやつなしでもできます。実際、ドッグライフカウンセラーとしての私の師匠は、おやつを一切使いません。犬との信頼関係を築いて、自在にコントロールできます。

喜んで食べるから、つい与えすぎる

動物病院に来るワンちゃんに多いのが肥満です。人間の場合と同様で、ワンちゃんの肥満の原因は、食べる量が運動量よりも多すぎることです。

では、なぜ食べすぎるのか。

どうやら、根本的な理由は、飼い主さんにあるようです。

なぜなら、日本のワンちゃんの場合、肥満の原因は、運動不足よりもむしろドッグフードの与えすぎにあるからです。飼い主さんが食べ物を与えると、犬は基本的に、喜んで食べます。その様子を見て、勘違いする飼い主さんが多いのです。

「こんなに喜んでいるんだから、もっとあげよう」

それで、つい、与えすぎになり、肥満につながるわけです。でも、これは飼い主さんの自己満足ではないでしょうか。

私が顧問を務めるピーリンクで、ドッグフードに関して飼い主さんにアンケートを取った際、次のような意見が実に多いことに驚かされました。

「自分のワンちゃんにとってどのフードが合っているかわからない」

「ペットショップで言われたものをとりあえずあげている」

「よく食べるので、多めにフードをあげているが、適正量はわからない」

「自分が食事をしているとそれを欲しがるので、つい私達が食べているものをあげてしまう」

繰り返しになりますが、ドッグフードは総合栄養食ですから、基準量を超えて与えてしまえば、栄養の摂りすぎになります。習慣的に与えすぎていれば、やがて、肥満になってしまうのは当然なのです。

飼い主さんが食事の量をきちんと管理し、子犬の頃から1日に必要な量を守っていれば、肥満になることは基本的にありません。

肥満になれば、ワンちゃんの健康が損なわれて、人間同様、さまざまな生活習慣病になってしまいます。そうならないようにすることが、本当の愛情でしょう。

また、自分が食べているものを与える飼い主さんもいらっしゃいますが、食べ物によっては、人間には大丈夫でも、犬には命にかかわるような危険な食べ物もあります。絶対にやめていただきたいと思います。

「喜んで食べるから」と、ドッグフードを与えすぎたり、ほかの食べ物を与えるのは、ワンちゃんが喜んでいるというよりも、自分が嬉しいことのほうを優先しています。

どうか、早く勘違いに気づいてほしいものです。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:55 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットを飼うということ 可哀そうな野良猫、減らしたい

毎日新聞


日本の家庭で飼育されている猫は約985万匹(ペットフード協会調べ)もいるが、飼い主のいない地域猫、いわゆる野良猫に目配りし、ボランティアで世話をする人たちがいる。その上で欠かせないのが、TNR(Trap=捕まえる▽Neuter=避妊去勢手術▽Return=元にいた場所に戻す)と呼ばれる活動だ。

 「大阪ねこの会」は猫の殺処分ゼロを目指し、2016年度から公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県芦屋市)と協働で「やるで! 大阪さくらねこTNRプロジェクト」を行っている。手術費用やワクチン代などは基金でまかなうため、地域猫を見守るボランティアらの金銭的負担は軽減される。

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 手術済みの印としてカットされた耳先が桜の花びらのように見えることから、TNRされた地域猫は「さくらねこ」と呼ばれる。プロジェクトによって16年度は1891匹のさくらねこが誕生。今年度は2000匹を目標に掲げる。

 「殺処分数がワーストワンの大阪でTNRを進め、現状を変えていきたい」。大阪ねこの会の荒井りか代表はこう話す。15年度、大阪府内で約3700匹の猫が殺処分され、このうち子猫が9割を占めた。多くが地域猫が産んだ子猫とみられ、殺処分ゼロ実現のためには、TNRによって地域猫の繁殖を抑える必要があるという。

 猫に避妊去勢手術を行うことには、「人間の身勝手」など批判もある。だが、手術をしなければ地域猫は繁殖し続け、鳴き声や排せつ物などのトラブルが起きれば、保健所に通報され殺処分されかねない。TNRによって「一代限りの命」となることで、猫との共生について地域の人々の理解も得やすくなる。「殺されるためだけに生まれる命を減らしたい」とボランティアは願っている。



 プロジェクト参加条件などは、大阪ねこの会のサイト(https://www.nyan5656.com/)で。また、どうぶつ基金は、全国でさくらねこを増やすため、無料で避妊去勢手術を受けられるチケットを配布。サイト(https://www.doubutukikin.or.jp/)で申請方法を公開している。【倉田陶子】=第1金曜掲載


posted by しっぽ@にゅうす at 06:38 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬の殺処分ゼロ達成、小池知事「猫も進めたい」

読売新聞


東京都が昨年度、捨て犬などの殺処分ゼロを達成できたことがわかった。


 小池知事は昨夏の都知事選の公約で「ペットの殺処分ゼロ」を掲げ、今年度も施政方針にこの政策を盛り込んでおり、知事は「猫についても進めたい」と意気込んでいる。

 都によると、2015年度の殺処分は203匹(犬10匹、猫193匹)だったが、16年度は94匹(犬0匹、猫94匹)と半減。動物愛護センターや民間団体が譲渡会のPRを活発に行ったことなどが要因とみられる。

 都は今後、老朽化した「動物愛護相談センター本所」(世田谷区)を移転改築し、さらに譲渡会などのイベントを開きやすい環境にする予定。30日に動物愛護団体の代表らと面会した小池知事は、「譲渡に関する情報発信サイトも開設し、さらに取り組みを進めたい」と語った。

2017年05月31日 17時32分 Copyright c The Yomiuri Shimbun


posted by しっぽ@にゅうす at 06:38 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不潔「猫屋敷」76匹保護…虐待容疑で書類送検

読売新聞


多数の猫を劣悪な環境下で飼育したとして、神奈川県警は1日、同県大和市の土木作業員の男(49)を動物愛護法違反(虐待)容疑で書類送検した。


 男の家は近所で「猫屋敷」と呼ばれ、猫の死骸や排せつ物、ゴミなどが散乱していたといい、保護された猫は76匹に上った。

 発表などによると、男は2014年11月〜16年12月、戸建ての借家(約60平方メートル)で猫の排せつ物などを放置したまま数十匹の猫を飼育し、虐げた疑い。7年前に知人にもらった雌猫1匹が野良猫などと繁殖したのをきっかけに数が増えたという。男は「大家と『飼う猫は1匹』と約束していたが、増えすぎて手がつけられなくなった」と話し、自身は車の中で寝泊まりすることもあった。

posted by しっぽ@にゅうす at 06:38 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

愛犬がごはんを食べたあとなのに欲しがる4つの理由

ネタりか


適量をあげているのになぜ?

餌を欲しがる犬

皆さんの愛犬は、ごはんを食べたあとなのに「もっと食べたいよ〜」とおねだりしてきませんか?
ドッグフードのパッケージに記載された分量を参考に、適量の食事を与えているはずなのにおねだりされると、「どうして?足りていないの?」と心配になってしまいますね。ですが、適量の食事を与えているのであればその心配は要りません。量が足りていても欲しがる理由があるのです。
愛犬が欲しがるからと言ってごはんをおかわりさせたり、おやつを与えたりすると肥満の原因になってしまいます。愛犬を肥満にさせないためにも、愛犬がごはんを食べたあとなのに欲しがる理由を知り、対処できるものは対処してあげたいですね。ここでは、4つの理由をご紹介します。

その1.野生の名残

生肉を食べる2匹の犬

今はペットとして飼われている犬ですが野生時代があり、群れを作って狩りをしながら生活していたと言われています。狩りの成功率は非常に低く、獲物にありつけない日のほうが多かったため、狩りに成功したときは食いだめをする習性がありました。食べられるときに食べておかないと、次いつ獲物にありつけるか分からないからです。
野生時代の食いだめをする習性が今の犬たちにも残っていて、例え食事をしたあとでお腹がいっぱいであっても食べ物を欲しがるのだと言われています。

その2.噛まずに丸呑みしている

食事中の柴犬

わが家の柴犬の食事風景を観察すると、ほとんど噛まずに丸呑みをしているので「ドッグフードは飲み物かい!」と思わずツッコミを入れたくなってしまいます。
よく噛まずに丸呑みなんて、人間の感覚からすると消化に悪い気がして心配にもなるのですが、元々は肉食である犬の歯の構造は人間とは異なり、肉などを噛みちぎるのは得意ですが、よく噛んですり潰すのは得意ではありません。また、これも野生時代の名残ですが、食べ物を他の動物に横取りされないために丸呑みして早食いする習性があります。そして、犬の消化器官は丸呑みした食べ物を消化できるようにできています。ですから、犬は喉に通る大きさの食べ物は丸呑みするのが普通と考えて良さそうです。

ドッグフードは食べやすいので、ほとんど噛まずに丸呑みができてしまい、かなりの早食いになってしまいます。人間でも早食いをするとなかなか満腹感を得られず、食べ過ぎてしまう傾向にあります。犬にも満腹中枢はありますが、その働きが人間よりも鈍いためなおさら満腹感をなかなか得られず、食後でも食べ物を欲しがります。欲しがるままに食べ物を与えていては肥満になってしまいますので、いつもの食事の量で満腹感が得られるように丸呑みしないための対処が必要になります。

丸呑みしないための対処法

愛犬が食事をよく噛まずに丸呑みをしてしまうのが原因でもっと食べ物を欲しがるのであれば、

✔平らなお皿にフードを入れる
✔落ち着いて食べられる環境で食事を与える
✔ドライフードをふやかす
✔早食い防止用の食器を使う
✔いつもの食器にコングなどの障害物を入れる

など、丸呑みせずに食事に時間がかかるような工夫をして対処すると良いでしょう。

その3.ストレス

ドーナツをくわえる肥満犬

犬は繊細で寂しがり屋な動物です。そのためちょっとした生活の変化にも敏感に反応し、ストレスを感じてしまいます。
例えば

✔工事などの騒音
✔引っ越しなどによる生活環境の変化
✔赤ちゃんが生まれるなど家族構成の変化
✔飼い主さんが忙しく、コミュニケーション不足

などにストレスを感じてしまいます。
ストレスは心と体に様々な影響を及ぼしますが、ストレスが原因で食欲が増すこともあります。
最近愛犬が食いしん坊になったなと感じたときは、ストレスを抱えていないか愛犬をよく観察し、もし思い当たる点がある場合は、ストレスが軽減できるように対処してあげましょう。

その4.認知症

遠くをみつめる犬

愛犬が高齢で、食事を異常に欲しがる場合は認知症かもしれません。犬も人間と同じように認知症になると著しく記憶力が低下し、食事を食べたにもかかわらずそのことを忘れてしまってまた食事を欲しがるのです。そして、食べても食べても太らずに痩せていくのが認知症の犬の特徴とされています。
高齢である愛犬が食欲旺盛でたくさん食べているのに痩せていく場合は、獣医師に相談することをオススメします。

まとめ

おやつを食べる柴犬

犬は野生時代の名残や習性から、適量の食事を与えていてもさらに欲しがることがあります。食の細い犬もいますが、ほとんどの犬の食欲は底なしですから愛犬が欲しがるままに食べ物を与えてしまうと、肥満の原因になり身体に良くありません。愛犬の健康のために、食事の量を増やすのではなく満腹感が得られるように工夫をしてあげましょう。
ストレスや認知症などによっても食欲が旺盛になることがありますから、愛犬をよく観察して思い当たる点があったらストレスを軽減してあげたり、獣医師に相談するなど早めに対処してあげましょう。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:38 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする