動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年10月31日

ローラ、殺処分寸前の猫「ウニちゃん」を保健所から引き取る

アサジョ


タレントのローラが10月24日、自身のインスタグラムを更新し“新しい家族を迎えた”と動画で報告した。といっても、その家族とは小猫の“ウニちゃん”。そこには「保健所から新しい家族をあずかりました♪なまえはウニちゃんです♪これからもよろしくね! 保健所に預かられる猫はその日から3日〜1週間、誰も引き取らなかった場合は、殺されてしまうの。たくさんの子達が幸せな家族のもとにいきますように」(原文ママ)と、コメントが添えられている。

 ローラがウニちゃんとじゃれあう約1分間の動画は、公開からわずか2日で再生回数60万回以上。フォロワーからは「影響力のある人が猫さんを保健所から引き取ってくれて嬉しい」「こういう動き…増えて欲しいにゃ」「よくやった! ペット買うのも免許制にしてほしい」など、称賛する声が寄せられた。

 ローラ同様、犬や猫を殺処分危機から救う芸能人、著名人が増えている。フリーアナウンサーの滝川クリステルは、殺処分ゼロを目指し、2014年に一般財団法人「クリステル・ヴィ・アンサンブル」を設立。自身も2011年に起こった東日本大震災の迷子犬を飼っている。滝川の財団に賛同した女優の柴咲コウは、猫2匹を引き取った。

 また、愛犬家で知られる俳優の坂上忍、動物好きな森泉、大リーグで活躍するダルビッシュ有投手も殺処分寸前の犬や猫を引き取り、世話をしている。

 動物保護団体の関係者は「著名人が、殺処分ゼロに賛同し、SNSやメディアなどで積極的に紹介するようになりました。それによって、保健所に引き取りに来る方が増えました」と大歓迎する。

 米ロサンゼルスに3億円で新居を購入したばかりのローラ。殺処分をまぬがれたウニちゃんも、豪邸の住人になるのだろう。

posted by しっぽ@にゅうす at 08:06 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

繁殖しすぎたネコ53匹、部屋に放置 深刻化するペットの「多頭飼育崩壊」とは

The Huffington Post Japan


ペットが繁殖しすぎて、飼育できなくなる「多頭飼育崩壊」が問題となっている。

神戸市東灘区の市営住宅で、賃貸契約に反して猫を飼い強制退去処分となった女性の部屋には、53匹もの猫が放置されていた。神戸新聞NEXTなどが報じた。

部屋は市営住宅で、2006年に入居。子ども3人と4人暮らしだった。契約でペットの飼育は禁止されていたが、2015年ごろから「ネコのふん尿で悪臭がする」と近隣から苦情が出るようになった。

市は女性に繰り返し対応を求めたが、状況は変わらず、16年10月に明け渡しを求めて提訴。17年1月にこの訴えを認める判決が出て、4月に強制執行に踏み切った。

毎日新聞によると、室内には去勢されていない53匹の猫と数匹の死骸があり、ふん尿で畳が腐るなど荒れ果てていた。

世話ができなくなった女性一家は、そのまま置き去りにして別の場所で生活。市は餌や水を与えに来ることもあったとみているという。猫は市民グループが引き取った。

市の担当者は毎日新聞の取材に対して、「繁殖しすぎたペットを飼育できなくなる『多頭飼育崩壊』の状態だ。悪質な事例が続けば、契約だけでなく市営住宅条例にもペット禁止を盛り込み、罰則を設けることも検討したい」と話している。

■多頭飼育崩壊とは

コトバンクによると、多頭飼育崩壊はネコや犬などのペットが過剰に繁殖し、適切に飼育できなくなるほど増えてしまい、飼い主の生活が破綻すること。

環境省が全国115自治体を対象に実施した2016年度調査では、ペットの飼育で生活環境が損なわれていると近隣住民から複数の通報があった事例は約2200件。

このうち、多頭飼育の目安とされる10匹以上が約3割で、50匹以上も100件を超えた。

中には、事件に発展するケースも。相模原市南区のマンションに住んでいた女性が、排泄物などを放置したまま13匹の猫を飼育して虐待。そのうち死亡した11匹の死骸を埋めたとして、6月に動物愛護法違反(虐待)などの疑いで逮捕された。

こうした事態を受けて、環境省は2018年度から自治体向けに「多頭飼育崩壊」に対処するためのガイドラインを作成する方針を決めている。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:03 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

優良ペット店認定制度導入へ どうぶつ愛護フェスで福岡市表明 [福岡県]

西日本新聞


ペットとの上手な付き合い方を学ぶ「どうぶつ愛護フェスティバルinふくおか」が29日、福岡市中央区の舞鶴公園であった。来場した高島宗一郎市長は犬猫の「殺処分ゼロ」に向けた市独自の優良店認定制度を来年度から導入することを明らかにした。全国初の取り組みという。

 フェスティバルは市や市獣医師会などでつくる実行委の主催で44回目。犬などを連れた市民がブースごとのしつけ方教室や健康相談会、写真展などを訪れた。

 市が導入するのは「犬猫パートナーシップ店制度」。市内のペットショップ133業者のうち、飼い主が識別可能なマイクロチップを皮下に装着した犬猫だけを販売し、かつ市が保護した犬猫の譲渡についても告知するなどしている業者を優良店に認定。ステッカーやのぼり旗を配布する。

 市生活衛生課によると、飼い主が飼えなくなったり、野良犬や野良猫として預け入れられたりして、2016年度に保護したのは633匹。新しい飼い主が見つからなかった306匹は殺処分された。「殺処分は10年前の約10分の1だが、遺棄される犬猫は依然多い。マイクロチップの普及で減らしたい」としている。

=2017/10/30付 西日本新聞朝刊=


posted by しっぽ@にゅうす at 07:43 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米インディアナ州でペットをDVから守る法案提出へ

Yahoo! JAPAN


DVからペットを守る法律(アメリカ/インディアナ州)
人間はなぜ暴力を振るうのだろう。一方では情愛溢れる生き物でもあるのに。大きなものでは国や人種、宗教などによる対立。夫婦や親子、恋人の間にさえ暴力は存在する。ドメスティックバイオレンス(DV)に悩む人たちは、決して少なくはない。

時にそれは動物に向けられることもあり、対象が子供である場合と同じく、言葉をいくら尽くしても足りずに心が砕けそうになる。

たとえば、DVの被害に遭っている人がペットも飼っているとしたらどうだろうか。中には、どこかへ避難したくてもペットのことが心配で家を出るに出られない、ペットを残して避難した場合、代わりにペットが被害に遭う、またはペットをまるで人質のようにして逃げた家族や相手を呼び戻すというようなケースもあるそうだ(*1)。

ペットと一緒に避難できればいいが、なかなかそう簡単にはいかないという事情もあるのだろう。

こういった実情を少しでもなんとかしようと、アメリカのインディアナ州において、1.申立人(被害者)がペットを所有して世話をすることを認めるとともに、2.被告(加害者)にはそのペットに対し、訴訟のようなアクションを起こすことは禁じ、3.ペットを取り戻す際、法の執行官が申立て人に同行する(*2)、といった内容の法案が提出されたということを地元新聞Evansville Courier & Pressが先月報じた(*1)。

この法案の要約文冒頭には、「動物に関する保護命令」とある。Evansville Courier & Pressによれば、法案作成の中心人物である上院議員は、自身が幼少の頃にDVの環境で育ち、現在は愛犬と暮らしているという。それ以上の危険を避けるとともに被害者の心情を思い測ることはもちろん、ペットを保護することの重要性も強く訴えているあたりは、自身の想いもつまった法案ということなのかもしれない。

翻って日本の法律はどうなのだろう。探してみたところ、『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律』というものがあった。

この第3条3項には、「配偶者暴力相談支援センターは、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護のため、次に掲げる業務を行うものとする」とあり、その中の3号に「被害者(被害者がその家族を同伴する場合にあっては、被害者及びその同伴する家族)の緊急時における安全の確保及び一時保護を行うこと」とある。

ペットと暮らす者にとって、ペットは家族であるという意識が強い。ということは、犬や猫を一緒に連れて避難した場合、ペットも保護してもらえるのだろうか?と考えたくもなるが、ペットについては言及していないことは明らかだ。

警察庁が公開しているデータによると、DVの検挙件数は近年増加傾向にあり、平成27年では8006件となっている。このうちペットがいた状況というのは何件くらいあったのだろうか。もしかしたら、DV関連の事案の中で、ペットの存在というのは忘れられている問題なのかもしれない。

ともかく、こうしたことが少しでも減ることを、起こらないことを願いたい。

参考資料:
(*1)Local Senator Vaneta Becker proposed legislation that allows courts to give victims possession of pets / Evansville Courier & Press
(*2)Senate Bill 314, Engrossed Senate Bill (H) / Indiana General Assembly 2017 Session

文/犬塚 凛

@DIME編集部

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2017年10月30日

ペットの「多頭飼育崩壊」全国で問題化

神戸新聞ネクスト


ペットの繁殖で飼育不可能な状態に陥る「多頭飼育崩壊」は近年、全国で社会問題化している。愛護団体は「ペットのかわいらしさにばかり目を向ける人間のエゴが表れている」と責任感の欠落を指摘する。

 市民グループ「北神戸アニマルズ」(神戸市北区)は同市東灘区の市営住宅で見つかったネコ53匹の一部を引き取り、ボランティアらが手分けして飼っている。「衰弱で成長が止まったり、妊娠したりしているネコもいた」という。

 環境省が全国115自治体を対象に行った2016年度調査では、ペットの飼育で生活環境が損なわれていると近隣住民らから複数の通報があった事例は約2200件。うち、多頭飼育の目安とされる10匹以上の飼育が約3割を占め、50匹以上も100件を超えた。

 保護されたペットの飼い主探しなどに取り組むNPO法人「アニマルレフュージ関西」(大阪府能勢町)によると、雌雄のペアなら犬は1年に10匹、ネコなら15匹ほどの子を産む。不妊手術の費用は1匹1万5千〜4万円程度とされ、出費を嫌ったり、手術自体を「かわいそう」と考えたりして繁殖に歯止めがかからなくなる事例が多いという。同法人の担当者は「人間に依存しないと生きられないからこそ、将来を見据えて育てるのが飼育者の義務」と強調する。

 環境省によると、ペットを不衛生な場所に放置して餌や水をやらずに飢え死にさせるなどした場合、動物愛護法違反に当たる可能性があり、100万円以下の罰金が科されるという。(小川 晶、石川 翠)


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ネコ53匹、市営住宅に放置 「ふん尿で悪臭」強制退去

Yahoo! JAPAN


今年4月、異臭などの迷惑行為で神戸市東灘区の市営住宅を強制退去処分となった40代女性の部屋に、ネコ53匹が放置されていたことが、神戸市への取材で分かった。繁殖し過ぎて飼育できなくなり、女性は子ども3人とともに別宅で生活していたとみられる。退去や消毒、修繕などに約1千万円かかる見通しで、同市は悪質性が高いとして一部を女性に請求することも検討している。(小川 晶)

 同市によると、女性が借り主となっていた部屋は3DK(約60平方メートル)。ペットの飼育は契約で禁止されていたが、2015年秋ごろには「ネコのふん尿で悪臭がする」と近隣から苦情が出るようになった。

 女性は同市の改善指導に「片付ける」と繰り返すものの状況は変わらず、同市は16年10月、明け渡しを求めて神戸地裁に提訴。17年1月に同市の訴えを認める判決が出て、4月には強制執行に踏み切った。

 執行の担当者が室内を確認したところ、53匹のネコがおり、木の柱は傷だらけ。畳は腐食し、床に穴が開くなど荒れ果てた状態だった。複数の死骸も確認されたという。残されたネコは市民グループなどが引き取った。

 同市の聴取に、女性は「知らない間に増えた」と説明。「ネコと一緒に暮らしている」と主張したが、電気や水道のメーターはほとんど動いていなかった。同市は、女性らは別の場所で生活する一方、餌や水を与えに来ることもあったとみている。

 ペットの繁殖で飼育できなくなる状態は「多頭飼育崩壊」と呼ばれ、同市では6月にも、須磨区の市営住宅の一室でネコ26匹を飼育する事例が発覚。担当者は「悪質な事例が続くようなら、ペット禁止を条例に盛り込み、罰則を設けるなど厳しい対応を検討せざるを得ない」としている。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:57 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母犬の行動が子犬に与える影響は?

Yahoo! JAPAN


「三つ子の魂百まで」という諺があるが、人や動物でも、幼少期の環境や経験が、その後の成長にどんな影響を与えるか?をテーマにした研究は行われている。

たとえば、ビーグルの8組の親子を観察した研究では、母犬による子犬のケア(体を舐める、排泄を促すために生殖器を舐める、子犬に接触するなど)の密度が高く、その期間が長いほど、子犬の探査行動、およびキャンキャンいう鳴き声を初めて発するタイミングに関連し、ストレス反応行動を減少させるとしている。

反対に、その密度が低く、期間も短いほど体の動きが増し、悲痛な鳴き声や破壊行動と関連すると。

この研究にあたっては、生後3週間の観察をした後、生後58日〜60日で子犬の行動テストを行っているのだが、こうした母犬のケア行動が、生後8週齢の子犬の行動に影響を及ぼすという内容である(*1)。

一方、最近の研究には、将来、盲導犬のトレーニングが予定されている子犬とその母犬について、母犬のケア行動がどう子犬に影響し、また、盲導犬としての適不適に影響するかを観察したものがあった。

そのために、研究者らは98頭の子犬の誕生から成犬期までを追跡調査。その結果はとてもユニークなものとなっている。

母犬としてのケア行動レベルが高い場合、その子犬は将来的に盲導犬のトレーニングに失敗する(不適合になる)率が高い傾向にあるというのだ。前出の研究結果とは真反対と言ってもいいこの結果に、ん?逆なのでは?と思いたくなるが。

そうした子犬は若犬になっても何か問題に直面した時の解決能力に欠け、より不安傾向があって、目新しい問題に直面した時にも声を出しやすいと。

たとえば、授乳の際に母犬が寝そべっている時には、子犬も楽にお乳を飲めるのに対して、母犬が座っていたり、立っていたりする場合、子犬はお乳を求めてより動き、格闘しなければならない。このようなケア行動レベルが低い母犬に育てられた子犬のほうが、将来的に盲導犬のトレーニングに成功する(適合する)率がより高いというのである(*2)。

それはなぜかのか? 考えられるものとして、一つには、立ったまま授乳する母犬のように、ケア行動レベルが低い母犬の場合、子犬にしてみるとなんとかしなければならない小さな課題が目の前にあるわけで、生まれ落ちた時からそれを克服するという経験を積んでいることが、盲導犬に必要な課題をクリアするのに有効に働いているのではないか?ということ。

もう一つには、ケア行動レベルがより高い母犬では、ストレスに関連するホルモンであるコルチゾールの分泌量も高いそうで、それが子犬の行動に影響を与えている可能性も考えられるというのだ。であるならば、社会化期のピークを母犬や兄弟犬と十分に接触して育った子犬はストレス耐性も高いと言われることとも矛盾するのでは?と、やはり考えたくなる。

この結果に対して、別の専門家は盲導犬という特殊な条件を必要とする犬には言えることなのかもしれないが、他の一般的な犬にもあてはまるというわけではないと思うと言っている(*3)。

どうやら、母犬の行動が子犬に与える影響というのは、私たちが考えている以上にもっと複雑なのかもしれない。

参考資料:
(*1)Influence of morning maternal care on the behavioural responses of 8-week-old Beagle puppies to new environmental and social stimuli / Giovanna Guardin et al. / APPLIED ANIMAL BEHAVIOUR SCIENCE, August 2016, Volume 181, P137-144, DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.applanim.2016.05.006
(*2)Effects of maternal investment, temperament, and cognition on guide dog success / Emily E. Bray et al. / PNAS, August 22, 2017, vol.114 no.34, DOI: 10.1073/pnas.1704303114
(*3)Coddled Puppies Make Poor Guide Dogs, Study Suggests / NPR

文/犬塚 凛

@DIME編集部


posted by しっぽ@にゅうす at 07:51 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする