動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年06月07日

犬・猫の殺処分激減 避妊手術の助成増額が奏功 北九州市動物愛護センター [福岡県]

西日本新聞


 北九州市が力を入れている飼い主に見捨てられるなどした犬や猫の“殺処分ゼロ”に向けた取り組みが、効果を上げている。2009年にスタートした引き取り有料化に加え、15年度から避妊・去勢手術への助成増額などを進めた結果、16年度の殺処分数は3千匹を超えていた10年前の100分の1以下となる29匹に減少した。市動物愛護センター(小倉北区)は「今後も殺処分はできるだけ避け、一つでも多くの命を救いたい」としている。

 動物愛護センターによると、16年度の殺処分数は犬4匹、猫25匹。猫の場合は交通事故に遭って重傷のまま運ばれ、やむを得ず安楽死させた例が多かったという。「2ケタは初めての数字。こんなに少なくなるなんて一昔前までは想像できなかった」。センターの仮屋園弘志所長は話す。

 殺処分数が急激に減ったのはこの10年だ。福岡県は05〜09年度までの5年間、犬猫の殺処分数が全国で最も多かった。関係者は「以前は引き取り数も多く、センターの容量を超えたために殺処分せざるを得ないこともあった」と振り返る。

 このため、県は09年秋、県内全域で引き取り有料化に踏み切った。センターでの引き取り手数料は400〜2千円かかり、やむを得ない場合以外は引き取りを断っている。

 15年度には、市独自に5カ年計画でゼロを目指す「犬猫致死処分ゼロ社会対策事業」をスタート。捨て猫や犬を減らすために避妊・去勢手術への助成金を年間100万円増額したほか、センターが引き取った猫の治療や人に慣れる訓練をする「保護観察室」と、引き取りを希望する市民が間近で様子を見ることができる「譲渡用飼育室」を新たに設置した。

 センターの動物愛護推進担当の野田耕二係長は「センターのスタッフも最近では『どうしたら新しい飼い主が見つかるか』を一番に考えている」と強調。譲渡会も月1回程度開いているという。

 仮屋園所長は「関係者の努力が少しずつ実を結び、以前と比べ飼い主の最期まで育てる意識が高まってきた」と評価する一方、「今も安易に引き取りを依頼したり、飼育を放棄したりする飼い主もいる。ペットを飼うには責任が伴うということを今後も啓発していきたい」と話している。

=2017/06/06付 西日本新聞朝刊=


posted by しっぽ@にゅうす at 07:13 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫の「多頭飼育崩壊」注意 札幌で50匹以上の家も

北海道新聞


写真集が人気になるなど猫ブームの中、避妊や去勢手術をせずに飼い猫が繁殖し続け、世話ができる以上に増えてしまう「多頭飼育崩壊」が、札幌でも起こっている。テレビの報道番組が取り上げたのを機に、かさんだ餌代が経済的に飼い主を圧迫したり、家の中を占拠されたりなど、さまざまな問題が表面化した。猫の保護活動を行っているNPO法人の案内で、多頭飼育崩壊の現場を訪れた。

 札幌市北区の一軒家。家主の60代女性は「少なくとも50匹以上を飼っている」と話す。きっかけは5、6年前、女性が40代の息子と同居を始め、女性が飼育する雄2匹と、息子が飼っている雌1匹も一緒に暮らし始めたことだった。

 3匹とも去勢や避妊手術をしておらず、子猫が生まれた。1匹当たり1万5千円〜3万円かかる手術費用を捻出できず、子猫は増え続ける一方だったという。

 姿は見えないが、家具の裏や押し入れに隠れた猫たちの気配を強く感じる。室内には強烈なふん尿臭が充満し、刺激物をかけられたように目が痛い。女性は「餌代に1カ月3万円以上かけても、満足に食べさせてやれない。処分するのもかわいそう」と訴えた。

 同行したNPO法人「侍にゃぱん」(札幌)理事長の斎藤歌奈子さん(31)は「この環境は、飼い主も猫の健康にも悪影響を及ぼす」と話す。

 女性は5月上旬、知人を通じて侍にゃぱんに助けを求めた。現在は雄と雌の居住空間を分けたり、妊娠している猫を侍にゃぱんが保護するなどの対応を取っているという。

多頭飼育崩壊の問題は昨年11月、テレビの報道番組で取り上げられ、注目を集めるようになった。核家族化や近所付き合いの希薄さ、ペットへの過度の依存などが、背景にあるとされる。支援を行っている全国の猫保護団体も動画サイトやホームページなどで、多頭飼育された猫の保護活動の様子を紹介している。

 斎藤さんは「この1年で札幌市と石狩市で4件の相談を受け、約160匹の保護に関わっている」と説明する。

 雌猫は生後5カ月ほどで妊娠できるようになり、1回に5、6匹の赤ちゃんを産む。避妊などの対応を取らなければ、すぐに子猫は増えてしまう。多頭飼育崩壊の猫は世話が行き届いていないため、人に慣れていない場合が多い。保護しても新しい飼い主に譲渡できるまでには、時間がかかる。

 札幌市白石区のアイリス犬猫病院の中村匡佑(きょうすけ)院長(32)は「猫の飼育費用は1匹で年間17万円かかると言われている。かわいくても、経済面やけがや病気の時にすぐに病院に連れていけるかなどを考慮し、安易に飼わないこと」と強調する。(山中いずみ)

posted by しっぽ@にゅうす at 07:11 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

加入者増える「ペット保険」、飼い主に安心感…回避したい「3つの契約トラブル」

Yahoo! JAPAN


ペットを飼う人にとって、ペット保険への加入者が増えていると朝日新聞が報じている(5月12日付け)。ペット保険は、犬や猫などのペットが怪我、病気になった際、通院費、入院費、手術代などの費用の一部を保険会社が負担するもの。人間とは異なり、ペットには公的な保険がなく、費用も高額になるため、飼い主からは歓迎されているようだ。

しかし「保険金が支払われなかった」等のトラブルも発生しているということだ。ペット保険に入ることのメリット、また契約時に気をつけたほうが良い点はどこにあるのか。ペット保険を取り扱う保険会社での企業内弁護士の経験がある中村譲弁護士に聞いた。

●ペット保険加入のメリットとは

「ペット保険に加入していれば、怪我や病気による治療費の負担が減らすことができるため、いざという時でも、安心感を得ることができるでしょう」

トラブルもあるそうだが、どのような注意が必要なのか。

「契約時には、補償内容等をよく確認し、理解してから契約をする必要があります。よくあるトラブルが、次の3つです。

1つ目が、補償内容について、基本的にはワクチン接種などの予防行為や、去勢・避妊などの健康体に施す処置は治療ではありませんので、補償対象外となっていることです。先天性異常も、契約締結前に症状が出ていると補償されません。

2つ目に注意が必要なのが、保険料について、ペット保険はペットの年齢に応じて保険料が上がっていく商品が多くなっています。契約当初は安い保険料だと思っていたのに、保険契約者にとっていつの間にか高額になっている、というトラブルが発生することがあります。

3つ目が、解約手続の問題です。ペットの『飼い主』と保険契約者が違う場合など、契約の解約しようとするときに誰が解約できるのかトラブルになることがあります。補償内容、保険料や解約手続も契約時によく確認していただきたいです」

加入メリットも大きいだけに、内容はしっかりと確認した上で契約する必要がある。

【取材協力弁護士】
中村 譲(なかむら・じょう)弁護士
ペット保険を取り扱う保険会社での企業内弁護士の経験があり、企業法務案件に力を入れている。特にベンチャー企業法務を専門とし、新サービスの法務戦略立案等を多数扱っている。
事務所名:弁護士法人GVA法律事務所
事務所URL:http://gvalaw.jp/

弁護士ドットコムニュース編集部


posted by しっぽ@にゅうす at 07:07 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペット用の犬猫、約2万5000匹が繁殖から流通で死亡 大手ショップのリスト入手

The Huffington Post Japan


子犬・子猫、流通にひそむ闇 死亡リストを獣医師が分析

 日本では繁殖から小売りまでの流通過程で約2万5千匹もの犬猫が死んでいる。なぜこれほどの数の犬猫が死ぬのか。朝日新聞はある大手ペットショップチェーンが作成した、仕入れた子犬・子猫の死亡リストを入手した。獣医師らの協力で分析すると、ペット流通にひそむ問題が浮かび上がってきた。

 入手したのは、全国で約130店を展開する大手ペット店チェーン(本社は埼玉県内)が作成した、22カ月分(2015年4月〜17年1月)の死亡リスト。同社が仕入れた子犬・子猫のうち死んだものが月ごとに記されており、社内では「D犬リスト」と呼ばれているという。

 月によって若干の違いはあるが、死んだ子犬・子猫について、展示販売していた店舗名▽仕入れ日▽仕入れたペットオークション(競り市)▽種別▽性別▽病状や治療経過、などが記入されている。

 15年10月以降のリストには仕入れ数に占める死亡数の割合「D犬率」も示されており、割合が最も高かったのは230匹が死んだ16年8月で6・0%。月平均は3・6%だった。

 これらのリストを公益財団法人動物臨床医学研究所の獣医師らに分析してもらった。すると「下痢・嘔吐(おうと)」や「食欲不振」が死につながっていると見られるケースが目立った。D犬率が最高だった16年8月では66匹が「下痢・嘔吐」、61匹が「食欲不振」の症状を見せていた。

 感染症が広まっている状況も見て取れた。月によって傾向はかわるが、たとえば15年4月は、死んだ子犬84匹のうち42匹が「パルボウィルス感染症」と見られる症状を発症。また16年8月に死んだ子犬189匹については「ケンネルコフ(伝染性気管支炎)」が疑われる症状が17匹で見られた。猫では「猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)」や「猫伝染性腹膜炎(FIP)」と見られる症例が冬の期間に目立った。

 同研究所理事長で獣医師の山根義久さんは「明らかに感染症にかかっているとわかる症状がこれだけ出ているのには驚いた。繁殖と流通の段階で衛生管理が行き届いていないのではないか」と指摘する。

 一方で、同社で子犬・子猫の健康管理に携わっている獣医師はこう証言する。

 「必死に治療をしているが、店舗に入ってくる段階で既に状態が悪すぎる子が多いのが現実。私たちとしては、繁殖業者の段階で健康管理を徹底してもらいたいと思っている」

(朝日新聞デジタル 2017年05月30日 17時42分)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:07 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猫の汚物放置した自宅で49匹放し飼い 大和署が容疑の男性を書類送検

Yahoo! JAPAN


 猫の汚物などがたまった自宅で多数の猫を放し飼いしていたとして、大和署は1日、動物愛護法違反(虐待)の疑いで、大和市の土木作業員の男性(49)を書類送検した。

 書類送検容疑は、2014年11月ごろから昨年12月19日までの間、猫の汚物や猫3匹の死骸を放置した不衛生な環境下の自宅で、猫49匹を飼い、虐待した、としている。同署によると、男性は「増えすぎて手がつけられなくなった。仕事が忙しく疲れて掃除する時間がなかった」と供述、容疑を認めている。

 昨年12月に住民から相談を受けた県厚木保健福祉事務所大和センターが同署に通報して発覚した。同センターによると、同月から今年1月にかけて保護した猫は76匹に上るという。

 同署によると、男性は7年前から現在の2階建て借家に居住。当初飼っていた雌猫が子どもを産んで増えていったとみられる。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:07 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする