動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年07月08日

犬猫の殺処分減少へ

公明新聞


関係団体と意見交わす
市議会公明党
茨城・古河市

茨城県古河市議会公明党(渡辺松男幹事長)はこのほど、1月から施行された「古河市動物の愛護及び管理に関する条例」をめぐり、市担当者や動物愛護団体「One Life」(羽塲豊代表理事)から話を聞いた。

条例は、動物の愛護や管理に関する市や市民、所有者の責務を明確にし、所有者に対しては、迷惑の防止や責任を持って犬や猫を飼養することを定めている。

羽塲代表理事は、河川敷などに犬や猫を遺棄するケースが後を絶たず、それが殺処分につながっていると指摘した。

その上で、殺処分を減らすには野良犬や猫の増加を防ぐ必要があるとして、「不妊・去勢の徹底や埋め込み式マイクロチップによる身元証明方法が有効だ」と語った。

市担当者は、獣医師と連携を取りながら、検討していく考えを示した。

市議会公明党は、佐藤稔市議が15年9月定例会で、動物愛護の体制づくりを進めるために条例の制定を求めていた。佐藤市議は「“人と動物に優しいまち”をめざし、啓発活動などにより一層力を入れる」と語った。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:30 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペットの認知症を軽減する最善策 愛犬や愛猫と絆を深めることが原点

livedoor


 長命長寿のまま一生を終えてほしい――。その願いは、ヒトもイヌもネコも変わらない。しかし、イヌもネコも、そしてヒトも、長生きすればするほど「認知症」になりやすくなるのは避けられない。

 日本動物病院福祉協会(JAHA)の獣医内科認定医である小宮山典寛氏によれば、「認知症」の症状を軽減し進行を遅らせる最善策は、「早期発見」「早期予防」「早期治療」に尽きると指摘する(参考:動物病院「三鷹獣医科グループ・新座獣医科グループ」のサイト)。

 周囲や飼い主を認識できなくなる機能障害、認知症。正常な加齢変化とは異なる脳の組織構造と脳内化学物質が変化するため、認知能力の衰退、 刺激への反応性・学習力・記憶力の低下、行動の異変が起きる進行性の慢性疾患だ。

 ただ、認知症に罹っても、飼い主は「日常の動作が少し遅くなったかな?」と老化現象と勘違いするため、末期症状の「夜鳴き」や「徘徊」などの症状が現れて初めて気づく場合が少なくない。

大型犬6〜10歳頃、小型犬12〜16歳頃、ネコ11〜15歳頃に発症!

 どんなイヌが認知症に罹りやすいのだろう?  小宮山氏によれば、日本犬が約80%を占めるが、柴犬が約30%と多い。小型犬のヨークシャテリア、シーズー、トイプードルも罹りやすいが、ネコは種による差は少ない。

 発症は何歳頃だろう? 大型犬なら6〜10歳頃、小型犬なら12〜16歳頃、ネコなら11〜15歳頃に起きる。ネコはイヌより少し遅い傾向があるが、高齢前の発症も見られる。

 どのような症状が出るのだろう? まず、イヌの場合――。

●トイレの行動や躾を忘れる。
●夜に大声で鳴く。
●飼い主の認識や記憶を喪失する。
●普段寝ない時間に寝たり起きたりする。
●慢性的で進行性の異常行動が見られる。
●入口や出口を間違えたり、よく知った道でも迷う。
●視覚や聴覚が低下する。

 猫の場合――。

●コーナーの隅から出て来ない、食餌をしたのを忘れる。
●覚えていた行動、躾を忘れる。
●普段寝ない時間に寝たり起きたりする。
●目的なく徘徊し、行動が減少する。
●グルーミング(毛づくろい)が減る。
●夜に大声で鳴く。
●異常に食欲が増す。

 このような症状が出る前に手を打たなければならない。

「見つめる」「話しかける」「触れる」「寝たきりにしない」

 小宮山氏は、柴犬なら7〜8歳頃から、他の犬種なら10歳頃からオメガ3脂肪酸(DHA、EPA、αリノレン酸など)に特化した「食餌療法」を始めることを勧める。食餌療法は、認知症だけでなく、高齢に多い骨関節炎、甲状腺機能低下症、高血圧、脳腫瘍などの他の病気の予防効果も期待できる。

 認知症と診断されたら、どのように対処すべきだろう?

 たとえば、視覚や聴覚の障害が強い場合は、気づく程度の大きさで声をかけたり、手を叩いたりして、予め触られるのを分かるように合図を送る。このように体や精神を刺激し、安全な運動をさせたり、飼い主と遊んだりすれば、進行を遅らせる効果がある。

 人間らしい包括的ケアの技法であるユマニチュードを開発したイヴ・ジネスト氏は、認知症の患者に接する時に大切なのは「見つめる」「話しかける」「触れる」「寝たきりにしない」の4ポイントを挙げている。このメソッドは、イヌやネコの認知症の治療にも応用できるからだ。

 その他の対処法をまとめよう――。

認知症を防ぐ具体的な対処方法は

●コミュニケーションの時間を増やすと脳が活性化する。
●定期的な適度の運動、日光浴、シャンプーを心がける。
●優しく話しながらマッサージをする。
●眼を見て話し、名前を呼びつつ、頭から腰までを優しく触れる。
●座れ、待て、伏せ、来い、付け(後へ)を覚えさせる。
●良質のフードを適正量与え、大食させない、おやつは少量にする。
●肥満にならないように体重管理、運動と食餌量に気を配る。
●高齢なら甲状腺機能の検査を受ける(イヌは低下、ネコは亢進)。
●危険物を除去し、安全な場所やトイレの位置を配慮する。
●ゴミ、ダニの除去、清浄機の使用で清潔な環境で飼育する。
●排便回数(イヌは2.5回、ネコ1〜2回、量、形、臭い)を管理する。
●排尿回数(イヌもネコも2〜3回、姿勢、動作、動き)を管理する。
●可能なら他の元気なイヌやネコと遊ばせる。
●新しい安全な玩具を与え、考えさせる。
●ときどき散歩コースを変え帰り道を覚えさせる。
●家の中の遊び方に変化を加える。
●元気よく快活に接する。
●定期的に健康診断を受ける。

 このようにごく常識的・日常的な対処法ばかりだが、飼い主には少なからず負担になるかもしれない。だが、ケアや管理を中断したり、大きなストレスを与えると容態が悪化する場合があるので、注意したい。

認知症を深く理解し、無麻酔でCT診断できる動物病院が理想的

 診断・治療を受ける動物病院を選ぶ時の注意点は何だろうか?

 認知症に対して臨機応変に即応できる病院はまだ限られるので、病院に行く前に、たとえば「12歳の柴犬ですが、そちらの病院で認知症の診断・治療は受けられますか?」と電話で確認するのが賢明だ。

 症状が進んだイヌは、夜鳴きすることがあるため、対応する夜間診療の病院を探しておく。診断を受ける時は、問題行動をスマホなどで動画撮影し、獣医に見せるのも大切だ。

 イヌやネコが10歳以上になる前に、掛かりつけの病院を見つけておけば、認知症の兆候があれば抗酸化作用を強化したオメガ3脂肪酸などの食餌療法、肥満なら高齢用のダイエット療法、関節炎なら痛みと炎症に作用する食餌療法を提案してくれるだろう。

 できれば、認知症を深く理解し、無麻酔でCT診断できる病院ならば理想的だ。

 兎にも角にも、愛犬、愛猫との絆を深める、それが原点。慈愛こそが認知症の予防・治療につながると信じたい。わが家のワンニャンのためにやるべきことはいくらでもある。焦らず、慌てず、諦めず。この決心を忘れずに接していたい。

※参考文献:「犬の痴呆症判断基準100」内野富弥/日本動物病院福祉協会(JAHA)小宮山典寛「三鷹獣医科グループ・新座獣医科グループ」

(文=編集部)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:24 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飼い犬が赤ちゃん咬み殺し…赤ちゃんいる家で犬買うのは危険?原因は間違った飼い方?

Business Journal


3月、東京都八王子市にて、飼い犬の咬傷が原因となり生後10カ月の女児が亡くなるという痛ましい事故が起きた。一部報道によると、祖父母の家に預けられていた女児がハイハイをしていた際に、ペットのゴールデンレトリバーが突然咬みついたという。
 ペットの犬による咬みつきが原因で子供が死亡したケースは日本だけではなく、15年にはイギリスで生後3週間の男児が同様の事故で命を落としている。また、環境省が発表した調査結果によると、乳幼児以外も含まれるが15年に起きた犬による咬傷事故は4373件にものぼるというのだ。
 そこで今回は、赤ちゃんがいる家庭で犬を飼うことが危険なのかを否かを知るべく、犬の出張トレーニング事業をメインとするDOGSHIP合同会社代表・須ア大氏に話を聞いた。
そもそも犬が人間を咬む理由


 まず犬が人に咬みつくのには、犬の個々の性格ではなく普段の生活習慣が関係していると話す須ア氏。
「現在、家庭で飼われている犬種は、ペットショップ以外に各犬種を専門とするブリーダーによって交配された犬や、ドッグショーで優秀な成績をおさめた血筋を持つ犬が多いのです。何をもって優秀かといいますと、その犬が本来していた仕事、すなわち牧羊犬であったり、狩猟犬であったりと、元の特性が色濃く残っている犬たちが“良い”とされているわけです。そんな羊を追いかけていたような性質を持つ犬が、ビルに囲まれた都心などで暮らすとなると、“ストレスを感じるな”というほうが難しい。
 そして、その犬種が与えられていた仕事に適した運動量や仕事欲を満たしてあげることができなければ、犬としては別の方法で発散しようとするわけです。その発散方法こそが『咬む』という行為につながっていることも考えられます。
 また、人が寝ているときに映像で夢を見るように、犬は匂いの夢を見るぐらいに優れた嗅覚を持つ動物だと言われています。犬に噛まれ、興奮状態になった人間は体温が上がります。ということは、いつもよりも体臭が強くなることを意味している。犬としてみればそれが刺激となり、“反応が返ってきた”と思うことから噛み癖が付くことも考えられます」(須ア氏)

乳幼児がいる家庭での犬の飼育に賛成、だが正しい認識が必要


 では乳幼児の育児中は、犬を飼うことを避けたほうが賢明なのだろうか。
「私はむしろ、赤ちゃんがいる家庭での犬の飼育に賛成です。イギリスでは『子供が生まれたら犬を飼いなさい』という諺があるくらいに、乳幼児にとって良い影響を与えてくれる存在だといわれています。実際に犬がいる家庭の子供はアトピーや不登校になりにくいといったデータもあります。とはいえ、犬に対して無知なまま何も対策しないと、咬傷事故を引き起こしてしまう可能性があるのも事実です」(同)
 そして、「そもそも赤ちゃんと犬の組み合わせにだけフォーカスを当てること自体が間違っている」と須ア氏は続ける。
「先ほどもお話ししたように、犬種に合った散歩量やライフスタイルが送れなくなることが咬傷事故を引き起こす場合もあるのですから、これは飼い主側の問題。たとえば、犬を飼っている家庭が新しい掃除機を購入したとします。犬としては得体の知れない物がいきなりやってきたかと思えば、音を立てて動き出すのですから、びっくりしてしまいます。そのうえ、家族の注目を集めているとなれば、掃除機に対して『気に入らない』といった感情が芽生える。この時と似た心理状態が乳児に対しても生まれる事があるのです」(同)
 では、子供が誕生する前から犬を飼っていたご家庭の場合は、どうすればいいのだろうか。
「本来は群れで行動していた犬という種族は、仲間意識が強い生き物。仲間と認識している生き物や、リーダー(飼い主)が大切にしているものを攻撃する気持ちは起きないはず。ですから、家族という仲間のなかで赤ちゃんを“弱い立場”=“守るべき存在”なのだときちんと認識させてあげればいいんです。つまり、問題が起きてからの対処ではなく、普段からの接し方が重要となります。たとえば、赤ちゃんが来る前に匂いのついたタオルを嗅がせておいたり、声がけしておいたりしておけば、咬傷事故に至る前に予防することができます」(同)
犬を飼う家に乳幼児を連れて行く場合のチェックポイント


 最後に、犬を飼っている家庭に乳幼児を連れて行く危険性についても聞いた。
「犬の種類や大きさにかかわらず、その家庭が普段から犬に対してどのような接し方をしているのかに注目すべきです。犬種を理解したうえで生き方を尊重しているのでしたら、飼い主の動きや声で、赤ちゃんの存在を“弱い立場”だという認識ができます。ですが、犬を必要以上にかわいがっており、“犬の天下状態”となってしまっている家庭に行く場合には注意が必要。人間の生活に合わせすぎた犬が、フラストレーションをなんらかのかたちで発散しようとし、赤ちゃんを“邪魔者”と認識したら危険ですからね。要するに、ペットの犬よりも、飼い主の犬への振る舞いに注目するべきでしょう」(同)
「かわいいから」といった安易な理由で犬を飼い始める人も少なくないだろうが、きちんと犬という生き物がどういった性質を持っているのか、理解したうえで飼うことをおすすめしたい。
(文=増田理穂子/A4studio)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:23 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スマホで逃げた猫捜し 試してみたらかなり便利

日経トレンディ


 日本国内の飼い猫数は増え続け、約985万頭と1000万頭に迫る勢いだ。その約7割が外に出さず飼う“室内飼い”とみられているが、飼い主の一瞬の不注意で家から出てしまったまま戻れなくなる“迷子猫”もまた増えている。またどんなに注意をしていても、震災などが起こったとき、飼い猫とはぐれてしまう事態に不安を抱く飼い主も多い。

 オープンストリーム(東京都新宿区)は、行方が分からなくなった猫をIT技術で捜索する“ねこさがしIoTサービス”「ねこもに」を開発。2017年6月19日に機器を発売し、サービスを開始した。Bluetoothの電波強度を手掛かりに、統計的なアルゴリズムにより飼い猫の位置を推定し、探索をサポートするサービスだという。


「ねこもに発信機」(実勢価格6900円)。通信有効距離は最大約75m(実測値。接続機器・使用環境に依存する)
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「ねこもに発信機ケース」(実勢価格1200円)
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 「ねこもに」は、猫の首輪に付ける発信機と、iPhoneのアプリで構成されている。あらかじめスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、飼い猫に発信機付きの首輪を付けておく。猫が逃げ出した場合、スマホのアプリを起動。通信有効範囲である最大半径75m(実測値)内に猫がいれば、発信機が放出するBluetoothの電波をスマホがキャッチし、スマホの地図画面に猫がいる可能性の高い位置を表示してくれる。


ケースに入れたねこもに発信機を、首輪に付けて猫に装着させる
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ねこもに発信機はケース無しでも装着させられる
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 筆者宅にも猫がいるが、元ノラのせいか外への興味が強く、戸締まりを厳重にしていても脱走の不安がぬぐえなかった。そのため「ねこもに」が2016年10月に発表されてから発売を心待ちにしていたが、本当に離れ離れになった猫を捜せるのか、疑問もあった。そこで発売直前の「ねこもに」を借りて、実際に試してみた。

友達で実験! 30分で見つかった

 本物の飼い猫で実験し、万が一にも見失ったら大変なので、ねこもにの発信機を友人に持たせて試してみた。駅前で発信機を渡した後、近くを歩き回ってもらい、捜索してみた。

 友人の姿が見えなくなって10分ほどたったところで、あらかじめインストールしていたアプリを起動。地図上にいきなり黄色のモヤモヤした模様が現れ、画面右側の「ねことの距離」欄に「20m」という表示が出た。あまりの簡単さに拍子抜けしたが、地図を見ながらその黄色が表示されている場所に移動すると、なぜか色が消えてしまった。


iPhoneに「ねこもに」をインストール
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最初に発信器をアプリに登録する
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 たぶん、友人が移動し、半径75mの外に出てしまったのだろう。10分ほど駅のまわりを歩き回ったが、スマホ画面に黄色の表示は出てこない……。始めたころは小雨だったが、しだいに雨が激しくなってきた。駅の反対側に行くと、やっと黄色の表示が現れたが、同時に何カ所も現れては消えと、不安定……。後で知ったが、雨が降っていると電波が減衰しやすいとのこと。つまり、晴れた日よりも悪い条件で捜したわけだ。それでも30分たらずで再び黄色い表示が現れ、近づいていくとオレンジ色の濃い表示に変化。その場所にいる友人を見つけることができた。

スマホで逃げた猫捜し 試してみたらかなり便利
自由な猫の動きを電波でキャッチ
2017年07月03日
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こういう機器がないと猫を見つけるのは相当難しい

 試してみてつくづく実感したのは、「こうした手掛かりなしに猫を捜すと、見つけるのは相当難しいだろう」ということだ。ねこもにを使えば絶対に見つかるという保証はないが、少なくとも「このあたりにはいない」という見当はつくし、他の場所を捜すことができる。何も手掛かりがなければ、いない場所をあきらめきれずにずっと捜し続けるかもしれない。その間に猫がどんどん遠くに行く可能性もある。

 また、今回は人間に発信機を持たせたので見つけられたが、たとえすぐ近くにいたとしても、車の下に隠れていたり、物陰に身を潜めていたりしたら、見つけられないだろう(猫は、見つかりにくい場所に身を隠す習性がある)。たとえ隠れていても、スマホで「この近くにいる」ことが分かれば、集中して捜せるわけだ。あてもなく捜し続けるよりもはるかに効率的であり、心理的にも不安が少ないと感じた。

 同社では、地域猫(その地域で管理され、地域で飼われている猫)活動をしている団体の協力を得て、約10日間にわたり、外にいる猫を捜すフィールドテストを実施したという。その結果、平均約2時間前後で見つかることが多かったという。2時間というのは、大抵の場合、最初の電波をキャッチするまでにかかる時間で、いったん電波をキャッチすれば、そこから猫の位置を特定できる確率はかなり高いとのこと。今回、自分で試してみても、同じ感想を持った。

どうしても見つからないときは、ペット探偵が手伝ってくれる!?

 懸念は、発信機の通信有効距離が最大約75mということ。75mというのは正直、かなり短い。フィールドテストでも、その距離まで近づくのに時間がかかることがわかっている。GPSなどを使えば、もっと広い範囲から電波をキャッチできるような気がするが……。

 「確かに衛星から電波をキャッチするGPSのほうが幅広いエリアから特定できます。ただGPSは電池の消費量が多く、充電の頻度が高くなる。また猫の首輪に装着することを考えると、猫への負担を減らすために小さく軽いものでなければならない。GPSの部品はコスト高であることもネック。猫の捜索に特化したシステムの場合、電池の消費量が少なく長時間もつBluetoothを採用して軽量・小型化を図ることが現時点での最適解と判断した」(オープンストリーム)

 確かに、猫を捕まえるのに何時間、何日もかかる場合もあるだろうし、捕まえる前に発信機の電池が切れてしまうようでは使い物にならない。ちなみに発信機のサイズは縦22.4mm×横44mm×厚さ8mm、重さ約10g。電池寿命は使用開始から約1年(使用状況により変動)。非常に軽いので、首輪に装着しても重量の差はほぼ感じなかった。

 また同サービスには、家族や友人などとアプリを共有できる「もにとも」という機能があることも、通信有効距離の問題解消に役立ちそうだ。この機能を使えば、複数のスマホで猫もにの電波を受信できるので、広いエリアを手分けして捜すことができる。人数が増えれば75m圏内をキャッチできる確率が高まるわけだ。

 同社では東京海上日動火災保険と共同で「ペット探偵による ねこ捜索サービス保険」も開発した。ねこもに発信機に“捜索費用補償特約”がついた「動産総合保険(偶発的な損害を補償する保険)」を付帯するという。これは簡単に言うと、発信機に損害が生じた場合の製品の交換と、万が一発信機を装着した猫が失踪した場合、ペット探偵(ジャパンロストペットレスキュー)による捜索を提供するもの。補償期間はねこもに購入後、専用アプリに発信機を登録した時点から1年(製品の交換送料、ペット探偵の交通費は別途必要)。ペット探偵による捜索サービスの提供は、1人で捜しきれない人、忙しくて捜す時間を取れない人に歓迎されそうだ。

 実は同サービスは、同社が社内で開催した「新規サービス創造ワークショップ」の一環として開発された。猫好きや猫飼いのメンバーが多く、迷子猫の貼り紙を見て「ITで迷子猫の捜索が劇的に改善できるのでは」と感じたことがきっかけだという。「愛猫が逃げ出し、必死で捜し回った経験を持つ飼い主は多く、結局捜し出せないままということも少なくない。また災害時に愛猫とはぐれる不安を抱えている人も含めてニーズはかなり高く、将来的には約10万頭の利用を見込んでいる」(同社)という。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:18 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野生動物を鎖でつなぎ、猟犬にかませる訓練サービスがロシアで横行 「虐待だ」動物愛護団体が反発

The Huffington Post Japan


野生動物たちを鎖でつなぐなどして、一方的に猟犬にかませる施設がロシアで横行し、問題になっている。

狩猟を控えた犬の訓練が目的だが、動物は大怪我をしたり、死んだりすることがある。動物愛護団体は「虐待だ」と規制を訴えている。

■死亡するまで何度もかませる「コース」も

問題となっているのは、「猟犬訓練センター」と呼ばれる施設。狩猟を経験したことがないダックスフントやジャーマン・ハンティング・テリアなどに対し、野生動物をあてがって擬似的に格闘させ、慣れさせるのが目的だ。

動物愛護団体「ビータ」(モスクワ)によると、少なくともロシア国内で200あり、たいていは町の中心部から離れている。経営者は主に猟犬のブリーダーという。

犬の訓練相手に使われるのは、捕獲した野生のウサギやキツネ、アライグマ、テン、アナグマ、オオカミ、クマなど。高齢のためサーカス団を「引退」して引き取られたり、ペットとして飼われていたがその後捨てられたりした動物もいるという。
hunting dog training center

過去には「レッドリスト」に記載されている希少種が紛れていることも確認された。

動物たちは、犬を傷つけないよう棒をかませられ、鎖につながれたり、センター職員に抑え込まれたりした状態で、ほぼ一方的に犬にかみつかれる。そのため、大怪我をしたり、亡くなったりすることも少なくない。
hunting dog training center


hunting dog training center


利用料の相場は1回500ルーブル(約960円)で、センターによっては、野生動物が死亡するまで継続するコースを設けているところもあるという。

動物の飼育状況も劣悪なケースが多いという。不衛生で小さな檻の中に閉じ込められ、怪我をしても治療されなかったり、抵抗力を弱めるためにえさを与えられなかったりすることがある。

こうした野生動物の扱いに対し、動物愛護団体側は反発。ビータのイリーナ・ノボジロワ代表はハフポスト日本版の取材に対し、「動物の虐待を禁じた刑法をはじめ、少なくとも8つの法律に違反している」と怒りをぶちまける。

だが、狩猟団体側はこうした見方を否定している。モスクワのローカルテレビ局「チャンネル360」に対し、モスクワの女性狩猟グループの代表、エレーナ・ゴルブノワさんは「訓練センターでは、動物たちは獣医学的にもいい環境で飼育されており、猟犬にとっては必要な存在だ」と答えた。

ゴルブノワさんはまた、「猟犬が森の中で準備もないまま野生動物に遭遇したらより深刻な結果を招く」とも話し、センター側を擁護する。

■規制法案の審議、7年たっても進まず

ビータは訓練センターを禁ずる法律をつくるよう国会に求めているが、実現の道のりは険しい。

ロシアではそもそも、動物愛護を目的とした法律が整備されていない。法案は2010年に国会に提出され、ビータも訓練センター禁止に関する規定を盛り込むよう議員らに働きかけたが、内容をめぐっていまだに議員間で合意ができず、審議が進んでないのが実態だ。

「規則がないのは衛生上の問題でもあるし、ひどいケースだと野生動物に残酷な事態を引き起こしかねない」。動物好きのプーチン大統領はしびれを切らし、国会の対応を批判した。

ノボジロワ氏によると、法案は何度も修正され、最新の案ではセンター禁止が盛り込まれているという。だが、禁止反対派による激しいロビー活動が予想されるといい、「さらなる修正によって禁止規定がゼロになってしまうかもしれない」とノボジロワ氏は気を揉む。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:13 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする